ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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舞いあがれ! 第14週「父の背中」

2023-01-06 08:08:25 | テレビ・映画・ドラマ
舞いあがれ! 第14週「父の背中」

 新年第1回目の放送は悠人と浩太さんの衝突から始まりました。
 悠人は悠人なりに会社や家のことを心配しているが故に、わざわざ忙しい時間の合間を縫って工場を見学したんでしょうし、倒産した会社を見てきたからこそ、その言葉には説得力があります。言い方は多少きついものではありますが、家族だからこそ変に包み隠さず、本音をぶつけたかったのでしょう。それを感情論で否定され、自分が悪者みたいにされては、そりゃ悠人の気分も悪くなりますって……

 思うに、悠人と浩太さんが見ている「現実」は異なるのが、意見が食い違う原因でしょう。悠人が見ている「経済」「経営」も現実であれば、浩太さんが見てきた「歴史」や「人」もまた現実。それぞれがそれぞれの「現実」を直視しすぎているために、すれ違ってしまうんだろうなと。

 そして、現実を直視し続ける悠人の「自己満足」「無責任」という言葉は、舞の胸にも深く刺さりました。今の舞は、入社が延期になってたまたま時間が空いたから工場を手伝っているだけのこと。第13週でも舞に手厳しい一言を放った山田さんが言うように「沈みそうな船で、一人だけ救命胴衣をつけている」状況に他なりません。
 舞が暇つぶしや無責任な気持ちで工場を手伝っているわけではない、というのは分かります。ですが、パイロットになれば工場を離れるのも事実。容赦の無い現実を突きつけられたからこそ、悠人との会話で舞は何も言い返せず、ただただ動揺するしかなかったのでしょう。その戸惑う気持ちを、柏木には伝えられなかったのが少々不安です。

 パイロット(夢)と工場(現実)のどちらを選ぶか。自分の気持ちを大事にして夢へと進むか、周りの人間を大事に思い夢を諦めるか……かつて両親も同じような選択に迫られ、結果、夢を諦めることとなりました。今度は舞がその選択に迫られているわけですね。


 もうどうにもならないかもしれない。そんな弱音に対して「しゃあない。そん時はそん時や」と諦めることを許してくれる笠巻さん、一緒にお好み焼き屋や漫才コンビでもやってくれるという梅津さん。こうして弱音を受け止めてくれる人物のありがたみも身に染みます。章兄ちゃんも、恐らくは試作品開発するまでギリギリ転職の話を待ってもらっていたんでしょうね……
 そして浩太さんが選んだのは、工場を存続させる道。リスクがあると指摘されながらも選んだその結果は……そんな時でさえ、笑顔で「舞が自分の夢に向かって頑張っているのが嬉しい」「悠人もいつか本当の夢を見つけてくれると信じている」と言える浩太さんの優しさよ……誰も見捨てない、見捨てられない。甘さとも優しさとも取れるその気持ちが、今回の結果に繋がってしまったのがより一層哀しいです。

 
 さて、今週のサブタイトルは「父の背中」。この言葉から連想されるのは「頼もしさ」「いつの間にか年老いた」などですが、今回は……そんな「父の背中」、見たくなかった……!ここ最近は厳しい現実に直面してきた岩倉家ですが、更に容赦の無い現実が突きつけられることとなりました。この時、映像がブレているのが心情を表しているようで猶更辛い。
 次週は舞が悠人に頭を下げてIWAKURAへの投資を依頼するようですが、実際お金がいくらあったとしても、事業を継続するための具体的な計画が無ければ投資したところで意味が無いでしょう。「実家を救いたい」などという感情だけで動き、結果焼け石に水で終わってしまっては、悠人の信用にも関わります。

 新年早々不安渦巻く本作。果たしてここからどう挽回していくのか……
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「ちむどんどん」の総集編”だけ”を見た話

2023-01-04 07:11:05 | テレビ・映画・ドラマ
 というわけで、何かと話題に挙がっていた「ちむどんどん」の総集編を見ました。総集編だけしか見ていないので、「そこは本編で詳しく書かれている」といった点にもツッコミを入れているかもしれませんが、そこはご了承いただければと。

 で、その感想ですが率直に言うと「半年見続けるのは多分キツい」でした(汗。「筋を通す」のであれば、そもそも豚を潰す話を先にするべきでは?という疑問に始まり、全体的にその場の勢いで事が進んでいるように感じられてしまいました。

 主人公・暢子が「東京でコックさんになる!」と宣言したからには、東京に何か伝手でもあるのかと思ったのですが、実際にはたまたま知り合った人からレストランや下宿先を紹介される展開。あまりにも行き当たりばったりというか、都合が良すぎるというか。一応レストランのオーナーには実力を認めさせることが出来たため、全てが他力本願というわけではないにせよ、何だかなぁ……と。その後、総集編ではレストランが殆ど触れられていませんでしたが、料理人として成長するための重要なエピソードとか、無かったのかな?

