ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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相棒18 第4話「声なき声」

2019-10-31 06:21:43 | 相棒シリーズ
相棒18 第4話「声なき声」

過重労働撲滅対策班、通称「かとく」の一員である片桐晃一がビルから転落し、遺体となって発見された。現場の状況から他殺の可能性も考えられる中、特命係は野次馬の中に「真実を追う男」ことジャーナリストの中川圭一郎を見つける。

右京は中川が突き止めた遊具事故を、冠城は片桐が受け取っていた過重労働の告発メールの差出人をそれぞれ調査する中、遊具の制作元であるヤクトー工業にたどり着く。そこでは外国人技能実習生が過重労働を強いられており…


感想
フォトスの風間楓子はこれまでにも何度も出番がありましたが、イマイチ立ち位置が良くわかっていないキャラクターなんですよね…まだあまり馴染みが無いといいますか。ただ、今回で以前よりは親しみが湧いたかなと。

さて今回は過重労働撲滅対策班と外国人技能実習制度のお話。絵に描いたような外面の良い社長と悪徳役人にはちょっと笑ってしまいましたが、話自体は至って真面目。
外国人に日本で働いてもらい、母国で役立てる技術を身に付けた人づくりを行う、少子高齢化による人手不足の解消…といったことが目的であるはずが、ヤクトー工業では安い賃金と過重労働を強いるという制度の悪用が行われていました。で、その裏にはその制度を推し進める代議士が関与していて、かとくにも圧力をかけていたことが発端だったと…

真実を明らかにする、過重労働を撲滅する。中川と片桐にはそれぞれ使命があったはずなのに、大切な誰かを思うがあまり、その一歩を踏み出せなくなってしまった。片桐は誤った一歩を踏み出してしまい、自ら命を落とす結果に。あの行動は、自分の口からは明かせない、中川なら自分の死から真相にたどり着いてくれる、警察が自分の死の背景を調査することで全てを明らかにしてもらいたい…どんな思いから踏み切った一歩だったのでしょうか。立花を信じて、真実を明らかにすべきだったとも思いますが、黙っていたのは絶対に間違いだとは言い切れないのが人情ですかね…

過重労働で自殺をしたヤクトー工業の実習生の「ごめんなさい」が辛かったですね…真に謝って然るべき人物が堂々と暮らしていて、何故彼らが命を落とさなければならないのかと


今回は一時的に別々の調査にあたった右京さんと冠城くん。喫茶店で「無理に一緒に行動する必要はない」と言われて、右京さんに伝票を押し付けつつ立ち去ったり、ヤクトー工業ではアイコンタクトで隠れた実習生たちの元へ向かったり、かとくの役人の心に寄り添ったりと、冠城くんがいい味を出していましたね。
青木は「べ、別にあんたのために調査してあげてるんじゃないんだからね!勘違いしないでよね!」的な雰囲気を漂わせていましたが、彼の場合ツンはあってもデレは無いなと(苦笑。

最後は楓子が真実を明らかにしての締め。大事な人であっても、大事な人だからこそ真実を明らかにすることの大切さを最後に示した感じとなりました。
また、かとくの立花さんがヤクトー工業に立ち入り調査を行う姿も素敵だったなと。辛い話ではありましたが、最後に救いがあって何よりです。

そんなこんなで次回は冠城くんの元恋人の話。
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2019年秋アニメも中盤

2019-10-30 07:04:40 | 2019年アニメ
 そんなわけで放送から大体1ヶ月が経過しそうな2019年秋アニメ。視聴継続中の作品はこちらになります。

①Fate/Grand Order ‐絶対魔獣戦線バビロニア‐
 FGO1部第7章のアニメ化。とにかく戦闘シーンが動くの何の。あと、改めてマシュの鎧って凄いんだなって思いました(笑。あれは中の人の趣味か何かで・・・?
 遊んだのが結構前なのでうろ覚えの部分もありますが、終盤にかけての盛り上がりはとにかく凄まじいので期待しています。

②アズールレーン
 最近になってゲームを始めたのですが、アニメを見て初めて設定を理解しました(汗。いや、アニメとゲームが同じ設定かどうか分からないんですけども、何で同じKAN-SEN同士で争っているのか疑問だったもので・・・

 同じ勢力であるラフィーとジャベリンが、敵勢力である綾波とどのように交流を深めていくのか。損傷を押してまで誰かのために動くエンタープライズは、ベルファストとの関わりでどう変わっていくのか・・・がメインになる感じですかね?

