ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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50,000円以内の魔改造

2020-09-16 07:50:31 | テレビ番組・ドラマ
 先日NHKBSにて「魔改造の夜」なる番組が放送されていました。どうやら6月に2回に渡って放送されたものを、1つにしたスペシャル版だった模様。

 ド直球すぎるタイトルどおり、テーマは「魔改造」。身近にあるものを魔改造し、本来到達しえない記録を出すことは出来るかに挑戦するこの番組.
ただし「改造は絶対にマネしないでください」とのこと。「この番組を見て自分も魔改造しました!」なんて言って、事故でも起こったら大変ですからね。

 今回対象となったのは「トースター」と「犬のおもちゃ」の2つ。「トースター」は「如何に形を保ったまま(美味しそうな外見を保ったまま)高く飛ばせるか」を競い、「犬のおもちゃ」は「如何に速く走れるか」をそれぞれ競うことに。数えきれないほどある物の中からこの2つを選ぶセンスよ…

 魔改造を行うのは3チーム。敢えて実名を出さないあたりが「魔改造」に取り組んでいる感じがします。ただし個人名は出ますが(笑。
 50,000円という限られた予算内で、それぞれが独自の発想で試行錯誤しつつも魔改造を施していく様や、土壇場で求められる微調整、普段絶対に見ることが無い光景を困惑しつつも固唾を飲んで見守る人々、脅威の逆転劇に湧く大人たちなどなど、参加する方々が本気で魔改造に取り組んでいる様が伺えます。

 これまで生きてきた中で経験したことの無い「パンを高く飛ばせるか否か」「犬のおもちゃが爆走するか否か」へのドキドキ感。「パンを高く飛ばすためとはいえ、いくら何でも本体にそんな仕組み施すか!?」という奇想天外なトースターの登場に始まり、続く「犬のおもちゃ」においては、「犬」という概念すら魔改造してみせたT社の発想が凄まじかったですし、それが爆走する様はもう気持ち悪いやら面白いやらで笑いが止まりませんでした。

 今回はこの2品だけでしたが、いずれまた別の品で、大人たちの全力の魔改造を見せてもらいたいですね。
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「ケイゾク」を見て

2020-09-03 07:45:18 | テレビ番組・ドラマ
 1999年に放送されていたドラマ「ケイゾク」を視聴しました。

 主人公である柴田純が「継続捜査」となった事件を解決していくミステリーであり、全11話。1~7話は要所要所に柴田の教育係兼相棒を務める真山徹の過去や、その後の展開において重要なカギを握る人物が出て来るものの、基本的には1話完結。8話以降は柴田の今と真山の過去が重なり、警察組織を巻き込む、ある人物の大きな陰謀に迫っていく物語となっています。
 どこか飄々とした柴田をはじめとした登場人物たちのキャラクター性によって緩和はされているものの、全体的な雰囲気はやや暗め。特に後半、容赦なく柴田らが追い詰められていく展開にはハラハラさせられっぱなしでした。

 柴田については、普段は物おじせず飄々としていながらも捜査となれば持ち前の頭脳をフルに活用し、事件の真相にたどり着く、どこか頼りないけどいざとなれば頼もしい人物という印象を抱いていました。あと可愛い。
 しかし、とある事件において、目の前で起こった悲惨な光景に絶叫するシーンがありまして。刑事ものは好きでちょこちょこ見てはいますが、ああいった場面を前にして声を荒げる刑事はいても、悲鳴を上げる刑事というのはあまり覚えが無いために、強く印象に残りました。続く話における悲痛な叫び声も真に迫っていて凄まじかったです。悲壮な決意を固めるシーンと併せて、こちらも強く印象に残りました。

 話としては、ラストに投げかけられた言葉が心を刺す第2話「氷の死刑台」や、第6話「史上最悪の爆弾魔」が好きですが、やはり終盤にかけての怒涛の展開は凄まじかったです。何が起こっているのか、何が真実なのか、誰が味方で誰が敵なのか、真犯人は一体どこにいるのか…と、最後まで予想が出来ない展開の連続であり、敵味方共に容赦なく命が奪われていく様は見ていて恐ろしかったです。
 色々悲しいこともあったけど、最後に真犯人も分かってハッピーエンド!…とはいかないのも、この作品の魅力ですね。結末について深く語ることは避けますが、「ケイゾク」というタイトルに相応しい終わり方だったなと。


