ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダーセイバー 第8話「封印されしは、アーサー。」

2020-10-25 18:31:53 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第8話「封印されしは、アーサー。」

 初登場以来出番が無いなと思っていた尾上そらですが、今回再登場。割と覚悟が出来ていて驚かされましたが、それなら何故うっかりアルターブックを開いたりしたんだろうか…

 さて今回は前回手にした「キングオブアーサー」の力を扱えるか苦悩する飛羽真が描かれることに。そんな飛羽真を仲間たちは心配し、飛羽真は周りが見えなくなっていたこと、そして自身が小説家であることを思い出して作戦を立案する…という流れなのですが、何というか「今やる話かなぁ、これ
」と思ってしまいました。
 倫太郎は前回何も言わずにリベラシオンにこもり、賢人も飛羽真にあれこれ背負わせたくないという思いがあるにしろカリバーが父であることは黙っています。そんな彼らから「何かあれば相談して」と言われても、君らも飛羽真に相談しなよ…と思ってしまったのが正直なところです(汗。

 その後の戦闘においても、飛羽真の筋書どおりに話が進むのはやや違和感がありました。戦いを筋書どおりに進めるためには、味方のみならず敵の性格も把握しておく必要があるでしょう。飛羽真がレジエルやストリウス、ズオスがどういった性格の人物なのか把握していたとはとても思えません。そこら辺は倫太郎たちから聞いて作戦を修正したと考えることも出来ますが、あの描写だと「飛羽真が全部考えました」という風に感じてしまいますね。
 加えて賢人と蓮がベストコンビだと言っていましたが、実際の戦闘ではコンビプレーが披露されたようには思えませんし、前回倒したズオスならともかくレジエル相手に何故倫太郎が圧倒出来ると思ったのかとか、なんか、こう…もうちょっと話が進んで、敵味方の戦力や状況を把握した際に描くのであれば納得できるけど、次から次にキャラが出てくる中でやる話の流れではないかなと感じました。

 仮面ライダーセイバーが、文字通り「仮面ライダーセイバー」にファイナルフォームライドする流れは面白かったですけど、盛り上がりどころのはずなのにあんまり盛り上がれなかったなぁ…と。


 そういえばアヴァロンに向かう途中で飛羽真が出会った人物は一体…未来の自分自身とか、そんな感じでしょうか。実は「仮面ライダーセイバー」の世界は、とある人物によって書かれた巨大な一冊の本の中の出来事だった!とか無くは無さそう。

 何故かシャルモンのおっさんと弟子っぽい人物が出てきたところで、また次回。鎧武外伝の宣伝だとは思いますが、それなら凰蓮さんには城乃内を担いででも逃げて欲しかったな…愛弟子を置いていくような人じゃないでしょ…それはそうとライチアームズカッコいいですね…
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ヒーリングっど♡プリキュア 第30話「キャラがバラバラ?動物園の休日」

2020-10-25 18:09:58 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第30話「キャラがバラバラ?動物園の休日」

 前回までの話で「のどかたちの担任の名前が円山先生」だと覚えていた視聴者は一体何人いたのでしょうか…

 さて今回はサブタイトルどおり動物園で休日を過ごすのどかたちが、担任の円山先生と息子の孝太と出会うお話。動物が大好きな孝太は友人の秀一と「ライオンとトラ、どっちが強いか」で喧嘩中。そんなあなたに仮面ライダーオーズ。終盤結構出番の多いラトラーターコンボ、カッコいいよ!(笑。
 孝太は秀一と意見が合わないことに不満を抱いていたものの、のどかたちは見たい動物や食べたいものこそバラバラだが、それ故に自分では気づけなかった魅力に触れることが出来てとても楽しそうにしていました。キャラがバラバラだと孝太たちのように喧嘩することもあれば、のどかたちのように世界を広げることも出来るというお話でした。

