ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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甘々と稲妻 第9話「うちのおうちカレー」

2016-08-31 06:52:54 | 2016年アニメ
甘々と稲妻 第9話「うちのおうちカレー」


 幼いつむぎの心にも残っていたおうちカレー。これまでの料理とは違い、多江のレシピがあったため、より一層その味は犬塚家で作っていたものに近くなっていたのでしょう。だからこそ、カレーにまつわる母との思い出が蘇ったのだと思います。それは楽しい思い出でもあり、同時に寂しい気持ちにもなってしまう思い出でもありました。
 
 今は亡き母が作ったカレーを、父(と小鳥)が再現した。見方を変えれば、母がいなくても父がいればおうちカレーは食べられる、ということではないかと。つむぎにとってのおうちカレーは、それまでは母がいなければ食べられない特別なものだったのかもしれません。それが母がいなくても食べることができるとなれば、複雑な気持ちになるのも当然でしょう。

 美味しいおうちカレーを食べられて嬉しい。けれどもそれを作ってくれた母はもういない。嬉しさと寂しさの両方が入り混じったおうちカレー。それでもつむぎは食べたいと思えるのは、そのカレーが美味しかったからだと思います。忘れられない母の味をこれから何度も食べて、つむぎは成長していくのでしょうね。

 そんなところで次回は魚を料理する模様。
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あまんちゅ! 第8話「秘めた思いのコト/まだまだ知らないコト」

2016-08-30 07:43:56 | 2016年アニメ
あまんちゅ! 第8話


 主に愛とてこの新たな一面が描かれた第8話。いつも明るく誠に対する足癖の悪さが目立つ愛ではありましたが、一方で恥らう乙女のような一面も見せてくれました。あの照れる姉ちゃん先輩がたまらなく可愛らしくて、原作でもあそこら辺を呼んでから、より好きになっていったなぁ・・・と。
 ラブレターの入れ間違いで怒るかと思いきや、むしろ今時ラブレターを下駄箱に入れる、手紙で相手に思いを伝えようと頑張っている人がいたことを嬉しく思っていた愛。「よかった・・・」というのは、下駄箱の入れ間違いというささいなミスで野球部員の思いが無駄にならなくて良かったということを指しているのだと思います。これがどこぞの相良軍曹だったら、まず間違いなく下駄箱が1つお亡くなりになってますからね(汗。

 誠が愛を心配するように、愛もまた誠を心配していました。何故かだるまが入っている誠のロッカーを、あれこれ言いながらもちゃんと整理してくれる愛。いつもは肉体言語で一方的に語り合っている愛ではありますが、弟のことを心配もしていることが描かれていたのでよかったです。誠の片付けられない、捨てられない件については今後触れられる機会があるのですが、それはアニメになるのかな?

 後半はてこが負けず嫌いだったということが判明しました。運動が苦手だと自分に言い訳をし、予防線を張っておけば負けた時にも悔しくない、そういうことなのだと思います。もしくは、全力を出して負けるよりは、適度に諦めて負けたほうが悔しい気持ちが薄れるということなのかな。
 しかし、実際はそう簡単なことではなく。どんなに言い訳をしたところで悔しい気持ちは消えないでしょう。何事も諦めがちなてこに対し、ぴかりは考え方、やり方1つで世界が変わることを示していました。同じ10位であっても、1位から下がった10位と、最下位から上がった10位とではまるで違うでしょう。嫌なことでも、気持ち1つでどうとでもなる。日ごろからあれこれ楽しもうとしているぴかりならではの発想ですね。

 次回はてこと思い出の話。
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「ラヂオの時間」を見て

2016-08-29 08:01:22 | テレビ・映画・ドラマ
 1996年の映画「ラヂオの時間」を見ました。だーいぶ前におススメされていたのですが、近場の店に置いていなかったので、WOWOWで放送されたこのタイミングでの視聴となりました。