 以前の記事でも書きましたが、昔はこのドラマは(恐らく主にOPの雰囲気が)怖くて見られませんでした。親が見ていた記憶はあったものの、どんな作品かは深く知らない。折角再放送するなら見てみようかと思っての視聴となりました。作品の展開そのものは怖かったですが、夜眠れなくなる怖さでは無かったので良かったです(笑。あと1話冒頭で「おみや」という聞き覚えのある単語が使われたのも、不安を和らげてくれました。「おみやさん」を見たことがあって良かった…

 そんな感じで21年越しの「ケイゾク」視聴でした。
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そして初代にポロロッカ

2020-01-31 08:03:00 | テレビ番組・ドラマ
 そんなわけで「鬼平犯科帳」の話です。

 BS11で放送していた「鬼平犯科帳'82」が終わったかと思えば、今度は「鬼平犯科帳'69」の第27話が始まっていました。これまで私が見ていたのは萬屋錦之介さんの鬼平だったので、初代松本白鸚(八代目松本幸四郎)さんの鬼平を見るのは今回が初めてとなります。
 既に鬼平=萬屋錦之介さんのイメージが固まっていたので、違和感なく見られるかどうかとちょっとだけ不安なところもありましたが、そんな不安が杞憂だったと思い知らされました。どちらの鬼平も優しさと厳しさを併せ持った感じが良いですねぇ・・・

 しかも今回視聴した第27話「五年目の客」のラストがまた素晴らしい。「あぁ、やってしまったな・・・」からの「粋な裁きだ!」と思わせておいての「えぇ・・・」となって、ラストのアレですよ。うつろな目で、それでいて一心不乱に歩き続けているかと思っていたら、手前の履物に焦点を合わせてのエンドクレジット。見事過ぎて「はぁぁ・・・」と思わず唸ってしまいました。

 録画していた「鬼平犯科帳'82」も相変わらず面白く、「土蜘蛛の鬼五郎」終盤の殺陣は何度も見直すくらいカッコいい・・・流れるように賊を退けながら刀を肩にかけるところとか超カッコいい・・・他にも「市松小僧」のラストがあまりにも衝撃的でぶったまげたりと、いやはや本当に面白い作品なんですねぇ・・・40年、50年前でも色あせない魅力というものを再認識させられっぱなしです。

 まだ全部は見切れていないので、まだまだ楽しみは尽きそうにありません。でも、一つだけ欲を言わせてもらえれば・・・字幕つきません?(汗。ほら、知らない/聞きなれない単語があったりするので・・・
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放送するものしないもの

2020-01-25 08:04:00 | テレビ番組・ドラマ
 「お!このドラマ面白いじゃん!」と思って見始めて、いつか再放送の機会には最初から録画しようかなーとか思っていた作品が、諸般の事情によって再放送の芽が摘まれかねない事態に陥ってしまうことがたまーーーーにありまして。いや、あって欲しくないんですけど。

 「作品に罪は無い」という意見も分からんでもないですが、事情が事情なだけに再放送すれば何を言われるか分かったものではないでしょうし、仮に再放送されたとしても「これに出ているこの人、こんなことやってたんだなぁ・・・」という気持ちで見ながら見るのは辛いところなので、結局作品そのものが苦手になってしまいかねないという・・・それが主役なら尚の事。本当、良い作品だっただけに勿体ないよなぁ・・・と。

 一方で放送はされるけれども、一部バッサリカットされて放送されたのを見かけたことがあります。確かにそこまで本筋に関わっているわけではないからカットも出来るんでしょうけども、一部の流れがよく分からんことになるという弊害も見受けられました。

 放送されないのも哀しく、放送されてもカットされて「あぁ・・・」となるのも哀しく。何事もなく、いつまでも楽しい気持ちで見続けたいと、そう思う今日この頃でした。

 
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実写もゆるっと△

2020-01-18 08:11:37 | テレビ番組・ドラマ
 今月からテレビ東京にて「ゆるキャン△」のドラマ版がスタートしました。

 「ゆるキャン△」といえば、アニメ化もされたキャンプ漫画。正直「実写化」と聞くとヒェッとしかならない私ですが、この作品の実写化については「まぁキャンプが題材だし・・・」ということもあって、そこまで不安には感じていませんでした。それに加えて「志摩リン」を演じるのが、かつてはクッキンアイドルまいんちゃんだった福原遥さんですしね!・・・何だろう、この福原さんへの無限の信頼感。毎回毎週のように見ていたわけではありませんが、妙に「まいんちゃんなら大丈夫」みたいな信頼感があるんですよね・・・あとキュアカスタードだったし・・・


