ひびレビ

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Go!プリンセスプリキュア 第50話(最終回)「はるかなる夢へ!Go!プリンセスプリキュア!」

2016-01-31 10:16:49 | Go!プリンセスプリキュア
Go!プリンセスプリキュア 第50話(最終回)「はるかなる夢へ!Go!プリンセスプリキュア!」

 4人のグランプリンセスは遂にディスピアを撃破したかに見えた。だが、そこにはまだクローズの姿が残っていた。ディスピアは消える直前にその力をクローズへと注ぎ込んだようで、クローズはディスピアと融合したかのような姿に変身し「あらゆる夢を閉ざすまで、絶望は・・・消えない!」と4人の前に立ちはだかる!

 世界に再び茨が広がり始める中、クローズは自分たちは戦い続ける運命にあるというが、フローラはこのまま戦っても何も変わらないといい、クローズとの対話を望む。マーメイドはフローラを信じて彼女に託し、フローラはクローズと共に茨の中に包み込まれる。
 その空間でクローズと対峙するフローラ。ディスピアを倒しても絶望は消えなかった。今、目の前に迫るクローズは「夢がある限り、絶望は消えない・・・永遠にな!」という。ならば絶望とはなんなのか。フローラはかつてプリンセスになんてなれるわけがないと言われたことや、何度も挫折しそうになったこと、それでも諦めずに立ち上がって乗り越えてきたことを思い出し、ある答えを得た。

 フローラはクローズの攻撃を真正面から受け止め「そう。絶望は消せない・・・絶望はどこにでもある。今までずっと辛いことは沢山あった。でもそれを無かったことになんて出来ない。ううん、なくしたくない!」と強く言い切る。
 「楽しいこととつらいことは背中合わせ。でも、だから、今の私がいる!」フローラはストップ、フリーズの攻撃を受け止め、そう告げる。
 クローズの激しい攻撃が繰り出される中でも「夢も絶望も、その両方が私を育ててくれた」「うれしいこと・悲しいこと、全部ひっくるめて夢って事なのかな」とフローラは優しく語りかける。

 そしてフローラはクローズの胸に両手を当て「絶望は消えない」と告げる。
「そうだ・・・これからも現われ続けるぜ」
「乗り越えていくよ。時々負けちゃうことだってあるけど。何度でも前を向ける。だって、私たちには・・・」
「夢があるから・・・?」
「夢だって、消せないよ。絶望がある限り、夢だって輝き続ける。いつまでも・・・」
「強く・優しく・美しくか・・・ハァ・・・やめだ、お前の相手は・・・」
「えっ?」
「これ以上、やってらんねぇぜ!消えてやるよ、今はな・・・」
「あばよ」
「クローズ・・・」
「またな・・・」
「ごきげんよう・・・」

 フローラはクローズとの対話を終え、もう大丈夫だとマーメイドたちに伝える。そして絶望の扉に閉ざされていた夢や人々を解放し、世界には光が戻った。

 一方のホープキングダムにおいても、トワがみんなを解放していた。その光景に両親のみならず、カナタ、フローラも涙を流す。フローラたちはホープキングダムの人々から感謝され、平和が戻ったことを喜んでいた。だがその一方で、役目を終えたキーは眠りに就こうとしていた。キーとパフュームはホープキングダムに返さなければならない。そうなると、他の世界とは行き来できなくなる。元々2つの世界は交わることの無い世界、つまりはお別れの時がきたということ・・・


 時は流れ、ノーブル学園は修了式の日を迎えていた。はるかたちは一緒にいられる最後の時間を楽しんでいたが、お別れの時がやってきた。トワは笑顔で別れを告げようとしていたが、堪えきれずに涙を流して別れを惜しむ。はるかはそんなトワを抱きしめ、みなみたちもアロマやパフとの別れを惜しむ。
 はるかはトワを抱きしめつつ「大丈夫!また会えるよ!離れていても心は繋がっているから。きっと・・・ねっ!」と告げる。
「私たちは!いつでも1つ!強く・優しく・美しく!Go!プリンセスプリキュア!」はるかたちは手を重ねあい、誓いの言葉を口にして、未来へと歩き出した・・・


 皆が各々の夢に向かって頑張る中、シャットは赤いバラの美しさに気づかされていた。ロックは三銃士の力が消えて飛ぶことも出来なくなっており、シャットのマフラーとして行動を共にしていた。そんな彼らの前に現れたのは寮母の白金さんと、学園長だった。バラが好きかと問われて、「あ、はい・・・」と答えたシャット・・・

 ゆいがプリンセスたちの物語をいている頃、みなみはあすかの元を訪れており、きららは夢のステージを堂堂と笑顔で歩いていた。シャムールはクロロをロイヤルティーチャーにしようと鍛えており、パフは給仕、アロマは執事の仕事をこなしていた。カナタは茨の森の調査を行っており、今は静かだとトワに告げる。
 トワは「心配いりませんわ。きっと、未来のプリンセスも絶望に立ち向かえるはずです」と、フローラのことを思い出しながら兄に告げる。そして2人は夢であった、平和な世界でのバイオリンを奏ではじめ・・・

 今はホープキングダムで眠りに就くキー。そのキーには、はるかとカナタの別れの思い出が刻まれていた。
「本当に今まで楽しかったよ。辛いこともあったけど、このキーがあったから、私、ここまで来られたよ」
「キーはきっかけに過ぎない。ほんの少し、君の背中を押しただけさ。すべては君の・・・はるかの力だよ」
「そうかな・・・うーん・・・カナタそう言ってくれるなら、そうなのかも。うん!わたし、頑張った!」
「それなら、私はもう大丈夫だよ。このキーが無くても歩いていける。これからも私の夢、私だけのプリンセスを目指して!」

 はるかはカナタにキーを渡す。

「ありがとう。はるか。君に出会えて良かった」
「私も・・・ありがとう、カナタ」
「また会えるよね?」
「ああ、会いたいと・・・」
「心から望めば」
「ああ・・・」

 花びら舞う春の丘で、カナタはその姿を消した。1人残ったはるかは堪えていた涙を溢れさせるが、その目の涙をぬぐい、笑みを浮かべて走り出す。
 
これははるかかなたへ走り続ける少女たちの物語。夢へ向かってGo!プリンセスプリキュア!



 ・・・「こうして、プリンセスたちの夢の旅は続くのでした」。あの丘で、「ななせゆい」が描いた絵本を読む少女がいた。少女はもうプリンセスたちには会えないのかと寂しく思いつつも、母の元へと走って行く。
 そんな少女を見つめる1人の女性がいた。女性の手にはキーが握られており、別の場所、別の世界でも同じキーを持つ女性がいた。 「大丈夫。夢に向かって走り続ければ。その心の中にまた、キーは生まれる。そのキーがあれば、きっと・・・きっと・・・」


感想
 ・・・よもや「たのしい幼稚園」のCMで名乗りのネタバレを喰らうとはw

 ともあれ、遂に迎えた最終回。OPは久々に1番!しかもラストシーンはOP冒頭と同じく、はるかが丘を駆けるシーン!

 前回の予告で見えた黒い影はクローズでした。ディスピアと融合して終わりかと思えば、最後の相手となって復活するとは思いもしませんでした。その力は圧倒的だったものの、フローラが選んだのは絶望との対話というものでした。何度倒しても絶望は消えない。ならば絶望とは何なのか。これまで、クローズのように強大な敵としてではなく、身近なところでも辛いことは沢山あった。しかしその時の挫折と、立ち直ることが出来たからこそ、今のはるかがいる。
 クローズが作った夢の世界のように、何でも思い通りに、都合よく進む夢なんて無い。はるかのように未熟だった子はもちろん、みなみやきらら、トワだって絶望や困難に立ち向かってきました。夢と絶望、嬉しいことと悲しいこと、背中合わせのそれらが揃ってこその夢。
 絶望を受け入れ、それでも前に進むと決めたはるかには、さすがのクローズも戦うことをやめました。誰よりもディスピアに忠実で、誰よりもフローラと戦ってきたからこそ、夢の強さも絶望の強さも知っているはずです。絶望が強まれば、それを乗り越えようと夢の力もまた強くなる。何度やっても折れないはるかを前に、クローズは消えていきました。この時の「またな」に「ごきげんよう」と返すやり取りが素敵すぎる!

