鍋は囲むものとは限らずか

2007-12-18 00:00:07 | あじ
881281b2.jpgちょっとした都合で、たまたま、自宅で一人で食事をすることになる。が、スーパーに買い物に行ったら、突然、「鍋物」が食べたくなってしまった。

しかし、通常、鍋というのは一人ではしないものだ。ときどき、旅館の宴会飯で解凍しきれてない刺身や、衣倒しの海老天とかと一緒に、ごく小さな鉄鍋を固形燃料で熱して、馬肉風の硬い牛肉のスキヤキを食べたりすることはあるが、あれは料理じゃない。給食だ。

さらに、各材料を用意すると、一人分には多すぎる。白菜だって、豆腐だって、葱だって、鱈のパックだって、なんでも一人分じゃない。それらの材料を4人分買うと、一人で4日連続鍋になる。飽きたからってチャーハンには転用できない素材ばかりだ。

ところが、一人鍋。

鍋、囲めず。

一人分だけを使い捨てのアルミ風の鍋に作り分けていて398円。うどん付きだ。「もつ鍋」と「ちゃんこ鍋」が、それぞれ、みそ味としょうゆ味。そして「もつ鍋」は一週間内に食べたばかりなので、「ちゃんこ」の方にする。そして、ちゃんこと言えばみそ味でしょってことで、みそちゃんこになる。

そして、そのままアルミ鍋を火にかけてもいいのだが、一人用の鍋に入れ替えてみる。この一人用の鍋は、名古屋へ出張の際、帰りに山本屋の味噌煮込みうどんを買ってきて、自宅で食べる時に使うためのみしか稼働しないのだったが、新規事業だ。

881281b2.jpgそして、ちゃんこは、「最初から全部の材料を煮込む」という技術度の低い料理なのが特徴であるので、ある程度、誰がやっても同じようになる。具が半分なくなったところで添付のうどんを投入。

そして、一通り鍋の具がなくなったところで、ご飯を投入して、雑炊ができあがる。葱を刻んでというのでは、味噌ちゃんことの味の連携が悪いように思えて、細かく切ったオクラを浮かべることにする。最後に溶き卵を加え、火を消して、蓋をして待つこと3分。オクラの粘っこさとちゃんこの味が合体して、なかなかいい。

そして、この後の話を、「やがて悲しい男性料理教室」の話にするか「ちゃんこはどこから来たか?」にするか、色々考えた結果、きょうは、「相撲取りの話」にする。それも、高砂親方。元朝潮。現役の頃は若い衆を連れて夜の銀座を流していた。大名行列ではないが、ご一行様が、こちらの店からあちらの店へと移動するのに、怖いからみんなが避けて歩く。

まあ、そんなことやっているから、こんなことになったのだろう。まだ朝青龍の方が強いだけ救われる。よく考えれば、高砂と言えば五大一門の一つ。相撲協会広報部長というのは要職風でいて、実際、多くの会社でも広報部長は閑職みたいなもので、仕事はイマイチだが、家柄が良くて交際費をバンバン使うような中二階族が就いている。彼の次のポストが見ものだ。

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