 で、こちらの作品。CMでは「Amazon Prime Videoで独占配信中!」とされていますが、何故かニコニコ動画でも期間限定で配信されていまして。てなわけで早速見たところ・・・福原さんへの信頼感が更に増す結果となりました(笑。

 「ゆるキャン△」はアニメ版しか見ていない私ですが、実写ドラマ版も思っていた以上に楽しめました。やはり実写ならではの広大な景色の描写は素晴らしいですね。改めてキャンプ場の広さや富士山の雄大さが伝わってきます。
 加えて各登場人物も違和感なく「リンだ・・・」「なでしこだ・・・」といった感じで受け止められるくらいにはまっています。特に千明は見た目が完璧に千明なので、出てくるだけで面白いです(笑。
 また、声はどことなーくアニメの声優さんに近づけているような気がしますが、つまるところアニメ・ドラマ共に原作漫画のキャラクターのイメージにあった役作りをされている、ということなのでしょう。特になでしこは、時々アニメでなでしこの声を演じられた花守ゆみりさんが喋っているのではと思ってしまうことがチラホラあったり。

 「役者さんたちがキャンプをしている作品」ではなく、きちんと「ゆるキャン△」として楽しめるドラマになっているなーと感じつつ、第2話を視聴終了。これからもこの調子で最後まで楽しく見ていけたらと良いな。 

 ・・・ただ、唯一無二の不満点を挙げるとすれば・・・大塚明夫さんのナレーションが欲しい・・・!(笑。
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時効警察はじめました 第8話(最終回)

2019-12-07 08:41:17 | テレビ番組・ドラマ
時効警察はじめました 第8話(最終回)「未来の事は誰にも解らないけど、さよならだけはやって来るのが人生・・・なんちて」

 霧山は再びアメリカから声をかけられる中、かつて聖ノストラダムス高校の高飛び込み部コーチが屋上から転落死した事件を趣味で調べ始める。一見するとなんら事件性のない転落死だったが、その事件を予言していた人物がいた。彼こそ現在、予言者「スピリチュアル雨夜」として名を馳せている雨夜翔太だった。
 何故雨夜は事件を予言できたのか。何故コーチは死んだのか。霧山修一朗、最後の事件が始まる・・・


 という感じで始まる時効警察3期最終回。実のところここ最近の話はイマイチなところもあったのですが、最終回は話のテンポも良く、会話も面白く、締めも素敵な感じでとても良かったですね。

 事件のトリックそのものは「音楽」というキーワードが出てきた時点で察することが出来ましたが、「誰にも言いませんよカード アメリカン」を渡された後の犯人の行動には驚かされました。「洗脳と誘導を用いた罪から逃れた」とも捉えられますが、彼なりに反省し、二度と洗脳と誘導を使わないように自らの地位を捨てたと、どっちにも捉えられるかなぁと。

 そして最後、霧山くんと三日月くんのしばしの別れのシーンは、とても素敵でした。催眠や洗脳になんて頼らなくても、霧山くんにはとうの昔に雨夜とは関係なくトリガーが仕込まれており、気持ちがパタッとなる時があったんだなぁって。それがいつ、どこでかは分かりませんが、それもまた素敵。「未来でまた会おう」と優しく彼女を抱きしめる霧山くんが超絶イケメンでした。
 時効を迎えて終わってしまう事件もあれば、時効を迎えない思いもある。2人が再会する「未来」は数か月後か数年後か・・・てっきり番組終了後にもう1本特番!みたいな流れかと思っていましたが、この終わり方の方が未来への展望を持たせる感じで良かったのかもしれませんね。あんまりにもあっさり戻ってきたら、それはそれで面白そうですが(笑。

 また、彩雲くんの「気持ちがパタッとなるとき」の話も素敵でしたね。加えて霧山くんの「こういう駅は、電車は来ない方がいい。そう思うんだけど」がこれまたカッコよすぎる・・・!そりゃ彩雲くんもパタッといきそうになりますって。