 前回のディスピア戦が思いのほか呆気なく終わったと思ったら、ラストの敵にクローズをもってくるというのが素晴らしかったです。爆発のエフェクトとか、とても女の子向けアニメとは思えませんでした(汗。個人的に好きなのはフローラが杖を回転させて防壁をいくつも貼るシーンです。

 平和な世界が戻った中で、両親との再会を喜ぶトワ。そんな中で、カナタが涙を流しているシーンがとても印象に残りました。
 そして訪れた別れの時。修了式の日はとても静かに、いつも通りの時間が流れていました。そこからの別れのシーンと誓いのシーン、それぞれが未来に向かって歩む姿が最高にグッときましたね・・・夢をかなえた後の姿ではなく、夢に向かって進んでいる姿なのが、何ともGo!プリンセスプリキュアらしいと感じます。
 シャットのみならずロックも無事で何よりでした。これからは白金さん共々、あの庭園の管理人となっていくのかもしれません。

 最後ははるかとカナタの別れのシーンで締め。涙に別れを告げて走り出すはるかの姿は、OPと同じ光景でした。ここでOPを連想させるというのもまた、心憎い演出です。 

 これで終わりか・・・と思っていたら、ED後にまさかの大人はるか登場!顔は見えませんでしたが、その声から大人になったということがしっかりと伝わってきました。振り返ったはるかの視線の先にいるのが、大人になったカナタだったらいいなぁと思いながら見ていました。本当に、本当にいいラストだった・・・



 さて全50話が終了したGo!プリンセスプリキュアですが、文句無しに最高の作品でした。当初は「キュアトゥインクルが出るまで様子見かなー」なんてことを思ってましたが、気づけば好きなキャラクターがどんどん増えていきました。第1話のフローラの戦闘シーンに魅せられ、マーメイド=みなみの笑顔が段々増えていく様が微笑ましく、遂に3人のプリキュアが集結してはるかとみなみが名前を呼び合うシーン、きららが照れながらもプリキュアをやる決意をするシーンを見てからは、きららのみならず、3人全員が好きになっていきました。
 ゼツボーグの被害者だったゆいも、いつしか非常に頼れる仲間へとなっていきました。いやほんと、ここまで頼れるとは思いもしませんでした。最後のあたりは、ゆいが何か喋りだすだけでグッときていましたし。それだけに、唯一録画を失敗したのがゆい回だったのが心苦しい・・・BS11での再放送、首を長くして待ってます。何年先になるのやら(汗。

 トワイライトからトワ、そしてスカーレットへ。自分の侵した罪と向き合いつつも前に進むことを選んだトワは、シャットにもその手を差し伸べ、彼が変わるきっかけとなりました。
 レッスン担当だと思っていたシャムールもシャットとの絡みでいい味を出しており、カナタも頼れる王子として活躍していたのに、記憶を無くし、彼の言葉がはるかを絶望に叩き込んでしまうという展開には驚かされました。それでも非常に頼れる仲間というのには変わりなく、最後に彼が両親とトワの再会に涙するシーンでは、思わずこちらまで泣けてきました。あのシーンでカナタがグッと好きになりました。

 この1年間、夢を絶望から守り、夢を希望へと導くばかりか、絶望すらも夢の一部と考えて歩き出したプリンセスたちの物語を心から楽しませてもらいました。
 夢を持つことの大切さ、夢を叶えるために生まれるエネルギーの強さ、夢の素晴らしさを説く一方で、時には夢を叶えることの難しさも描かれていました。夢を否定された時に立ち直れるか、夢が変わる時に応援してくれていた人にどう伝えるか、叶えたい夢がいくつもある時、どうしたらいいのか・・・そうした悩みを持つこともまた、夢を叶えるうえでは大切なことだったとまとめられていました。

 絶望を完全に消すことはできない。だから絶望を受け入れ、成長の糧とする。成功だけじゃなく、失敗もまた人を成長させる大事な栄養です。晴れの日もあれば、雨の日もある。様々な困難を経ることで、夢という花は強く・優しく・美しく咲き誇るのでしょう。

 ラスト、はるかはプリンセスになれたのか・・・なんて考えるのは野暮ですね。はるかなら必ずその夢をかなえ、そのために走り続けているに違いありません。

 この一年間、本当に楽しかったです。心の底からありがとうございました!


 ・・・それにしても、メインメンバーが揃った「ごきげんよう!」の一枚絵。良いなーと思ってみていたら、ちゃっかりきららの横に移りこむらんこ先輩wwシャットがトワの後ろにいるのは嬉しいですが、らんこ先輩に関しては笑ってしまいます。本当、最後まで楽しませてくれる作品でした。
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Go!プリンセスプリキュア 第49話「決戦ディスピア!グランプリンセス誕生!」

2016-01-24 09:38:57 | Go!プリンセスプリキュア
Go!プリンセスプリキュア 第49話「決戦ディスピア!グランプリンセス誕生!」

 ディスピアはシャット、ロックを誕生させたことを嘆きつつも、クローズだけはよみがえらせて正解だったと語る。そしてディスピアはクローズの力を取り込み、巨大な本当の姿へと変貌。ストップ&フリーズも金と銀の巨大な蔦へと姿を変える。

 学園を取り戻し、戦いに決着をつけるべく、歩みを進めるフローラたち。始まったばかりの夢を終わりになんてさせないと、フローラたちは最後の決戦に望む。ディスピアの光線に対し、フローラたちはサクラトルビュランス、コーラルメイルシュトロム、ギャラクシーコーラスで応戦。スカーレットはカナタと力を合わせてスカーレットプロミネンスを放つも、その力は砕かれ、フローラたちは反撃を受けてしまう。
 そしてディスピアは夢ヶ浜のみならず、世界中に絶望の茨を広げつつあった。ディスピアは夢と希望の世界・ホープキングダムにおいて、自分が存在した理由を語り始める。夢あるところに挫折や絶望という闇が生まれ、それが茨の森となり、いつしかディスピアが生まれた。つまりディスピアは絶望そのもの。あらゆる夢を閉ざし続ける存在に他ならない。ディスピアを倒すためにはフローラたちがグランプリンセスにならなければならないが、シャムールにも彼女たちに何が足りないのかは分からなかった。

 フローラたちは必死にみんなの夢を守ろうとするも、ディスピアの分身たちに苦戦を強いられ、ボロボロになっていく。それでも戦えるのは夢を追ってきたからだとゆいは告げる。ゆうきも、はるかが変身してもはるかのままだったことに気づく。はるかはいつだって真っすぐなはるかのまま。
 アロマとパフも戦いに加わり、4人はモードエレガント・ロイヤルヘと変身し、グランプランタンで決着をつけようとするも、それすらもディスピアには通じなかった。茨の攻撃の前に4人は変身解除に追い込まれ、パフュームも茨の奥に転がり落ちてしまう。

 その間にディスピアは絶望の扉を開き、檻に閉じ込めた人々と夢を吸い込み始めた。はるかの叫びも空しく、世界は絶望に包み込まれてしまった。草木は枯れ果て、空は闇に飲まれ、海は輝きを失った。はるかたちは夢を守れなかったことに涙を流す。世界にはディスピアの「絶望せよ・・・」という言葉が暗く響き渡るだけだった・・・


 絶望に染まり、静まり返った世界の中で、ディスピアははるかたちを始末しようとする。だがアロマとパフは、4人を必死に励ます。プリンセスを助けるのがロイヤルフェアリーの役目だと、勝てない戦いにも必死に立ち向かっていく。アロマとパフの頑張りに勇気付けられ、れいこやゆうきたちも、はるかたちを守るようにディスピアの前に立ちはだかる。
 友達が守ってくれた夢を絶対に諦めない。何度檻に閉じ込められても破ってみせる。決して絶望に負けない強い気持ちが高まった時、人々の心から光が、プリンセスロッドの欠片があふれ出した。それはプリンセスロッドの光と、みんなの夢が結びついた力の結晶。
 夢はプリキュアの力になる。そのことに気づいたゆいをはじめ、みんなの夢の力は温かくて力強い光へと変わり、はるかたちの元へと降り注ぐ。その力にパフュームが反応し4つの扉への道を作る。
 扉への道はシャムールとカナタが守り抜き、みんなに背中を押された4人は走り続ける。道を阻もうとするディスピアの分身たちは、ロックの力を手に入れたクロロ、シャット、パフ、アロマによって退けられた。走りながら4人はプリキュアへと姿を変えていき、遂に扉の前にたどり着く。

 「プリキュア・・・プリンセスエンゲージ!」その言葉と共に扉を開けた次の瞬間、4人は夢を守るプリンセスから、全ての夢を希望に導くプリンセスへ、グランプリンセスへと到達した!
 「わたくしたちは夢の導き手、絶望には屈しない!」
 「冷たい檻に閉ざされた夢」
 「返していただきますわ」
 「さぁ、お覚悟はよろくして?」

 ディスピアはグランプリンセスとなった4人に攻撃を放つも、4人はそれを防ぎきる。夢を未来へと導く。 「強く!優しく!美しく!私たちの夢は、絶望を乗り越える!」全てのキーの力を結集した金色に輝くキーを用いて、4人は「プリキュア・グランリベラシオン」を放つ。金色の鍵がディスピアの胸の鍵穴目がけて突き刺さり、遂にディスピアは消滅した!
 「ごきげんよう!」晴れ渡る空の下、フローラは堂々とその言葉を口にするのだった・・・


感想
 だから真っ黒なアイキャッチはやめてー!(汗。

 さて今回はディスピアとの決戦!だったわけですが、てっきり最終回Aパートぐらいまでは戦闘パートになるかと思いきや、まさか今回でディスピアに勝つところまで描くとは思いもしませんでした。クロロ&ロックの参戦や、主題歌をバックに夢への扉へ走り続けるシーンなど、グッとくるシーンもあったものの、この展開の早さはちょっと意外でした。

 ディスピアの正体は夢と希望の影である絶望そのもの。どんな夢でも叶うわけではなく、時には叶わなかった夢もあるでしょう。その時の絶望が形をもった存在だとすれば、いつかまたディスピアは生まれてしまうのかもしれません。そんなディスピアに対抗する存在がグランプリンセス。これまでは夢を守り続けてきたプリキュアたちですが、今回は夢を希望に、未来へと導く存在へと上り詰めました。