 てっきりのどかたちが孝太と秀一の間に入ってアドバイスをする…という流れかと思いましたが、アドバイスの役は父親であり教師である円山先生が担い、のどかたちは行動でキャラがバラバラなことの良さを示す役割でした。戦闘でも「それぞれ個性が違うからこそ、見えてくるものもある!」的な話をするかと思っていたものの、そういったこともなく。孝太たちが自分たちで問題を解決していたのはちょっと意外でした。
 あと、円山先生ものどかたちのキャラが違うというのは担任故に把握しているようでしたが、クラス内での描写がそんなに無いので、説得力にはちょっと欠ける気はしますね…

 で、ある意味今回のメインであるビョーゲンズ側、まずはダルイゼン。今回も「生きてるって感じ」と呟いていましたが、これも今思えばのどか由来だったんだなーと。そして何よりも、のどかに対して「元気?」という言葉を投げかけるダルイゼンが印象に残りました。のどかが元気になったのはダルイゼンが出ていったからであり、しかしそれによって地球が蝕まれようとしているわけですから、たった一言で物凄くのどかを煽っている感じが伝わってきます。

 続くシンドイーネはキングビョーゲンの一番になりたいと願うがあまり、何と自らにメガパーツを注入。これが暴走したのが最近CMでちょくちょく出て来る弓矢のお披露目相手かと思いきや、何とシンドイーネはすんなりパワーアップ。これでキングビョーゲン様の一番になれる!…わけは無いと思います。だってダルイゼンもグアイワルも、同じテラビョーゲンなら出来ることでしょうし…いずれメガパーツをもっと大量に取り込んで暴走しそうだなぁ、シンドイーネ…

 次回、何やらメガビョーゲン以上にヤバそうなのが出てきそうですが、これがギガビョーゲンと呼ばれるようになったりするのかな?いずれにしろ、人間をビョーゲンズに変えてしまえるのは非常に厄介ですが、如何に対処するのか、気になるところでまた次回。
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ウルトラマンZ 第18話「2020年の再挑戦」

2020-10-25 06:40:19 | ウルトラマンZ
ウルトラマンZ 第18話「2020年の再挑戦」

 ご昭和ください彼の名を!というわけで今回は54年の時を経て誘拐怪人ケムール人の再挑戦!

 そもそも最初の挑戦であった54年前の話というのは、ウルトラQ第19話「2020年の挑戦」になります。直前の第18話には今回その性質故に誘拐されてしまった地底怪獣パゴスも出てきます。
 神田博士の著書「2020年の挑戦」に記されたとおりに次々と起こる誘拐事件。その元凶は500歳という長寿を得ながらも肉体の老化だけは止められなかったケムール人によるものだった。果たして2020年の時間を持つケムール人を倒し、誘拐された人々を救うことは出来るのか…という物語。「再挑戦」の劇中で語られたとおり、民間人と警官隊の活躍が光る名作です。そんな彼らをジャグラーも賞賛してくれたのが凄く嬉しかったです。

 「挑戦」に出てきた著書「2020年の挑戦」は、今回の再挑戦においてもカオリが読んでいた本として登場。
 観覧車は当時ケムール人が破壊したものと同様のデザインだったと思います。ケムール人といえばあの独特な走る様が有名かと思いますが、観覧車もまたケムール人に欠かせないものですね。「ウルトラ怪獣名鑑」でも一緒にフィギュア化されていたかと。
 また、ヨウコ先輩がカオリの後を追って入った倉庫にあった木馬は「挑戦」のラストシーンに登場したものでしょうか?

 今回の「再挑戦」においても、あの観覧車が登場していましたが、他の遊具が取り壊されていたにも関わらず、何故あの観覧車だけが残っていたのか。もしかすると、ケムール人に破壊されたため新造することになり、その結果、他の遊具よりも比較的新しかったから、今も壊されずに原型を留めているのかもしれませんね。単に壊すの大変だからとか言わない(汗。


 さて話を「2020年の再挑戦」に移しますと、全体的にどこか静かな雰囲気が漂っており、色合いもやや薄めというか暗めだったのは、ウルトラQを意識してのことでしょうか。
 ハルキが出会った謎の女性カオリ。ハルキが「怪獣退治の専門家」だと知ると、自分を殺して欲しいと願う彼女の真相とは…な、お話で、ハルキの優しさとカオリの強さが描かれていました。

