ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」を見て

2018-04-30 08:47:15 | 映画
「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」を見ました・・・

 映画第28作目となる今作は、原作や「雲の王国」に登場したキー坊がより可愛らしくなって登場。緑をないがしろにする地球人を絶滅させようと企む植物星人たちの計画を阻止しようと奮闘する物語です。

 この作品を昔の私は「駄作」と評していました。あれから時が経ち、どこがどう悪かったか忘れたけれどもとりあえず「緑の巨人伝はやばい」という印象だけはずっと残っていました。「新ドラえもんはリメイク以外やばい」という印象を抱いてしまったぐらいには、この作品のインパクトは大きかったです。
 で、今回もう一度見たのですが・・・想像以上に駄作でした。褒める点といえば、リーレとナエちゃんが可愛い、キー坊を我が子のように可愛がるのび太のママぐらいしかありません。それくらいつまらない作品です。


 言いたいことは終盤の描写から何となくですが分かります。人間と植物、自分と違う存在が互いを敵と認識したり一方的に追いやるのではなく、手を取り合って愛を育み、よりよい未来を目指していくことが大切ということを伝えたいのでしょう。
 ただ、それを理解しても尚、この作品に関しては「面白かった」という感想が全く湧いてきません。「アニマル惑星」「雲の王国」「ロボット王国」を混ぜて合体事故に陥った感じといいますか。


 ・・・あまり嫌いなことについて語りたくは無いのですが、おそらくこの映画がつまらない一番の原因は上映時間の長さと、それに伴うテンポの悪さにあると思います。
 リーレとキー坊の追いかけっこなどのシーンは無駄に長いし、枯れそうなキー坊に水をやりたいのであれば、キー坊を背負って水を汲みに行けば良いのではと思わざるを得ませんでしたし・・・とにかく一つの事が始まって終わるまでが長いです。上映時間が短ければ、もう少しまとまったのではないでしょうか。

 また、全体的な雰囲気も暗めで、盛り上がりどころが全くと言っていいほどありませんでした。
 シリアスなシーンで暗いのは一向に構いませんが、キー坊が誕生してからの日常シーンにおいてすら暗く感じてしまったのは私の気のせいでしょうか?見ていると、雲の量が多いため、そこから暗さを感じていたのかもしれません。
 
 テーマに関しても「人間と植物の共生」を描きたいのであれば、リーレとのび太たちをもっと交流させるべきですし、しずかちゃんと名前で呼び合うようになったのにそれからの発展が無いのはガッカリです。
 また、「アニマル惑星」のように大昔に戦争をした人間の子孫を登場させ、その子孫から共に生きていくことの難しさや大切さ、そして緑の危機とは何たるかを教えてもらえば良かったんじゃないかなとも思います。
 ただ、そうなった場合キー坊の扱いが難しそうです。そう考えると、のび太たちとリーレ、リーレとキー坊、キー坊とのび太たち、それぞれの関係をどれもこれも描こうとした結果、全てが中途半端に終わった感じかなと。

 とにかく、上映時間が長く、テンポが悪く、雰囲気も暗く、盛り上がりどころも無い映画です。ドラえもん映画としてだけではなく、普通の映画として見てもつまらないとは・・・
 そんな感じの「緑の巨人伝」でした。あんまりにもあんまりだったので、ドラえもんズ映画に癒しをもらいに行ってきます・・・
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第12話「魔法の腕輪」

2018-04-29 10:22:40 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第12話「魔法の腕輪」

 目にも留まらぬスピードで走れるルパンコレクションを持つジェンコ・コパミーノ。魁利と透真がジェンコをおだてている間に初美花がコレクション奪取に成功するが、パトレンジャーも駆けつけた戦いの最中、コレクションは陸上の大会を控えた少年・勇気の手に渡ってしまう。

 透真は勇気が車椅子の少女・晴香がもっと元気になるよう、彼女を笑顔にしたいと大会で1位を取ろうとしていることを知る。その後透真は勇気に接触するが、勇気はコレクションをどこかに隠した後であり、会話の中で、氷漬けにされた透真の彼女・彩が好きな絵本の話を出されて、思考がそちらに向いてしまう。
 「夢物語で癒されて、また現実に立ち向かおうって、背中を押してくれたりもするんだから」透真は彩の言葉を思い出し、コレクションの奪還を任せて欲しいと告げ、勇気に「明日、大会の前に必ずお宝をいただきます」と予告状を出す。

 翌日、コレクションを取り戻すべくジェンコが勇気を襲ってきた。勇気がコレクションの隠し場所に逃げ込むと、そこには既に透真たちの姿が。透真は勇気にコレクションを託し「自分を信じないヤツの願いは叶えてくれないんだ」と、「俺は速い」と強く念じて走るよう告げる。勇気が久々に速く走ることが出来た一方、ルパンレンジャーとパトレンジャーははコレクションを持たないジェンコを瞬く間に撃破するのだった。