 似たような感じの作品のアニメ化がアレだったので正直不安がありましたが、こちらの戦闘は見ていて非常に面白いですね。1話の加賀による謎の武装した巨大九尾の狐の召還や、2話のホーネットの回避行動や瑞鶴が刀にチャージする動作など、予想がつかない戦いをしてくれるので、見ていてとても楽しいです。


③魔入りました!入間くん
 まぁ土曜の夕方に見るものもないし・・・ということでEテレをつけたら、思いのほか楽しかったアニメ。
 主人公である入間くんは両親によって悪魔サリバンに魂を売られ、魔界でサリバンの孫として暮らし始めることに。魔界の学校にも入学することになり、そこでアスモデウスを初めとした様々な悪魔たちとの交流が描かれていくっぽいです。とりあえず生徒会長がどんなキャラか非常に気になる。

 何というか、土曜の夕方にちょうど良いアニメと言いますか。体の力を抜いてリラックスして楽しめる感じのアニメだなーと。深夜アニメだけじゃなくて、こういう枠のアニメも大事ですよね、本当。


④ハイスコアガールⅡ(OVA/2期)
 結局OVAをどうしたものかと迷っていたら、何とOVAの内容から放送してくれるという非常にありがたい構成になっていました。
 小春ちゃんとの対決、ハルオによる晶だけのゲーム作りからのあの展開ですよ。言葉には出さず、行動で最大級の好意を示す晶がとても可愛らしく、見ていて心から応援したくなる2人です。一方で小春ちゃんも頑張って欲しいのが何とももどかしいところではあるのですが。
 最大の障害であった家庭教師との雪解けも進むみたいですし、2人の道を阻む者はもういないはず。後は2人一緒のハッピーエンド目指して一直線!となってくれれば良いのですが、どんな展開が待っているのやら・・・


⑤俺を好きなのはお前だけかよ
 そう来るか!といった感じの第1話からの第2話を経て、第3話でのネタバレ。同じ言葉でも雰囲気が違うのって良いよね・・・
 もう少し正体バレは引き伸ばすのかと思っていたのでちょっと意外。3話で1巻終了、といった感じでしょうか。ある程度話も落ち着いたので、ここからどう発展していくのか読めないところなので、続きが楽しみです。


⑥本好きの下克上 司書になるためには手段を選んでいられません
 本好きな少女が異世界転生したら、そこは本も紙も超高価な世界。だったら自分で作れば良いじゃない!と奮闘する少女の物語。深夜アニメではありますが、雰囲気的には入間くんと同じように平日夕方ぐらいの感じが漂っています。
 設定は面白いのですが、アニメで見たいかと言われるとちょっとだけ悩んでしまうところも。本で読む分には面白そうですけどね。


⑦私、能力は平均値でって言ったよね!
 異世界転生してからある程度の年数が経過しているというパターンは見たことが無いなーと思いつつ視聴。キャラクターは可愛く、OPもノリが良くて楽しいのですが、本編はちょっと微妙かなぁと。色んなネタが詰め込まれすぎている感じが否めないです。


⑧ぼくたちは勉強ができない 2期
 安心と安定のぼく勉の2期がスタート。OPとEDも良い感じです。
 2期アニメの良いところは、1期の途中から参加したキャラクターが最初からいるところですね。真冬先生と小美浪先輩のますますの活躍に期待・・・ですが、3話の関城回も非常に良かった。本当、良い子です・・・これでメインヒロインじゃないとか嘘だろ!?


⑨放課後さいころ倶楽部
 ボードゲームやカードゲームといった、様々なゲームで遊ぶアニメ。見ていて「やってみたいなー」と思える作品なので、各種ゲームの魅力はバッチリ伝わってきます。各種ゲームと物語の展開を合わせているのもまた面白い。


 そんな感じで9作品を視聴中です。ここから減る可能性が無いとは言い切れませんが、全部追いかけられると良いなぁ・・・
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電光超人グリッドマン 第30話「世界滅亡の日」

2019-10-29 06:08:26 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第30話「世界滅亡の日」(魔力超獣ジュバゴン登場)

当たると評判のコンピューター星占い「トキメキ星雲」。武史もゆかとの恋愛運を占うが、名前は似ている全くの別人に迫られて散々な目にあってしまう。
そこで武史は魔力超獣ジュバゴンをトキメキ星雲のコンピューターに送り込み、そこからカーンデジファーのいいなりになる光線が放たれる。