 普通の主婦・鈴木みやこが書いたラジオドラマ「運命の女」が脚本コンテストで優勝し、役者たちの手によって演じられることとなった。みやこはその撮影現場を訪れ、リハーサルまでは上手くいっていたのだが、本番直前になってヒロイン役の女優・千本のっこが、ヒロインの名前「リツ子」が因縁ある相手の名前だったため、名前を変えて欲しいと言い出したのだ。しかも本人の希望は「メアリー・ジェーン」という、とても舞台が熱海とは思えない名前を提案しだしたのだ。
 その後も名前の変更に留まらず、舞台や登場人物名も、番組スタッフたちの手によって変えられていき、辻褄が合わない点が出てくるたびに設定を追加する羽目になる。果たしてこのドラマは無事に終わるのか・・・?


 といった感じの、主に収録スタジオで繰り広げられるドタバタ劇です。みやこの脚本はどんどん手が加えられて別の物語になっていきます・・・もうこれ、「夫と暮らしていた妻が、昔の恋人に出会い、忘れていた思いを再燃させる」という大筋しか原型が残っていない気がしました(汗。原作とは何だったのか・・・それでもこれを紛れもなくみやこの作品だと言ってのける牛にはどういう感情を抱いたらいいのやら・・・散々原作を改変されたうえで「これはあなたの作品です」と言われてもなぁ。

 牛島ものっこの意見に全面的に賛成というわけではないのでしょうけども、それでも責任ある立場として、何とかこの場を収めなくてはならない。だからこそみやこや工藤の意見を無視して、強引に話を終わらせようとしていたのでしょう。
 映画が公開されたのが1997年ということで、公開当時に私が見ていたとすれば、「牛島は何てひどい人間なんだ」と思ったかもしれませんが、今の私は「牛島も大変なんだなぁ」と思えました。いつか誰もが満足のいく作品を作れると信じ、今は妥協に妥協を重ねて、自分を殺して作品を作る。どんな作品でも自分の名前は外せず、責任を背負わなければならない。物語の都合上、工藤ディレクターかっけー!と思う気持ちもありますが、一方で役者への配慮など、牛島も相当な苦労があったはずです。彼は彼なりに番組をまとめあげようとしていたのでしょうね。

 また、牛島プロデューサーは「ラジオドラマにはテレビドラマにはない良さがある」「ラジオならナレーターがひと言『ここは宇宙』というだけでもう宇宙空間になっちゃうんですから」「人間に想像する力がある限り、ラジオドラマには無限の可能性がある」といいことを語ってくれました。確かに言葉と音で無限の世界を創造できるラジオドラマはいいものです。もちろん、目で楽しめたらそれはそれで嬉しいことですが、耳で聴いて、頭でその世界を創造するという楽しさはラジオドラマならではのものでしょう。挿絵のない本にも近いことが言えると思います。


 現場がドタバタする中、最初はどこか冷たい印象のあった工藤ディレクターでしたが、次第に魅力的に映っていきました。途中、これ以上ホンを変えたらみやこの作品ではなくなってしまうと感じ、自分たちのためにホンの改変を止めようとしていました。どんな作品であろうとも、作家が望むとおりに作るのが自分たちの仕事。工藤自身、みやこの本は「泣けなかった」と思っているようでしたが、それでも彼女の望むとおりに作ろうとはしていました。自分が気に入らないからといって勝手にホンを変え続けてしまっては、それはもう仕事とは呼べず、プロとも呼べないのでしょう。そうしたことが横行しないよう、工藤は牛島を止めようとしたのでしょうね。
 
 工藤以外で印象に残った登場人物としては、ナレーターの保坂アナウンサーが挙げられます。それまで用意されていた文章しか読まなかった保坂が、ラストシーン直前で台本を閉じてアドリブを入れてくる姿が大変熱かったです。全く出番の無かったマルチン神父役の役者に台詞を与えたり、突然ジョージ役で乱入したみや子の夫もキャストの1人として紹介するなど、収録前のどこか淡々とした様子からは想像もできない熱い姿をみせてくれました。