 その他にも
「亡き父から家族を任されたのに、兄・賢秀は何故子供のまま成長してしまったのか」
「レストランで働いているのに、社会人としての勉強先が新聞社である理由は何か」
「新聞社に行ってからは恋愛模様の進展しか描かれなかったが、果たして一体何を学んだのか」
「和彦と母親を仲直りさせるために、毎日弁当を届けたのは何故か」
「お世話になっているレストランで結婚式を開かせてもらって、その場で『沖縄料理の店を開きます(=店を辞めます)』と宣言するのはいかがなものか」
「終盤、歌子が倒れるのは必要な出来事だったのか」
 などの疑問が相次ぎました。以前視聴した「梅ちゃん先生」の総集編は「本編を見たくなる面白さ」でしたが、こちらは「あまりにも疑問が多いため、正しく評価するためには本編を見なければならない」という想いの方が強いですね(汗。 
 暢子が自分の店の切り盛りで四苦八苦する過程は多少面白かったものの、全体的に好感をもてるキャラクターがいなかったので、これをリアルタイムで半年間見続けるのは正直難しかったと思いますし、今からまとめて見たいかと言われると……うーん。


 そんなこんなで「ちむどんどん」の総集編だけを見た結果、カットされた話が気にはなるものの見たいかと言われると微妙という、何とも複雑な感情を抱くことになりました(苦笑。元々、あれこれ評判を耳にしたうえでの視聴のため、マイナスからのスタートになっている点は否めないですが、それにしたって「ん?」と思う個所が多かったですね。
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「映画大好きポンポさん」を見て

2023-01-02 06:39:16 | テレビ・映画・ドラマ
 2021年の映画「映画大好きポンポさん」を見ました。

 伝説の大プロデューサーである祖父から、その才能を受け継いだ銀幕の申し子・ポンポさん。そんな彼女の製作アシスタントとして働いていたジーンに、遂に映画監督を任されることとなる。脚本ポンポさん、主演には10年ぶりの復帰作となる世界一の俳優マーティンと新人女優ナタリーが起用される。果たして映画は完成するのか……?


 といった感じで始まる本作。この出だしで私の頭の中には「新人監督と新人女優が、世界一の俳優やポンポさんたちに振り回されつつも、スタッフたちとの親交を深めていき、無事に映画を完成させる」という安直な「映画の撮影」に関する物語が浮かんでいました。
 が、実際のところ撮影は順調そのもの。自身が世界一の俳優であることを盾に権威を振りかざしたりせず、現場にアットホームな空気を作り出すマーティンをはじめ、スタッフたちとの関係も良好であり、現場ではピンチをチャンスに変える新しいアイディアが溢れてくる。途中、一旦ポンポさんが現場を離れたり、ジーンの知り合いである銀行マン・アランが登場した時には「ポンポさん不在でトラブル続発!?」「アランの言葉でジーン意気消沈!?」と思ったら、そんなこともなく……

 ここら辺で本作の上映時間は全体のおよそ半分。「え?じゃあこの後は何を描くの?」と思ったら、ここからが本作の見所となります。
 確かに良い画は撮影できた。しかし、逆に言えば撮れ過ぎた。劇中でポンポさんが「2時間以上の集中を観客に求めるのは現代の娯楽として優しくないわ」「制作者はしっかり取捨選択して、できるかぎり簡潔に伝えたいメッセージを表現すべきよ」と語っていたように、どれだけ良い画だろうと「映画」の枠に納めなければ意味がない。ジーンのように映画好きであれば3時間でも4時間でも見ていられるかもしれませんが、そういう人物ばかりでもない。実際、私は「グリーンマイル」は名作だとは思いますが、あれを中学生の頃に見た時に真っ先に出てきた感想は「長い」でした(苦笑。テレビや映像ソフト等で見るならまだしも、映画館であれだけ長い時間拘束されるのは少々きつかったですね。
 如何に良い画が撮れたとしても、その全てを垂れ流しにするわけにはいかない。映画は撮影しただけでは完成しないのだと、当たり前のことに気づかされました。

 何を残し、何を切り捨てるか。考えを巡らせるジーンは映画と向き合ううちに、あることに気づかされ……と、ここからの展開がとにかく熱い!自分のやるべきこと、やりたいことをしっかりと見据えたジーンやアランを、心の底から応援したくなる展開の連続でした。
 監督として現場を見続け、映画が大好きなジーンだからこそ、撮影した一瞬一瞬に思い入れがある。そのシーンを生み出すためにみんなが頑張ったことを知っている。それでも切らなければならない。映画撮影が順調だったのも、この「切り捨てる」ことの辛さを見ている人に伝えるためだったのかと合点がいきました。そして、切り捨てたのは何のためか……曲のかかるタイミングもバッチリで、最高に盛り上がるクライマックスとなっております。