 カオリの事情はケムール人本来の目的を考えると納得のいくものだったのでした。
 54年前の「挑戦」においても、ケムール人がある人物に化ける描写がありました。しかし今回の状況を鑑みるに、あれは化けていたのではなく、あの時既に融合が進んでいたのではないか?とも考えられると思います。その後の対応が功を奏しただけであり、ケムール人の弱点であるアレが無ければ危機的状況だったのではないかと。
 加えて「挑戦」のラストはあんな感じですから、ケムール人を倒して「終」とはならないのは54年前に描写済み。今回の再挑戦で改めて「挑戦」が恐ろしいものだったと認識しました。


 ゼットさんは補修(ボイスドラマ参照)の甲斐あってか、ケムール人の消去エネルギー源を警戒。ベリアロクも消去エネルギー源が詰まった爆弾が異次元空間で爆発させるべく力を貸してくれたわけですが、肝心のハルキは事情が事情なだけに手が出せない。最強のデルタライズクローであれば消去エネルギー源にさえ気をつければ楽勝かと思いましたが、こうくるか…
 今回もベリアロクのおかげで何とかなりましたが、出来ればゼットさんももうちょっとハルキに声をかけて欲しかったかなと。急かしてはいましたが、こう、相棒としてもっとこう…

 「挑戦」のラストはアレでしたが、「再挑戦」は穏やかな雰囲気に包まれたまま幕を閉じることに。カオリの事情を考えると万事解決ハッピーエンド!とはいいがたいものの、そこはハルキのフォローが光っていました。


 と、いった感じの再挑戦、堪能させてもらいました。改めて「2020年の挑戦」がどれほど恐ろしいものだったかを知り、そして人間の体が衰えた時再びケムール人がやってくるという「2020年の再挑戦」が今回で終わりではないということを思い知らされた話でした。
 そして次回!あのヒーローが!銀河連邦遥かに超えて!光と共にやってくる!「最後の勇者」ってのは「Z」だからですかね?名前の由来はあまり考えてきませんでしたが、「自分が倒れても他の誰かが戦ってくれる」と油断せず、いつだって自分が最後だという覚悟と責任を背負って戦うべきだとか、そういった意味も込められているのでしょうか。
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ポケモンソード日記 その20 カンムリ雪原到着編

2020-10-24 06:05:09 | ポケモンシリーズ
 というわけで10月23日からポケモンソード・シールドのエキスパンションパス第2弾「冠の雪原」の配信がスタートしました!早速出発!


 した途端に豪快なトレーナー・ピオニーに出会いました。愛娘のシャクヤを溺愛しており、親子仲が険悪というほどではないものの、娘は父からの猛烈なアプローチに困惑気味の様子。
 このピオニーがまた面白いキャラをしてまして…もう熱量が凄いのなんの。突然奇声を発したかと思えばあんなことになったり、これまでのポケモンでは見なかった演出を入れてきたり、かと思えば意外な一面を披露したりと、まだ最初のバドレックス絡みを終えた段階だというのに、かーなーり印象に残るキャラクターです。こういうキャラ好き。

 で、そんなピオニーの後を追いつつ、近くの草むらを探索していると…


 …へ?アマルス!?君化石ポケモンだよね!?何しれっと野生にいるの!?


 そして別の場所ではプテラが空を飛んでいる…何なんだここは!?
 ソード・シールドはこれまで野生で見なかったポケモンが続々登場していましたが、まさか化石ポケモンたちが復活しているとは思いもしませんでした。でもまぁ、化石復元の技術は初代の時点で確立されているわけですから、化石さえ見つかれば復元し、個体数を増やすことも出来るのも当然といえば当然か。




 それはそれとして。ピオニーの後を追っていくと、今回の目玉の一つである「ダイマックスアドベンチャー」に挑戦!
 ここではポケモンをレンタルして、4人で巣穴を探索。捕まえたポケモンと手持ちのポケモンを入れ替えることも出来るので、最後に待ち受けるポケモンを想定したり、次に進む道によって交換していく…というのを思うと、どことなくエメラルドなどにあった「バトルファクトリー」を思い出しますね。
 また、一緒に戦ってくれるトレーナーやポケモンも頼もしく、普通に攻撃してくれます。もうカウンターやミラーコート、てだすけに悩まされることが無いと思うと寂しい…いや全然寂しくないですねマジ勘弁してください(汗。あとバリアが無いのも戦いやすい。