カナや直人の父、街の人々、遂には直人やグリッドマンまでもがカーンデジファーのいいなりになってしまい…


感想
いつもよりドラえもん味があった導入部分。散々な目にあった武史を見て爆笑した後、気を取り直して冷静に努めるカーンデジファー様とか、まさにそんな感じ。ドラえもんだったらここから「悪かったよ。機嫌なおせよ…仕方ないなぁ…」で道具出してる流れ。

さてそんないつもとは違うカーンデジファーが見られた導入部分から一転、本編はいいなり光線によってカーンジデファーの「恋のライバルは殺してしまえ」「仕事なんてやめてしまえ」「今日は世界滅亡の日だから欲望を解放しろ」といった無茶苦茶な命令に従ってしまう人々が描かれていました。
直人も今日で命が終わるという言葉を信じきってしまい、グリッドマンへの変身も拒むという事態に。てっきり一平の鉄拳制裁で正気になるかと思いきや、それでも直らず。

緊急時ということで今回はグリッドマンによる直人との強制合体が見られたわけですが、戦いたくない直人と合体したために、普段戦闘中は表に出てこない直人の人格が合体後も如実に反映されてしまう羽目に。怯えるグリッドマンが完璧に直人だったので、やっぱプロって凄いんだなぁって。
この様子からして、普段グリッドマンがまともに戦えているのは、戦う意思を同じくする直人のおかげでもあるんだなと改めて感じるシーンでもありました。

そして隙を突かれてグリッドマンも洗脳され、ジュバゴンと仲良く破壊活動。基本「知人やヒーローが洗脳される」という怖い話なんですけど、ちょいちょいコメディ挟んでくるからそこまで怖くはないですね。
出動したゴッドゼノンでジュバゴンを倒すのか、はたまた今度こそ殴って正気に戻すのか…意外と容赦ないゴッドゼノンによるグリッドマンへの攻撃に驚かされましたが、その後のゴッドゼノン回収からの件もまた面白かったです。

物理で正気に戻すのではなく、心に訴えかけて正気に戻す。ハラハラさせられつつ、笑える場面もある面白い回でした。
次回はカーンデジファーが入ったフロッピーを女性が拾う模様。道端に落ちてるUSBをパソコンに繋げるな!という話はどこかで目にしましたが、この時代でも道端にフロッピーって落ちてたんですかね…
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仮面ライダー555 第28話

2019-10-28 06:54:23 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー555 第28話

スパイダーオルフェノクになった澤田を目の当たりにしてなお、真理は元の優しい澤田を信じていたが、巧と草加はその意見に反対。それでも一縷の望みを託し、真理と草加は澤田と話し合いの場を設けようとするが…
一方でラッキークローバー最後の一人、北崎もベルトの奪還に動き始め…

感想
…え?真理16歳で巧18歳…?マジで…?てっきり20代かと…

さて今回は遂にラッキークローバー最後の一人にして最強の風格漂う北崎が登場!
最初不良に絡まれていた時はどこか幼さを残しつつも不気味な雰囲気を放っていましたが、澤田の実力を試す時などは口調からは幼さが消え、恐ろしさが前面に出ていましたね。触れたもの全てを灰に変えてしまうというとんでもない力を持つ北崎。服が灰にならないのは、オルフェノクになった時に着ていた服だから、とかでしょうか。
巧ファイズと草加カイザの二人がかりでも苦戦を強いられたスパイダーオルフェノクを、人間の姿のままであっという間に地面に倒し、足で踏みつけるという圧倒的なまでの強さも披露。これがデルタとか怖すぎませんかね…

敵に奪われたデルタギア。その所持者は沙耶でした。巧のことを知ったうえで近づき、デルタギアを託せる人物かどうか判断しようとしていたっぽいですね。
スパイダーオルフェノクに襲われた際は、デルタギアは奪われるが九死に一生を得て、今後も活躍していく…ものだと安易に考えていたら死亡とは…厳しいなぁ、555…
今回繰り広げられた巧との会話がとても暖かな、それでいてどこか寂しい雰囲気があったので好きだったんですけどね。もっと掘り下げられそうなキャラクターだっただけに退場は意外でした。


そんな沙耶が変身して戦ったであろう相手が琢磨だったわけですが…沙耶デルタに怯え、北崎に怯え、その北崎がデルタに変身という踏んだり蹴ったりな状況に。次回指くわえてましたけど、大丈夫ですかね、この幹部。