 また、本作の見所としては登場人物の人の良さが挙げられますね。登場人物全てに好印象をもてるため、見ていて全く嫌な気持ちになりません。個人的な推しは受付嬢さんです(笑。アランの上司は最初こそアランと仲がよろしくないようにも見えますが、アランへの注意は理にかなっているものでしたし、前を向き始めたアランを支えてくれる、頼もしい存在でした。


 好感のもてる登場人物たち、鮮やかな場面転換、順調に進む撮影、故にどこを切って残すかの悩みが生まれ……それでも決して諦めない。ただ一つ残った、諦めたくないものに情熱を注ぐ人々の熱い物語を堪能させていただきました。最後の一言も、エンドロールも完璧というほかありません。ありがとうございました!
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舞いあがれ! 第13週「向かい風の中で」

2022-12-28 08:15:24 | テレビ・映画・ドラマ
舞いあがれ! 第13週「向かい風の中で」

 浩太さんが倒れたと聞いて急ぎ大阪の病院に駆け付けた舞。いきなり病院内のシーンから入っても違和感は無かったと思いますが、きちんと五島のみんなに別れと感謝を告げるシーンを挟むのが良いですよね。

 さすがの悠人も父が倒れたとあっては心配でお見舞いに……来たかと思えば、仕事のついで。照れ隠しかなとも思いましたが、「お見舞い」ではなく「お土産」を置いていくあたり、本当についでだった可能性の方が高いですね。
 リーマンショックを予測した悠人が浩太さんに告げた言葉はあまりにも辛辣、しかしそれでいて真実でもありました。夢を追い求める浩太さんと、現実を直視していた悠人。二人の違いが明暗を分けることになったと言えなくもないですが……

 そんな悠人に舞は助けを求めますが、悠人の返事は「何て?」の一言。舞にしてみれば「会社やお金に詳しいお兄ちゃんに助けを求めている」だけなんでしょうけれども、今の悠人はリーマンショックの預言者として雑誌に取り上げられるほどの著名人。そんな彼が株式会社IWAKURAに手を貸すということは、悠人に期待している人々に「株式会社IWAKURAに投資すれば儲かる!」と思わせるようなものでしょう。
 「助ける」とはどういうことか。会社がどうなったら助けたことになるのか。そういった具体性が何もないままで「助けて欲しい」と言われて、悠人が困惑するのも無理はないかと。

 そして浩太さんも苦渋の決断を迫られることとなり、商品の梱包作業を行っていたパートさんたちがリストラにあうことに。
 先週流れた予告や、62回冒頭のラジオ体操でぶつくさ言っていたところを見て「あぁ、舞ちゃんはこの人たちにいびられるんだろうなぁ…」と思っていましたが……すいませんでしたー!
 蓋を開けてみれば、彼女たちも立派な株式会社IWAKURAの一員。職を失うことへの不満を漏らしていたのではなく、株式会社IWAKURAが築き上げてきた信頼を損なうことを何よりも心配してくれていました。彼女たちにも暮らしがあり、再就職が出来るかどうか分からない状況でしょうに……こんな貴重な人材を失わなければならないのは、あまりにも痛手です。いつか株式会社IWAKURAが復活した暁には、ぜひとも彼女たちには戻ってきてもらいたいですね。
 

 さて、両親の助けになりたいという想いから、パートさんたちの後を継いで無給で働くことになった舞。「商品梱包は最後の砦」その言葉に作業にも力が入ってしまいますが、疲れた彼女にかけられたのは「『私、頑張ったぁ』ちゅうアピールかと思いましたわ」……て、手厳しすぎる!?
 とはいえ、現在の舞はパイロットに就職するまでのお手伝い。最悪、株式会社IWAKURAが無くなっても、航空会社への就職は決まっている。言い方は悪いですが、人によっては「パイロットになるまでの暇つぶし」に見えなくも無いでしょう。この発言をした方の真意は分かりませんでしたが、果たして……?

 リストラをしたからといってすぐに状況が好転するわけでもなく、会社内の雰囲気もあまりよくない。それでも奮闘し続ける浩太さんを見て、舞は父をある職業に例えたのですが……このセンスに脱帽です。
 会社の仲間を乗せて進路を定め、ふらつきながらも落ちないように必死に飛ばし続ける……なるほどなぁ……「飛行機のネジ一本でも、多くの人々の手から成り立っている」ことを示すための話かと思っていましたが、そういう話の持っていき方かぁ……と。ただただ感動させられました。