 初回挑戦時、最後に待ち受けていたのは何とスイクン!いやー、いつ見てもカッコいいですね!負けたけど!(汗。だってタイプ相性有利じゃないもの…フリーズドライあるかなって…
 負けてもストーリーは進むようですし、捕まえたポケモンのうち1匹連れて帰れるものの、折角なら捕まえてから進みたいと思い、再度話しかけると


 おー!直前に戦った相手と再戦できるのか!再度巣穴の奥に進む必要があるとはいえ、これはありがたい!まぁ、伝説のポケモンもめっちゃ増えましたし、毎回ランダムですと言われたらねぇ…



 というわけでストリンダーを連れて再戦し、無事ゲット!ボールは何にしようか悩みましたが、手持ちにヘビーボールがあったので、ポケスペのクリスを思い出しつつそれを使用…失敗フラグを立てた気がしましたが、ゲットできて何よりです(苦笑。


 いいねぇ…カッコいいねぇスイクン…



 さてスイクンをお供にやってきたのはフリーズ村。ここでピオニーが主人公を探検の隊長に命じ、カンムリ雪原に関する様々な伝説を調べていくことに。ピオニーはお留守番…かと思いきや…?


 ここでピオニーから新たな衣装をもらえますが、このマークを見た時に「パーマンだ…パーマンバッジだ…」と思ったのは私だけでしょうか(笑。

 まずは「豊穣の王」ことバドレックスの伝説を調べることに。真相は君の目で確かめよう!…ざっくり言うと、バドレックスが力を取り戻せるようにあれこれ手を尽くすという、話の大筋だけ述べると真面目な話なんですが、ちょこちょこ笑わせてくるシーンが挟まるのが何とも(笑。ずるいよ村長…
 あとバドレックスについても詳しく語るのは避けますが、そう来るか!と。初めてといえば初めてだし、これまでも似たようなポケモンがいなかったとは思いませんが、でもすごくカッコよかったので満足。ボールは悩んだ末の「ゴージャスボール」。性格は「れいせい」で「暴れるのが好き」という、これまた展開的にはベストマッチな性格だったので嬉しかったです。



 また、探索中に次なる伝説の場所にたどり着きましたが、扉を開ける方法はパッと思いつかず。「おと」って言われたから「きんぞくおん」とか「いやなおと」なのかなーと思ったのですが、条件を満たしていない様子。この謎を解き明かすのは後の楽しみにしておきましょう。



 「何故雪山にメタグロス」という疑問が図鑑説明で解消されたところで、また次回。で?何で君ら一族そんなに捕まえにくいの?ダークボールのクリティカルで出て来るとかおかしいだろダンバル…
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ウルトラマン80 第30話「砂漠に消えた友人」

2020-10-23 07:51:28 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第30話「砂漠に消えた友人」

 「アフリカの砂漠で行方不明」…画面右には「砂漠に消えた友人」というサブタイトル…察しないわけも無く…

 というわけで80も30話。冒頭「UGMは1日24時間警戒を続けている」といった趣旨のナレーションが入りましたが、その直後に宇宙人に侵入されるのはどうなんでしょうね(汗。あくまでも警戒だからといえばそれまでですが、地球への侵入を許したばかりか知らぬ間にUGMにも侵入され、機体にも細工され…警戒とは(汗。

 今回登場したのは変身宇宙人ザタン星人と、その配下である侵略怪獣ザタンシルバー。ザタン星人の策略によって、猛は乗っていた機体が空中分解寸前、80への変身を余儀なくされるところまで追い詰められていました。あの状況で変身すれば、正体が露見していた可能性も否定しきれませんし、その後エミが、ザタン星人が変身した人間から「空中分解の危機から逃れた猛の方が宇宙人的では?」と告げられていたことから、彼の正体を疑うきっかけにもなりかねなかったでしょう。そういった点では、80をかなり追い詰めた宇宙人でもありましたね。あと、空中分解寸前、機体の装甲に気泡のようなものがどんどん出て来るシーンはゾワッとさせられました…

