ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマン80 第29話「怪獣帝王の怒り」

2020-10-16 08:05:03 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第29話「怪獣帝王の怒り」

 前回「猛を親だと思い込んだ渡り鳥怪獣決死の覚悟」
 今回「怪獣で一儲け!昇進!小説!権利取得!」
 次回「スパイが侵入!?」
 …温度差。

 そんなわけで今回は鬼矢谷で300年に一度目覚めると言われる渓谷怪獣キャッシーが復活。折しも前回のウルトラマンZが333年に一度目覚めるホロボロスの話でしたから、応援配信と言われても信じなくは無いです(笑。
 オオヤマキャップによれば、帰ってきたウルトラマンに登場した爆弾怪獣ゴーストロンに似ており、身長60mはゴーストロンの4倍とのこと…手元の本だとゴーストロンの身長40mなのですが、もっと小型のゴーストロンと戦ったってことですかね?個人的には帰マン縛りならばゴルバゴスの方が近い気がしますが…

 腹をすかせたキャッシーは、逃げ惑う人間めがけて炎を吐きながら迫ってくる!人の味を覚えさせるわけには行かないと応戦するUGM!奮闘するウルトラマン80!…と、いった具合に、キャッシーとUGM、80は至って真面目に、そこそこシリアスな雰囲気があるのですが、一方でキャッシーに追われる人々があまりにもコミカルすぎました。

 鬼矢谷村の人々は村長含め全員で、いるかどうかも分からない怪獣をダシにして人を呼び込もうと四苦八苦。それにつられてやって来たのはガイドのフリをして実は…な男性や、大学での地位向上を狙う女性、怪獣小説を書こうとしている兄とその弟と、個性豊かな…豊かすぎる面々ばかりです。
 怪獣を普通のヘリから垂らした細いロープで連れて行こうとしたり、「最初に猟銃を打ち込んだから俺のもの」という謎の主張が始まったり、村に逃げたり森に戻ってきたり忙しかったりと、怪獣が迫っているというのに緊迫感があるのかないのか分からない、けれどもいちいち面白い会話を繰り広げる人々と、真面目に怪獣に応戦しているUGMとの温度差が凄いことになってます。でもこの雰囲気、結構好き(笑。

 そんなこんなでまた次回。次回はセラ主役回。メイン回あったのか…
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ウルトラマンG 第5話「悪夢からの使い(blast from the pasu)」

2020-10-16 07:45:57 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンG 第5話「悪夢からの使い(blast from the pasu)」

 「ウルトラマン画報」下巻のバランガスは、左側のページに右向きの写真が掲載されています。つまり本の谷間のところに顔が来ていたため、私はこれまでバランガスをブルトンのような怪獣だと思っていました。まさか二足歩行・四足歩行のいずれも可能な怪獣だったとは…(汗。

 さて今回はそんな毒ガス幻影怪獣バランガスが登場。前述のとおりブルトンみたいな怪獣だと思っていたのですが、二本足で立つと大きな翼も相まってなかなかにカッコいい怪獣でした。柔らかそうな翼がどことなく不気味な感じがするのもまたカッコいいと思います。
 毒ガスに苦戦を強いられるグレートでしたが、今回はUMAも全面協力。UMAがグレートを少しずつ信頼していく過程もまた面白いですね。
 とどめはアローシュート!これが後のウルトラマンネクサス・ジュネッスブルーのアローレイ・シュトロームに繋がったり…したんだろうか。

 物語はといえば、火星で死んだはずのスタンレーが再びジャックの前に姿を現して暗躍。既にゴーデスに寄生されていた彼はジャックが周りから信用されていない、火星での真実を話せないのを良いことにやりたい放題。ジャックを罠にはめることにも成功していました。
 ジャックが暗躍していたスタンレーに銃を向けている場面が致命傷となってしまったわけですが、ここでアーサー隊長がジャックのみならずスタンレーも監禁したのが印象的です。ジャックだけを一方的に疑うのではなく、スタンレーが銃を向けられる理由があったのではないかと推測したのでしょうか。喧嘩両成敗といったところかもしれません。口調は荒いものの冷静な判断が取れる隊長ですね。
 しかし、何故ジャックのペンダントを奪ったのでしょう。案外彼がグレートだと気づいていたり?

 しかしスタンレーにとって監禁など無意味で…と、ここから更なる暗躍とジーンの悲劇が描かれていきます。ただ、今回の一件を通してUMA隊員たちとジャックとの間の信頼関係が生まれたようにも感じます。
 チャールズは序盤でゴーデス細胞の危険性を説くジャックに対し、「ゴーデスは粉々になってもモーテルで落ち合うようにできてるんだな」と返しています。「粉々になっても」のあたりはちょっと茶化すような感じでしたが、言い終わる頃にはチャールズ自身腑に落ちたような顔をしており、バランガスの目的が細胞を集めていることなどを推測。そしてジャックに話を続きを促したりしている様が印象的でした。
 ロイドはジャックを監禁したことを謝っていましたし、ジーンの一件を通じてUMAのチームワークがどうなっていくかも気になるところです。

 それにしても、スタンレーにとってのグレートはゴーデスだったんだなぁ…と。何かが違っていれば、スタンレーがグレートと共に戦い、ジャックがゴーデスに寄生される未来もあり得たかもしれません。

 次回はゴーデス再び。
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