 透真たちが勇気の大会試合に駆けつけると、ちょうど勇気が走る直前だった。
 途中で諦めてしまいそうになる勇気だったが、透真に背中を押されたことを思い出し、「俺は速い!」と信じたことで自己新記録を出し、晴香も笑顔に出来た。そんな彼女の喜ぶ顔を見て恥ずかしくなった勇気は自らコレクションを返そうとするも、それは透真が予告どおり大会前にすり替えた偽物。
 「ダメならダメでしょうがないと思ったが・・・良かったな、実力が出せて。たまには夢物語も・・・いいかもしれない」と呟いて去っていく透真。晴香から去り行く彼のことを尋ねられた勇気は「背中を押してくれた人」と答えるのでした・・・



感想
 敵の攻撃の威力を数値化し、理論上は耐えられるとスーツの強度を元に話をするつかさ。こういった変身後の姿のデータに関する話って珍しいと思います。

 さて今回の主役は透真。陸上の大会を目前に控え、彼女の笑顔のためにも1位を取りたいとは考えていたものの、どうにも不調気味だった少年・勇気との交流が描かれていました。快盗としての仕事もきっちり果たしつつ、彼女と同じ絵本が好きだった勇気の背中を押す様はとてもカッコよかったですね。

 てっきりコレクションは本物で、本物であっても人間がそう簡単に使える代物ではないから、競技中に効力を発揮しなかったのだと思ってましたが、予告どおり「大会前」に盗み出していたとは・・・さすが快盗。
 どのみち既に目的は果たした後だったので、勇気の試合結果については見る必要はありません。しかし、それをしっかりと見届けて、彼の頑張りを賞賛する透真の優しい声と仕草が素敵でした。彼らは快盗ではありますが、悪人ではないのだと改めて感じられるお話でした。

 また、勇気が自分からコレクションを返そうとしたのも大きなポイントだったと思います。偽りの力で彼女を笑顔にするのではなく、実力で彼女を笑顔にしたいと思えたのは1つの成長でしょう。
 加えて締めの「背中を押してくれた人」の一言が最高でした。いやー、本当に良い作品ですね。


 次回は定番といえば定番の繋がれた2人の話。シンケンジャーの話が印象的でしたが、さて今回はどんな連携プレーを見せてくれるのか・・・
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仮面ライダービルド 第33話「最終兵器エボル」

2018-04-29 09:37:43 | 仮面ライダービルド
仮面ライダービルド 第33話「最終兵器エボル」

 幻徳が泰山を誘拐した後、戦兎のもとに惣一から連絡が入る。惣一は戦兎の父である葛城忍が開発した、この世に一つしかない究極のドライバー・エボルドライバーを要求。それは惣一の体に憑依した地球外生命体エボルトが究極の姿になるために作られたドライバーだった。
 10年前、エボルトは惣一の体を使ってパンドラボックスに触れるが、思ったように作動せずスカイウォールが発生。その後エボルトは忍にエボルドライバーの修復を依頼したが、その力を恐れた記憶を無くす前の戦兎=葛城巧はどこかに隠したのだった。

 一方その頃、幻徳は父・泰山が殺されると知り、彼を逃がす道を選択する。パンドラボックスの光を浴びて好戦的な気質になっていた幻徳だが、仮面ライダーになれたことにより光の影響を受けなくなり、野心に溢れた性格ではなくなっていた。故に自ら汚れ役を背負い、父にこの国を託そうとしていたが、ブラッドスタークの持つもう1つの消滅スイッチによりそれは阻まれてしまった・・・

 一方戦兎は、ボトルの変換装置の動力部分にドライバーがそのまま組み込まれていたことを突き止め、龍我と共には指定された場所にエボルドライバーを持って向かう。そこへ戦兎により消滅スイッチの機能は無効化された幻徳、、一海も参戦。4人の仮面ライダーが首相を守るためにブラッドスタークたちに立ち向かう。状況は戦兎たちが有利と思われたが、ブラッドスタークは火星の力を使いつつ執拗にエボルドライバーを狙う。
 幻徳の活躍によりそれは阻まれたかと思ったが、影に隠れていた内海によりエボルドライバーは美空から内海、そして惣一の手に渡り、惣一は仮面ライダーエボルへと変身。

 圧倒的な力で幻徳を変身解除に追い込みトドメを刺そうとするが、泰山は咄嗟に幻徳を庇った。泰山は「罪を償って・・・この国をもう一度立て直すんだ・・・お前ならできる・・・頼んだぞ・・・バカ息子・・・」と告げて事切れ、辺りには幻徳の絶叫が響き渡る・・・


感想
 このタイミングでマグネットフルボトルを出すのはずるいと思います。欲しいけど、さすがに子供服はねー・・・

 さて今回は幻徳大活躍!パンドラボックスの光を浴びてからの幻徳は好戦的になっていましたが、ローグに変身できるようになってからは、パンドラボックスの影響が抑えられ、好戦的な性格ではなくなっていたようで。大分雰囲気が変わったように見えていましたが、あれは単に地獄を見たからではなく、パンドラボックスの光の影響が無くなったこともあったと。一海の仲間たちを救ったのも、誰もが笑顔でいられる世界のためだったのでしょう。

