エア将棋:空中の盤上に「一手」

2014-07-19 00:00:24 | しょうぎ
airshogi「THE21」という雑誌がある。2014年8月号は、「全ビジネスパーソン必読」ということで、『スキルとしての教養入門』を特集。といってもたいしたことではなく、有名経営者の愛読書とかそんなものなのだが、異色として元国際線キャビンアテンダントの美月あきこさんによる「ファーストクラスに乗る人の教養の使い方」というページがある。

ファーストクラスに乗る人と教養のある人の間に相関関係があるのかどうかの基本的疑問は封印して素直に読むと、エグゼクティブの人の読む本は歴史小説や伝記が多いが、将棋の本を読む人が意外なほど多かったこと、だそうだ。

こんな記述に驚かされる。

ページをめくりながら、空中の盤上に一手を指す「エア将棋」をしている人もいたほど。相手の出方を読む、という意味で、経営と親和性が高いのかもしれません。


どうも新しい種類の将棋らしい。動物将棋の一種で空中に展開するのだろうか。カラス、ハト、スズメといった駒があるのだろうか。コウモリとかムササビ、ハエなんてキャラクターもあるといいかもしれない。王様は、女王蜂。

ところで、エア将棋というゲームを調べてみると、どうも実在するゲームで、二人で行うのが正式らしい。というか、戦前は「め○○将棋」といっていて、そのうち「目隠し将棋」になり、さらに「脳内将棋」になったゲームの最新の呼称らしい。

となると、ファーストクラスで行われていたエア将棋とは少し違うような気がする。何しろ一人で行うわけだ。

国際線ファーストクラスに座って確認しないといけないかもしれないが、「教養人」じゃないので、乗らずに単に推測するだけなのだが、

詰将棋の本を読んでいただけじゃないかな。


さて、7月5日出題作の解答。

a12


0719k


質駒を作りながら進み、Uターン。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。(またしても、誤図でしたので、張り替えました)

07192


妙な場所に玉はいるが、どこにいてもこの手筋が使える。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数を記していただければ正誤判断。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ((蛇塚の坂本)
2014-07-21 09:51:49
最終手○○○までの○○手詰みと成りました。最初2五歩の意味が解りませんでした。2八に合いをしようか悩みましたが、辞めました。
返信する
Unknown (おおた葉一郎)
2014-07-21 09:53:07
坂本様、
正解です。
そうですね。ご指摘のように2八歩に限定してから、打開する方がいいですね。
返信する

コメントを投稿