 ワガママな千本のっこ、そんな彼女に対抗するかのようにアドリブを入れてきた浜村錠。2人とも、一旦はマイクの前に立つのを嫌がった身ではありますが、互いに最後は仕事を成し遂げて帰っていきました。どんな私情があろうとも、きちんと仕事をこなして帰る。仲が悪くても恋人の掛け合いを行う。何だかんだで2人ともプロなんだなぁと感じました。


 最後には次回作をという話も持ち上がっていましたが、牛島も案外ノリノリで構想を練っていました。メアリーの別れた夫・ハインリッヒが、メアリーを取り戻しに現われるという案を思いつくものの、ハインリッヒは車で湖に飛び込んだという設定。が、「陸専用だとは言っていない」ということで、水陸両用車を提案してきたのには笑いました(笑。


 こうしたドタバタを見ていて改めて、物作りって大変なんだなぁと感じさせられました。どの現場もこうだとは思いませんが、物作りに携わっているのは多くの人間です。そこには多くの感情があって、誰とだって仲良くできるわけではないでしょう。ただ、それでも妥協して、どこかで割り切って仕事をこなさなければならない。それが仕事をするということ、物を作っていくということなのでしょう。
 関わった全ての人が満足する作品を作る。それはとても難しいことではありますが、そうした目標を見失ってしまうと、ただただ自分を殺すだけの日々になってしまいます。妥協しつつも自分を見失わないことが大切なのだと感じさせられました。

 物作りの大変さ、仕事をするということがどういうことなのかが描かれていた「ラヂオの時間」でした。
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魔法つかいプリキュア!  第30話「魔法の自由研究!が、終わらな~い!!」

2016-08-28 09:27:42 | 魔法つかいプリキュア!
魔法つかいプリキュア!  第30話「魔法の自由研究!が、終わらな~い!!」


 CVはやみんが2人・・・来るぞ遊馬!

 さて今回は夏休みも終わりということで、夏休みの宿題にまつわるお話・・・かと思いきや、そこからそれぞれの進路へと繋がっていきました。ジュンはアーティスト、エミリーはヘアーメークと夢が決まっており、忘れっぽかったケイはメモするクセを生かせる仕事に就きたいと思うようになっていたと。とすると、ケイの夢は記者かあるいは芸能人のマネージャーとか、そんな感じですかね。
 一方で具体的に将来何になりたいかが定まっていないみらい。みらいはそのことに焦りを感じていないようでしたが、一方でリコは「立派な魔法つかい」になったその後のことを考えていませんでした。言ってしまえば、学校をある程度の成績で卒業すれば立派な魔法つかいにはなれるでしょう。けれどもその後どうするのか、リコ自身にも分かっておらず、今回の里帰りでそのことに気づかされたようです。
 そんなみらいとリコにリズから送られた言葉は「焦らず自分の好きなことを探す」というものでした。果たしてみらいとリコがどんな夢にたどり着くのか、気になるところです。

 一方でことははことはで、何故自分は勉強もしていないのに皆が驚くような魔法が使えるのかと戸惑っていました。これまでもリコがことはの魔法に驚くシーンがありましたが、今回の衣装や、27話で制服を出した時も生徒たちに驚かれていましたから、魔法学校に来て改めてより強くそのことを感じたようですね。

 リコもことはも、自分が他の人と違うことにそれぞれ戸惑いを抱いていたように感じます。同級生が夢を見つける中、自分はまだ見つけていない。友達が勉強しなければ出来ないことを、自分は勉強しなくても出来てしまう。そうした違いに戸惑う中で、みらいはずっと前を向いて立っています。そんな彼女の前向きさが次回の危機を救うことになるのでしょうか。