 自ら汚れ役を背負い、父を首相にすることで国を纏めようとしていた幻徳。戦兎の協力により消滅スイッチの脅威にも怯えることが無くなり、取引現場に駆けつけて戦う幻徳=仮面ライダーローグはこれまでにないほど頼もしかったですね。特にフェニックスフルボトルを使い、不死鳥となってブラッドスタークを追いかける様はチョーイイネ!
 ブラッドスタークを変身解除に追い込む大活躍も見せてくれました・・・が、ひょっとするとあれも美空をおびき寄せるための罠だった可能性がありますね・・・

 実はずっと戦兎たちの近くにあったエボルドライバー。惣一に憑依していたエボルトは、そのドライバーを手に入れるチャンスを逃し続けていたと・・・
 ともあれ、エボルドライバーにより変身したエボルト=仮面ライダーエボルの力は圧倒的。必殺技時には「エボルテックフィニッシュ!」「チャオ!」というブラッドスタークらしい言葉もありました。これでまだフェーズ1だというから恐ろしい・・・かと思いきや、次回は龍我を取り込んで?のフェーズ2へと進化。ヤベーイ・・・

 そして今回泰山が息子をかばって命を落とすことに。幻徳が前のような性格に戻ったことや、国全体ではなくそこに暮らす1人1人に目を向けられていることを知って、後を託せると悟ったのでしょう。厳しくも優しい親の言葉を受け、幻徳はこれからどうなっていくのか・・・

 次回、龍我最後の変身!?クローズマグマになってからまだ1ヶ月も経ってないですよ!?
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HUGっと!プリキュア 第13話「転校生はフレッシュ&ミステリアス!」

2018-04-29 09:04:20 | HUGっと!プリキュア
HUGっと!プリキュア 第13話「転校生はフレッシュ&ミステリアス!」

 すみれの記憶を操って、留学生のルールー・アムールとして野乃家に入り込んだルールー。ルールーがはな=キュアエールの力の源を分析しようとしているとも知らず、はなはホームステイに喜んでいた。
 学校では万能っぷりを発揮するルールーだが、はなは折角ホームステイに来たのだからもっと色んなことを知って欲しいと思い、サプライズ歓迎会を実行。しかし効率を重視するルールーには、どの計画も喜んでもらえなかった。

 そのことが影響してか、ルールーに話しかける生徒も減り、何とか話をしようとするはなも声をかける回数が減ってしまっていた。そんな折、はなは遊園地ならば楽しんでもらえるのではと考えるが、父親からは「その頑張り方は少し違うんじゃないかな」と指摘される。はなはルールーが「ゲスト」ではないことに気づき、一度は諦めた晩御飯へのお誘いをもう一度試みようとする。

 だがルールーははなに悪印象をもたれたのであれば調査継続は不可能と判断し、街にオシマイダーを出現させるいつものやり方でプリキュアの力を計測することに。しかし、はなは戦闘中、オシマイダーにしがみつきながらもルールーを探さなきゃいけないと叫んでいた。するとルールーは、オシマイダーに指示を出してはなを振り落とさせ、彼女と直に話をすることに。
 はなは戦いで傷を負ったが、ルールーと話が出来たから無駄ではないと笑顔を見せる。はなは余計な気を回しすぎて壁を作っていたといい、「ルールー、家族になろう」「当たり前のこと、なんでも一緒にしようよ」と語りかける。何とかなる根拠は「ルールーが好きだから」。その言葉にルールーの瞳に光が宿り・・・?

 無事オシマイダーを浄化した後は、家族みんなで晩御飯。そこでルールーは「おいしい」という気持ちを教えてもらうことに。
 はなは朝までルールーと話をしようとするも、すぐに眠ってしまった。ルールーも自分が抱いた胸の痛みが何なのか分からないまま、眠りに着くのだった・・・


感想
 ルールーと会ったことを思い出せないのは、当然といえば当然なのですが、それでも「どこかで会ったっけ?」と出会いそのものに疑問を抱くのではなく、思い出せないのは自分の悪いところだと感じるはなが立派だと感じました。
 
 さて転校初日から勉強、スポーツ、恋愛全てにおいて隙の無さを発揮するルールー。「効率が悪いから敬称はいらない」とするのも何ともらしいというか。
 ハリーとはぐたんの二人羽織について「食べるのに未成熟な赤子の手を借りるのは非効率」という至極当然な意見を出したかと思いきや、手巻き寿司も「食べる側に調理をさせるのは非効率」、歓迎会については「挨拶は初日に済ませた」と、とことん効率重視。あの場で怒らずに企画した自分が悪いと言えるはなは良い子です・・・

 そんなルールーの心に影響を与えたのは、はなの「家族になろう」「好きだから」という言葉でした。ホームステイ先のホストとして、ゲストであるルールーに特別なことをしなければならない・・・そうではなく、家族として当たり前のことを何でも一緒にしていくことこそが、壁を作らず、ルールーとより親密になるために必要なことだと。
 一つ屋根の下に暮らしていく家族が、互いに気を遣っていてはいつまで経ってもゲストとホストのまま。家族になりたいのであれば、もっと互いを良く知りたいのであれば、当たり前のことを当たり前のように一緒にしていくことが大切・・・当たり前のようでいて、忘れがちなことですね。
 歓迎会には賛成しても、遊園地に遊びに行ったりするような頑張り方は違うのではないかとちゃんと言ってくれるパパも良かったです。

