ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマン80 第31話「怪獣の種飛んだ」

2020-10-30 06:39:34 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第31話「怪獣の種飛んだ」

 今回はタイトルからの本編→OPという珍しいパターン。これからはこの流れが基本になるのかな。

 というわけで第31話は、病床の母を元気づけたい一心で花を育てる少女マリコが登場。花壇の世話をする彼女の元に舞い降りた不思議な種。それこそが植物もどき怪獣ゾラの種でした。種の状態で地球に侵入し、UGMが気づかぬ間に成長、時が来たら巨大化して暴れだす…となかなかに狡猾な作戦を取った怪獣でしたが、ここまで侵略に適している怪獣となると、どこかの宇宙人が侵略用に開発したんじゃないかと思ってしまいますね。

 で、植物怪獣というとメビウスの「ソリチュラ」なんかを思い出しますが、このゾラ、めちゃくちゃよく動きます。「植物もどき」だからか人型をしており、両腕の蔓をぶんぶん振り回すわ、80に容赦ないドロップキックをかますわ、80も負けじとキックを何度も浴びせるわと、かーなーりパワフルな動きをしていました。特にゾラの腕を掴んだ80が、鉄棒のようにその場でクルっと回るシーンがあったのですが、あれめちゃくちゃ凄いことしてない…?
 植物らしい?ガスを放ったり蔓を巻き付かせるといった行動もありましたが、あくまでそちらは絡め手で、主な武器は80とも渡り合うパワーだったのかなと。

 そんな怪獣を育てているとも知らず、花壇の世話を続ける健気なマリコと、彼女の気持ちを汲んで危険かもしれないと知りつつも一縷の可能性に賭けた猛も描かれていました。ゾラが成長したせいで荒れ果てた花壇を育てるマリコの健気さが印象に残りますね…そんな彼女に悟られぬよう、花を元気にしてあげる80もまた良い味を出していたと思います。感謝されたいわけではなく、ただただマリコを悲しませたくなかったのでしょう。
 猛とマリコの交流はどこか懐かしさを感じましたね。教師編が終わってしばらく経ちますが、今回のような話を見ていると、教師編もうちょっと続いても良かったんじゃないかなと感じます。

 ともあれ次回はモンスターシップ登場。
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ウルトラマンG 第7話「森の守護神(the forest guardian)」

2020-10-30 06:20:45 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンG 第7話「森の守護神(the forest guardian)」

 前回ゴーデスを倒したものの、UMAの活動はまだまだ続く。というわけで今回は森の守護獣ガゼボが徘徊する森から、少女を助け出す任務に赴くことに。
 これまではジャック(ウルトラマングレート)とゴーデスの対立を中心に描かれてきましたが、今回はUMA(あるいは人間)とガゼボの関係性が描かれており、ジャックも活躍こそすれ、話の中心にいたわけではないように感じました。ゴーデスと決着をつけたことで、こういった話が描けるようになったのかなーと。

 UMAの面々も通常攻撃が通用しないガゼボに対して、ガゼボが苦手なキノコを練りこんだ即席の泥爆弾を用いたのは面白かったですし、ゴーデスの一件もあってすっかりウルトラマンを信頼している隊長の姿が描かれたりといった印象的なシーンもありました。そしてまたも上手いこと上官を翻弄するチャールズ(笑。

 ゴーデスとの決着後もUMAは活動する、といった話の転換を表現するには相応しい話だったなーと感じた第7話でした。
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