 
 会社の仲間たちも決して互いを嫌っているわけではなく、株式会社IWAKURAを存続させたいからこそ、本気でぶつかり合い、時に支え合う。
 中でも、古株である笠巻さんは職人としても、相談相手としても本当に頼りになる人物ですね。長い付き合いだからこそ、あそこまで浩太さんの悩みにスッパリと回答を出せたのだろうなと。あの言葉は笠巻さん以外の人が言っても無責任に感じてしまいかねません。
 また、章兄ちゃんに対してもアドバイスを送っていました。当初は怒られっぱなしでいつ辞めるんじゃないかとヒヤヒヤさせられていましたが、あの二人がここまでの信頼関係を築けたことにも胸が熱くなりますね……
 リストラや輸入材料を提案した古川さんも、決して合理に寄り過ぎている人物ではなく人情味があり、彼なりに考えた末での判断をくだしていることが伺えます。


 そうした人材と共に再起するべく、掴んだ大口の仕事。更に悠人も株式会社IWAKURAの将来を見定めようとしている様子。さぁ、ここから逆転の始まりだ!…………え?え?マジで?それはあまりにも……来週が待ち遠しいような怖いような、複雑な心境です。
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舞いあがれ! 第12週「翼を休める島」

2022-12-23 08:04:34 | テレビ・映画・ドラマ
舞いあがれ! 第12週「翼を休める島」

 電話はなるべく○コール以内に出て、出られなかったら「お待たせしました」とか言わないと!と思ってしまった第12週のスタート。

 さて無事に航空学校を卒業し、内定をもらえた舞。久々に水島とも再会し、仲間と喜びを分かち合うことに。以前は音頭を取り慣れていなかった柏木がスムーズに進行していたり、水島が持ち込み大丈夫かとお店に確認したりと、彼らの成長や配慮がうかがえる良いシーンでした。水島もパイロットになれなかったことを引きずって腐ったりせず、今自分のやるべきことにきちんと向き合ったからこそ、今の仕事の喜びを理解出来たのでしょうね。何事にも真剣に取り組むことの大事さを感じさせられます。
 中澤が夫婦円満だったり、吉田の想いに倫子が気づいていたり、人前では「岩倉」と呼びつつ二人きりの時には「舞」と呼ぶ柏木……そういった愛情のこもった温かな空気と離れ離れになる寂しさの両方が感じ取れる素敵な空気感をいつまでも感じていたいところですが、それを許さないのがリーマンショック。

 その影響は舞や浩太さんの工場にも影響を及ぼすこととなりました。となれば当然、投資家である悠人も大損。信用を失い、自暴自棄になりかけた彼を同じ苦境に立った浩太さんが手を差し伸べ、今度は悠人が工場の会計として戦力に加わり、その頭脳を生かして工場を復帰に導くことに!……というストーリーを思い描いていたら、悠人の方は思いもよらない展開となりました。浩太さんも悠人も、互いに自分の判断を信じた者同士。しかしその結果は真逆。
 次週予告を見るに、この窮地に悠人も動き出すようですが……容赦なく人との繋がりを断ってしまうのではないかと不安でなりません。

 
 さて、入社が一年延期となった舞は、足をくじいた祥子さんの手伝いをするべく五島へ。そこで待っていたのは、祥子さんの家に泊まることになった森重美知留さんと朝陽くん親子との出会い。
 「わがまま」「すぐ怒る」との理由から友達と上手く接することが出来なかった朝陽くん。そんな朝陽くんが日中黙って空を見上げていたり、黙々と作業をしている際、舞がしたのは静かに側にいること。「何をしているのか」など理由を聞かず、彼のしたいことをさせ、自分もしたいことをする。この絶妙な距離感が素晴らしかったですね。

 そんな舞と美知留さんの会話シーンもまた印象的でした。小さい頃は熱が出たらどうしようと心配ばかりで、自分がどうしたいかうまく言えなかった舞。朝陽くんを見ていると「ちょっとだけ小さい頃のこと思い出すんです」とのこと。この「ちょっとだけ」という表現が印象的です。
 自分と朝陽くんの境遇を全く同じものとして重ねるのではなく、自分も五島に来て変われたから大丈夫だと安易に励ますのでもなく、一つの思い出話として語る。この配慮が良いなぁ……
 そして祥子さんの家には、何とも良い笑顔を見せるようになった貴司くんも登場!先の見えない不安に襲われている舞をしっかりとフォローする頼もしさよ……あぁ、柏木も良いけど、やっぱり貴司くんも良いですよねぇ……どちらのルートにも進んで欲しい……


 とまぁ、そんな心温まるシーンの一方、美知留さんの「どうして、うちの子だけ……」という想いには胸がキュッとなりました。
 「周りに合わせなくてもいい」「堂々と生きたらいい」貴司くんを楽にした言葉を美知留さんにかけたとしても、あの時既に大人だった貴司くんとは違い、朝陽くんはまだ子供。周りに合わせなくていいと言われても、親としては心配な面があるでしょう。四六時中見守っているわけにもいきませんしね。