澤田を信じたい真理ですが、その想いが伝わることはなく。ただ、いつも耳にあてていたヘッドフォンを、真理に会いに来た時には首からぶら下げていたところを見ると、最低限の会話はしようとしていたのでしょうか。はたまた真理の悲鳴を聞くことで人間をやめる決意を固いものにしようとしていたとか…?
最早分かり合えないと判断し戦いに臨む草加は頼もしかったですが、こんな時でも真理への変わらぬ想いを告白した際の、真理の表情が妙に印象に残ってしまいました(苦笑。あの「この大変な時にこいつは…」みたいな表情が絶妙でした。


ラッキークローバー勢揃いに如何にして立ち向かうのか。にしても、最近ファイズアクセルに出番無いですね…時間制限付きの、ここぞという時の切り札感ありますから、そう簡単に使うものではないのかもしれませんし、出しても負け続きだと悲しいですからね。慎重に出番を考えられているのかなーと。
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騎士竜シリーズ11 竜装変形DXヨクリュウオー

2019-10-27 08:00:20 | おもちゃ・フィギュア
 というわけで、発売日に買ってはいたものの、ちょっと遅れてヨクリュウオーの写真を撮ってみました。


 まずは封印状態のピーたんから。ヨクリュウオーの足と翼を折りたたみ、両腕を膝に取り付けることでピーたんの足に見える・・・という構成。


 こちらが騎士竜プテラードン。キョウリュウジャーが「プテラゴードン」、ジュウレンジャーやアバレンジャーは「(爆竜)プテラノドン」・・・次に恐竜戦隊があるとしたら、どんな名前になるのやら。


 そしてパッケージでは竜装変形、本編では竜装合体扱いのヨクリュウオー!武器は右腕のシールドのみとちょっと寂しいところですが、ピーたん・プテラードン・ヨクリュウオーの3段変形、カブタックを彷彿とさせるような可愛い声からカッコいい声への変化、全身のクリアパーツ、ワイズルーも欲しがるウイングと、かなりカッコいいロボに仕上がっていると思います。
 ただ、ヨクリュウオーの肩の竜装ジョイントは、ウイングが干渉してしまうのが難点かなと。ウイングにもジョイントがあるので、あまり気になりませんが。


 本編中に登場した3大ロボ。竜装ジョイントの使い易さはキシリュウオーが一番ですね。
 キシリュウネプチューンもカッコいいのですが、どちらかといえば強化パーツとしての役割が大きいようにも感じます。
 ヨクリュウオーはキシリュウオーと似たジョイントの配置のため、他の騎士竜たちとの組み合わせ易さはネプチューンより上かと。



















 ヨクリュウオーと各騎士竜たちの組み合わせ。前述したとおり、キシリュウオーと似た竜装ジョイントなので組み合わせやすいです。



 ここからはキシリュウオー(ティラミーゴ)との合体を。商品画像を見た時から「え、これどうやって合体してんの・・・?」と疑問でしたが、何と今回はティラミーゴとプテラードンの上半身をまるっと外すことになります。たまーに外れることはあったものの、まさか後々の合体方法に繋がるとは思いもせず・・・


 こちらがプティラミーゴ。ヨクリュウオーのシールドを、プテラードンの上半身とティラミーゴの頭部の間に噛ませることで、ティラミーゴに翼や角が生えたように見えます。



 余ったキシリュウオーの上半身とヨクリュウオーの下半身を使うとこんな感じに。
 騎士竜形態はさすがにアレですが、ロボ形態はこれはこれで・・・


 こちら、何故か説明書には掲載されておらず、箱にのみ掲載されているキシリュウオージェット。



 キシリュウネプチューンの背中には、ヨクリュウオーの上半身を簡単にくっつけられます(1枚目)。
 また、ヨクリュウオーそのままの状態でも、足裏にシャインラプターとシャドーラプターの武器をつけることで、ハイパーゴセイグレートのようにロボの背面にロボ、という形も取れます(2枚目)。



 そしてキシリュウオー!キシリュウネプチューン!ヨクリュウオーの3体合体!キングキシリュウオー!