 思いのほか出番がある広報のセラですが、今回は彼の先輩である土屋が登場。アフリカの砂漠で行方不明になっていたものの、奇跡的に生還。当時はセラとのマラソンを思い出したそうで…しかし実際は寒中マラソン…でも最後の回想では思いっきり夏のマラソン…また別のマラソン大会だったのでしょう(汗。あと「デブっちょ、セラっちょ」としていじめられていたセラをかばってくれたのも先輩だそうですが、先輩も同じこと言ってて「ん?」と思ってしまいました。多分、あれは敢えていじめっ子と同じ言葉を発することで、セラを奮起させる意味合いがあった…のかなぁ…それだと何言ってもお前のためだで済みかねないのはちょっと…

 そして最後に現れたのはザタンシルバー。名前も銀色のボディもかなりカッコいい怪獣ですね。UGMの攻撃はもとより80のサクシウム光線2蓮発すら難なく受け止める強固なボディの持ち主。そのためかいつもよりキックを多用していた80。怯んだ態勢からもキックを放つとか、カッコいいですね…あと強烈なキックを見舞うたびにガキィン!ってなるのも何か好き。
 
 画報に掲載されているザタン星人のポーズが、まさかやられた時のポーズだとは思わなかったところで、また次回。
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ウルトラマンG 第6話「悪夢との決着(the showdown)」

2020-10-23 07:27:15 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンG 第6話「悪夢との決着(the showdown)」

 将軍の必死の形相が印象に残った第6話はゴーデスとの再戦、そして決着。

 前回ゴーデス細胞に侵されながらも必死に戦うジーンの一方、本体であるゴーデスは復活間近。下手に手を出すとかえって復活を早めてしまう…というジャックの進言が聞き入れられていたあたり、以前よりも信頼関係が築けていますね。
 が、突如現れた将軍の指示により更なる攻撃が加えられてしまうことに。おまけに部下が犠牲になっても攻撃が続行され、制止を求めるジャックを裏切り者扱いして「男なら戦って死ね!」とまで言う始末。挙句の果てにはとんでもない代物を持ち出そうとしていました。部下がまともだったおかげで何とかなったものの、並行してウルトラマン80の出来た上官たちを見ていると、あまりの強硬派っぷりに驚かされてしまいます。

 そして復活を果たす邪悪生命体ゴーデス(第二形態)。第一形態と比べると表情が怒りに満ちています。ゴーデスの活力源が人間の恐怖や憎しみといった感情であるならば納得の表情です。あとはグレートに一度倒された恨みも反映されているのかもしれません。
 その星の全てを喰らいつくす、いわば星の環境を書き換えてしまい、倒されても細胞を飛散・再結集すれば復活できるゴーデスと、限りある命を尊び、その星の環境下で生きることをよしとしたグレートは対照的。「人間が大気を汚さなければ地球で永遠に生きていけた」というゴーデスの指摘も的外れではないように思えましたが、だからといって人間や地球を見放すことなく戦ってくれるグレートは地球が好きなんだなと感じます。

 今後作中にてゴーデスと戦うことは無いそうですが、「星を喰らいつくすことしか知らない」と言われたことが相当響いたんでしょうかね。ただ倒すだけでは再度復活していた可能性もあると思います。
 人間は限りある命の中で、十人十色、日々様々な出来事を経験して、その生涯を終えていく。一方ゴーデスは再度細胞を飛散させて復活することも出来たけれども、やることは前と同じ。何の変化も無く延々と同じことを繰り返すしか知らない…というのは確かに可哀想にも思えます。ゴーデスもそれを認識してしまったのか、復活の意義や星を喰らいつくした果てを考えてしまったのか…た

 思いがけない形で宿敵との決着をつけたグレートですが、物語は折り返し地点。また次回。
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相棒19 第2話「プレゼンス(後篇)」

