ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマン80 第18話「魔の怪獣島へ飛べ!!(後編)」

2020-07-31 08:17:05 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第18話「魔の怪獣島へ飛べ!!(後編)」

 イトウチーフ=ラブラスは人間の心を失っていなかった。彼のおかげで窮地を脱した80だったが、人間の姿に戻すことは敵わず、再び矢的猛として岬の怪獣の調査にあたる。するとまたしても謎の女性・星沢子の妨害が入った。そして怪獣が放つ霧の中、猛と沢子は互いに宇宙人であることに気づき・・・

感想
 ここがスゴイよギマイラくん。
  ・宇宙空間を移動できる
  ・人間を怪獣にする光線を放つ
  ・人間を操れる霧も出せる(戦闘機を破壊する霧と同一?)
  ・咆哮だけで複数の怪獣を同時に操れる
  ・角から破壊光線
  ・80よりも素のパワーが強い
  ・木の根っこのような舌を伸ばして人間の生き血や80のエネルギーを吸い取る
 「吸血怪獣」という枠に収めるにはあまりにも多彩な能力を持ちすぎているギマイラ。

 さて今回は怪獣島後編。冒頭ではラブラスに助けられたものの救うことは敵わなかった80ですが、まぁ予告でイトウチーフが人間の姿に戻ってたから、ウルトラ還元光線とかで元の姿に戻して、イトウチーフと沢子が式を挙げてハッピーエンド!てなオチだろうと。そう思っていた私が甘かった・・・

 まず沢子が宇宙人であることは今回初めて知りました。前回の感想で「画報読んでるから知ってるわー」とか言ってましたが、彼女が宇宙人であるという記述を思いっきりすっ飛ばして読んでました(汗。
 かつて星一家は宇宙空間でギマイラに襲われて地球に墜落、沢子は親切な島の人々に育てられたが、一方でギマイラも地球に墜落しており、今年になって活動を再開したとのこと。2話に渡ってその恐るべき能力の数々を見せつけたギマイラが何故地球に落下したのかが疑問でしたが、劇中で「ギマイラに怪獣にされた者は死なない限り元の姿に戻れない」ことが語られ、その際沢子の父も同じ目にあっていたことが語られます。
 ということは、宇宙空間で星一家のロケットを襲ったギマイラは沢子の父を怪獣にしたが、今回のラブラスのように思わぬ反撃にあって地球に落下して負傷。長い間眠りについていたが、今年になって活動再開・・・てな流れなんでしょうか。

 沢子はUGMの爆破装置を使い、自らの手でギマイラを葬り去ろうとするも失敗。そこから80とギマイラの死闘が繰り広げられることに。
 ウルトラマン80といえば「プラズマ&マイナズマ以外には向かうところ敵なし」なイメージだったのですが、冒頭のダロン戦含めて、今回はラブラスがいなければ割とマジでヤバい状況でした。決定打となったムーンサルトキックも、ラブラスの攻撃が命中した箇所に重ねるように当てていましたし。様々な被害をもたらしたギマイラですが、自分で作りだした怪獣により命を落とすとは皮肉なものです。そしてラブラスがいなければ80は勝てなかったかもしれない、というのも何とも・・・
 
 そしてクライマックスの展開には驚かされました・・・
 ナレーションの一言で「は?」となってからの「え、え、イトウチーフの出番こんなに短いのマジで!?」と驚いていたのも束の間「ゴジラVSメカゴジラだこれー!」という哀しいシーンなのにどこか見覚えのある感じに微妙にテンションが上がってしまう・・・という妙な驚き方をしていました(汗。
 ウルトラマンといっても神ではなく、誰も彼もを救えるわけではないというのは分かっていたつもりでしたが、まさか・・・でした。UGM隊員が島に全員揃って2人の新たな門出を祝ってハッピーエンド!という未来もあったでしょうに。

 人間や怪獣を意のままに操るギマイラと、その力に屈せずどんな状況であっても相手を想いやる強い愛情を見せてくれたイトウチーフと沢子の対比が描かれていたように感じる第17話、18話。哀しくも気高い愛の物語でした・・・

 
 次回はギエロン星獣っぽさを感じるガウス登場。被害者であるガウスにどう対処するのか・・・「ウルトラマン80はガウス安住の地へテレポーテーションを試みる!」・・・予告のおかげで大体わかりました(汗。
 そういえばウルトラレイランスにより絶命したダロンですが、倒された際には爆発ではなくラブラスがイトウチーフに戻った時のような演出がなされていました。元が人間では無かったかもしれませんが、それでもダロンも被害者だったんでしょうね・・・え?ギマイラ人間じゃなくても怪獣にできるってこと?ますますヤバくない?そりゃタイガ前半の強敵にも抜擢されるわなぁ・・・
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眠れぬ夜に安らぎを

