小学生強豪の得意技は?

2013-08-03 00:00:49 | しょうぎ
7月27日(土)に倉敷市で行われた全国小学生倉敷王将戦に首都圏の教室で教えている児童が県代表として出場するということになり、元より倉敷にも所在しているわけで、「応援」に行った。わざわざ倉敷まで応援に行くと勘違いされても困るので、保護者の方には「2ヶ所で仕事をしているので」というようなことを話したが、理解されたかは疑問。

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ともあれ、午前中の予選に応援に行くが、応援といっても助言するわけにはいかないのだが、弟子の結果に一喜一憂するのは、プロでもアマでも同じだろうか。

そして、3戦3勝しないと午後の決勝トーナメントには進めないのだが、残念ながら2勝1敗ということとなった。

が、残念ながらというのはもう一つあって、その一つ負けた試合のこと。

対局中、相手選手は持駒を握りしめていて、相手が何を持っているかわからなかった、ということだったそうだ。

終わってから言うことではないのだが、どういうことなのだろう。

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確かに、持ち駒を相手に見せないように隠してはいけない、というのはルールにはなく、反則にはならないのだが、かなりの問題行動である。反則ではないので対局を見回っている審判員は注意しなかったのだろうが、そういう子が県代表で出場すること自体、かなりの不思議。

独学で代表になるのはかなり難しいわけで、指導を受けたり、道場で練習したりしているはずなので、その間に「駒の握りしめ作戦」は、厳重注意を受けていたはず。となれば、マナー上はダメでも違反行為ではないのだから、大会でこの作戦を使ってみようか、と思ったのだろう。

そして、決勝トーナメントの上の方まで上がっていったようだ。


そういう不公正な作戦ばかり考える子は、日本国籍では肌が合わないだろうから、早いうちに近隣の東アジアの国の国籍に変わった方がいいかもしれない。もっともシャンチーもチャンギも、持駒を再利用することはできないのだが。


7月20日の出題作の解答。

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動く将棋盤は、こちら


今週の出題。

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最終手が怪しい手になる。

総手数のヒントだが、私の出身高校の野球部員の人数と同じである。(3ケタではない)

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数を記していただければ、正誤判断。