2020-10-22 07:05:49 | 相棒シリーズ
相棒19 第2話「プレゼンス(後篇)」

 ということで出雲の射殺未遂と万津の転落事故、仮想国家「ネオ・ジパング」に関連する事件の後篇となったわけですが…うーん…個人的には前後編共に微妙な感じでした。

 個人的に最も驚いたのは出雲のレギュラー入りです。失礼な話にはなってしまいますが、現時点での彼女の魅力が何か、あまり理解できていません。白バイ隊員への復帰が絶たれた後も警察を辞めることなく、捜査一課の自分を取り巻く空気にへこたれることなく…といったところを見ると、根性はあるんでしょうけども、現時点で私が感じた彼女の魅力はそんなところに落ち着いてしまいます。

 事情聴取の際に撃たれた傷を見せるという行動はインパクトこそありましたが、単に撃たれた恨みを吐き出しているだけであり、彼女の魅力を描写していたシーンではないと思います。不遇な扱いを受けていたにも関わらず、自ら伊丹に朱音への事情聴取を申し出るあたりはカッコよかったんですけどね。
 彼女の事情を考えれば仕方ないとはいえ、あれだけ私怨にまみれた事情聴取をするぐらいなら、必死に感情を押し殺して事情聴取する様が見たかったなと。男ばかりの捜査一課で苦労しつつも逆境をはねのけて事件解決に奔走する!そんな彼女を見て伊丹と芹沢もちょっとは見直す…みたいなのがあればまた印象は変わったと思うのですが。
 話がVRにシフトしていくに連れて出雲の射殺未遂の存在感がやや薄くなってしまった気がしなくもないです。

 ここからまだ見ぬ彼女の魅力を発揮していってもらいたいと思うのですが、どういう立ち位置にするんでしょうね?
 仮に「芹沢にあれこれ言われつつも、特命係に協力して事件解決に一役買う」役回りだとすれば、別段必要ないというか、その役回りなら青木で十分では?と思ってしまいます。
 加えて今後出雲に教育と称してあれこれ難癖をつける芹沢は、個人的には見たいものではないですね。可愛い後輩が出来たと思ったら、特命係に協力する困ったヤツで芹沢も手を焼き、何かあれば伊丹からしっかり教育しろと怒られる…とか、そういう「ちょっと情けない先輩」ポジションならまだ良かったかもしれません。

 青木に関しては「警察嫌い」という非常にインパクトのある回を経ての、まさかのレギュラー入りでした。警察にいながらも警察を毛嫌いしており、憎まれ口を叩きながらも何だかんだで特命係に良いように扱われてしまうという、好印象を抱ける人物ではないが、しかしどこか憎み切れない一面も併せ持っている、彼ならではの独特な立場を築いていると思います。
 出雲もそういった、彼女にしかできない行動で「相棒」をより盛り上げてもらいたいですね。


 事件そのものについては…長めに描写していた割にはサクッと終わった印象を受けました。また新たな敵を増やしましたが、ここ最近相棒に出てきた敵で、決着がついたのって南井ぐらいでは。何シーズンか前に特命係をどうこうするって言ってた人も音沙汰が無いですし、ブラックパールの女もまだふわふわしたままですし…中盤か最終話あたりでもう一度相対する機会が無ければ、そのままフェードアウトしそうな気もしないでもない(汗。

 ともあれ、次回は実演販売が鍵とのこと。予告を見た時は、その前にCMを見た影響もあって「科捜研みたい」と思いました。
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アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第23話「ベッドの上にある未来」

2020-10-21 08:04:20 | 2020年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第23話「ベッドの上にある未来」

 可愛い!(杏&こずえ回)
→そっちかい!(久川凪&颯回)
→セクシー…?(大和亜季回)
→夢オチ(夢見りあむ回)
→ツッコミの上達(櫻井桃華回)
→貧血で倒れた黒埼ちとせは北条加蓮に「療養中、アイドルになれる未来があると思えたのは何故か」を問いかける…

 …どうしたしんげきEX!?これまで基本「可愛い!」とかほのぼのした感じの話がメインだったのに、何故急にちとせと加蓮の真面目回を放送する気に!?