 襲ってくる絶望に対して、いつまでも守りの姿勢でいるのではなく、絶望に負けずに絶対に夢をかなえるという強い気持ちが必要だったのでしょう。それははるかたちだけではなく、周りの人間の覚悟も不可欠だったように思えます。
 プリンセスとして人々の夢を守ることができても、人々が何度も絶望してしまっては、いつまで経っても夢が叶うことはありませんし、いつまたディスピアが生まれてもおかしくない。それどころか、プリンセスに頼りきってしまいかねません。
 シャムールの推察どおり、はるかたち4人はグランプリンセスの素質は満たしていたのでしょう。ただ、はるかたちだけの力でグランプリンセスになった場合、「またディスピアが現われても、グランプリンセスがいるから大丈夫」と人々に心の油断が生まれ、絶望を甘く見てしまいかねません。
 そうした事態にならないにも、グランプリンセスになるためには人々の夢を守るだけでなく、人々に「何度絶望が襲ってきても夢を叶える」という強い気持ちを抱かせることが必要だったのだと思います。
 「守り」という現状維持に留まらずに、絶望を乗り越えて前へと進んでいくプリキュア。だからこその「Go!」プリンセスプリキュアなんだと感じました。

 しかし、ディスピアを倒しても金と銀の蔦がそのまんま、というのは気になりますね。それに関しては「ストップ&フリーズはトワの両親が変貌させられた姿だった」ということで決着をつけられますが、次回予告に何かやばい奴がいたんですけど、本当に次回最終回ですよね?(汗。
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Go!プリンセスプリキュア 第48話「迫る絶望・・・!絶体絶命のプリンセス!」

2016-01-17 09:53:48 | Go!プリンセスプリキュア
Go!プリンセスプリキュア 第48話「迫る絶望・・・!絶体絶命のプリンセス!」

 人間界へと進行を始めたディスピア。ゆいや学園の生徒たちが突然の事態に驚く中、はるかたちがホープキングダムから帰ってきた。
 ディスピアは夢が絶望に代わり、自分の力になると宣言する。はるかたちはディスピアに立ち向かおうとするも、友人たちから危険だから行ってはならないと止められてしまう。このままでは変身できない・・・だが、学園が茨に呑みこまれる様を見て、はるか、みなみ、きらら、トワは歩き出す。そして友人たちの前でプリンセスプリキュアへと変身した!

 噂の戦うプリンセスがはるかたちだと知り、驚愕する友人たち。アロマやパフ、カナタも正体を明かし、プリキュアの後に続く。一人残ったゆいは皆から事情を問われ、はるかたちがホープキングダムを守るために、絶望から自分たちの夢を守るためにずっと戦ってくれていたことを語る。

 道中のストップ&フリーズはカナタとシャムールが足止めをしてくれたが、その先に現れたのはクローズと「失敗作」と呼ばれたロックだった。だがそのロックは「ディスピアのしもべじゃない」と言っていた以前と異なり、ディスピアを守る操り人形のようになっていた。
 ロックは4人のプリキュアによるリィストルビヨン、フローズンリップル、ミーティアハミング、スカーレットフレイムを弾き返し互角に戦うも、フェニックスブレイズとトリテニィエクスプロジオンに押され始める。その様を見たクローズは、ゆいたちを絶望の檻に捕らえ、その絶望のエナジーをロックに送り込む。それにより巨大化したロックはプリキュアたちの技を破るどころか、プリンセスロッドやスカーレットバイオリンを砕いてしまった!

 ゆいは絶望の檻の中で目を覚まし、フローラたちがロックに肉弾戦を挑む様を見つめていた。諦めずに立ち向かうフローラたちだが、ロックが放つ茨に捕らえられてしまう。どこまでも諦めない彼女たちの姿に感化されたゆいのもとに、プリンセスロッドが砕けた際に溢れ出た光の粒が舞い降りる。
 「自分の夢だもん!叶えたいなら戦わなきゃ!助けてもらってばかりじゃダメだ!」「戦うんだ、私も!はるかちゃんたちと一緒に!」その思いが高まった時、遂にゆいは自ら絶望の檻から脱出した!

 アロマとパフはゆいが自力で檻から脱出したことに驚く。だがその間にもフローラたちはロックに苦しめられていた。それを見たゆいは皆に呼びかけはじめる。自分だって出られたのだから、皆もきっと出来る。
 「みんな!こんなところで絶望しちゃダメだよ!プリキュアが、はるかちゃんたちが守ってくれた夢を思い出して!」「大丈夫・・・きっと絶望なんて乗り越えられるよ。ここはノーブル学園、夢を叶えるための場所だもん!」ゆいの声と共に、光の粒がゆうきたちの元に次々に舞い降りる。
 アロマたちも呼びかけに加わり、ゆいは「思い出してよ、自分の夢!あるはずだよ、何度消されても忘れられない夢が!」「一緒に戦おう、最後に夢を叶えるのは、自分だよ!」ゆいたちの必死の呼びかけにより、遂にゆうきたちは絶望の檻から脱出。辺りには夢の力が溢れ出し、同時にロックの力も弱まり始めた。

 ゆいやアロマたちはフローラたちのもとに駆けつける。ゆいが絶望の檻を開けたと知り、驚くフローラたち。だがゆいは、これは自分だけの力じゃなく、夢を叶えるために戦わなきゃいけないという勇気をくれたはるかたちのおかげだという。フローラはゆいに「ありがとう、ゆいちゃん!勇気をもらったのはこっちだよ!」と告げ、その言葉に戦いを影で見つめていたシャットは何かを感じる・・・


 ディスピアのためにと必死にもがくロックを見て、クロロは助けられないか、何だか可愛そうだと呟く。フローラはその様子に、獣になって暴走したシャットを重ねる。
 ロックはこれまでだと見限ったクローズは、プリキュアたちに攻撃を放つ。だがそれを何とシャットが打ち破った!シャットはクローズを吹き飛ばし「ロック!きさま散々私をバカにしておきながら、そのざまは何だ!あれだけ偉そうにしていた貴様はどこにいった!見ろ!私たちが落ちぶれている間に、プリキュアどころか、妖精も、人間どももどんどん変わっていく!変わるぞ、私たちも、ディスピアの呪縛から抜け出すのみ!」と思いを叫ぶ。
 ロックは「だね・・・」と呟き、「プリキュア!今だ、ロックを!」というシャットの合図にあわせ、フローラたちはグランプランタンを放ち、ロックの浄化に成功する。動かなくなったロックにクロロは駆け寄り・・・

 クローズはシャットを一発殴った後に撤退し、ディスピアはプリキュアたちを憎らしく思いつつも、時が来たと確信していた。
 「みんなの夢は消させない!ディスピア!さぁ、お覚悟は、よろしくて?」とうとうディスピアとの最終決戦が始まろうとしていた・・・


感想
 熱い、熱すぎるよプリンセスプリキュア!ゆいがプリキュアに変身してもおかしくないくらいの熱さだよ!でも、あくまでも一般人として戦うからこそ、ここまでゆいがかっこよく見えるのでしょう。

 夢を守るのはプリキュア。叶えるのは自分自身。守られてばかりじゃなく、自分で守るために戦わなければならない。これまで幾度と無く絶望の檻に閉じ込められ、とうとう呪縛を破るところにまでたどり着いたゆい。しかしこれはゆいが言ったとおり、ゆいだけの力ではなく、夢を守るために懸命に頑張っていたフローラたちの姿があってこそ。そのフローラたちも、皆から夢を応援されて、夢に向かって頑張っていたから進んでこれた。互いに互いを思う心があったからこそ、ここまでたどり着けたのでしょうね。

 前半パートではカナタのみならずシャムールの参戦という熱い展開がありつつも、ロッドやバイオリンが砕かれるという衝撃の展開。そこからの後半パートはゆいとシャットを中心とした、怒涛の盛り上がりを見せてくれました。プリキュアに変身できなくても、夢を守るために戦うことができる。プリキュアに深く携わってきた一般人の代表として、ゆいは最高の活躍を果たしてくれたと思います。まさかここまで良いキャラになるなんて、第1話の頃は思いもしませんでした。

 そしてシャットも変わることを決意!シャットは自ら落ちぶれていることを認め、プリキュアや妖精、人間たちの変化を認めていました。何度も戦ってきたプリキュアはもちろんですが、かつて自分を苦しめていた存在が目の前で苦しんでいるのを見て「助ける」という考えに行き着くクロロもまた変わったことをしっかりと認識していたのが良かったです。誰だって変わることができる。かつての仲間を救うために立ち上がり、「プリキュア!今だ、ロックを!」と叫んだシャットは超カッコよかったです。平和になった後は、シャムールの元でプリンセスレッスンのお手伝いとかしてくれたらいいなぁ・・・

 残すところあと2話。正直ゆいの熱弁が始まった辺りから涙が目に溜まっていました(汗。今回でこれって、最終回とかどうなってしまうのか・・・
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Go!プリンセスプリキュア 第47話「花のように・・・!つよくやさしく美しく!」

2016-01-10 09:27:20 | Go!プリンセスプリキュア
Go!プリンセスプリキュア 第47話「花のように・・・!つよくやさしく美しく!」


 はるかはプリンセスレッスンに合格してからも、お茶の淹れ方を練習しており、みんなに美味しいお茶を振舞っていた。だがそんな折、カナタから「花の城」の様子がおかしいとの連絡が入り、ゆいを残して急ぎ4人はホープキングダムへと向かう。これまでの城には茨があったが、花の城には何故か茨がなかった。
 ふと、はるかは絵本に出てきた小鳥を追いかけ、花の城へと1人入ってしまう。するとそこには綺麗な風景が広がっており、はるかは「花のプリンセス」と呼ばれ、王子や多くの人々に歓迎される。そんな中、はるかはお茶を淹れるのをやらせて欲しいと願い出るが、王子からは「プリンセスにはそんなもの必要ありません」と言われてしまう。そう言われたはるかは、いつレッスンをやったのか思い出せず、王子からはただ笑顔でいてくれればいいと告げられる。
 しかしそれらは全てディスピアの罠。はるかは花の城の内部にて自ら望んだ夢に溺れ、そこから出てくることは無いという。みなみたちの前にはストップ&フリーズ、そして蝶のメツボーグが姿を現した!

