タイタニックの呪いと教訓?

2012-01-17 00:00:17 | 市民A
イタリアの地中海クルーズ客船「コスタ・コンコルディア号」が、座礁し横倒しになった。

ちょうどタイタニック号沈没から100年の記念の年だった。あっち方面から呼ばれたのだろうか。

事故の現場は北大西洋ではなく、イタリア海岸のすぐそば。それも沈没ではなく、横倒しとなった偶然が被害者数が少なかった原因だろう。

costac


報道によれば、通常のコースよりも海岸に近い場所を通ったということや、救命ボートの一部が錆びついて使えなかったとか、救命ボートには乗員たちが先に乗り込んでいて乗客の場所がなかったとか、船長が真っ先に逃げ出してしまったというようなことが書かれている。飛行機から機長がパラシュートで脱出したようなものだ。

一言でいえば、船長がイタリア人だったということかもしれない。船に残るよりも刑務所の方がいいと思ったのだろう。タイタニック号の映画も観ているのだろう。

海岸近くを走った時に、「海図」を使ったのだろうか。海面から下の岩礁などは船からは見えないので海図の確認が必要である。なんとなく「海図なき航海」をしたのではないかとの疑いを持つ。

タイタニックの時は、美観的問題で、救命ボートは大幅に数を削減されて定員を乗せきれなかったうえ、救命ボートを満員にするとボートが沈んでしまうので、ボートに隙間があっても、勝手に船から離れて行ったそうだ。今回はボートの数は、ほぼあったのだろう。

それと、乗員の方はよく緊急脱出訓練をしているようだが、乗客の方は、乗船後24時間内に行われる緊急訓練を受ける前に事故が起きてしまったそうだ。


船舶事故もう一軒。

韓国仁川沖でタンカー爆発。

kirai


最初ニュースを聞いた時、てっきり北朝鮮の機雷(または魚雷)がさく裂したのかと思う。

南北でもう一度戦争が始まるのだろうと思った。それで、防衛大臣は変わったばかりなので、「初仕事」というお題名でブログを書いているうちに写真が手に入るようになり、どうも機雷ではなく上から爆発したように見えた。

積荷がガソリンということで、ガソリンの爆発限界に入った時に何らかの静電気で大爆発となる。その時の濃度は、1.4%から7.6%の間である。おそらくもっと濃度が高いので、何らかの作業を行っているうちに自然とその範囲に達したのだろう。とにかく戦争にはならなかった。


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