今年の応援の続き

2015-02-07 00:00:27 | しょうぎ
1月3日に、「今年の応援」として3人の棋士を挙げた。熊坂プロ、糸谷プロ、伊奈川女流プロ(**プロと書くと、ゴルファーみたいな感じだなあ)。

本当は、この中で伊奈川女流初段について書くことがあったのだが、現在の諸事情につき、公開延期とすることにする。一緒に書きたかった棋士は中田功、村中、門倉、香川女流の合計5人の棋士グループ。まあ、わかる人はわかるでしょうが、「対立するグループ」とか「不振の連鎖」とか殺人関係の言葉が並ぶので、まあ不見識の極みと思うので自粛。

kumakura


となると、おもしろい話はあまりないのだが、断崖絶壁の熊坂五段だが、プロ残留のための目標の17勝を目前に急ブレーキ。もう、負けられないという切迫状況でどう頑張るのだろうかと、この話題もコトバを選ばないといけない。引退を予期して開始した将棋塾(仙台)では20人に教えているということだが、これがなかなか本格的に教えるとなると難しいはず。クマーとニックネームが与えられていたが、ネット上では「次のクマーは誰だ?」と既に話題になっていて、心を痛める展開になっている。

静かに見守るしかない。

ついで、「イトダニー」と実在の生物の名前を与えられた糸谷竜王。今年度7割7分超と驚異的かつ脅威的勝率である(羽生名人の7割5分もスゴイが)。私が応援してもしょうがないので、見つけたエピソードだが、奨励会時代に、「相手の駒を取った後、相手の駒台に乗せる」という反則で負けたことがあるようだ。

私の感覚で恐縮だが、相手の駒台に乗せる、という行為は数十年将棋を指してきたものの、やったこともないし、やる可能性もないと思うのだが、何があったのだろう。その持駒を相手に使わせて反則勝ちしようとしたのだろうか。それなら、相手がトイレに立った間に自分の駒台から飛車を相手の駒台に移した方がいいように思うが、それができるなら相手の駒台から飛車を一枚失敬してしまった方がいいように思う。奨励会では、記譜も残さないし。


さて、1月24日出題作の解答。

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初手を発見の上、あとはひたすら駒繰りを続ける。

動く将棋盤は、こちら


今週の出題。(余詰めを修正後

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いつもより、ぐっと簡単。同じような形でいくつか作ってみた中の1題。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。