 ルールーの目に一瞬宿った光。パップルは彼女を心の無い機械人形だと言っていましたが、感情豊かなはなや、はぐたんのような赤ちゃんと触れ合う中で、きっとルールーの感情も目覚めていくはず。
 
 にしても、ルールーは私服、制服、寝巻きといずれをとってもとても可愛らしいですね!特に寝るときに上着を羽織る姿が可愛らしかったです。来週はさあやの保母さん姿が登場するので、そちらも楽しみです。

 そういえばパップルが会っていた男性は、はなが時折出会う本を持った男性でしょうか。どういう関係性なんでしょうね・・・


 オシマイダーの変形に「変形したー!」と目を輝かせるハリーも男の子なんだなぁと感じたところで、次回は保母さん体験。
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カードキャプターさくら(クリアカード編) 第16話「さくらと苺鈴のおともだち」

2018-04-29 08:19:39 | カードキャプターさくら
カードキャプターさくら(クリアカード編) 第16話「さくらと苺鈴のおともだち」

 
 遂に、この時が遂に・・・!

 さて今回は前回の続きから。まずは「地」に似ている、大地を揺り動かす強大な力を持ったカード「揺動」。こちらは「飛翔」の頑張りで固着できましたが、「頑張ってくれてありがとう」というさくらの言葉にめっちゃ喜んではしゃぐ「飛翔」は何とも可愛らしかったですね。
 帰り道では「格闘」と「双」の性質を併せ持ったかのような「争闘」のカードが出現。「争闘」の攻撃を受け止めたりする苺鈴もさすがですが、格闘技を習っていないものの持ち前の運動神経の良さで回避し続けるさくらもさすが。加えて「片方の石を破壊したら、半分だけ結晶化した」⇒「『双』と似ているならば、両肩の石を同時に壊せばよいのではないか」という発想に至るあたり、経験値がだいぶ溜まっているなと感じられました。

 そして夜の部屋での語らい。ここでも苺鈴の優しさがあふれ出ています。他人のことを思いやるのは大切なこと。しかしそればかり追い求めてしまうと、自分のことはどうでも良い人になってしまうと・・・この子、本当に良いこと言うなぁ・・・
 更にはさくらにとっての最強の呪文「絶対、だいじょうぶだよ」を思い出させるという重要な役目を果たしてくれました。本当にこの子、アニメ版オリジナルキャラクターなんですか・・・?

 そしてそして!別れの際には遂に「木之本さん」から「さくら」へと呼び方が変わりました!さくらカード編から時は流れ、この時になってようやく「さくら」呼びに。BGMも相まって思わず目から涙が・・・
 何が可愛いって、旅の目的に「さくらと呼ぶ」ことが入っていることに加えて、「さくら」と呼ぶのが最後の最後、別れ際になってようやくというのが可愛らしいです。きっと呼ぼうと決めたものの、いつ、どのタイミングで呼ぼうか考えていたんだろうなと思うと、ますます苺鈴が愛しくなります。
 出来れば知世のことも名前で呼んで欲しかったですが、実は描かれていないところで呼んでいた説を推したい。本来は大道寺家に行った時に呼ぶ予定だったけれど、事件が起こって呼べなかったので、電話口で呼んだ・・・とか。

 初めの頃のライバル心むき出しな頃から随分と大人になった苺鈴。魔法は使えず、小狼への思いは失恋という結果になりつつも、さくらと小狼を大切に思う気持ちに変わりはなく。2人の関係を見守る立場だからこそ、どちらか一方ではなくどちらにも幸せになってもらいたいから、もっと互いを思いやるばかりではなく、互いに自分を大事にして欲しいと願う。素晴らしいおともだちです。
 正直苺鈴の出番はあっても前後編程度だろうと思っていたので、こんなにも活躍してくれて、とても嬉しかったです。ありがとう苺鈴。またいつか帰ってきて・・・



 苺鈴のみならず、今回は園美から撫子の父、つまりさくらの祖父の話も出ていました。和解できたようですし、夏には別荘に遊びに行く予定もあるようで。絶対泣けるって、その話・・・

 また、海渡はうっかり秋穂から聴いていない「さくらの父は考古学者」という事実を口にしてしまったため、時間を巻き戻して無かったことにしていました。時間を止めるのではなく巻き戻す、さくらの父についてまで調べが及んでいるということ、BGMが止まるなどゾッとするシーンでもあると思うのですが、自分のうっかりで時間を巻き戻すという離れ業をやってのけたのかと思うと、ちょっと愛らしくもありましたね(苦笑。


 苺鈴は香港に帰り、次回はお菓子。「甘」に似たカードの出現でしょうか。
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「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」を見て

2018-04-28 08:41:58 | 映画
「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」を見ました。

 映画第27作目、リニューアル後第2作目となる本作は映画第5作目「のび太の魔界大冒険」のリメイクとなっています。後に第2作目の「宇宙開拓史」もリメイクされるのですが、何でこっちのが先だったんですかね?

 大まかな流れや途中に挟まる「おしまい」はそのままに、最も大きな変更点としては美夜子の母の存在が挙げられます。
 一応この映画も当時テレビ放送された時に「満月牧師って次長課長の河本さんかー、違和感ないなー」とか思いながら見ていた記憶はありますし、主題歌も聞き覚えはあるのですが、美夜子の母に関しては綺麗さっぱり忘れていました(汗。もしかして途中で見るのやめてた・・・?