 新たな幹部も登場しつつあるところで、次回は覚醒する新たな力。ラブー自ら戦うようですから、ラブーもそろそろ退場かな?エンドカードもシリアスなものに仕上がっていましたが、お便りコーナーはいずこへ・・・

 あ、ことははずっとツインテールでお願いします(笑。あれほど似合うとは思いもしなかった。
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仮面ライダーゴースト 第46話「決闘!剣豪からの言葉!」

2016-08-28 08:44:00 | 仮面ライダーゴースト
仮面ライダーゴースト 第46話「決闘!剣豪からの言葉!」

 次々にアランになる人々を見た時、真っ先に感じたのが「アデルのファッションショー」でした(苦笑。

 さて今回は何となく最終回が近い雰囲気があった第46話。DEMIAに関する話題が無いとそう感じるのかもしれません(汗。
 次々になだれ込む人の感情に戸惑うタケル。そんなタケルに武蔵はメッセージを送っていました。なだれ込んでくる人の感情を丸ごと受け止めるのではなく、精神を集中してその中から1人1人の声を聴くように・・・ということなんでしょうか。何となく聖徳太子の方が適任なんじゃないかとも思いましたが、武蔵のおかげで人の声に戸惑うことは無くなったようです。

 既に全人口の9割が使っているDEMIA。着々と進む世界アデル化計画(仮)。タケルは如何にしてこれを食い止め、世界を救い、生き返るのか・・・相変わらずフレイとフレイヤの存在、偽マコトの目的はよく分かりませんが、これに加えて次回はダークゴーストが登場するようです。一体物語はどこへ向かうのか・・・


 しかし、エグゼイドは見れば見るほど、胸のあたりが「ピコピコゲーマー 三好紗南」の特訓後にしか見えません(笑。
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動物戦隊ジュウオウジャー 第27話「本物はどっちだ?」

2016-08-28 08:05:01 | 動物戦隊ジュウオウジャー
動物戦隊ジュウオウジャー 第27話「本物はどっちだ?」

 買い物帰りのセラとタスク。安く買えてご満悦のタスクに「いい主夫になれるよ」と呟くセラだったが、そこへ突如バングレイが現われた。2人は変身して立ち向かうも歯が立たず、気絶してしまう。だがバングレイは2人を殺さず、目を覚ますと謎の装置をつけられてしまっていたうえに、セラとタスクがもう1人ずつ出現していた。
 バングレイは2人の記憶からそれぞれを実体化させ、それぞれに爆破装置をつけたのだ。解除するには偽者を倒すしかないが、制限時間は30分しかないうえに、どちらが本物か、全く見分けがつかず・・・


感想
 昨年のニンニンジャーも、クイズで総集編っぽいことやってましたね。あれからもう1年か・・・

 そんなわけで総集編も兼ねたクイズ回。最初の方の問題は分かりましたが、後半は難問揃い。しかしその難問は偽者を見分けるための作戦でした。記憶から生み出された存在であるが故に、完璧に覚えすぎている・・・そうして偽者を見分けられたものの、偽者であってもセラとタスクを倒すことはできないと、必死に解除方法を探すという展開になったのは意外でした。本物の仲間を見て消えていったセラとタスク。ひょっとしたら彼らとも共存できる未来があったのかもしれませんね・・・大和の母に続き、今度は記憶とはいえ仲間を消させようとしたバングレイ。

 バングレイと戦う気持ちを改めて強くしたジュウオウジャー。そして次~回!EDでも踊ってくれたちまたで噂の宇宙海賊、ド派手な海賊ゴーカイジャー、集結!レッドバスター、ガオレッド、ゲキレッド、イエローバスター、アオニンジャー、トッキュウ4号、キョウリュウピンクと今回も多彩なゴーカイチェンジを見せてくれるようです。
 大和も新しい姿に変身するようですし、めちゃくちゃワクワクしますね!