 悩める森重親子の助けとなったのが、変人二人でした(笑。朝陽くんの素朴な、それでいてキレッキレのツッコミが光ります。あの場面は舞も貴司くんも好きなことしてるから、朝陽くんも好きなことしてて!って感じなんでしょうけども、美知留さんが様子を見に来ていたら、さぞ理解に苦しむだろうなと(笑。
 行きたいけど、行きたくない。相反する自分の気持ちを整理するために、気持ちを文字に書き出してみる。舞や貴司くんのような聞き上手な相手がいつもいてくれるとは限りませんから、自分一人でも思いを整理できる方法を提案するのは上手いやり方だなと。
 そうして紡がれた朝陽くんの想いを知った美知留さんの「そっか……そうだったんだね……」に涙腺がやられました。朝陽くんの想いを知ることが出来た喜びと安心、気づいてあげられなかった悔しさ、色んな想いが入り混じった表情と声から感じられる親の愛情に涙が……

 ムスッとしてすぐに怒る子。でも実は、星が大好きで笑顔の可愛い子。嫌いだったかんころ餅も、食べてみたら「うまい!」。そんな風に好きを増やしていけるといいですね。朝陽くん、美知留さんんにはこれからも五島で元気に暮らしていって欲しいです。そして朝陽くんだけの話に留まらず、島の将来を考え始める豪さんたち。ここから話がどう広がっていくのかも楽しみです。


 由良先輩と互いの決意を確認し合うシーン、一太も船大工を目指して豪さんから指導を受けているシーンなど、短いながらも舞以外の登場人物たちも確かに夢に向かって頑張っていることが伺えるシーンが挟まっていたのも好印象だったところで、また次週。夢に向かって飛び立つ前に、翼を一休み。次週はいよいよ飛び立つ時!……かと思われましたが何やら不穏な気配。
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舞いあがれ! 第11週「笑顔のフライト」

2022-12-16 08:15:35 | テレビ・映画・ドラマ
舞いあがれ! 第11週「笑顔のフライト」

 前週、大河内教官に対して不信感を募らせていた舞でしたが、教官の話を聞くうちに考えが変わり始め、再び大河内教官の指導を受けることを決意。その中で思わぬトラブルに見舞われたものの、大河内教官のフォローもあってどうにか打開。ようやく大河内教官への誤解が解けました!……とはいっても、見ている側としては大河内教官に対してはただただ信頼しか無かったので、今更感が強かったです(汗。本当、最初から最後までカッコいいところしか無かったよね、大河内教官……サンダーとは一体何だったのか……

 一方中澤の離婚問題に対しては、倫子が一言物申すことで多少は状況が好転した模様。「応援してくれるのが当たり前」ではなく「応援する側の気持ちを理解することも大切」と。飛行機を飛ばすのも、人力飛行機も、ばらもん凧もみんなの協力があって飛ばすことが出来たわけですからね。家族もまた一つのチーム。支えられるだけではなく、互いに支え合うためにも、互いの気持ちの理解が必要不可欠であると。
 言っていることは理解出来ますが、中澤の妻・美幸さんにも一度くらいは登場して欲しかったですね。休日航空学校を訪れて、舞、倫子、美幸の三人で談笑している中で、倫子が美幸の夢や想いを察する……みたいなの。まぁ、そこら辺が全く描かれないがことこそが、中澤が美幸さんの気持ちから目を背けてきたということの証なんでしょうけども……
 そんな中澤に喝を入れた倫子。自分の人生を世の中に決められたくないという想いで機長を目指すその想いは素敵ですが、機長になれた後も続くのかどうか、少々不安なところもあります。

 で、一方の舞と柏木の恋愛模様。柏木は恋愛に不慣れなのか、距離の詰め方がおかしかったり、わざわざお付き合いの挨拶をしに行く律義さは見ていて微笑ましく応援できます。
 ただ、柏木の舞への気持ちが先行しすぎていて、舞の柏木への想いがイマイチ伝わってきません。確かに一緒にイメトレしている最中とかは良い雰囲気でしたし、告白されかけた時も気になってしょうがない!という描写こそあったものの、その後は大河内教官への対抗心でいっぱいで、久留美から進捗を尋ねられた際も「そういえば……」みたいな感じだったように思えます。そこからデートを経て、舞が柏木の想いに応えたところで、達成感みたいなのは得られませんでした。

 加えて大阪に戻ってきた時の舞の行動ですよ!柏木を貴司くんに紹介しつつ、貴司くんの詩に励まされた話を柏木に聞かせる……最早二人の間に火花を散らせようとしているとしか思えませんでした(汗。そりゃ柏木も焦りからか「舞」と呼び捨てになりますって。
 貴司くんの舞への気持ちははっきりとはしませんし、果たしてこの恋愛模様はどこに落ち着くのか……気になるような、舞が無自覚に周囲を振り回している様は見ていてハラハラするので見たくないような……あ、個人的には「幼馴染大勝利」派です(笑。柏木は柏木で応援したいけど、それはそれとして幼馴染に頑張って欲しいなって。