 というわけで最終回だったわけですが・・・三日月くんの別れた旦那さん、サネイエさんのお腹の赤ちゃんの件にもそのうち触れるんだろうなぁと思っていましたが、そんなことはなく。
 12年ぶりながらもお馴染みのキャラクターは勢ぞろい。新キャラの彩雲くんは毎回のように捜査についてきながらも、結局誰にも言いませんよカードを渡すところを見ることは叶わず。最終回のパタッとなりそうになる彼女がとても可愛かったですし、ヒールの彼女も面白かったですね。
 もう1人の新キャラクターである康知くんは、鑑識というポジションであるが故に、表立って事件に関わる機会は少なく。彼と母親の関係性に注目した話もありましたが、もうちょっと活躍を見てみたい気持ちもありました。まぁ新キャラ2人に関しては配信されている特別編で!ってことなんですかね・・・


 前半に比べて後半はうーんなところもありましたが、久々の時効警察、楽しませてもらいました。ありがとうございました!
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時効警察はじめました 第5話~第7話

2019-12-06 07:58:25 | テレビ番組・ドラマ
「時効警察はじめました」の第5話から第7話の簡単な感想です。

第5話「密室狭しと言えども、ひとたびコントをしようものなら殺人来たると言っても過言ではないのだ」

 彩雲がSNSで知り合った女性は、伝説のコント師・マリリンの村瀬ベルギーワッフルの娘だった。村瀬は相方の栗原くりごはんとのラジオ番組の収録の最中に急死。娘は栗原が父を殺したと信じて疑わないが・・・という事件。
 犯人自体は意外性のあるものではなく、あぁ、このまま飽きられていくんだろうなぁ・・・と思ったら、予想外のオチに驚かされました。ネタ帳抜きにはやってこれなかったものの、大衆には受けるから生き残りはする。ただ、それはコント師「マリリン」の目指した道とは違うものでしょう。テレビに出たいと願っていた栗原の夢は叶い続けるのかもしれませんが、虚しさや皮肉めいたものも感じられるオチでした。


第6話「プロレスの楽しみ方は人それぞれで、善玉でも悪玉になるし、またその逆も然り、と言っても過言ではないのだ」

 かつて試合終了後に亡くなった1人のプロレスラーの真相を解き明かす物語。麻生久美子さんが吉岡里帆さんに卍固めをしかけるのは「時効警察はじめました」だけ!・・・という宣伝文句が適切かどうかはさておいて。
 事件そのものは互いの強さを証明するプロレスと、観客を楽しませるプロレスの食い違いにより起こったものでした。互いにプロレスにかける情熱はあったものの、その方向性が食い違っていた。最後の最後でプロレスを愛する者から殺人犯になってしまった犯人と異なり、殺されたプロレスラーは最後までプロレスラーであり続けていましたね。あそこで病院に行くことも、相手を訴えることもできたでしょうに、それをしなかったのはチャンピオンへの渇望、そして筋書を作らなくても、自分の強さを証明すれば観客も喜んでくれると、そう思っていたのかなぁと。
 にしてもヒールの彩雲くんには驚きましたね・・・てっきりあのまま最終章の犯人になるかと思いました。いやだって、別番組ですけどダークナイトありましたし・・・


第7話「メガネをかけても外しても、見えすぎちゃって困るの、なんてことはないのだ」

 開運メガネの生みの親・桃瀬多恵子。彼女は開運メガネが売れる前に、夫であり人気メガネ歌手であった蝙蝠ユキオが殺されるという不幸に見舞われていた。胸に残った平行四辺形の傷あとは何を意味しているのか・・・という事件。
 メガネをかけることで周りはよく見えるようになっても、人の心まで見えるようになるわけではない。これまた互いの思いのすれ違いから起きた悲劇でした。まぁ、13股が疑われている状況下において、目の前で堂々とあんな電話されたら怒るのも不思議ではないですが・・・言わなければ伝わらないこともあるよねってお話でもありましたね。
 展開そのものはよくあるすれ違いものでしたが、今回は「誰にも言いませんよカード」が良い味を出していたと思います。