 ・・・うーん、悪くない、悪くないんですけど、なんかこう、もう一声欲しいところなんですよねぇ・・・ギガントキシリュウオーからの発展形というのも分かる合体になっていますし。出来ることならメルトたちの騎士竜も混ぜて欲しかったです。
 あとマスクのインパクトがギガントキシリュウオーにやや劣るかなとも。



 各騎士竜たちを混ぜたキシリュウオー。もっと綺麗に全合体させたいものです(苦笑。



 ヨクリュウオーをベースにギガントキシリュウオーっぽくするとこんな感じ。これはこれで・・・


 そんなこんなでヨクリュウオーでした。第1話のキシリュウオースリーナイツのカッコよさに魅かれ、久々に戦隊ロボを買いに走ったこの数ヶ月。キシリュウジン以外で色々遊んできました。時期的にもこのヨクリュウオーがラストだと思うのですが、まだあるんですかね・・・?
 
 ここまで買ってきた感想としては、やはり竜装ジョイントによる合体の幅は凄まじい。騎士竜が増えるに連れて全合体やフォートレス形態の難易度が上がっていきますが、それでもどうすれば綺麗にまとまるか、全パーツを使うか、各騎士竜のパーツを最低1つは使って全合体とするか、などなど、説明書に掲載されていない様々な合体を試すのがとても楽しいロボットになっていました。

 ブログに挙げることは無いかもしれませんが、これからもたまに遊ぶおもちゃになりそうな気がする、リュウソウジャーのロボットたちでした。

 
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時効警察はじめました 第3話

2019-10-26 05:52:08 | テレビ・映画・ドラマ
時効警察はじめました 第3話「婚活にルール・マナーは数あれど、「殺し」に勝るタブーなし」

 25年前、婚活の女神こと琴吹町子が主催する婚活セミナーの受講者の婚約を祝うバーベキューパーティーが開催される中、後藤紗良が「MISTAKE」と読めるダイイングメッセージを残して殺害された。
 婚約者である城崎公彦は凶器であるナイフセットを持っていたこと、直前に喧嘩していたことから疑いの目がかかるも、町子によりアリバイが立証されたため、事件は時効を迎えた。

 そして現在、町子は公彦と結婚。三日月は町子から詳しい話を聞こうとするが、彼女のセミナーのプレミアム会員にはなれず、おまけに霧山への想いを見抜かれて話をそらされてしまう。そして町子は霧山を誘惑し始めて・・・



感想
 ノック2回はトイレ、ノック3回は部屋に入る時・・・というのは聞いたことがありますが、正直めんど(略。

 さて今回は婚活の女神にまつわる事件。三日月くんは霧山くんへの想いを見抜かれて、「事件か霧山くん、いずれかの質問に一度だけ答える」という見事な話のそらされ方にまんまとはまっていました(笑。そして即つり橋効果をアスレチックで実践するも失敗。想いは本物なのに、やり方が間違いすぎる・・・

 霧山くんも町子に篭絡され、一時的にテニスプレーヤーになったかと思いきや、やっぱり元の趣味である時効事件の捜査も忘れられず、そちらをきっちりと最後までこなしていました。
 凶器であるナイフセットのうち、何故殺傷能力の高い「真ん中」のナイフではなく「外側」のハサミとナイフを使ったのか。「MISTAKE」は実は書き損じで本来は「MISSTAKE」だったが、その意味は何か。特に後者には二重の意味があるとは思いもしませんでした。英語が堪能かつ犯人への恨みがこもった被害者だからこそのダイイングメッセージだったとは。

 そして今回はプレミアム会員&ゆるふわパーマになったおかげで、初めて彩雲くんも事件解決の場面に立ち会うことに・・・!なるかと思ったんですけどね(笑。
 十文字さんもそんな彩雲くんにすっかり魅了されてしまったようですが、何故かその手に持った薔薇は霧山くんの手に・・・(汗。そういう婚活のアドバイスも、町子はしてくれるんですかね・・・

 
 婚活における様々なルールやマナーを説いていた町子ですが、ルールやマナーも大事だけれども、一番大事なのは如何に相手のことを思いやることが出来るか、相手を愛し支えることが出来るかどうか、という点なんでしょうね。公彦も町子のつり橋効果にやられたところがあるとはいえ、献身的に彼女が支えてくれたからこそ研究も成功に至ったわけでしょうし、その愛に偽りは無いのでしょう。

 ちゃっかり水に落ちた時用の完全防水加工の「誰にも言いませんよカード」を用意していた霧山くん。しかし落下シーンが人形ではなく本当に落ちているようにしか見えないあたり、技術って凄いですね・・・

 「出会いはスローモーションですが・・・このドラマはフィクションです。」といったところで、また次回。霧山くんの落下シーンにも驚きましたが、し突然のパトレン1号を演じていた結城さんの御出演にも心底驚いた第3話でした。
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2019年夏アニメの感想