 夢の中で、はるかは王子と小鳥と共に花畑へと足を踏み入れる。はるかはそこで花の種を蒔こうとするが、種は勝手に地面に落ち、すぐに花が咲いた。はるかはそれに疑問を抱くも、王子は花が咲いたのだからそれでいいと告げ、小鳥は枯れることの無い花畑などこれら全てがはるかの望んだ夢の世界なのだと告げる。
 しかしはるかは寒さに耐える花を思い出す。「きれいに咲くから美しいんじゃない。花が美しいのは、土に根を張り、太陽の光に芽をのばし、寒さに耐え、葉を広げ、そうやって、いつか美しく花を咲かせようと頑張るから。自分の力で精一杯努力して!」そのことに気づいた途端、世界は灰色に染まる。小鳥は尚もはるかに「プリンセスになって幸せに暮らす夢が叶った」と告げるが、はるかは「何の努力もしないでかなう夢なんて、夢じゃない!」と叫ぶ。すると、はるかと小鳥を残して世界は砕け散ってしまう。その小鳥の正体はクローズだった。クローズははるかの夢を潰そうとするが、はるかはフローラに変身して花の城を脱出。

 フローラとクローズが交戦する一方で、メツボーグはマーメイドたちを茨で捕らえてしまった。やれることは自分でやりたい、そのためにレッスンもやってきた。それが本当のプリンセスに繋がると語るフローラに対し、クローズはプリンセスキーを全て集めてもグランプリンセスになれていないことを指摘し、「どうすればなれる?いつなれる!?」「終わりのない夢をお前は追い続けているんだ!」と叫ぶ。
 クローズはフローラを茨に叩き付け攻撃を放つが、フローラはそれを正面から受け止める。「終わりがない・・・そう・・・わたしの夢に終わりなんてないんだ。わたしの夢は、大地に咲く花のように、強く、優しく、美しくあること。たとえどんな苦しみや悲しみのなかにあっても、ずっとずっといつまでも、強く優しく美しくあり続ける存在。それが、わたしがなりたいプリンセス!」フローラは決意を新たにリィストルビヨンでクローズを牽制し、その間にサクラのキーをパレスに差込み「プリキュア・サクラトルビュランス」でメツボーグの錠前の状態に戻す。そしてグランプランタンでメツボーグを完全に浄化する。

 4つのキーの力で花の城は復活し、ホープキングダムの大地に緑と花が戻ってきた。4つの城が完全に覚醒した影響で、ディスピアの茨の城は消滅し、とうとうホープキングダムは元の姿を取り戻した。
 強く優しく美しくあり続ける存在。何事も自分の力で成し遂げていく。それがプリンセスへの道であり、これまでのレッスンはそのためだった。シャムールはそれに気づいたフローラたちに教えることはないと、立派なプリンセスになったと褒め称える。
 あとはグランプリンセスが絶望の扉を開けば、ホープキングダムの人々も解放される。だが、フローラたちが扉を開く前に、ディスピアは人間界への侵攻を開始していた!


感想
 「この番組は~」がカットされると何だか不思議な気分。

 さて今回はフローラの目指すプリンセス像についての話。単に綺麗なドレスで着飾って、楽しく暮らすことだけがプリンセスではない。プリンセスであっても自分でやれることは自分でやる。そのための努力を忘れずに続ける。そして強く、優しく、美しくなったからといって終わりではない。
 今回の冒頭で、はるかはレッスンに合格してもその後の精進を忘れず続けていたことが判明しました。あくまでもシャムールのレッスンも一つの通過点に過ぎないのでしょう。それはグランプリンセスだけでなく、獣医やトップモデルになるという夢でも同じことが言えます。叶えて終わりではなく、獣医であり続けるために、トップモデルであり続けるための努力を怠ってはならない。だからこそ夢には終わりが無い。

 どうすればなれるのか、いつなれるのか分からない。先が見えないからこそ諦めてしまう場合もあると思います。それに対して「夢には終わりが無い」と言い返せるほどはるかは強い子でした。もうすぐ最終回を迎えますが、この1年間で本当にたくましくなったなぁと感じる女の子です。

 ホープキングダムは救ったものの、グランプリンセスは未だ生まれておらず、ディスピアは人間界へと侵攻。果たしてどうなるのか・・・

 そして「魔法つかいプリキュア」の宣伝もスタート!やっぱり2人ともチョーイイネ!
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Go!プリンセスプリキュア 第46話「美しい・・・!?さすらうシャットと雪の城!」

2015-12-27 09:22:58 | Go!プリンセスプリキュア
Go!プリンセスプリキュア 第46話「美しい・・・!?さすらうシャットと雪の城!」


 もうすぐ新年。ノーブル学園の寮生たちは寮の清掃に励んでいた。はるかたちは掃除をしつつ、新年の予定を話し合っていた。トワはカナタと一緒に過ごし、みなみは野生のペンギンを見に行き、きららは久々にパパと一緒に過ごせるとのこと。みんなが年末を楽しみにするのをトワは嬉しそうに見つめていたが、一方でシャットはディスダークにも帰れず、さすらっていた・・・

 大掃除が終わると、ノーブル学園には雪が積もっていた。はるかたちはトワを広場へ誘い、トワは真っ白な雪の大地への第一歩を嬉しそうに踏みしめる。その後みんなは雪だるまなどを作り、男子は雪合戦をしていた。
 そんな中、トワは雪でホープキングダム城を作りだす。初めははるかたちが手伝っていたが、次第に男子や学園の友達、白金さんたちも集まってきた。有志が料理を提供してくれたり、その光景が撮影されたりとにぎわう中、最終的には見事な城が完成した。
 帰り道、トワは手袋を取りに広場へと戻るが、そこへシャットが迷い込んできた。ディスピアのもとに帰ることもできず、手に持っていた青いバラも鳥に奪われてしまったシャットは大分やつれていた。だが雪のホープキングダム城を目の当たりにし、それを打ち砕こうとする。

 トワはこれ以上城を壊させないためにも、キュアスカーレットに変身。駆けつけてきたはるかたちもフローラ、マーメイド、トゥインクルに変身し参戦する。
 「強く優しく美しく」その名乗りがシャットの逆鱗に触れ、シャットは「美しいのはこの私のみだ!」と強烈な攻撃を放つ。スカーレットは城を守るために攻撃を真正面から受け止め、攻撃を回避したフローラたちも城を守るためにシャットを攻撃する。だが吹き飛ばされたシャットは自らの絶望でパワーアップを果たし、獣のように荒々しい姿でプリキュアたちを攻め立ててきた。

 シャットはトワイライトとの出会いがなければここまで落ちぶれることはなかったと、トワイライトさえいなければ再び美しく返り咲けると叫び、絶望の力をスカーレットにぶつける。
 倒れるスカーレットを前に、シャットは「美しい私の、美しい力だ!」というが、マーメイドが作り出した氷の鏡に映った顔は醜かった。シャットのしていることは単なる八つ当たり。誰かのせいにしているだけ。それは美しくない・・・
 だが、シャットは仲間と思っていた者たちに見下され、ディスピアに見放された今、信じられるのは自分だけだと巨大なネコに変身する。しかしプリキュアを攻撃するではなく、何かに苦しんでいるかのように暴れまわるだけだった。「助けよう」。フローラの静かな決意にスカーレットたちも賛同し、シャットを鎮めるべく、スカーレットイリュージョンで身動きを封じた後、グランプランタンを放つ。

 元の姿に戻ったシャットにスカーレットは手を伸ばす。トワイライトも孤独で人の事など考えない人間だった。気高く、尊く、麗しく。ただそれだけでいい。しかし今のスカーレットは違う。 「温かくて大切なものをたくさんいただきましたから」「それを守るために強く優しくある姿、それが美しさだと、今はそう思っています。変わりましょうシャット。私と一緒に」だがシャットはその手を振り払い、去っていった。
 はるかたちが広場に戻ると、ゆいたちが城を直してくれていた。みんなが夢を守ってくれているなら、この城だけは自分たちで守りたい、それがゆいたちの想いだった。
 夕陽に輝く美しい城を見つめるトワ。その城を遠くからシャットも見つめており、「強く優しく美しく」の意味を考えていた。そんなシャットに「風邪を引いたら美しくないわよ」と、ミス・シャムールとクロロがマフラーを差し出した。シャットはそのマフラーを黙って受け取り去っていく。
 そしてそれぞれが家族と年末を過ごす中、シャットは1人街中を歩いていた・・・