 そんな感じの第5話から第7話でした。いずれもつまらなくはないけれども、ちょっとインパクトに欠ける感じがしなくもないですね・・・最終章はどうなることやら。
  
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突然の鬼平犯科帳

2019-11-13 07:53:19 | テレビ番組・ドラマ
 うちのテレビって、電源オフの時にレコーダーが起動すると、電源オンにした時録画された番組のチャンネルが映る仕組みになっていまして。

 で、昨晩。前日にBS11のグリッドマンを録画していたため、テレビをつけるとBS11が映りまして。そこで放送されていたのが「鬼平犯科帳'80」。
 録画したけど未視聴の番組、とりあえずゲーム、何なら昔のブルーレイ。何を見たものかと考えていたことが全て吹っ飛び、そのまま鬼平犯科帳を見続ける私がいました。スリの集団を捕まえて終わり!かと思っていただけに、その後の展開には「そう来るか!」と驚かされましたね・・・長年続いているのも納得がいく話でした。

 数年前は「吉原裏同心」を見てましたし、去年だったか一昨年だったかは「忠臣蔵」を見たので、別段時代劇を見るのが初めてというわけではないです。
 ただ、時代劇に全く興味の無かった昔の自分からしてみれば「たまたま放送していた時代劇に夢中になる」というのは想像も出来なかったなと、改めて感じました。

 なかなか普段は狙って時代劇を見ることはないですし、まだ「これからも毎週見ます!」とまではいきませんが、その魅力の一端を知ることが出来ただけでも良い経験だったなと思う今日この頃でした。


 ・・・ちなみにいつもは、同じような感じで流れていた通販番組を見て「朝っぱらから服が売り切れるのか・・・」と不思議に感じる朝を過ごしています。
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時効警察はじめました 第4話

2019-11-09 08:16:07 | テレビ番組・ドラマ
時効警察はじめました 第4話「ゾンビもゾンビ映画も蘇るなら、時効事件の捜査も蘇るのだ!」

 25年前の伝説のゾンビ映画「ロマンティックを止めるな!」。全編長回し1カットでの撮影中、監督の唐沢浩一郎が何者かに殺害されたことで現在はお蔵入りになっているが、主演女優であり容疑者でもあった折原千香子はスターダムへと駆け上がることとなった。
 事件前日に唐沢と折原が激しく揉めていたことから、折原に動機はある。だが長回し1カットの間、出ていない時間は数分だけというアリバイが崩せず時効入り。

 映画のリメイクの撮影現場に参加させてもらえることになった霧山は、三日月、彩雲らと共に事件の再調査に乗り出し・・・


感想
 今回折原千香子を演じられたのは中島美嘉さんですが、「へー、歌手だけじゃなく女優もやられているんだー」と思ってしまってすいません!ネットで調べるまで「NANA」のことが頭から抜けていてすいません!(汗。

 さて今回は「長回し1カットでのゾンビ映画」という、地上波放送時に冒頭30分程度で酔って視聴を中断した映画を思い出すかのようなシチュエーションで起きた殺人事件の話。

 新人女優である折原に対し、容赦ない罵倒を浴びせていた唐沢監督。あれも彼女の才能を信じてこそ、才能を引き出すべく行ったことなんでしょうけども、分かり辛いというか不器用というか・・・
 創作物では「一見恨まれそうな人物だけれども、実は相手を認めているからこその叱咤激励だった」「厳しさは愛情の裏返し」的な人物をたまに見かけますが、もうちょっと素直に認めてあげれば殺されずに済んだのではと思わずにはいられません。まぁそんなこと言ったら事件も起こらず、平和に撮影終了して終わりですが(苦笑。

 ノーカットのアリバイ崩しと、その更に裏にある真実をも突き止めた霧山くん。嘘や編集で真実をごまかし続けてきた犯人たちですが、監督への信頼と尊敬の念だけは嘘偽り無いものだったと。
 考えてみれば25年も前の作品のリメイクにあたり、当時のスタッフが再集結ってのは凄い話ですよね。今回役者とスタッフが誰一人欠けることなく集まったのだとすれば、25年もの間、業界の中で生き残り続けてきたということ。それだけ唐沢監督の人を見る目は確かだったということなのでしょう。
 それだけに、仕事が減ってきたことや、世間の「ゾンビ映画の人」ではなく「メロンのCMの人」という認識は・・・監督に信頼された彼女にとっては我慢できないことだったのかなーとも。