2019-10-25 07:55:54 | 2019年アニメ
 もう10月も終わりですが、2019年夏のアニメの感想です。

①まちカドまぞく
 夏アニメの中で唯一原作購入に至ったアニメです。
 想像以上に会話のテンポが速くて驚きましたが、それでいて聞きやすく良い感じのテンポだったことが、この作品の面白さをより一層増していると思います。
 魔族であるシャミ子こと吉田優子と、魔法少女である千代田桃を中心とした日常系・・・かと思いきや、シャミ子の父親などに関する伏線の張り方が素晴らしく、一つの物語として楽しむことが出来ました。
 原作ではここから更に桃の姉の話や、ミカンの体質に関する話などで盛り上がってくるので、そちらもぜひアニメ化を・・・というか、そもそも最終回にリコくぅぅぅん!がいましたし、ぜひに・・・

②ダンベル何キロ持てる?
 1話を録画しなかったことを激しく後悔したアニメ。
 破壊力抜群のOPに始まり、本編中突然服を破壊しながら筋肉を披露するイケメントレーナーの登場、魅力的なキャラクターたち、自宅でも簡単に出来るトレーニング方法の教示、ひたすら筋肉のことしか伝わってこないEDなど、とにもかくにも毎回毎回が印象に残るアニメでしたね。手軽なトレーニングはついついテレビの前で一緒にやったこともありましたし、今でもたまにしています。
 主人公であるひびきを演じるのは「ファイルーズあい」さん。私がこれまで見たアニメではあまりお聞きしたことが無かったのですが、この方のお名前を知ることが出来たのも大きな収穫でした。


③ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
 「グレイが可愛いのは間違いないのだけれども、グレイの顔はグレイのものではないから、グレイを指して可愛いというのは正しいのか。いや、仕草が可愛いからグレイが可愛いということには変わりなく・・・」という自問自答を毎回のように繰り返していたアニメでした(笑。

 アニメ化を前に原作を読んでいたので、とても楽しみなアニメでした。
 前半はアニメから入った方向けに「グレイの戦闘力」や「魔眼」などについて触れ、後半は魔眼蒐集列車での出来事が描かれることとなりました。前半は特にライネス、ルヴィア、グレイの3人によるお買い物回が印象的ですね。あの回のグレイはとても良かった・・・
 そして後半・・・は、ちょっと駆け足気味だったようにも感じますが、それは本とアニメという媒体の違いでしょうかね。ケイ卿が一番最初に来なかったのは何か意図があってのことだったのかも気になるところでした。
 ただ最終回は非常に良かったです。ライダーとウェイバーの会話シーンはもうね・・・(涙。


④手品先輩
 自分の欲望に素直な助手が面白かったですが、出来れば斑さんの出番がもっと欲しかった・・・!


⑤通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
 最初のうちは「3話ぐらいまで様子見かなぁ・・・」と思ってましたが、気づけば最終回まで毎回結構楽しみにしていた自分がいた不思議なアニメ。

 母親である大好真々子同伴のもと、ゲームの世界でテストプレイヤーとして冒険することになった真人。冒険の最中、真々子の色んな姿を見せられるたびに辟易する様や、妙に察しが良くてその後の展開を予想する様が面白かったですね。
 自由気ままな真々子に振り回されつつも、最終的には母親と一緒の冒険を「自分たちにしか出来ない冒険」と割り切って楽しんでいるなど、思春期故に母親との距離感に悩みつつも、母親や仲間たちと共に前に進んでいく様は好印象でした。

 個人的にはヒロインの1人であるワイズが結構お気に入り。戦闘では役に立たないことがありつつも、第11話冒頭で真人におんぶされている際の幸せそうな表情など、しっかりとヒロイン力も発揮していて可愛らしいキャラクターでしたね。

 ストーリーはメディ加入の学園編がちょっと長かったようにも思えますが、全体的にしっかり1クール内に収まっていたかなーと。次があればポータの話もやったりするんですかね?彼女だけ母親関連の話が無かったですし・・・


⑥女子高生の無駄づかい
 個性豊かな女子高生たちによるギャグアニメだと思っていたので、ヲタとワセダの話は不意を突かれたこともあって、非常に印象に残っています。
 様々なキャラクターが出てきましたが、個人的にはマジョがお気に入り。最初はバカたちもマジョの妹に頼まれて友達になることにはなったものの、無理してではなく自然に友達になった感じがとても良かったですね。