 というわけで今回は至って真面目な黒埼ちとせ回。デレステ初登場時のイベントにおいても貧血で倒れたことのあるちとせと、アイドルになる前は療養中だった加蓮。そんな2人の関係性に踏み込んだ話。
 いつもは明るく楽しそうなちとせが、どこか弱々しく、それでいて踏み込んでいいのかどうかを思案しながら加蓮の過去に踏み込む様が印象的でした。質問の内容もかなり踏み込んだもののように感じましたが、それに対してきちんと答えてくれる加蓮が頼もしかったです。デレステのストーリーコミュでは過去と向き合う一幕が描かれていましたから、その影響もあったのかもしれません。
 
 加蓮側もちとせは恵まれた境遇にいるが、世界はもっと広くて悔しくなってくる…と、アイドルの先輩として、仲間として、かつて療養中だった身として、遠慮のないエールを送っていました。変に気を遣われるよりも、こうして背中を押された方が良い時もあるんでしょうね。加蓮にしかできない励まし方だったと思います。ここ最近はシンデレラガールとして出番が多い一方で、りあむとの絡みでママ加蓮扱いされることも多かったですが、ママ感だけではない加蓮の魅力を再認識させられる話でした。
 一通り会話を終えた後「楽しかった」といつものような笑顔を見せるちとせもまた印象的です。

 そしてラストには白雪千夜も登場!ベッドに腰掛けながらちとせの身を案じる姿が超可愛い!(笑。
 あと加蓮のお土産のポテトは…単に自分の好物ってのもあるんでしょうけど、病院では食べられない?ものを敢えて差し入れて、外の世界にはこんなに美味しいものがあるから、こっちにおいでよ!と励ましている…のかもしれない。

 そんなこんなで珍しい真面目回でした。にしても、改めてちとせのレッスン着はどういう構造になってるのかと…(汗。
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「スーパーマリオブラザーズ35」を遊ぶ その2

2020-10-20 07:57:48 | アニメ・ゲーム
 スタート時のキラキラはテンションが上がる一方で緊張の度合いも増す。


 と、いうわけで先日も話題にしたNintendo Switch Online加入者向けに配信されている「スーパーマリオブラザーズ35」ですが、その後もちょくちょく遊んでいました。で、その結果。
 ランク2☆に上がりました。1から始まって99を超えると数字の後ろに☆が1個つき、その更に上を目指すと☆が2個つくようになるそうです。さすがにその領域には全く届いていませんが。




 現時点での戦績や勝率はこんな感じ。89戦やっての20勝ですので、勝率は22%程度。5回に1回は1位を取れている感じです。取れる時は連続で取れたりもしますが、うっかりミスで負けることも多々あります。


 例えばこれは空中でプクプクに被弾して減速したシーン。



 こちらは崖際のハンマーブロスを倒して先に進もうとしたら、そのまま直進して落っこちたシーン。録画で見返しても、我ながらこのミスが一番よく分かりません(苦笑。



 以前は解放されていないコースも多かったですが、現在では全てのコースが解放されました。ただ、未だに7-4だけはクリアしていません。8-4は突然出てきて私を苦しめるんですけどね…



 直近で1位になった際のプレイ時間を見てみると、15分~18分程度。終盤は時間の進みが異様に早くなるので、焦りも増しますが、そこは落ち着いて敵を甲羅で倒してタイムを稼いだり、コインルーレットを回してパワーアップ等によるタイム稼ぎを行うことで対処…出来たら良いんですけどね…(汗。
 タイムも気にして、ルーレットも回して、先に進んで…というのを同時にやらなくちゃならないというのが1位を目指す者の辛いところです。私の場合、コインはあるけどルーレットを回しきれなくて負けることが多いので、もっと早くからルーレットを活用しなきゃなと思ってはいますが、実際プレイしている最中そこまで落ち着いている暇は無いです(苦笑。


 この時はタイムの減少が凄まじいことになっており、ルーレットを回しても敵を倒しても追っつかない、コインも残り僅かの中のギリギリの勝利でした。敵はファイアやスターよりも、連続で踏むなり甲羅で倒すなりした方がタイムが稼げそうではあるのですが、そこにこだわりすぎると時間切れで負けるんですよね…