 「ゾンビ」と「最後」の意味を含んだ「誰にも言いませんよカードZ」をもらっても犯人は「こんなゆるい結末ありえない!」「これじゃまるで深夜ドラマじゃないの!」と御立腹。
 それに対して「深夜ドラマってすごく面白いですよ。テレ東とか」と三日月くん。へー、テレ東の深夜ドラマって面白いんだー、へー・・・まぁ最近はネット配信とかやってるかもしれないし・・・


 そして今回は、事件と全く関係のないところで加藤茶さんも出演されていました。CM入りの前の画面で「このあと、カトちゃん登場!」というテロップを見た時には「カトちゃんって言えば加藤茶さんだけど、まぁ別の『加藤』さんなんだろうな」と侮っていたので、まさか本人が御出演とは・・・

 そんなわけで「生・カトちゃんのクシャミはやっぱりイックションですが・・・このドラマはフィクションです」といったところで、また次回。
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時効警察はじめました 第3話

2019-10-26 05:52:08 | テレビ番組・ドラマ
時効警察はじめました 第3話「婚活にルール・マナーは数あれど、「殺し」に勝るタブーなし」

 25年前、婚活の女神こと琴吹町子が主催する婚活セミナーの受講者の婚約を祝うバーベキューパーティーが開催される中、後藤紗良が「MISTAKE」と読めるダイイングメッセージを残して殺害された。
 婚約者である城崎公彦は凶器であるナイフセットを持っていたこと、直前に喧嘩していたことから疑いの目がかかるも、町子によりアリバイが立証されたため、事件は時効を迎えた。

 そして現在、町子は公彦と結婚。三日月は町子から詳しい話を聞こうとするが、彼女のセミナーのプレミアム会員にはなれず、おまけに霧山への想いを見抜かれて話をそらされてしまう。そして町子は霧山を誘惑し始めて・・・



感想
 ノック2回はトイレ、ノック3回は部屋に入る時・・・というのは聞いたことがありますが、正直めんど(略。

 さて今回は婚活の女神にまつわる事件。三日月くんは霧山くんへの想いを見抜かれて、「事件か霧山くん、いずれかの質問に一度だけ答える」という見事な話のそらされ方にまんまとはまっていました(笑。そして即つり橋効果をアスレチックで実践するも失敗。想いは本物なのに、やり方が間違いすぎる・・・

 霧山くんも町子に篭絡され、一時的にテニスプレーヤーになったかと思いきや、やっぱり元の趣味である時効事件の捜査も忘れられず、そちらをきっちりと最後までこなしていました。
 凶器であるナイフセットのうち、何故殺傷能力の高い「真ん中」のナイフではなく「外側」のハサミとナイフを使ったのか。「MISTAKE」は実は書き損じで本来は「MISSTAKE」だったが、その意味は何か。特に後者には二重の意味があるとは思いもしませんでした。英語が堪能かつ犯人への恨みがこもった被害者だからこそのダイイングメッセージだったとは。

 そして今回はプレミアム会員&ゆるふわパーマになったおかげで、初めて彩雲くんも事件解決の場面に立ち会うことに・・・!なるかと思ったんですけどね(笑。
 十文字さんもそんな彩雲くんにすっかり魅了されてしまったようですが、何故かその手に持った薔薇は霧山くんの手に・・・(汗。そういう婚活のアドバイスも、町子はしてくれるんですかね・・・

 
 婚活における様々なルールやマナーを説いていた町子ですが、ルールやマナーも大事だけれども、一番大事なのは如何に相手のことを思いやることが出来るか、相手を愛し支えることが出来るかどうか、という点なんでしょうね。公彦も町子のつり橋効果にやられたところがあるとはいえ、献身的に彼女が支えてくれたからこそ研究も成功に至ったわけでしょうし、その愛に偽りは無いのでしょう。

 ちゃっかり水に落ちた時用の完全防水加工の「誰にも言いませんよカード」を用意していた霧山くん。しかし落下シーンが人形ではなく本当に落ちているようにしか見えないあたり、技術って凄いですね・・・

 「出会いはスローモーションですが・・・このドラマはフィクションです。」といったところで、また次回。霧山くんの落下シーンにも驚きましたが、し突然のパトレン1号を演じていた結城さんの御出演にも心底驚いた第3話でした。
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