 といった感じの6作品の視聴となりました。他にも4作品ほど見てはいましたが、どれもこれも3話あたりで見るのをやめてしまいましたね・・・「コップクラフト」は結構期待していたのですが、あまり乗り切れず・・・

 ともあれ、数日後の秋アニメの現状に続きます。
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相棒18 第3話「少女」

2019-10-24 06:26:01 | 相棒シリーズ
相棒18 第3話「少女」

益子の猫探しの際に出会った少女・秦野明菜。後日特命係と益子の3人は明菜にお礼を渡しに赴くが、そのマンションでは殺人事件が発生しており、容疑者である島村裕之は秦野家に身を隠した後、明菜を連れて逃亡を開始した。
だが現場から指紋が見つかるなど、島村は犯行を隠すつもりが無いにも関わらず、何か目的があって逃げている様子に疑問を覚える右京。

一方で島村と明菜は、大切な人を失った者同士、共感が生まれつつあり…


感想

さて今回は1人の男と1人の少女、互いに大切な人を亡くした者が出会う物語でした。

恋人を自殺に追いやった男を殺そうとした島村。そんな彼の思いを「恋人のためにそこまで出来るなんて凄い」と明菜。島村を恐れないばかりか、後に島村が襲って返り討ちにあった小田桐という男に対しても果敢に立ち向かおうとしていました。
ここで間一髪特命係が駆けつけて島村と明菜の窮地を救うことになるのですが、島村が散々苦戦させられた小田桐を瞬く間に取り抑える冠城くんがめちゃくちゃカッコよかったですね!

事件はここで終わり…かと思いきや、そこから明菜の家庭の話へと移っていきました。
逃亡中、島村に「妹は母に殺された」と語っていたこと、大切な人を失った悲しみから殺人を犯した島村を目の当たりにしたことから、まさか母親を殺すなんて展開に…とハラハラさせられっぱなしでした。

そうはならなかったものの、あわや一人の少女が失われる事態に。あのままだったら母子共に悲しすぎる事件で終わっていましたね…母は娘から恨まれたまま娘に先立たれ、娘は母や妹の真意を知らぬまま、信じられぬまま亡くなるとかね…
特に治療費を稼ぐための共働きを「ほったらかしにしていた」と誤解されたままなんて、辛すぎるでしょう…

島村にしろ、明菜にしろ、そして明菜の妹にしろ。今回の事件の誰もが誰かを大切に思うがあまり、凶行に走ったり命を捨てようとしたり嘘をついたりと、道を外れてしまうことに。明菜の母も娘たちを大事に思って取った行動が、娘からに聞かれるきっかけになるとは思いもしなかったでしょう。
悲しいすれ違いもありましたが、最終的には明菜の命と心が救われて何よりでした。

島村も自ら殺人を犯そうとしたことの愚かさや、恋人もこんな自分を望んでいないと気づくことが出来ましたから、いつか罪を償った暁には恋人にも明菜にも恥ぬよう、真っ当な道を選ぶことでしょう。


終盤まで終始暗い表情や緊迫した表情しか見せていなかった明菜ですが、最後は妹が生きていた頃のように、満面の笑みを見せてくれました。心が救われた、ということが如実に伝わってくる、良い笑顔です…母親との仲も改善されたようで何よりです。


そんなこんなでまた次回。
そういえば今回、青木と益子さんが被害者の携帯電話を探すシーンがありましたが、自信満々で「この辺りにある」と豪語していたにも関わらず、いざ発見したら「あったー!」と大声で叫んでいた青木が印象に残りました。
最近は警察嫌い、部屋に特命係の写真を貼っているという暗い印象がやや薄れて「憎まれ口を叩くけれども、毎度毎度特命係にいいように扱われる男」という印象になってます。彼はどういう立ち位置になっていくんですかね…
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第31話「空からのメロディ」

2019-10-23 07:56:51 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第31話「空からのメロディ」

 ナダの凶刃の前に倒れたコウ。ガイソーケンで付けられたことによりカガヤキソウルでは癒せぬまま、新たに街の上空にフェアリーマイナソーが出現。楽しげな音色で人々は踊り始めてしまい、無事なのはコウとカナロ、オトだけになってしまった。
 上空にいるフェアリーマイナソーには、地上からの攻撃が通らない。そこでコウは本来は空の騎士竜であるピーたんの封印を解こうと試みるが、そこへまたしてもナダ=ガイソーグが現れて・・・


感想
 フェアリーマイナソーを倒すために、空の騎士竜であるピーたんの封印を解こう!
⇒そういえばティラミーゴたちの時は、神殿が壊れた=命の危機に瀕したら封印が解けた・・・
⇒じゃあ命の危機が迫れば封印は解けるはず!
⇒ディメボルケーノ!パキガルー!