 ともあれ、この映画では旧作では語られなかった美夜子の母について、衝撃的な設定が追加されています。美夜子の母は幼い美夜子を救うために命と引き換えに悪魔と契約。それにより美夜子は救われたものの、母に髪をとかしてもらうのが好きだった美夜子は以来髪を短くしていた模様。加えて魔界星を呼び寄せる引き金になってしまったようで。
 そんな母親がその後どうなったかといえば・・・いやー、まさか旧作のトラウマ「メジューサ」をああいった風にアレンジしてくるとは思いませんでした。随分と綺麗なデザインになっていたので石にされるシーンも旧作ほどのトラウマではなくなりましたが、ドラえもんたちを追いかける以外にも様々な役割を与えられるなどの大活躍を見せてくれました。

 そして何といっても終盤。例え悪魔に魂を捕らえられても、娘への愛情は忘れていない。そもそもが娘への愛情が強すぎるあまりに起こしてしまった行動だったわけですから、一概に責めることも出来ませんしね・・・グッとくるシーンでした。
 全てが終わった後、母のペンダントから放たれた光が月の魔力を復活させてくれました。あれは「いつまでも空から見守っている」という無言のメッセージだったのかなと。
 ED後、しずかちゃんに「髪を長くしてみようかな」と話す美夜子さんがこれまた良かったですね。これまでどこか寂しげな顔を見せることが多かった美夜子さんが、母と一緒だった頃のように、子供のように無邪気に笑うことが出来るようになった。今回の冒険の成果はあの笑顔が物語っていると思います。
 そういえば幼い美夜子の声を演じたのは「仮面ライダー電王」でコハナを、「コードギアス 反逆のルルーシュR2」では天子を演じられた松元環季さんでした。後者の「しんくー!」がやけに印象深かった記憶。


 ・・・で、一件落着して、感想を書くために部分部分を見直していてふと思ったんですけど、冒頭で地球に接近してくる謎の天体。あれの正体って「元の世界における魔界星」ってことで良いんですかね。EDで天体が消滅したっぽいので、「もしもボックス」で作り出した「魔法世界における魔界星」が破壊されたため、元の世界における魔界星も破壊されたってことなのかなーと。のび太たちは図らずも2つの世界を救っていたとは。
 また、旧作の「満月博士」を、リメイク版では元の世界での呼び名として使い、魔法世界では「満月牧師」に変わっていました。ここら辺も上手いこと変えてきましたね。「博士」でも問題ないとは思いますが、科学的な感じがする「博士」よりは、幾分魔法感の強い「牧師」の方が適切でしょう。

 ・・・そして未だに増え続けているらしい栗まんじゅう(バイバイン使用済み)の映像もチラッと登場していました。そりゃ宇宙に栗まんじゅうが、しかも加速度的に増えていたら観測するよなぁ・・・と(笑。


 ドラえもんたちの活躍に関しては、森を抜ける過程が無くなったため「道路光線」が使われなくなったり、「石ころぼうし」ではなく「モーテン星(効き目長持ち安心バージョン)」が使われるなどといった変更点が。また「月の光」といえば代表的な「月光灯」を使ってくれたのは嬉しかったですね。
 また、劇場版では第1作目から通しておそらく初めてセワシくんが登場します。同時上映の方では出番がありましたが、こうして長編に出てくるのは何だか新鮮ですね。ドラミちゃんだけでなく、彼も事件解決に一役買っています。
 あと、今更ですけどセワシくんの由来って、「のんびり」の反対で「忙しない」から来てたりします・・・?(汗。
 
 
 ドラえもんが猫になった美夜子さんの姿を気に入っていて、人間に戻るたびにがっかりしていたのが印象的だったところで、次回は「緑の巨人伝」。40分ほど見てたんですけど、とりあえずキー坊がキーキーうるさいと感じてしまっている時点でもう・・・(汗。

 そういえば次回からOPが「ハグしちゃお」から「夢をかなえてドラえもん」になります。前者も雰囲気は好きなんですけど、ドラえもんの歌かと言われると「うん・・・?」と感じてしまいます(汗。
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乗せて走って

2018-04-27 07:41:45 | 日々の生活
人型から車型ロボに変形 ソフトバンク系が開発、娯楽用量産

 これ、あれだよ!「私の名前はジェイダイト。ジェイと呼んでくれ」とか言ってくれるロボだよ!加えてビークルモードが変形してコアモードになって、他の巨大メカの胸部に合体するパターンだよ!

 有人操縦のみならず、無人操縦も可能。人が乗ったまま1分で変形。コンセプトは「変形するゴーカート」・・・どんだけ夢詰め込んでるんでしょう・・・1分間の変形の間BGMが流れたり、起動時や変形時には台詞を喋ってくれて、その際にはライト部分が点滅してくれたら、まず間違いなく泣く。

 ああ、あとは手のひらに乗れたら嬉しい!歩いている最中に乗っていたら危ないかもしれないし、体重制限とか色々ありそうだけど、手のひらに乗って夕日とか見たい!