 「みんな、よいお年を」空に向かってそう呟くはるか。ホープキングダムでは、そんな彼女と呼応するのを待つ城があり・・・


感想
 片足立ちのアロマとパフの雪像を作るって、相当な技術が必要だと思うんですけど・・・(汗。

 今年最後のプリキュアは、スカーレット&シャット回。すっかりやつれてしまったシャットは、ただただ力に任せて暴れるだけでしたが、それは単なる八つ当たりで美しくはない。自分を見失っていたシャットを「倒す」ではなく「助けよう」としたフローラたちが良かったですね。敵であっても、笑顔を守るのがプリンセスの使命という、シャムールの言葉を忘れてはいなかったようです。ただ、シャットの攻撃が放たれた際、城を守ろうと残ったのがスカーレットだけだったのはちょっと残念ですね。回避できる攻撃ならするのが当然ですし、真っ向から受け止めて倒れては元も子も無いというのは分かりますが、城を守って欲しかったなぁと。

 美しさとは見た目に限らず、温かくて大切なものを守るために強く優しくある姿のことでもある。その言葉はシャットに少なからず響いたようですが、果たして彼の行く末や如何に。スカーレットを守るために散ってしまうか、はたまた力を貸してくれて生存し、戦いが終わった後はシャムールと共にプリンセスレッスンのお手伝いを担うのか。なんにせよ、今後が気になるキャラクターです。

 今回、雪の城を作るために大勢の友達が集まってきました。その中に見知った顔が大勢いるというのも、これまで学園の友人たちとの交流を描いてきたプリンセスプリキュアらしくていいですね。トワもいつの間にやらはるかたち以外にも友人が出来ていたようで何よりです。できれば、はるかたち以外と交流するトワ回も欲しかったかも。

 次回は花の城?の覚醒かな。「つよくやさしく」が平仮名なのが気になりますが、絵本が話に絡んでくるとなると、絵本における表記は「つよくやさしく美しく」になのかもしれません。

 そういえば「魔法使いプリキュア!」のビジュアルも公開されましたね。とにかくキュアミラクルとマジカルが可愛いので視聴決定です。


 ・・・しかし、「本物のペンギン」ではなく「野生のペンギン」を見に行くあたり、海藤家恐るべし。
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Go!プリンセスプリキュア 第44話&第45話

2015-12-20 10:46:58 | Go!プリンセスプリキュア
Go!プリンセスプリキュア

第44話「湧き上がる想い!みなみの本当のキモチ!」
 みなみの夢、前後編。前編ではみなみが自分の中に生まれた新たな夢を自覚し、みんなに伝えるまでが描かれました。

 進路に悩むみなみを後押ししたのは主に2人。1人目は座間先生。最初の頃、遅刻してきたはるかを叱ったりしていた先生ですね。そんな座間先生の昔の夢は何とアイドル。その後警察官、漫画家と色々と変わっていく中で教師という夢にたどり着き、今では生徒たちの夢を応援するのが夢になっていました。「悩むことは悪いことではないザマス、あなたもとことん考えるザマスよ」とアドバイス。厳しめの眼鏡の奥には、優しい目が隠れていました。

 そしてもう1人はきらら。みなみを励ます立ち位置というと、普段ははるかのイメージが強いですが、今回は珍しくきららとみなみが2人きり。みんなに応援し力をもらったきららは、友達を応援しようと強引にみなみを連れ出したり、みなみが読みたがっていた本を借りてきたりとしていました。春には外国行きが決まっていて、語学の勉強で忙しいにもかかわらず、友達の夢を後押ししようとするきらら、素敵すぎます。
 はるかもみなみが悩んでいたことには気づいていたものの、今一歩踏み込めなかった模様。会議中の生徒会室に入って強引にみなみを連れ出す、なんてことは、はるかではなかなか出来ないでしょうしね。今回はきららが適任だったのかもしれません。トワはトワで、「なんでもない」という言葉は友達に心配をかけたくないから使ってしまうという、みなみの言葉を覚えていました。

 海の生き物に呼ばれつつも、彼らと一緒にどこまでも泳いでいくことができない。行きたいのかどうかすら分からない。そんな思いでいたところへ、座間先生を基にしたゼツボーグが出現。今回の「冷たい檻に閉ざされた夢。返していただきますわ」はトゥインクル、「お覚悟はよろしくて?」はマーメイドが担当。出来ればトゥインクルの流し目が見たいので、担当を反対にして欲しかったなぁ・・・とも(苦笑。

 夢に迷いが生じたマーメイドは弱体化。そんなマーメイドをトゥインクルは「誰だってあるよ迷ったり、悩んだりすることぐらい」と支え、フローラは相談してくれなかったことにご立腹。けれども新しい夢ができたのならそれでいい、「夢は変わってもいいと思います」とフローラ。トゥインクルも「あたしが思うにさ、大事なのはどうしたらいいかじゃなくて、マーメイドがどうしたいかじゃない?」と告げ、マーメイドは新しく生まれた夢に向き合い、新たな技「コーラルメイルシュトロム」でゼツボーグを怯ませ、グランプランタンで浄化完了。

 新しく生まれた夢は「海の生き物のお医者さん」になること。その夢をはるかたちは喜んで応援してくれるのでした。


 44話はここまで。みなみときららという、比較的珍しい組み合わせが描かれていました。みなみの夢については、第9話あたりから描かれ始めていました。海藤グループに入って父や兄のようになるのが夢かと問われ、当時は一瞬戸惑っていました。思うに、海藤グループ絡みの夢は「海藤家に生まれたもの」として生まれた夢であり、「海のお医者さんになる」というのは「みなみ個人」として生まれた夢なのではないかと思います。
 ただ、海藤家としての夢も強制されたものではなく、自分で決めたもの。だからこそ迷いが生じるのでしょうね。両親にどう伝えるかはまた次回。



第45話「伝えたい想い!みなみの夢よ大海原へ!」
 幼い頃に生まれた海への好奇心。本当に知りたいなら考えるだけではなく、自分で答えを見つけるために海に飛び込んでいかなければならない。思えばそれが夢の始まりで、あすかに会うことでその気持ちに気づくことが出来た・・・と、その思いをあすかに告げるみなみですが、あすかは「アメリカのフロリダの水族館」にいたはずでは・・・ふしぎ図書館か!(違。

 新しい夢のことは、未だ両親に話していない。みなみは両親に感謝しており、だからこそ尚更申し訳ない気持ちが心にある。ともあれ、景気づけのためにとクリスマスパーティーが開かれることに。パーティーではゆいによるパフやアロマの腹話術が披露されたわけですが、それに対して「七瀬さん腹話術うまーい!」との声が。あの声、多分パフの中の人だよなぁ・・・何だか奇妙な光景だった気がします(汗。
 そしてはるか、みなみ、きらら、トワによるクリスマスソング&ダンスも披露!思いのほか気合が入っていたので、そりゃらんこも驚くわなと。らんこは最早アイドルというより芸人になっているような・・・

 クリスマスパーティーを楽しんでいるところへ、みなみの母・ますみからメリークリスマスとの電話が入る。新たな夢の件は言い出せずじまいで、けれども自分を心配し、優しく接してくれるみなみは電話を終えると思わず涙を流していました。「お母様が優しくて・・・」のあたりが凄く良かったです。
 大好きだからこそガッカリさせたくない、けれども本当の気持ちを伝えたい。「大好きだからこそ本当の気持ちを伝えたい」というのは、記憶を亡くしたカナタに対するトワの思いとも通じるものがあると思います。

 悩むのは本当の思いを伝えてから。はるかの提案で今すぐ両親に会うことになったものの、兄が迎えに来る前にシャットと亀のメツボーグが出現。シャットはディスピアに「失敗作」と言われ、これが最後のチャンスだと言われていました。
 単身亀のメツボーグと戦っていると、いつの間にやら場所はホープキングダムの海の城。1人ずつ片付けようとしたところへ、フローラたちも到着。しかしメツボーグは圧倒的で、シャットはそのまま海とプリキュアたちを絶望に染めようとする。
 しかし海からは夢が生まれると、海を守るためにも立ち上がるマーメイド。時には絶望や困難に飲まれることもある。でも、それでも「絶え間なく生まれ続ける!困難だと分かっていても、叶えたい夢が生まれる!海も、私たちの心も、決して絶望で満ちたりはしないわ!」とマーメイドは告げ、コーラルメイルシュトロムを放ち、海と夢を汚すものを一瞬で吹き飛ばし、グランプランタンで浄化完了。海の城も無事復活。

 両親に会いに行く途中、兄・わたるはみなみの心境の変化に気づいていた模様。
 そして兄にも励まされ、いよいよ両親との対面。ほかにやりたいことが、夢ができたと話すと「おめでとう。大海原に飛び込むときが来たようだな、ブラボー!」と父・つかさは喜んでくれ、母・ますみもその事を伝えにきてくれたことへの感謝を口にする。
 みなみは今更こんなわがまま・・・と戸惑うも、つかさは「わがままものか。いや、むしろ・・・みなみのわがままなんて、お父さん、ちょっと嬉しい」と笑顔を見せ、ますみも「あなたは昔から優しい子だったわ。優しすぎて、いつも自分より私たちのことばかり。そんなあなたが自分のやりたいことを見つけた。嬉しいわ」とみなみを抱きしめる。
 「海から様々なものが生まれるように、お前からは夢が生まれたのだろう。みなみ、自分の信じる道を行きなさい。お前の喜びが、私たちの喜びなのだから」つかさの言葉にみなみは涙を流し、ますみはその涙を拭く。海藤家はわたるが予約したレストランで食事をとることに・・・


