最近目に付いた妙な航空ニュース

2010-10-15 00:00:07 | 市民A
最近、航空機関係のニュースをよく見ている。その多くは、「整理解雇」とか、「追加融資」とか、「緊急着陸」とか、「滑走路閉鎖」とか、あまり景気のいい話題ではないが、最近、妙なニュースが増えている。



(ソースが明らかにできないものもあるので、一部あいまいに書き直している。)


9月23日

@エールフランスが「一人旅の子供の隣席に大人はNG」

エールフランスは、「一人旅の子供の隣席には大人以外の乗客を座らせる」とする規則を施行した。小児性愛者の被害から子供を守るため、ということ。隣の席に座る子供がいない場合には隣が空席となる。


この規則については「非常事態の場合に誰が子供を見るのか」との批判があるそうだ。

フランス人の二人に一人は小児性愛者ということなのだろう。


9月27日

@乗用車が第1ゲート突破・犯人、捕まらず

26日午後4時55分頃、成田空港第1ゲートを2人が乗った群馬ナンバーの乗用車が突破し、空港内に侵入。乗用車は第1ターミナルの駐車場の入口も突破し、駐車場で止まる。

外国人らしき2人が別々に逃走したが、27日午後3時現在で発見されたとの報道はない。乗用車の持ち主は「廃車した車」と言っているそうだ。この事件で全ゲートが約15分間閉鎖されたものの、航空機の運航には支障は出なかった。


普通、ゲートを突破するのは逃げるためで、空港に入ってきたのは、海外へ逃亡するつもりだったのだろうか。とはいえ、ゲートで捕まると海外逃亡もできなくなるのだから、まったく理解できないが、警備がお粗末なことだけは、よくわかる。


9月27日

@第2ターミナルの味噌料理店が繁盛

今日の産経新聞によると、今年4月に成田空港第2ターミナル制限エリアにオープンした味噌料理専門店「BLUE SKY MISO KITCHEN」が繁盛している。1日平均約400人が利用し、その9割が外国人、とのこと。


実は、第二ターミナルは、完全に中華空港の体になっている。先日もロビーにいきなり中国語が流れてきた。どこの国際空港でも、はじめに現地語が流れ、次に英語が流れるか、その逆が多い。成田第二ターミナルでは、いきなり中国語が流れ、それで終わりである。

ところで、味噌料理ってなんだろうか。味噌煮込みうどん、味噌カツなどが思い浮かぶ。味噌田楽とかあるのだろうか。札幌味噌ラーメンは?

10月4日

@6人の乗客を座席なしで5時間飛行・ロシアの航空会社

日付がはっきりしないが、最近、ロシアの「タタールスタン航空」機がトルコのアンタリアからロシアのエカテリンブルグまでの便で、機材変更のために座席が6人分足りなくなり、この6人に座席を与えないまま約5時間飛行した事件があったとのこと。

旅行会社は7時間後の後続便を利用するように説得したとのことだが、6人が納得しなかったための措置、としている。しかし、6人はこの措置に納得せず、旅行会社に1人当たり約40万円を賠償するように求めている、とのこと。6人は「揺れの激しい中、本当に怖かった」と話している。


中国格安航空である春秋航空は立ち乗り席を検討しているようだが、ロシア機には、「吊り革」が必要なのかもしれない。少し気になるのが機内食。立ち食いだったのだろうか。でも、結構、飛行機が満席ということは、新興国の経済発展の象徴みたいな話だ。

10月6日

@出発が遅れて乗客1人でシンガポールから上海へ

中国の新聞が伝えているところによると、3日正午頃に上海に到着したシンガポール発のA330型機(定員約280名)には乗客が1人だけだった。乗務員は16人。

事の起こりはこの便は2日の午後4時35分発だったが、出発直前に約8時間遅れるとの連絡が入る。このため、約200人の乗客の内、半数は別便に乗り換え。ところが、午後8時頃になって、さらに出発が遅れて3日の午前2時頃になる、との連絡が入る。このため、残っていた乗客も1人を除き、他の便に乗り換えて上海に向かった。

しかし、たった一人残った中国人男性は「どうしてもこの便で帰る」と説得に応じなかった。このため、結局、この乗客だけを乗せ運航されたとのこと。男性は「農民である私が、“チャーター機”に乗った。実に気分がよい」とコメントしたそうだ。


何か、特別な理由がありそうな気もするが、他人の迷惑を顧みないという点においては、世界で一番は間違いない国民なのだろう。

モラルということをJ国とC国と比べてみると、J国の方は、近代における体制転換(明治維新、敗戦)を、「あっ」という間に済ませたため、伝統的な道徳観が崩れないで、体制変化を乗り越えていったのだろう。

C国の方は、国内にアヘンが蔓延したり、清帝国の崩壊が、ゆっくりと進んでいき、さらに思わぬ方向に進んだりして、結局、150年以上かけてモラルが存在しなくなったのだろう。そういう意味で、J国の方でも、1990年頃から続いている「失われた20年」の結果、モラル喪失人間が増殖していることは、間違いないだろう。


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