 ・・・とまぁ、どんどん夢が膨らむニュースでした。自分が小さい頃に大好きだったロボットが現実になろうとしていること、変形二足歩行ロボットの実現に向けて頑張っている人がいることはとても嬉しいです。ぜひとも一度は目にしておきたいロボットですね。
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「ドラえもん のび太の恐竜2006」を見て

2018-04-26 07:39:11 | 映画
「ドラえもん のび太の恐竜2006」を見ました。

 映画第26作目にして、声も一新されたドラえもんたちの最初の冒険は、かつてと同じく「のび太の恐竜」。のび太が恐竜の卵を発見して孵化させ「ピー助」と名づける、育ちすぎたあまり騒ぎとなったため、1億年前の世界に送り返す、場所を間違えてしまったため再度1億年前に行く・・・といった大きな流れはそのままに、あちこちに変更点があります。

 それは後で話すとして、やはりこの映画といえば「温かい目」でしょう(笑。2006年以後、生活環境が変わったこともあって毎週のようにテレビでドラえもんを見ることはなくなりましたし、映画館に足を運んだことは無いのですが、この「温かい目」だけは当時テレビCMなどでちょくちょく見かけていたので、とても印象に残っています。1作目の「恐竜」でも温かい目をしていましたが、だいぶ雰囲気が違いますね(笑。


 さて主な変更点。
 まずは冒頭、のび太が恐竜の卵を発見するシーン。1作目の「恐竜」では小躍りした後にすぐさま家に持ち帰っていましたが、「2006」ではおじさんの許可をもらってから持って帰っていました。おじさんが麦茶を持って来てくれるシーンの追加は、何だか嬉しくなりました。

 続いて卵を孵化させようと布団に包まったままののび太に対し、仕事帰りのパパがやってきて行動の理由を尋ねるシーン。「恐竜」では布団を引っぺがそうとするだけでしたが、「2006」では「ちょっと・・・」と言葉を濁すのび太に対し「ちょっとじゃわからんよ・・・」と優しく呟いた後、自分も昔は恐竜に興味を持っていたことなどを話し「何か理由があってそうしてるんだろうが、あんまりお母さんの手を焼かすなよ」と告げて部屋を出て行くという風に変更されています。映画ではママの出番が多い・・・というか、ママの行動がピンチを招くことも多いですが、パパの出番は控えめなので、こうした活躍も嬉しくなります。

 タイムマシンが壊れたことが明らかになった後、日本までタケコプターと徒歩で移動する際、様々な恐竜たちとの出会いや1億年前の世界における冒険も、より壮大に描かれていました。
 ティラノサウルスとアラモサウルスの戦いも、長い尻尾を鞭のようにしならせてティラノサウルスを攻め立てるアラモサウルス、俊敏な動きで襲い掛かるティラノサウルスはなかなかの迫力でしたね。その分、「桃太郎印のきびだんご」で大人しくなった後のティラノの目がきょとんとしすぎていて面白かったです(笑。まぁ終盤の大活躍シーンまであのまま、というのはちょっと怖いですが(汗。
 また、クエツァルコアトルスからの逃亡劇の最中に現われた黒マスクたち。「恐竜」では「ビームで気絶させた」とも見える感じでしたが、「2006」は容赦なく砲撃し殺していました。恐竜同士の争いも含めて、容赦ない感じが伝わってきますね・・・

 黒マスクからの甘い誘惑に対しては、ジャイアンが「俺、歩いてもいいぜ、日本まで。いや・・・俺が落ちそうなとき、お前、俺の手離さなかったもんな」と熱い漢っぷりを見せてくれます。

 敵であるドルマンスタインはといえば、「恐竜」では強敵という印象はなく、道楽で恐竜狩りをやっているような人間、というイメージがありました。一方「2006」ではスピノサウルスに鞭を打ったり、恐竜の頭部の剥製を通路に並べたり、銃の台座として恐竜の卵(孵化したての恐竜交じり)を積み重ねたものを使っていたりと、ヤベーイ奴感が半端なかったです。でも終盤はカツラだったことが明らかになったり、何だかんだでスピノサウルスを心配していたりといった一面も。悪者感が増したままでもよかったかなーと思いましたが、ここらへんは人の好みでしょうか。


 ラストは「恐竜」ではタイムパトロールに送ってもらいましたが、「2006」ではドルマンスタインたちをタイムパトロールに任せ、最後まで自分たちで歩くことを決めていました。
 仲間たちのもとに歩み寄る成長したピー助を、目に焼き付けるように見つめるのび太。ピー助のこれからの成長を願い、自分も頑張ると誓い、「出して!早く!急いで!」とタイムマシンに乗り込むのび太・・・いやー、「新・日本誕生」でも泣きましたが、「のび太の恐竜2006」も泣けますねぇ・・・

 締めは「うん、ちょっとね」というのび太の一言。本当は「ちょっと」では済まない、長く広大な冒険をしてきたのび太たち。のび太がママに見せた表情は、出会いと別れを経験して大人になったように感じます。
 考えてみれば、かつてのドラえもんたちはこの「ちょっと」から25年に渡り、数々の大冒険をしてきました。そこから考えれば、新たなスタートをきったこの作品も、これからの長い歴史における「ちょっと」なのかもしれません。しかしその「ちょっと」の積み重ねが、これからのドラえもんを創っていくのでしょう。