 そんなこんなで浮き沈みが激しかった航空学校での物語もひとまず区切りを迎え、次回は三度五島へ。久々に涙腺を刺激されそうな予感。
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金曜夜とクリスマス

2022-12-11 06:30:23 | テレビ・映画・ドラマ
 クリスマス当日が休日って、サンタさんからのプレゼントですぐに遊べるから良いよね……これでクリスマス当日が終業式とかだと、ますます学校行きたくなくなるよね……

 さて、何だかんだでクリスマスが近づく今日この頃。先日は2週続けて「天使にラブ・ソングを…」「天使にラブ・ソングを2」が放送されており、16日には「グレムリン」!とくれば!当然23日は!「ホーム・アローン2」です!……いやそこは「グレムリン2」じゃないんか……いや、でもあれ、1はクリスマス関係あるけど、2は特に関係なかったっけか。じゃあしょうがないか……で、その次は実写のライオンキングと。寅年最後の放送だから、虎と何となくイメージ近い気がするライオン主役の映画をってことでしょうか?

 そういえば以前は「ホーム・アローン」が放送されていた気がしますが、個人的にあの映画の悪役、かなり悲惨な目にあっているために直視し辛く、昔からちょっと苦手意識あるんですよね……あくまでフィクション、ドタバタを楽しむべきなんでしょうけども。
 
 しかし、金曜ロードショーの内容からもクリスマス感漂っていますが、この時期の金曜ロードショーで最も多く放送された映画って何なんでしょうね。夏ならジブリ作品、特にトトロかラピュタあたりかなーと想像できますが、クリスマスとなると……やはり「ホーム・アローン」なんでしょうか。私が見た中でクリスマスに関連する映画となると、「ダイ・ハード」も候補にあがってきますが、クリスマスイブイブで家族団らんの最中に見る映画かって言われると……いや、私はめっちゃ見たいですけどね?(笑。久々に録画したやつ見ようかな……
 あとは「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」も久々に観たくなりますね。親に勧められて見た映画だったと記憶しています。主人公のジャックが計画したクリスマスが報われない様が何とも哀しく、印象に残っています。まぁ、こちらもこちらで「プレゼントを開けたらとんでもないものが飛び出してきた!」というのを、クリスマスイブイブに見たいかと言われると……子供の私が見たら、プレゼントを開ける際に躊躇しそうではありますね(苦笑。


 そんなこんなで「ダイ・ハード」が見たくなってくるクリスマスシーズンでした。
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舞いあがれ! 第8週~第10週

2022-12-09 08:09:10 | テレビ・映画・ドラマ
 「舞いあがれ!」第8週から第10週の感想です。

第8週「いざ、航空学校へ!」
 無事航空学校に入学した舞は、柏木、中澤、水島、吉田、倫子の5人とチームを組むことに。最初はぎくしゃくしていた5人が、吉田が学校を辞めるか否かの瀬戸際で一致団結!……するわけですが、正直微妙な週でした(汗。バラバラだった6人がまとまる過程としてはイマイチ唐突に感じました。
 倫子はクリスマスパーティーで急にエリート嫌いで場の雰囲気を悪くしていましたが、気づいたら一番嫌っていたはずの柏木とも普通に接していたのも少々違和感がありました。中澤や水島の家庭事情は次週以降で多少触れられますが、ここら辺、もう少し時間をかけても良かったんじゃないかと。特に水島。
  
 彼らを評価する都築教官の「都築ポイント」も特筆すべきことでもなかったと思います。普通の学校の先生も通信簿に生徒の特徴ぐらい書くでしょうし、チームワークが悪ければ評価に響くのは当然。結局「都築ポイント」以外ではあまり目立たないキャラクターでしたね、都築教官……

 
第9週「私らはチームや」
 今週からは大河内教官のもとでフライト訓練。「サンダー大河内」とも呼ばれているそうですが、確かに厳しくはあるものの、それは生徒を一人前のパイロットに育てるための正しい厳しさであり、「厳しい」よりも「頼もしい」教官だなという印象を受けました。
 舞は空を飛べた喜びを感じたのも束の間、緊張の連続で前髪が額に張り付いてしまうほど汗をかいていました。こういった緊張感が伝わる描写は良かったですね。

 一方、ここでも優秀な成績を収めるかと思われていた柏木にもアクシデント発生。舞とも良い感じに距離を縮めていた彼でしたが、またも孤立してしまう羽目に……ですが、そんな彼のためにもとチームで打開策を立案。青春してんなーと微笑ましく見ていましたが、前週にもこういった描写があったらなお良かったかなと。

 ところで中澤が着々と離婚の危機に迫っていますが、それはどう話に絡んでくるので……?「女性に譲るとしよう」という、自分が優位だと思っていなければ出てこないような発言は離婚に何か関係が?