 ・・・初期バンバもだいぶ物騒でしたが、今回の封印解除の方法もだいぶ物騒でしたね(汗。だいぶ手加減はしてくれていたんでしょうけども。

 さて今回はいきなり巨大なフェアリーマイナソーが出現。どこもかしこも演奏禁止になってしまい、どこで演奏したら良いのかと困惑する男性が生みの親だった模様。それ故に攻撃も音楽に由来するものとなっており、海のリュウソウ族で鼓膜が三重になっているカナロ&オトと、ガイソーケンでつけられた傷の痛みで音楽が効かなかったコウの3人しか動けない状態に。
 カナロ&オトはともかく、コウが無事なのは痛みが由来となるもの。それでいてコウは痛みはあるものの戦えるこの状況を「ナダのおかげ」と言ってしまえるくらい、心が広い人物でした。ナダにしてみれば、こういうところも嫌いなんでしょうね・・・嫌いというか、嫉妬とも取れますが。

 そしてオトの危機にピーたんがプテラードンへとスーパーチェンジ!声も一気に凛々しく・・・てなあたり、やっぱりカブタックなのでは(笑。
 更に竜装合体でヨクリュウオー!予告段階では登場時の演出であたりが雪景色になっているのかと思いきや、まさか溢れ出る凍気で街を氷漬けにしたまま戦うとは思いもせず。しかし雪が吹き荒れる中での攻防はとてもカッコよかったですね。一方で「ゼロ」が好きなワイズルーが「ウイング」に憧れるという一幕も描かれていました(笑。

 今回はナダの解放には至らなかったものの、ナダの心は完全には鎧に囚われていない。このままナダを解放して、ナダの意識を保ったままガイソーグとして7人目のリュウソウジャーになるのか、それとも別のルートがあるのか。

 ともあれ、また次回。
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電光超人グリッドマン 第29話「愛犬爆弾計画」

2019-10-22 08:04:17 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第29話「愛犬爆弾計画」

 近頃愛犬が凶暴化する事件が多発していた。それらは全て、犬に吠えられた際にそば屋とぶつかった武史が、犬に対する憎しみから作り出したカンフーシノビラーの仕業だった。
 カンフーシノビラーが暴れることで、コンピューター制御の首輪をつけた犬たちは次々に凶暴化。更にカーンデジファーは首輪を時限爆弾に変えることを思いつき、直人たちの友人・美奈子の犬・ラムに爆発の危機が迫る!


感想
 開始1秒で分かる今週の武史のとばっちり。しかし、今時・・・というか、当時でも「自転車に乗りながら片手にそばを持つ」方っていらっしゃったんですかね?

 それはそれとして、今回はサブタイトル通り愛犬(の首輪)が爆弾になるという話であり、大地が犬を飼うことを諦めない話でもありました。
 てっきり「爆発の危機が迫るが、爆発する前にグリッドマンがカンフーシノビラーを倒して一件落着」という流れになるかと思いきや、直人たちの見えないところで結構な数の犬(首輪)が爆発してしまった模様。

 最終的にカンフーシノビラーを倒すことでラムは救われたわけですが、さすがのグリッドマンでも死んでしまった犬は戻せませんしね・・・締めは美奈子に抱かれるラムを見た一平が「ラムになりたい」と言ったり、相変わらず犬を飼うことを諦めない大地と、犬嫌いのママ、といった感じでほのぼのとしていたものの、またしてもカーンデジファーが現実世界に爪あとを残す結果にもなっていたと思います。もうちょっとしんみりしても良かったかもしれませんね。

 忍者怪獣の名を捨てたカンフーシノビラーですが、思った以上に強敵でした。グリッドマンを圧倒するばかりか、キンググリッドマンもカンフーシノビラーの前にはやや苦戦を強いられることに。パワーでは勝るものの、手数とスピードで劣っていたようにも見えます。キンググリッドマンになってからも忍法を使われていたら危なかったのでは?

 コモドオオトカゲとかオオサンショウウオを飼おうかと考えたり、ラムになりたいという一平に対するゆかの反応がいつにも増して冷ややかだったところで、また次回。次回は「世界滅亡の日」ということで最終回間際っぽいサブタイトルですが、まだ少しあったよね・・・? 
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