 また、「スーパー戦隊ヒーローゲッター」もゴーカイジャー以降の戦隊を加えたバージョンで新生するとのことで。ゴーカイジャーは「ド派手な海賊ゴーカイジャー」、ゴーバスターズは「特命ミッションゴーバスターズ」なので、キョウリュウジャーたちがどんな風になるのか楽しみです。
 キョウリュウジャー:荒れるぜキョウリュウ止めてみな
 トッキュウジャー:イマジネーショントッキュウジャーor出発進行トッキュウジャー
 ニンニンジャー:忍ばずワッショイニンニンジャー
 ジュウオウジャー:最強王者だジュウオウジャー
 かなぁ・・・。
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「ジュラシック・ワールド」を見て

2016-08-27 09:12:27 | テレビ・映画・ドラマ
2015年の映画「ジュラシック・ワールド」を見ました。

 ジュラシック・パークの1は見ましたが、それ以降は見ていないと思います。なのでシリーズ間の繋がりはあまり把握していません。

 それでもこの映画は十分に楽しめました。「ジュラシック・パーク」というと1作目のイメージから「恐竜たちに襲われて大ピンチ!」という印象がありますが、まさか今回は恐竜との共同戦線を張ることになるとは思いもしませんでした。ラプトル部隊と共にオーウェンが森の中を駆け抜けるシーンは非常にかっこいいのですが、同時に非常に怖いシーンでもありました。ずっと面倒を見てきたとはいえ、自分の周りを恐竜が囲んでいるという場面はなかなかに怖いものがあると思います。

 そんなラプトル部隊が一時敵になった際もオーウェンは直接手を下そうとはせず、終盤ではブルーと呼ばれるラプトルと心を再び通わせることに成功します。そこにインドミナス・レックスが現われて、「さっさと殺せ!」的な指示を受けたっぽいブルーたちですが、誰に操られるでもなく、自分の意思でインドミナス・レックスに吼えて見せたのが、これまた非常に熱くなりました。まぁそれ以前にインドミナス・レックス側について多くの人を殺害してはいますが(汗。
 それはそれとして、心が通ったブルーたちは小さいながらもとても頼もしく、どこか可愛らしくも見えました。T-レックスのピンチに颯爽と駆けつけ、2体でインドミナス・レックスを追い詰めるシーンでテンションが最高潮になっていましたが、モササウルスの良いとこ取りには「そういえばいましたね」と思い、良くも悪くも驚かされました(苦笑。
 T-レックスもブルーを認めたのか、襲うことなく去っていくのがまたかっこよかったです。目の前の物を殺すだけのインドミナス・レックスと違う点ですね。

 ラスト、オーウェンを見つめるブルーですが、オーウェンは静かに首を振ることで意思を示し、ブルーはどこへともなく去って行きます。檻に戻らなければならないのか、どうしたら良いのかという指示を扇いでいたようにも見えます。そんなブルーに対し、もう自分の指示に従わなくてもいいという風に首を振ったオーウェン。ちょっと前までは怖くて狂暴だったはずのラプトルから、どことなく寂しそうな雰囲気が漂っており、上手いこと表現するもんだなぁと感じました。


 ストーリーはオーウェンとクレア、ザックとグレイを中心に進み、裏でホスキンスたちが動き回るといった感じで進んでいきます。最初は如何にも働く女性といった感じのクレアでしたが、事態が深刻になるにつれて彼女もたくましくなっていき、ないがしろにしてしまったザックとグレイのことを心から心配するようになっていました。捜索中、インドミナス・レックスに襲われて瀕死の恐竜に触れることで、自分たちが扱っているのは物ではなく1つの命であることを知り、その命が奪われようとしていることを肌で感じたのでしょう。
 オーウェンは終始頼もしく、冷静な状況判断でその場を切り抜け、かつ一度は敵になったラプトルを説得して再度心を通わせていました。あの場でラプトルを殺してしまっていては、恐らくインドミナス・レックスを倒すことはできなかったでしょう。最後までラプトルを物や兵器ではなく、友として信じていたから成し得たことだと思います。