 かつての「恐竜」よりも様々な場面でスケールアップしていた「のび太の恐竜2006」。自分たちの力で歩んでいくことの大変さと、辛い旅を互いに支えあう仲間の大切さ、子供から大人への成長などが描かれていたと思います。「恐竜」とはまた違った魅力のあり、とても楽しめました。

 次回は「新・魔界大冒険」!こちらは確かテレビで見て特に不満を感じた覚えは無いのですが、その次の「緑の巨人伝」に関してはね・・・当時不平不満を書いた記憶があって、見るのがちょっと怖いです・・・(汗。
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「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」を見て

2018-04-25 07:49:18 | 映画
「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」を見ました。

 映画第25作目にして、世代交代前の最後の映画作品である今作は、原作にもあるイチとのエピソードを基にした時空を越えた友情物語となっています。

 のび太たちは捨てられた犬や猫たちのために、彼らを3億年前の世界に連れて行き、彼らだけの国を作る。仲良くなった野良犬「イチ」にリーダーを任せ、明日また会いに来ると約束して一旦元の時代に帰ったのび太たち。
 翌日約束を果たしに再び過去へと向かうが、捻れゾーンの影響でイチたちの世界から1,000年後の世界に到着する羽目に。そこでのび太たちはイチとそっくりのハチやその友人たちに出会う。進化した犬や猫たちが暮らす世界は一見平和そうに見えたが実は間もなく地球の危機、そして未来の危機が迫っており・・・

 
 今作も原作エピソードと漫画は読んだことがあるので流れは知っていました。しかし、やはり映像で見るとまた違った印象を受けますね。前作「ふしぎ風使い」から絵の雰囲気が変わった影響で、しずかちゃんがかなり可愛くなっているように感じます。みんなが犬や猫の耳をつけるシーンにおいて、しずかちゃんに「あざとい」という感想を抱くことになるとは夢にも思っていませんでした(笑。
 また、表情がより豊かになったこともあってか、ハチの代わりにハンドルを握った後のシーンの表情が印象に残りました。緊張で顔がひきつり、止まったと知ってホッと力が抜けるあたり、リアルだなぁ・・・と。


 のび太とイチ、時空を越えた友情物語は展開を知っていてもグッとくるものがあります。全てを思い出したイチが「のび太」から「のび太さん」に呼び方を変えるのがまた良いんですよ・・・のび太も一目見ただけで彼を「イチ」だと見抜いていたのもさすがです。単に見た目が似ているだけではなく、何かを感じ取ったのでしょうね。
 ドラえもんもシャミーに惚れてメロメロになっているばかりではなく、電池が切れた名刀電工丸でネコジャラに猛攻を仕掛けたり、のび太の意図をすぐさま汲み取り文字通り歯を食いしばりながらビッグライトを使うなどカッコいい一面も多く見られます。


 今回の敵であるネコジャラは、人間に恨みを持つ猫の子孫。地球に巨大隕石衝突の危機が迫る中、自身は人々が逃げる分のエネルギー源を使ってでも未来に行き、人間たちをペットにしようと企む極悪猫。ドラえもんがシャミーに惚れたことを利用して、ドラえもんに進化・退化光線銃を直させようとするなど、やり方がなかなかにえげつなかったです。元はといえば人間がネコジャラの先祖を捨てたことに起因するわけですが、出会ったことも無い人間に憎悪を抱けるって、相当な恨みが先祖代々受け継がれてきたんでしょうね・・・
 そういえば今回は「進化・退化光線銃」なんですよね。「翼の勇者たち」で出てきた時は「進化退化放射線源」でしたから、この間に表現の仕方を変えることになったのでしょう。

 
 長い地球の歴史において、滅びもあれば再生もある。命は巡り、いつかのび太たちの子孫と、イチたちの子孫が出会う日が来るかもしれない・・・・

 そんな感じのラストでしたが、ここの台詞は世代交代を指しているように感じられてなりません。
 この映画を最後に、ドラえもんは大山のぶ代さんから水田わさびさんに、のび太たちも次の世代の声優さんたちへと交代していきます。スネ夫と仲良くなったダクのCVが、現在スネ夫を演じられている関智一さんだったのは、今回初めて知りました。
 私にとって「大山のぶ代さんのドラえもん」は、のび太を見守る親のような印象。一方で「水田わさびさんのドラえもん」は、のび太ととても仲良しな友人といった印象。どちらも私にとっては大事なドラえもんです。これまでのドラえもんも、これからのドラえもんも、同じくらい楽しく見ていきたいです。

 これにて映画25作品を視聴し終わりました。そしてここからは新しいドラえもん映画が始まっていきます。終盤ののび太の口から「21世紀に帰ろう」と出てきた時に、改めて時間の流れを感じました。
 ひとまず、これまでの映画25作品、ありがとうございました! 
 

