4番目のメダルは

2012-08-14 00:00:03 | スポーツ
オリンピックが終わり、選手たちはそれぞれの国に帰国する。(カメルーンの選手数名は行方不明になった。原因不明。)帰国した選手を大別すると、次のようになる。

金メダルの選手
銀メダルの選手
銅メダルの選手
その他の選手

皮肉なことに日本と韓国とが2競技で銅メダルを争う日に、韓国大統領が日本領竹島に上陸し、旅券法違反を犯した。また、領土問題が存在していることを、あるサッカー選手が世界中に発表し、個人的に銅メダルをもらえないことになりそうである。メダルを貰うと兵役免除となる国なので、彼は兵役義務を負うことになるのだろうか。竹島守備隊員として岩山生活を送るのだろう。

ところで、今回のロンドン大会には204ヶ国が参加している。1896年のアテネ大会の時は14ヶ国。1964年の東京大会では93ヶ国が参加している。実はこの204ヶ国の中でも今まで一個としてメダルを獲得していない国が、約80ヶ国ある。その中で、今回、1ヶ国がノーメダルからワンメダルに昇格した。バーレーンである。陸上女子1500Mで銅メダル獲得。

そこで思うのだが、国の数が増えた結果、小国ではメダルを取ることが至難の業になっている。もちろん参加することは重要だが、大金を費やして出場する以上、たまにはメダルの1個でも欲しくなるのが人情である。

要するに、メダルの数を増やしたらいいのではないだろうか。とりあえず、銅メダルの下に4位賞を作ってはどうだろうか。本当は5位も作ってもいいのだろうが、多くの競技でトーナメント方式を採用している関係で、4位なら簡単だが、5位を決めるとなると、かなり大変なことになるだろう。

では、4位は、何色のメダルにすればいいのだろうか。

まず、現在だが、金メダル(銀素材に金メッキ)、銀メダル(銀素材)、銅メダル(銅に少量のスズを混ぜ青銅にしている)。銅に続く素材というのも難しい。たとえば貨幣によく使われるのがニッケルだが、鉄みたいなものだ。プラチナでは地金価格では金メダル並で、銅メダルよりずっと立派だ。チタンは色合いはいいが、軽過ぎるのが問題だ。アルミは論外だろう。

ということで、金属といえば、元素表で確認すると、実は「金・銀・銅」は表の中では縦に並んでいるのである。つまり同族。第11族に属している。そして都合のいいことに、第11族には4つの金属元素が含まれるのである。上から銅・銀・金。そして4番目が元素番号111。元素名は、レントゲニウム。まだ、名前がついてから10年経っていない。第一回ノーベル物理学賞のレントゲン博士に因んだ名前である。

ただし、この元素は自然界には存在しないのが玉にきずということである。


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