 ザックは当初はパークにあまり興味がないようでしたが、いつしか生の恐竜たちを楽しんでいるようにも見えました。また、指示を無視してパーク内の見学を続けていたのも、両親の離婚で離れ離れになってしまう前に、弟と一緒の時間を楽しんでおきたかったのかなぁと感じました。指示を無視したのはいただけませんが、何だかんだで終始いいお兄ちゃんだったと思います。グレイの恐竜の知識も役に立っていました。

 
 そんなこんなで、強者インドミナス・レックスの強さは十二分に伝わってくるのですが、一番印象に残ったのはラプトルだった気がしないでもない「ジュラシック・ワールド」でした。
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「ゴーストバスターズ2」を見て

2016-08-26 08:10:20 | テレビ・映画・ドラマ
「ゴーストバスターズ2」(吹き替え版)を見ました。

 
 「ジャニーン出てこないなぁ」と思っていたら、ゴーストバスターズ復活のタイミングで登場。「ゴーストバスターズ。はい、営業再開です」から再びゴースト退治が始まる流れは最高でした。

 先日の「ゴーストバスターズ」に続く視聴となったわけですが、個人的には1よりも2の方が好きです。全体的にゆったりとしたコメディと感じた1に比べると、若干シリアス漂うホラーになっていたと思います。それでも怖さは控えめではあり、私でも十分見られる程度に収まってくれていたので何よりです(苦笑。

 前作の続きということで、ベンクマンとディナの間に息子が出来たのかと思ったら、オスカーはディナと別れた夫の間に出来た息子だということにまず驚かされました。しかも街を救ったヒーローだというのに、責任を追及されてすっかり落ちぶれてしまったゴーストバスターズ。そんな彼らがディナの頼みをきっかけに調査を開始し、裁判所では見事な逆転劇を決めてゴーストバスターズ復活。悪名高いビーゴとの戦いに身を投じていくこととなりました。
 ベンクマンが子煩悩なところを見せたり、ディナがそんな彼に再び魅かれていく過程が描かれていたのも良かったです。ディナも、ベンクマンが他人の子供であるオスカーをあそこまで大事に守ってくれようとしているのを見て、改めてその魅力に気づいたんでしょうね。

 また、1作目を見た時は「受付のジャニーンは、イゴンとくっつくのだろう」と思ってましたが、まさか2でルイスとの仲が進展するとは思ってもいませんでした。今回発生した大停電でエレベーターに閉じ込められても、犬になっていた自分を救い出してくれた友人だからということでベンクマンたちを許し、慣れない弁護も引き受けるルイス。なかなかいいキャラクターをしていました。
 ルイスとジャニーンがベンクマンの家でオスカーを子守する約束をとりつけるシーンがありまして。そこで車にひかれそうになったルイスの「オーライ、オーライ、ここは天下の往来」というひと言で笑ってしまいました(苦笑。

 スライムは負の感情を高める一方で、喜の感情によって自由の女神をも動かすパワーを秘めていました。像であるならば、手足を動かした際に肩や足の付け根辺りがボロボロと壊れそうな気がしますが、あれだけ動いても問題ないということは、自由の女神はいつか動かすことを前提に可動域が仕込まれていた可能性が・・・ないですかね(笑。

 しかし、前作であれだけ騒ぎになったのにゴーストの存在が法で認められていないってのはどうなんですかね・・・マシュマロマンを創造したのはレイだったとはいえ、実体化させたのは敵だったわけですし、その責任をゴーストバスターズに取らせるというのもなぁ・・・身勝手というか、なんというか。


 ともあれ、1も2も面白かったです。
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カードキャプターさくら 第20話「さくらとたたかう転校生」

2016-08-25 07:53:43 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら 第20話「さくらとたたかう転校生」