 そういえば今作では、国を作った神様としてのび太の像が作られているのですが、何故に人間の姿のまんまじゃなくて、スフィンクスっぽい感じになってるんだろう・・・(汗。 
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「ドラえもん のび太とふしぎ風使い」を見て

2018-04-24 08:00:09 | 映画
「ドラえもん のび太とふしぎ風使い」を見ました。

 絵の雰囲気が「ロボット王国」からだいぶ変わっています。こういったところからも、もうそろそろ代替わりの時期なんだなぁ・・・と。

 映画第24作目は、原作にも出てきたフー子との物語。原作では正真正銘卵から生まれた台風の子供であり、台風の中心部分にまんま「目」があるキャラクターとなっていますが、今作ではだいぶ可愛らしくアレンジされていました。加えて「ドラコッコ」という漫画のキャラクターのぬいぐるみに入ることで、可愛らしさはよりアップすることに。

 舞台は風を操り、風と共に暮らす「風の民」たちが暮らす「風の村」。ここには一般公募されていたと思われる、オリジナルの動物たちが続々登場します。「うきのわぐま」って凄く良いセンスしてますね・・・
 一方で風を支配する「嵐族」も存在。嵐族のストームはかつて世界に大洪水を引き起こした強大な風の龍「マフーガ」を目覚めさせようと計画している人物。ドラえもんや「どこでもドア」を見て即座に何かを察してポケットを奪う、明らかに現代のものとは思えない飛行船を有しているなど怪しい部分が見受けられましたが、その正体は・・・この作品、漫画か何かで内容は知っていたはずなんですが、彼の正体についてはポケットを奪うシーンまですっかり忘れていました(汗。

 そんなストームの手により復活させられ、最終的には彼の手のひらの上で踊らされていたことが判明する、嵐族のシャーマン・ウランダー。実体をもたないウランダーは手始めに狼、次いでスネ夫に憑依するわけですが、この時のスネ夫の似合いっぷりが凄いですね(苦笑。映画でたびたびカッコよくなるのび太、大長編補正がかかるジャイアン、ヒロインとの交流が描かれるしずかちゃんなどと比べると、4人の中ではどうしてもスネ夫の活躍が控えめに思えていたので、敵とはいえ良い活躍を見せてくれていたなとは思います。

 フー子との交流が多いのび太はもちろんのこと、ジャイアンも縁の下の力持ちとして、随所で活躍。スネ夫を助けるために嵐族になりすまして潜入したり、嵐族のアジトにもぐりこんだドラえもんたちを影ながらサポートするなどかなり頼もしかったです。そしてラストはストームのUFOを空気砲で撃墜。このシーン、色んな思いを背負ってそうで、良かったなぁ・・・


 ラスト、復活したマフーガは思っていたよりも巨大な存在でした。実はマフーガの一部だったフー子は、マフーガに取り込まれることとなり、のび太はドラえもんが空気砲でマフーガを倒そうとするのを見ていてもどこか複雑な表情を見せていました。

 そして意を決してテムジンと共にフー子を救ったかと思えば、再会を喜ぶ間もなくフー子は再生したマフーガと対消滅の道を選択・・・ここからの流れがもうね・・・原作でも「巨大な台風を消滅させるため」に自ら台風に突っ込んでいってそのまま消えてしまったフー子。こうなることは分かってはいましたが、それでも涙を流して奮闘するフー子や、それを応援するのび太たち、共に風を送る風の民と嵐族を見ていると涙が・・・

 のび太は最初はフー子の行動を止めようとしていました。しかしそんな中、誰よりも先にスネ夫が「マフーガなんかに負けるな」とフー子を応援し始めるのがまた良い。
 フー子と一番仲良しだったのはのび太かもしれませんが、スネ夫もまた、自分の家で生まれたフー子にそれ相応の思いがあったことは劇中の行動で十分に伝わってきます。それほどまでにフー子を自分のものにしたがっていたスネ夫が、フー子が消えると知ってなお、彼女の決死の行動を真っ先に応援する。それが良いんですよ・・・

 そしてのび太も最後にはフー子を応援。フー子が入っていたぬいぐるみを抱きしめて泣くのび太と、駆け寄ろうとするジャイアン、そんなジャイアンを止めるスネ夫・・・この関係性もまた良い。
 テムジンとの別れの握手においても、まだ寂しそうなのび太。そんなのび太にテムジンが「また遊びに来いよ!」と元気に話しかけた後で「元気出せよ」と、しんみりした表情で再度手を握る動作をするのがね・・・素晴らしくてね・・・

 EDテーマは当時何度も聴いていた記憶があります。CDを持っていたわけではないのですが、事あるごとに耳にしていたように思います。

 
 本作も「ロボット王国」同様に80分ちょっとで、ロボット王国よりはほんの少し長め。ですが短い時間の中でも風の民の少年・テムジンとの交流もしっかりと描かれていますし、ドラえもんたちの見せ場も十二分にあり、ラストのフー子の奮闘シーンからは涙腺が刺激されっぱなしで、感動しっぱなしでした。
 内容は知っていたものの、こうして改めて一本の映画として見ることで、また違った感動を味わうことができました。

 次回はとうとう世代交代直前の映画「ワンニャン時空伝」。これまた原作エピソードから発展した物語ですが、第1作の「のび太の恐竜」もそうであったことを考えると、原典回帰なのかもしれませんね。
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