第10週「別れと初恋」
 晴れてソロフライトに挑めることになった舞や柏井の一方で、水島は不合格。どこか淡々と進んでいったように思えます。彼の退学に関して柏木が感情を爆発させるのは良いシーンだとは思う一方、静かに悔しがって欲しかったという想いがなくもなく。

 舞は大河内教官に水島の想いや努力を伝えるものの、大河内教官からは「努力をしてもパイロットになれない学生もいる」「審査に私情は不要だと厳しい一言。これがきっかけで舞は大河内教官を信じられない、彼を見返したいと思うようになるのですが……前回の記事でも書いたとおり、大河内教官の行いに間違いだと思えることはひとつもなく、舞が勝手に敵視しているように思えたため、これまでのように舞を素直に応援できなかったですね。
 で、大河内教官にこだわりすぎるがあまり、何のために訓練しているのか分からなくなってしまった舞。しかし大河内教官の優しい一言で初心を思い出し、次週は再起!……かと思いきや、柏木からまさかの提案が。その話、舞と大河内教官が二人きりで語り合う前に差し込んだ方が、次週にすんなり行けた気がするんですが……

 そして、今週は柏木が舞に思いのたけを告白する場面もありましたが、水島不合格のショックと大河内教官への対抗意識が前面に出ていたためか、特にその後の進展はありませんでした。舞がいつ、どのように返事をし、どういった形で進展していくのか気になるところ。とりあえず次週に馬の姿があったので、何かしらの記念で乗馬デートにでも誘われるのでしょうか?
 また、なにわバードマンもどう絡んでくるのか気になりますね。


 といった感じでした正直第8週は微妙、第9週は普通、第10週はその中間ぐらいの感じでした。今後の盛り上がりに期待です。
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舞いあがれ! 第4週~第7週

2022-12-08 07:56:14 | テレビ・映画・ドラマ
 「舞いあがれ!」第4週から第7週の感想です。

第4週「翼にかける青春」
 本格的に福原遥さん演じる舞ちゃんへとバトンタッチし、舞台は大学へ。人力飛行機のサークル「なにわバードマン」での青春模様が描かれます。見学時のトラブルがあったために、当初はパイロットである由良先輩とぎくしゃくしていたものの、次第に良好な関係を築いていけたのは、舞が責任感や申し訳なさから手伝っているのではなく、心から飛行機が好きだからだと理解したからでしょうね。
 順風満帆かと思われたその矢先、由良先輩に思わぬトラブルが……この週の最後で、寡黙だった空山先輩がしみじみと自分と仲間たちが手掛けてきた飛行機の魅力や、切なる願いを語る様には胸が熱くなりましたね……第5週でも舞がパイロットをやることに真っ先に賛成するシーンといい、要所要所で泣かせにくる空山先輩すき。
 
 一方、兄の悠人は就職こそ決まったものの、3年で辞めて投資家になって金を稼ぐことを目標にしていたため、お金だけ稼いでも空しいだけだという浩太さんとは意見が対立。しかしここで険悪になるのではなく、父親として教えなければならないことがある!と新しいことへの挑戦の糧とするのが良いですね。
 悠人はこの後も時折登場しますが、舞にだけはちょくちょく連絡してくるの良いよね……何だかんだでお兄ちゃんなんだなって……


第5週「空を飛びたい!」
 由良先輩に代わり、自らパイロットを志願した舞ちゃん。その熱意は家族、そしてサークルのみんなにも伝わることに。鶴田先輩が「左手は由良の分や」と両手をあげて賛成するシーンは、さりげないですが非常にグッときたシーンでした。
 舞は練習の傍らで由良先輩のお見舞い、そしてチームを離れた刈谷先輩に戻ってきてもらえるよう彼のもとを訪れ、本音を聴かせてもらえることに。以前舞は聞き上手だと評されたことがありましたが、こういったところにも活きているなと。刈谷先輩も、チームを離れていながらも、設計が変わると知った途端に血相を変えて部室に飛び込んでいくの、熱かったですねぇ……舞を「大事な仲間」と評したのも印象的です。

 また、この頃から貴司くんの様子が……この時は「営業成績最低でめっちゃ怒られるが、しんどい時にもがきながら詩を書いてみる」と前向きで、舞も励まされる側でした。しかし後に……


第6週「スワン号の奇跡」
 テスト飛行を終えて、機体を更に改良すべく、浩太さんの力を借りることに。ここで「舞ちゃんが彼氏を連れてくるのでは」と言われて気が気でない浩太さんが印象的です(笑。
 迎えた記録飛行本番。空を飛んだ舞とスワン号の結果は……夕暮れの琵琶湖を見つめて来年に想いを馳せる様まで含めて、良いシーンでした。

