リアスの碁石

2020-03-06 00:00:00 | あじ
年始めの囲碁将棋大会で将棋の部のボランティア審判をした時に、参加記念としていただいた「リアスの碁石」という茶菓子をいただく。囲碁のことは詳しくないが、岩手県の大船渡の海岸が古くより碁石海岸と言われていて、復興記念として毎年囲碁大会が開かれているそうだ。2019年は第六回で、棋士の他にも山下洋輔氏の演奏もあるし、囲碁神社参拝などもあって、5日間にわたる大イベントのようだ。

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その大会を記念して斉藤製菓という会社が考案したのが『リアスの碁石』である。

そもそも碁石海岸というのは、海岸が砂浜ではなく、ツルツルした碁石のような石の浜に見えることから名付けられたそうで、実際にこの浜の石を磨いて碁石を作っているという意味ではないそうだ。

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HPによれば、12個入りで1350円ということで、包装を解くと、薄い円形の菓子である。ただし、表面に囲碁の盤面がプリントしてある。思えば、プリントされた食べ物を食べたのは、六本木のラーメン店の海苔の表面に人生訓が白文字で書かれていたこと以来かもしれない(本当はプリントではなく焼き込まれたものかもしれない)。

HP上は中には黄身餡の中にチョコチップが入っていているのだが、実感としては白餡の中に小豆が入っていて、内側も白黒にこだわったのだろうと思ったのだが、どうも舌の勘違いだったようだ。