 あとはやっぱり油断しないことって大事だと思います。こちらは開始して間もない頃の1-2ですが、結構なマリオが散っています。「いやこんな序盤で…」と不思議がったり油断していると…


 こんな順位にもなります(汗。慣れと油断って怖い。


 とまぁ、手軽にマリオで対戦を楽しめる一方、自分なりの各コースでの動き方が決まってくると、ちょっとだけ単調な作業にもなってしまいかねないですね。特に最序盤のコースである1-1や1-2は出てくると安心する一方、終盤になるとミスも減ってくるので、なかなか決着がつかないこともしばしば。


 かといってスペシャルバトルのように最初からそこそこの難易度のコースが選ばれると、それはそれで順位が下がってもにょるので、ちょっと遠ざけてしまう…ということもあったり(苦笑。スペシャルバトルだけ別に順位を集計してくれるとありがたいのですが。
 確かこれはスペシャルバトルの序盤だったと思います。「ここは大ジャンプでOK!」とか油断してたらこの大群に襲われてあっけなく散りました。これはこれで緊張感があって面白いんですけどね。


 そんな感じのスーパーマリオブラザーズ35でした。来年の3月末までの期間限定配信なので、ぜひ。


 
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仮面ライダー剣 第29話

2020-10-19 07:51:17 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第29話

 嶋さんが睦月に封印されたものの、睦月の心はまだスパイダーアンデッドの呪縛から解放されたようには見えず、状況が好転したとはいえない。ブレイド・ジャックフォームにはなれたものの、協力者を1人欠いた剣崎たちの今後の戦いや如何に!というタイミングで何故「記憶喪失になった俺と瓜二つのたこ焼き屋の人生が入れ替わった件について」的な物語が始まるんでしょうか(汗。

 というわけで突然現れ、よく笑うカテゴリーQらとの戦闘中に頭部にダメージを受けた始が記憶喪失になりました。そして彼とそっくりなたこ焼き屋の三上了と入れ替わることになりました。なんでさ。いや、夏だからといえば夏だからなんでしょうけども、だからといってあまりにも剣崎たちとの温度差が凄いというか、そんな中でサラッと「ジョーカーが勝てば全ては滅ぶ」という大事な情報が盛り込まれていたりと、油断ならないのが何とも(苦笑。

 了は始とは全く性格が違う、明るくてお調子者のたこ焼き屋。それでいて父の教えをしっかりと受け継いでおり、たこ焼きにイチゴを入れたりするなどの冒険はせず、堅実にたこ焼きに向き合っていたようです。で、そんな了の彼女はたい焼き屋で、何やらいざこざがある様子…あの、私「仮面ライダー剣」の感想書いているんですよね?何でたこ焼き屋とたい焼き屋のいざこざについて考えているんですかね?(笑。
 始と了が入れ替わってしまったなんて知る由もなく、急にたこ焼きを作り始めた始(了)に動揺しつつも「自分の説教のおかげ」だとすんなり受け入れる虎太郎と幻滅する天音ちゃん。あのクールでミステリアスなところがカッコよかったんでしょうね…
 にしても、始と了を演じる森本さんが凄いなぁ…顔や服は一緒なのに全くの別人にしか思えません。後々アンデッドが現われた際の怯えっぷりなんかも、いつもの始のクールさはどこへやら、視聴者には了にしか見えないのが凄い。あと座布団や毛布の中から出てくる了に扮した始がカッコよくて、イケメンはどこから出てきてもイケメンなんだなって思いました(笑。

 しまいには「高砂や~」と後に時の間のピアニストになりそうな方の歌をバックに了が始と間違われてアンデッドに襲われるシーンなんかも入るし、そこへ現れたカテゴリーQは「虎太郎には目もくれず」と言えば聞こえは良いけど、普通に道を通る感覚で虎太郎の前を素通りするし…そしてこのノリで次回に続き、しかも次回はアルティメットフォームとか言い出して、ギャレンがジャックフォームにパワーアップして…嶋さーん!帰ってきてー!これはこれで面白いけど、話をシリアスに戻してー!(笑。
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