 先週は放送がお休みでした。何でだ。

 さて今回から苺鈴本格登場!小狼のことが大好きな女の子で、同じくクロウカード集めをしているさくらをライバル視している模様。運動能力はどちらも優れているものの、マット運動に関してはさくらの方が若干上っぽかったです。ただ、一方で格闘戦は苺鈴の圧勝。負けはしたものの「闘」と互角にやりあう強さと技術を見せてくれました。
 そんな苺鈴ですが、李家では珍しく魔力が無い模様。それが原因で周囲から疎まれたりしていなければいいのですが・・・そういう人はいないと信じたいところです。
 ちょっと暴走しがちなところもありますが、小狼に一途な可愛らしい女の子だと感じました。戦闘時の気合の入った声も、小狼と一緒にいる時の可愛らしい声もどちらもよかったです。やっぱり(野上)ゆかなさんは最高だな!(笑。

 今回のカードは「闘」。最初「妙な格好の女の子が格闘技有段者を襲っている」と聞いて、てっきり苺鈴が腕試しにと試合を申し込んでいるものだと勘違いしていました(汗。周りからすれば「妙な格好」ですが、知世はそれほど妙だとは感じていないようです。まぁ普段からバトルコスチューム作ってますしね(笑。
 「力」のカードと似ているなぁとは思ってましたが、「力」を使ったのは思いのほか終盤で、それまでさくらは手出しできずにいました。苺鈴と「闘」の距離が近いこともあり、下手にカードを使ってしまうと苺鈴に影響を及ぼしかねなかったのでしょう。

 さくらを取り巻く複雑な人間関係。苺鈴も加わって賑やかになってきたところで、また次回。


 そういえば苺鈴=あずきちゃん、山崎=勇之助くんなんですよね。調べたところ「あずきちゃん」の方が放送が早かったです。てっきり逆だと思ってました。
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甘々と稲妻 第8話「明日もおいしいイカと里芋の煮物」

2016-08-24 06:21:53 | 2016年アニメ
甘々と稲妻 第8話「明日もおいしいイカと里芋の煮物」

 何だかNHKの料理番組みたいなサブタイトルな第8話。

 今回は幼稚園の参観日から始まり、つむぎのリクエストにより煮物を作ることに。小鳥も言っていましたが、煮物とはまた渋いチョイスですね・・・

 幼稚園では、つむぎはミキオがトイレに行っている間、お家の人もいることはあんまりないと言って、伝言ゲームを始めるのを待っていると一番先に言い出していました。相手がいじわるっこのミキオで、お嫁さんになることは嫌だそうですが、そんな相手であっても優しくできるのがつむぎの良いところなんでしょうね。
 その後ミキオはつむぎにアプローチをしたり、ウケを取ろうと頑張っていましたが、あえなく玉砕。お嫁さんの件を断ったとしった公平の心底嬉しそうな公平の顔と声には笑いました(笑。
 しかし、後者のウケを取ろうとしたシーンで、真っ先にツッコミを入れたのがゆうかだったのはちょっと意外、というか違和感がありました。つむぎがアップリケのついたバッグを見せたシーンで、ゆうかの隣にいた女の子・ハナは、別の話でつむぎに対し思っていることをズバッと言ってのけた子なので、ハナが言うならまだ納得がいきます。ですが、ゆうかは少し気が弱いところがあると語られているので、ああもはっきり言うのかなぁ・・・と疑問に感じました。まぁ母親がきていて少し気が大きくなっていたとも考えられなくも・・・キャラクターとはいえ、子供の心境を考えるのは難しいですね。

 それはそれとして、今回は小鳥も結構なプレッシャーがあったようですが、つむぎが満足してくれたので一安心。公平も味の完全再現ではなく、自分なりに美味しく作ることを目標にしていました。ママの作ったものに、公平も手を加えて新しい犬塚家の味やバッグを作っていく。そんな第8話でした。
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