 といったところで、みなみの夢は、晴れて両親も喜んでくれることとなりました。家族が大好きだからこそ迷い、新しい夢を伝えることを躊躇っていたみなみ。ですが友人や兄に励まされて夢が生まれたことを告白すると、両親は喜んでくれました。娘に出来た新しい夢を、茶目っ気も交えつつ喜んでくれる素敵な両親に、思わずこちらまでウルッときてしまいました。
 みなみの両親の凄い点は、みなみに新しく生まれた夢が何なのか、それを知らずに喜んでくれていたことだと思います。「海のお医者さんになる」ということは、海に関わりの深い海藤グループともいずれは繋がりが生まれることでしょう。しかし、みなみが告白した時点で「新しい夢」については一切知らないはず。もしかしたら海藤グループと関わりの無いことかもしれない。それでも「娘の夢」というだけで素直に喜べるこの心の広さ。本当、いい両親に、いい兄をもったものですね・・・

 母と電話を交わした後に流した寂しそうな涙、新しい夢が生まれたことを喜んでくれた時に流した嬉しそうな涙。いずれのシーンもグッとくるものがありましたが、嬉し涙を流した時のみなみがとても良かったです。仲間の中では大人な雰囲気のあるみなみですが、ああいうのを見るとまだまだ中学生の子供なんだなと感じさせられますね。

 その一方で、生みの親?であるディスピアから見離されてしてまったシャット。相談に乗ってくれる仲間もおらず、ただ1人で挑んだ最後のチャンスとされた戦いにも敗北。次回はシャットのその後が描かれるようですが、できれば彼には生き残ってもらいたいんですよね・・・ただ予告からするとクローズやロックのように凶暴化、ひいては巨大化しそうな雰囲気が漂ってました。あれがシャット自身の意思によるものなのか、ディスピアあたりから無理やりそういった力を注ぎ込まされたのか分かりませんが、どうなることやら・・・

 そんなこんなでまた次回。
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Go!プリンセスプリキュア 第43話「一番星のきらら!夢きらめくステージへ!」

2015-12-06 10:10:18 | Go!プリンセスプリキュア
Go!プリンセスプリキュア 第43話「一番星のきらら!夢きらめくステージへ!」

 おいしそうにドーナツを食べるきらら。そこへストップ&フリーズが生み出したゼツボーグが出現する。はるかたちはプリキュアとして戦おうとするも、きららが1人先行し、あっという間に浄化してしまった。戦い終えたきららをファンが見つけるも、きららは照れくさそうにその場を離れていき・・・

 きららは珍しく友達とスポーツを楽しんでいた。はるかはきららを心配して、お仕事の方はどうなっているのかと問うも、心配しなくていいときらら。だがそこへ社長とかりんが現われた。かりんはきららに、モデル休業は本当かどうかを尋ねる。社長もジャパンコレクションの件でけじめをつけたいという気持ちは理解しているが、一度休んだ若手が簡単に復帰できる世界ではない。更にボアンヌもきららの輝きを曇らせるのは惜しいとある提案をしようとするが、きららは彼からの提案も今はダメなんですと断ってしまった。きららは「ごめんね・・・」と優しくかりんに触れ、部屋へ戻ろうとする。

 そんなきららに、トワはモデルは大切な夢でしょう?と問いかける。だがきららにしてみれば、大切な夢だからこその決断。200%の力でプリキュアもモデルもやれると思っていたが、ダメだった。こんな半端な気持ちでは社長や沢山の人に迷惑をかけてしまう。プリキュアの使命のため、自分の夢を犠牲にするのか。「そう・・・決めたんだよ」ときららの決意は固いようだった。

 かりんはずっときららを追いかけてきた。「きららさんなら、夢を叶えられるはずなのに」と涙を流すかりん。きららの夢の輝きを無くさせたくないのはみんな同じだが、説得するのは難しそう。そこで夜空を見上げていたはるかはあるイベントを思いつき、学園長からも講堂使用の許可を得ることができた。学園の皆にも協力してもらい、着実に準備は進んでいく。
 そんなある日、きららは招待状に導かれて講堂へ向かうと、そこではノーブル学園サプライズイベント・ドリームファッションショーが始まった!


 夢のお披露目会と称されたステージの一番手を飾るのは、未来に咲く花のプリンセス・はるかだった。次の夢は絵筆に思いをのせる絵本作家のゆい。警察官やお医者さん、アイドルや裁判官、野球選手、日本舞踊の家元、フラワーコーディネーター・・・様々な夢が披露される中、スペシャルゲストとしてかりんがステージに立った。かりんはランウェイを進み、輝くステージからきららに向かって微笑むの。それを見た時、きららは母親の真似をしていた頃を思い出していた。
 はるかからステージの感想を問われたきららは「ぜんぜんダメ!ステージは雑だし、モデルは素人ばっかで、見ちゃいられないよ」と言う。するとはるかは苦笑しつつも「そりゃあ、ほんとは見る側じゃないからね。きららちゃんは」と告げる。はるかは初めてきららのステージを見たとき、本当に凄いと思った。「私もこの人みたいに、まっすぐ夢を追いかけたいって、思ったんだ。きららちゃんがみんなの夢を守りたいって思うのと同じように、私たちもきららちゃんの夢を支えたい。力になりたい。だから・・・どうか・・・夢を追い続けて!」そう言われたきららは「控え室はどこ?」と歩き出す。そこでトワやアロマ、パフが手作りの衣装を持って待っていてくれた。

 そしてきららは衣装を身にまとい、夢きらめくステージへと立ち、大勢の声援を受けて歩き出す。「全く、おせっかいさんがこんなに・・・あーあ、やっぱり・・・楽しいや!」と感じるきらら。そして夢を問われると「キラキラ輝く一番星、世界一のトップモデルだよ!」と宣言。その言葉にかりんは思わず泣き出してしまう。ボアンヌもそのステージを褒め称え、改めて仕事の話をし始めるのだった。その話を傍らで聞いた唯は、どこか心配そうな顔をする。

 そんな折、きららの心が星の城に影響を与え、星の城の紋章が輝きだしていた。ディスピアもそれに気づき、新たに「メツボーグ」を生み出し、人間界へと差し向ける。「なんでもいいよ!絶対に負けないから!」ときらら。
 4人はプリキュアに変身し、メツボーグに立ち向かう。マーメイドとスカーレットのバリアで攻撃を防ぎ、フローラとトゥインクルはミーティアハミングからの接近戦を挑むが、メツボーグには通じない。だが空中で戦う2人を、地上からマーメイドとスカーレットがサポートする。そんな2人に「サンキュ・・・」と告げ、トゥインクルはリングを足場に空中に立つ。
 トゥインクルは「あたしはもう・・・止まらないよ!」と足場にしていたリングを蹴りつけ、続けてギャラクシーコーラスを放ち、メツボーグの本体をさらさせる。とどめはグラン・プランタン。

 メツボーグを倒したトゥインクルたちは、ロイヤルマジェスティに導かれてホープキングダムへと向かう。「瞬け!はるかなる星よ!」とトゥインクルがパレスに4本のキーを挿すと、星の城が輝きを完全に取り戻し、空が元に戻ったのだった。

 星の城にて、きららはボアンヌが新しく立ち上げるブランドの専属モデル候補に選ばれたことを話し出す。そのためには春までにパリに行かなければならない。つまりノーブル学園にいられるのはあと少し。それを聞いて寂しげな顔をするはるかたちだが、きららの決意を知ったはるかは「それまでにグランプリンセスになって、ホープキングダムを救わなきゃ!ね?」と涙を目に浮かべながら笑顔で告げる。
 きららは「当然!あたしに任せなさい!」といい、不安がるアロマに対し、夜空を指差し「あたしは、天ノ川きららだよ!」と満面の笑みを見せるのでした。



感想
 今回はきらら個人回の後編にして、最高の回でした。とにかくきららがかっこよく、可愛く、そして輝いていました。EDも今回こそトゥインクルバージョン!
 中途半端では迷惑をかけるからと、一度は諦めたトップモデルへの道。しかし、みんなの夢を見ているうちに徐々に気持ちが変わり始め、輝くステージに立つかりん、はるかたちの後押しもあり、きららは再びステージへと上りました。
 会場に入ってからのきららは、暗がりの中からきらめくステージを見つめ続けていました。そんな中、輝くステージから自分に笑顔を向けてくれたかりんの存在は大きかったことでしょう。かつてステラに憧れ、モデルを志したきらら。そしてそんなきららに憧れて、モデルを志したかりん。かりんを通して昔の自分を思い出すのは当然のことでしょう。

 はるかたちの後押しを受けて、きららは徐々に光を浴び始め、ステージ上で最高の輝きを放っていました。今回はステージ上のきらら、戦闘時のトゥインクル、いずれもいつも以上に気合が入っていたことを感じさせられました。かりんほどじゃないですが、きららがステージに立ち、夢を宣言した時にはウルッときました(涙。

 きららの活躍はもちろんのこと、そんな彼女を支えるはるかたちの姿もまたよかったですね。「そりゃあ、ほんとは見る側じゃないからね。きららちゃんは」というはるかの一言が特に印象的でした。きららは見る側ではなく、見られる側、ステージを作る側であることを思い出させる一言でした。きららのパリ行きが決まった際も、寂しい思いを堪えつつ夢を応援し、春までにホープキングダムを救い出そうと約束を交わしたはるかは強い子です。
 みなみは司会担当でしたが、視聴しながら「以前までのみなみなら、ウインクをしたかなー」と考えていました。はるかやゆいの場合は、みなみがみんなの夢を紹介していましたが、きららの時はきららに夢を問いかけたみなみ。夢を追い続けて欲しいけれども、その夢は本人が決めるもの。だからこそ、あのステージ上で夢を問いかけたのでしょう。他でもない、自分で決めた夢への道を、歩んで欲しかったんでしょうね。
 ステージで感動するかりんもまた良い子でした。最終回あたりで出番があるといいなぁ・・・パリで活躍するきららの様子を、手紙かテレビで知るとか、そんな感じでぜひ。