 そして舞は新たにパイロットの養成学校を目指し始めますが、仲間や友人には言えてもなかなか親には言えずじまい。誰しも人には言えない悩みを抱えている……それは貴司や久留美も同じ。貴司は第5週では「もがぎながら詩を書く」と前向きでしたが、遂に居場所を失ってしまうことに。久留美も一緒に暮らすが職が安定しない父と、幼い頃に別れた母との間と心が揺れ動いていました。
 言いづらいこともあるが、口にしなければ何も変わらない。でも一方で、言ってしまって取り返しのつかない辛い思いをすることもある。後半は思いを言葉にすることの難しさ、大変さが描かれた週でした。


第7週「パイロットになりたい!」
 パイロットの養成学校に行きたい、夢を諦めたくない舞。大学はちゃんと卒業して欲しいと、親として娘の将来を心配するめぐみさん。舞を応援したい気持ちもあるし、めぐみさんが心配する気持ちもわかるため、何とも難しい問題だなと。
 ここでめぐみさんも過去、大学を中退して浩太さんと一緒になった話を絡めてくるのが上手かったですね。親になって初めて気がつく、親の想い。既に祥子さんとめぐみさんの親子関係は修復されていましたが、今週の話を経て、本当の意味で和解できたんだなと感じられました。
 そして浩太さんと祥子さんの話もまた素晴らしかったです。「寂しかったけど、嬉しかった」。この一言に祥子さんの想い全てが詰まっているように感じられます。

 一方貴司は遂に限界が訪れ、行方知れずに……次週予告でも描かれていた、貴司の母・雪乃さんの狼狽っぷりがより一層不安を煽りましたが、最悪の事態にはならずに何よりでした。ここでも祥子さんの「変わりもんは変わりもんで堂々と生きたらよか」という言葉が身に染みます。
 貴司、久留美も舞と同じく、それぞれの想いを大事な人に伝え、新たな一歩を踏み出すこととなった週でした。


 さて、この後第8週からはパイロット養成学校での一幕が描かれるわけですが……ここまでと少々雰囲気が変わったなと感じました。そこまで悪くはないものの、これまでのように心に染み入る展開はあまり無いなーと。頑張っているのは伝わりますけどね。
 
 また、個人的には今週第10週で、舞が大河内教官を快く思っていないのが少々疑問に感じます。
 確かに五島、なにわバードマンと、舞がこれまで共に過ごしてきた人々は、みんな同じ夢を叶えるために、時に仲違いしつつも共に歩んで来ました。しかし大河内教官の役目は、パイロットには不向きと判断した生徒を落とすこと、即ち夢を諦めさせることに等しい。舞がこれまで出会ったことの無い人物とも言えます。故に反発するのも分からなくはないですが……
 とはいえ、大河内教官も何の理由もなしに落としているわけではなく、才能のみを重視して努力を軽視する人物でもない。むしろ私情を挟んで合格させ、万が一の事態になったらそれこそ一大事。努力はいつか報われるにしても、その「いつか」を待ち続けるほど甘い世界ではないはず。
 そういったこともあり、個人的に大河内教官は良い人にしか見えないので、舞との認識のズレが少々気になる展開が続くなーと思う今日この頃でした。
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「サラリーマン」と書いて「きかんしゃ」と読むきん!

2022-11-29 07:54:26 | テレビ・映画・ドラマ
 「きかんしゃトーマス」。私も幼い頃に何度も同じビデオを見返し、絵本を読み返していました。

 そんなトーマスが12年ぶりにフルリニューアルとのことで、それを記念した作品が配信されました。それが「サラリーマントーマス」!……いやいや、そんなこと公式がやるわけが……(YouTubeで検索中)……公式だーー!?
 公式で「アテフリドラマ」と紹介されているとおり、元々のトーマスたちの音声はそのままに、それに合わせてサラリーマンの十升(トーマス)たちの物語が進んでいきます。加えて元の映像も右下に小さく映っているので、原典ではどういった場面だったのか、比較して見られるのも楽しいですね。

 第1話は「あなにおちたトーマス」を元にした「ソシャゲ沼(あな)におちたトーマス」。もうサブタイトルだけでズルいです(笑。
 「あなにおちたトーマス」の物語を現代のサラリーマンに上手く落とし込んでおり、時折入る注釈では「汚い溝」を「深夜残業」と訳すなど、センスが抜群です。特に「もう二度としません」「ドジ」の訳は最高でしたね(笑。
 最後には大人のための教訓もあり、トーマスってこんなにためになる話だったのか……と納得させられる一幕もありました。

 現在は第2話「社員用トイレ(きかんこ)のもめごと」までが公開されており、今週末には第3話も公開予定とのことで、そちらも楽しみです。
 それにしても今のトーマスのおもちゃって凄いんですね……宙返りまで出来てしまうとは。幼い頃にあの商品をお店で見かけたら、ずーっと眺めていられそうだなぁ……と。
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