 最高の笑顔で締めくくられたところで、次回はみなみ回。こちらも前後編になるのかな。前編で思いを明かし、後編で両親の説得・・・とか?
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Go!プリンセスプリキュア 第42話「夢かプリキュアか!?輝くきららの選ぶ道!」

2015-11-29 09:32:39 | Go!プリンセスプリキュア
Go!プリンセスプリキュア 第42話「夢かプリキュアか!?輝くきららの選ぶ道!」


 仕事も一段落し、ようやく大好きなマーブルドーナツを食べようとしていたきらら。が、ファンにサインを頼まれて、ドーナツを我慢しつつサインに応じるきらら。ドーナツを我慢するのは辛そうだったが、ファンからの応援にきららも笑顔になる。

 そんな折、きららのもとへ社長から、選び抜かれた人気モデルだけが出られるファッションショー・ジャパンコレクションのメインモデルの1人に選ばれたという報告が入った。今年の開催地はニューヨークであり、海外進出の大きな足がかりになると意気込む社長ときらら。

 ジャパンコレクションまでの間、新人モデルの明星かりんという子が、きららのアシスタントをしてくれることになった。きららはかりんを「りんりん」と呼び、自分の世話よりも現場の様子を覚えるようにとアドバイス。
 きららはモデル活動の一方でプリキュアとしての役目もきっちり果たしていた。テレビの仕事も増えたようで、街頭テレビでもきららのCMが流れていた。みなみはそのCMを見ていると、イルカのCMに切り替わった。それを見たみなみは「きららは、夢への階段をまっすぐかけ上っているのね」と呟くのだった。

 きららはインタビューにて、ステラを見てモデルになりたいと思ったことを明かす。次の目標は世界で活躍するトップモデル。それが小さい頃からのきららの夢・・・
 休憩中、かりんは手作りの巨大ドーナツを差し入れ。きららはかりんは何故モデルになろうと思ったのかを問いかける。かりんには夢が無く、何をやっても上手くできず、何ができるのか悩んでいた時があった。落ち込んでいた時、たまたま手に取った雑誌の表紙のモデルに憧れ、おしゃれしたいなと思って真似をしているうちに、いつしかモデルになりたいという夢を抱いていた。しかし、かりんの夢はただのモデルではない様子。それは「秘密です」とかりん。

 一方その頃、炎の城が目覚めたため、赤い虹がかかっていた。それを忌々しく思うクローズは、ストップ&フリーズにプリキュアを倒すように指示。シャットはその大役に名乗りをあげるが、クローズに一喝されて引き下がることに。

 
 ジャパンコレクションに旅立つ朝。きららは緊張すると同時にランウェイを歩きたくてうずうずしていた。トワはモデルの仕事も、プリキュアも何をするにも全力なきららの髪をとかし始める。仕事もプリキュアもパワーを与えてくれるからこそ、走り続けることができる。「今日のあたしは、今までで一番輝いている!世界が、夢が、あたしを待ってる!」と意気込むきらら。
 きららを見送るべく、はるかたちは空港へと赴こうとしていた。だがそこへストップ&フリーズが現われ、かりんの「見る人に夢を与えられるようなモデルに・・・きららさんのようになりたい」という夢を元に、ゼツボーグを作り出してしまった。きららは変身しようとするも、はるかたちはきららは空港へ向かうように告げる。世界へ羽ばたくチャンスを逃してはいけないと、自分たちがかりんの夢を取り戻すことを約束し、プリキュアに変身する。

 フローラ、マーメイド、スカーレットが苦戦する中、きららは空港に向かうかどうか迷い、立ち止まる。「世界で活躍するトップモデル」という夢のためにも一度は走り出したきららだが、かりんの夢が自分を見て描いてくれた夢だと聞いてしまったきららは引き返す。「あたしがやらなきゃ、りんりんの夢は、あたしが、あたしの手で守りたい!夢を守るのがプリンセスプリキュアの使命、そしてあたしは、プリンセスプリキュアだから!」
 きららはきらめく星のプリンセス・キュアトゥインクルに変身。すぐさまモードエレガントへと変身し攻撃を放つも、その攻撃はゼツボーグに通じない。フローラたちの援護も、ゼツボーグは吹き飛ばしてしまった。ゼツボーグの巻き起こす強風にも巻けず、トゥインクルはかりんの夢を取り戻すために立ち上がる。そしてギンガのキーをパレスに差し込み「シャランラ、ギンガよ!プリキュア・ギャラクシー・コーラス!」と新技を放ってゼツボーグを怯ませる。その隙にグラン・プランタンで浄化するのだった。


 助けられたかりんは「きららさん・・・頑張ってください」と呟き、その言葉を受け止めたトゥインクルだったが、飛行機は旅立ってしまった。
 社長はきららのことだから何か事情があったのだとは察していた。しかし、今回のダメージは本当に大きい。これからは海外の仕事のみならず、これまでの仕事も当分なくなることを覚悟するようにと言われてしまう。それも、当分ならばいいのだが・・・

 寮にて、はるかたちはジャパンコレクションの映像を見ていたが、きららが来た途端に気を遣って電源を切ってしまう。しかし、きららは気を遣わなくてもいいという。かりんの夢をどうしても自分で守りたかった。そのことを後悔しておらず、同じことがあっても、100回でも1000回でもかりんを助け出すことには変わらない。

 輝いていたはずの星の城の輝きが消えていたころ、きららは部屋に戻り、窓を開けた寒空の下で、白い息をはくのでした・・・


感想
 何!?きらら主役回なら、EDもトゥインクル版ではないのか!?

 新技の絵がチョーイイネ!・・・と喜びたいところでしたが、なかなかに厳しい現実が待っていました。かりんの夢を救うことはきらら自身の意思であり、また同じことが起こったとしてもその気持ちは変わらない。とはいえ、世界中で注目されているショーを欠席してしまったというのは、相当なダメージでしょう。「また次の機会に頑張ればいい」という終わりではなく、そもそもその「次」があるかどうか分からないというほどの深刻なダメージ。事情があったとはいえ、その事情を話すわけにもいかず、話してしまえばプリキュアの正体のみならず、かりんも責任を感じてしまうことでしょう。
 「次があるか分からない」という描写はなかなか辛いものがありますが、一方で現実味が増して良いと思います。

  
 さて今回初登場となった明星かりん。CVである牧口真幸さんは、ポケモンXY&Zにてセレナを演じられている方でした。どうりで聞き覚えのある声だと思った・・・個人的にこのキャラクター、凄く好みです。魔法つかいになる気はありませんか?(笑。
 きららがステラに憧れてモデルになったように、かりんはきららに憧れてモデルになった。誰かが夢を見て、その夢を叶えた姿を見て、別の誰かが夢を見る・・・夢はこうして繋がっていくものなのでしょう。

 きららやかりんが可愛かったものの、きらら回がこんな終わり方かぁ・・・と思ったら、まさかの2話構成!ここへ来て個人回2連発とは予想外でした。さり気にみなみの夢に関する布石も打ってありますし、今後の展開がますます楽しみになってきたところでまた次回。どうなるきらら。
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Go!プリンセスプリキュア 第41話「ゆいの夢!想いはキャンバスの中に・・・!」

2015-11-22 09:18:47 | Go!プリンセスプリキュア
Go!プリンセスプリキュア 第41話「ゆいの夢!想いはキャンバスの中に・・・!」

 ・・・あれ?録画途中で終わってる?・・・あ、録画容量無かったんだっけ・・・今なら良いゼツボーグが生まれそうです(苦笑。リアルタイムで見ていて良かった・・・

 さてそんなわけで今回は簡易版。炎の城復活を目の当たりにしたゆいはその光景を描き、みなみからコンクールへの応募を薦められることに。当初はゆいも絵本作家という夢に近づくべく、コンクールへの参加を決意したものの、「スマイル」というテーマにあれこれと思い悩んでしまい、「上手で、完璧じゃなきゃいけないよね!?私に出来るかな・・・」と絵の上手さや入賞のことを気にしていました。
 なかなか描けずにおり、夢に向かって頑張る生徒が集うノーブル学園にいていいものかとまで思い悩み始めたゆい。学園内を回るシーンで、これまで登場したテニス部のゆうきなどのキャラクターが出てくるのが良いですね。

 とうとうみんなにコンクールを諦めたと告げたゆいが森を歩いていると、その先にあった野原で、望月学園長が子供たちを相手に青空絵画教室を開いていました。そこで、色んな色で花を塗っている子供に話を聞くとその理由は「この方が可愛いから」というシンプルなものであり、絵を描くのが好きな理由についても「楽しいんだもん!」と満面の笑み。
 はるかが立ち直った時と同じく、思い悩んだ時、初心に立ち返ることの大切さが描かれているように思います。上手く書かなきゃいけない、完璧じゃなきゃいけないと思いつめてしまっては、書いているゆい自身が笑顔になれないのでしょう。

 事情を知る望月から絵の進行状況を問われたゆいは「実は諦めようとしてました」と、絵を描く楽しさという大切なことを忘れていたと返答。ここの返事が過去形であることからも、既にゆいの中では描こうという意思があることが伝わってきますね。
 そこへ、ストップ&フリーズが出現。子供たちの夢をもとにゼツボーグを作り出そうとするが、その前にゆいが立ちはだかる。ならばとゆいの夢を閉じ込めようとするが、ゆいはそれに抵抗。結果としてはゼツボーグが生まれてしまうわけですが・・・

 絶望の檻に閉じ込められたゆいは闇の中で沈んでいたものの、彼女の目には夢のために戦うプリキュアたちの姿が映っていた。そこでゆいは、自分にしか描けない絵、強く優しく美しいプリキュアの絵を描くことを決意。するとゆいの意識が少しずつ戻りだし、自分の力で檻から出ようとし始めた。それに伴いゼツボーグの力は弱まっていき、その隙にプリキュアたちはゼツボーグの浄化に成功。
 しかもゆいは、檻から出てすぐに意識を取り戻していました。これまで助けた人はすぐには目覚めないか、目覚めても意識がはっきりとしていなかったのに、これは凄い成長だと思います。まぁさすがに3回目ともなれば、嫌でも慣れるのかもしれませんが(汗。
 はるかたちのように変身して戦うことはできない。けれどもそれが、絶望に屈する理由とはならない。一度絶望しても、何度でも立ち上がれる強さが人にはある。プリキュアたちの活躍のみならず、こうした一般人であるゆいの活躍あってこその、プリンセスプリキュアだと思います。

 ゆいは夢を守るために戦う、みんなの、プリキュアの姿を描く夢の力を沢山の人に伝えるべく、絵を描くことを決意。そんなプリンセスたちは、白金さんや生徒の間でも噂の模様。
 後日、夢ヶ浜スマイルコンクールの会場には「少しでも多くの人に、輝く、夢の力を届けられますように・・・」その思いが込められた絵「夢の虹」が飾られていました。



 といった感じの41話。思えばここ最近は、クローズの罠やらホープキングダムに行ったりと、なかなかに忙しかったはるかたち。今回はゆいを主役とした話でした。裏ではカナタがホープキングダムに行ったり、はるかが久々にプリンセスレッスンをしたりといった光景も描かれていました。
 次回はきらら回!夢かプリキュアか。100%を200%にすればいいと言ってのけた彼女ですが、さすがに距離という問題は解決できないか・・・?
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Go!プリンセスプリキュア 第40話「トワの決意!空にかがやく希望の虹!」

2015-11-15 09:26:36 | Go!プリンセスプリキュア
Go!プリンセスプリキュア 第40話「トワの決意!空にかがやく希望の虹!」

 無事に記憶を取り戻したカナタは、はるかや錦戸たちの前で見事なバイオリンの音色を披露する。懐かしい響きに感激するシャムールとクロロ、そして誰よりも嬉しそうに涙を流すトワ。
 錦戸もカナタの記憶が戻ったことを喜び、事情があるならここにいてもいいと言ってくれ、そしてバイオリンもプレゼントしてくれた。

 トワは幼い頃以来に話す兄カナタとの対面に照れていたが、優しく接してくれるカナタに頭をなでられ、感極まって抱きつく。そして自分のこの世界での成果を見てもらおうと、授業で作ったあれやこれやを披露し、褒めてもらったことで更に嬉しそうにする。
 バイオリンのことを問われたトワは、スカーレットバイオリンを見せる。それはカナタのバイオリンが変化したもので、これで兄と妹、2人揃って演奏する夢が叶う・・・そんなことを思っていると、ふとロイヤルキーが現われて光りだした。それをパフュームに差込み、「ロイヤル・マジェスティ」と呟くと、突如トワたちは光に包まれ、次の瞬間には目の前に絶望の森が広がっていた。そこは姿を変えたホープキングダムだった。

 どうやらロイヤルキーがホープキングダムの危機を知らせるために、トワたちを呼び出した模様。虹が無いが、絶望の森に聳え立つ城には、確かに国民たちの夢を封じ込めた絶望の扉があった。
 トワは幼い頃の誕生日を思い出していた。民の前に姿を見せる際に緊張していた彼女に、両親は優しく話しかけてくれた。自分たちを見守る虹のように輝く笑顔で民に接し、夢と希望を与えるのが役目だと国王。王妃は「わたくしたちが笑えば民も笑い、涙すればまた民も涙を流す。そのことを心に留めておくのですよ」と告げ、カナタも「いつもどおりのトワでいいんだよ」とアドバイス。自分の誕生日を喜んでくれた民や家族を思い出し、トワは怒りと悔しさを滲ませる・・・

 クロロは変わり果てたホープキングダムに涙を流し、1人で森の奥へと消えてしまった。それをみなみやきらら、ゆい、アロマとパフ、シャムールが追っていく。シャムールたちはトワが消えたことにショックを受けつつも、前に進もうと頑張っていた。だがそんな中、ディスピアが襲撃してきた。クロロは仲間と遊んでいた時に襲撃され、ロックとなった時のことを思い出し、涙を流していた。ディスピアによりホープキングダムの象徴であった虹は消え、夢は閉じ込められ、絶望の森が広がっていった・・・


 と、森をさまようはるかたちの前に、ディスピアが放った錠前が飛んで来た。それは青い炎の獣と化し、はるかたちの前に立ちはだかる。
 はるかたちはプリキュアに変身し、スカーレットはディスピアへの怒りを燃やし1人先行するが、ディスピアの分身たるゼツボーグは強敵だった。スカーレット1人では歯が立たず、フローラたち3人の連携も通用しない。スカーレットはホープキングダムを返して欲しい一心で立ち向かうも、歯が立たずに倒れこんでしまう。

 「返して・・・」とスカーレットが涙を流していると、そこへ同じく涙を流すクロロが近づいてきた。スカーレットはゼツボーグの攻撃からクロロを守ろうとする。間一髪、カナタがゼツボーグの攻撃を防いでくれた。そしてカナタは、自分も気持ちは同じであり、あの日の言葉を思い出すように告げる。
 「わたくしたちが笑えば民も笑い、涙すればまた民も涙を流す」「そんな顔では民が心配するぞ」両親の言葉を思い出したスカーレットは、「大丈夫」と優しい声でクロロに話しかけ、必ず国を取り戻して見せると笑いかける。その声と笑顔にクロロも笑顔を取り戻した。

 ディスピアはこの国はもう滅びたというが、スカーレットは「いいえ!何故なら私がまだここにいるから。私はキュアスカーレット。プリンセス・ホープ・ディライト・トワ!ホープキングダムの王女!」と宣言する。
 みんなでホープキングダムを取り返すべく、4人は再び立ち上がる。そしてスカーレットはパレスにサンキーを差込み、プリキュア・スカーレットプロミネンスで獣を焼き尽くす。すると青い炎だけが消え、錠前の部分だけが残った。残る本体を浄化するべく、4人はモードエレガント・ロイヤルへと変身し、浄化する。それにより森の一部も浄化された。そこはかつてトワイライトだった頃に、パフュームを手に入れた場所だった。

 スカーレットはバイオリンを弾き始め、それに合わせてカナタも曲を奏で始めた。2人の音色を聴きに、両親や多くの民が集まってくる・・・そんな光景をスカーレットは思い浮かべていた。スカーレットはこの音を蘇ったホープキングダムで響かせること、この国の王女としてみんなの夢を取り戻すことを誓う。
 するとスカーレットのキーが4つとも輝き始めた。4つのキーをパレスに差し込むと、その炎は周囲の茨を燃やしつくし、城に新たな息吹が吹き込まれた。城には炎と虹、そして2つの世界を繋ぐ門が生まれた。新生した炎の城はホープキングダムを取り戻すきっかけとなるに違いないとカナタ。スカーレットは虹を見つめ、美しいホープキングダムを取り戻すことを両親に誓うのでした・・・


感想
 登場からしばらく経ちましたが、1人のキー4本を全てパレスに挿したのはこれが初めてですね。

 さて今回はトワ回。初めは久々の兄との対面に照れたりはしゃいだりする可愛いトワが見られましたが、後半は改めて王国を取り戻すと誓ったカッコいいスカーレットが描かれていました。はるかの夢はプリンセスになること、トワの夢は王国を取り戻し、バイオリンの美しい音色を響かせること。で、次回がゆいの夢。この調子でいくとみなみやきららの夢も描いて、後は最終決戦まっしぐら!って感じですかね。もう40話とか、マジっすか・・・あと3ヶ月ぐらいでお別れとか、1年が早すぎるんじゃないですかね・・・

 茨に包まれたホープキングダムを見て、怒りを燃やし、涙を流すスカーレット。しかしその涙では、民を笑顔にすることはできない。民を笑顔にするためには、まず自分が笑わなければならない。スカーレットの笑顔と優しい声は、泣いていたクロロを笑顔にすることができました。笑顔は楽しさを伝えるだけでなく、安心を伝えることもできるんですね。

 ホープキングダムが絶望の森に包まれていようとも、絶望せず、改めて国を取り戻すと誓った一同。そういえば去年も国が乗っ取られてましたね・・・昨年は解放後は非常にあっさりとしていましたが、今年はもうちょっと描いて欲しいなぁ・・・と。

 次回はゆい回。気づけば次回で41話。
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