2020-07-30 07:59:23 | 日々の生活
 枕とか薬の広告みたいなタイトルですが、そういった話ではなく。

 気づけば7月も終わりに差し掛かっている今日この頃。そこそこ暑い日が続きますが、やはりこの時期の天敵といえば蚊。以前教えていただいた対策グッズは購入・使用したのですが・・・
 もう布団に入っていたこともあり、「こんなノロノロとした蚊1匹ぐらい、簡単に退治できるだろう」と安易に考えていた結果、あちこち刺されるわ襲いくせに何故か仕留めきれないわで、そこまで来ると意地になって結局寝て起きて仕留め損ねて寝て起きて・・・という残念なループに陥っていました。まぁいつの間にか倒せていたみたいですが。

 まぁ蚊で眠れないのは蚊を退治すれば(できれば)良い話ですが、それとは全く関係なく何か眠れない日ってありますよね。今ならしょうがないから起きて眠くなるまで漫画を読むなり、とりあえず目をつぶって横になるなりで対応しますが、昔は夜に眠れないこと自体、凄く怖かったなぁと。
 小学生の頃、今でも覚えているくらいに寝付けない夜がありました。隣の親は寝てるし、テレビをつけるわけにも漫画を読むわけにもいかない。恐らく「夜の12時を過ぎたら、日本のみんなが寝ている」みたいな認識があったのかもしれません。1人じゃないのに1人きりのような気がして、とても怖かったのを覚えています。

 ただ、○時間テレビ関連がきっかけだったのか、「夜遅くても働いている人はいる」というのを知り、何だかんだで親が寝た後も勉強していたこともあって、眠れないことへの恐怖自体は薄らいでいったように思います。今でもたまーに変に目が覚めている時もありますが、何だかんだ眠れるので怖くは無くなったなと。

 蚊とのいらん戦いで眠れぬ夜を過ごした朝に、そんなことを思い出す今日この頃でした。


 ・・・ちなみに、今でも覚えているくらいに寝付けない夜に何があったかと言いますと・・・アニメのポケモンのですね、EDのですね、歌詞の一部を忘れてしまいまして。CD発売前だったから歌詞カードなんて持ってないし、でもこっそり起きてテレビつけたら怒られそうだし、でも思い出せなくてモヤモヤする・・・という何ともアレな理由です。
 「最高の・・・ボロボロスニーカー?・・・何かしっくりこない・・・なんだっけ、なんだっけ・・・」とひとしきり悩んだ末に「ボロボロぐつだ!」と気づいた後はぐっすりでしたとさ(苦笑。
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自分でご唱和

2020-07-29 07:35:31 | ウルトラシリーズ
 古くはウルトラマンのスペシウム光線(+投げ技)の音が出るおもちゃや数々のソフビ人形にはじまり、超ウルトラ8兄弟公開時の食玩エスプレンダーとウルトラブレスレットを経て、ウルトラレプリカのエボルトラスターとブラストショット・・・と、ウルトラマンに関しては「好きだけどソフビや玩具を買う機会は滅多にありませんでした。

 が、ただ今絶賛放送中の「ウルトラマンZ」は自分でもびっくりするほど近年のウルトラシリーズの中ではトップクラスにはまっていまして。本編を通しで見た後はニコニコやYouTubeの配信で何度となく戦闘シーンを見返すくらいにはまっております。
 そして変身アイテムの「ゼットライザー」を、先週の放送でいてもたってもいられず遂に購入に至りました。

 これがまた思いのほか大きくズッシリとしており、良い感じ。併せてメダルホルダーも購入したわけですが、こちらも思っていたより大きい。
 音に関してはもうちょっとクリアに・・・と思わなくもないですが、とはいえ、変身遊びはめちゃくちゃ楽しい!劇中のアルファエッジやベータスマッシュへの変身はもちろんのこと、メダル1枚でもそのウルトラマンへの変身音と光線音遊びが出来るのが楽しい。ウルトラマンとタロウのメダル2枚だけをスキャンして、2人の同時変身!からのスペシウム光線からのストリウム光線!なんて遊びも出来ますね。
 手持ちのメダルは6枚ですが、既にリクくん先輩とカツラギのカードと各種メダル、食玩やガチャポンでもメダルが出ているようで。6枚だけでも楽しいのに、増えたらもっと楽しいこと間違いなしですね・・・コンプリートは目指していませんが、見かけたら手に取ってみようと思います。

 個人的にはゼットさんの「ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼーット!!」の声もあったら欲しい!思ってましたが、親がゼットさん、子供がハルキになりきって、2人でゼットさんへの変身遊びなんかをすることを考えると、音声が無くても良いのかもしれませんね。

 とまぁ、そんな感じでちょいちょい手に取って遊んでるゼットライザー。これ、後々のウルトラレプリカで一番最初の変身再現とか、そこら辺やってくれないかなぁ・・・
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ドラえもんと魔王城

2020-07-28 07:54:51 | 本・音楽
 10月にアニメ放送予定の漫画「魔王城でおやすみ」。その第15巻が先日発売されました。

 元から好きで読んでいた本作。第15巻では新キャラクターのドラゴン娘・ゼツランちゃんがめちゃくちゃ可愛かったり、三兄弟の末っ子ゼウス初登場などの話が収録されていますが、その中でもひと際異彩を放っているのが第188夜「50周年おめでとうございます」です。

 こちらは少年サンデーの「ドラえもん50周年記念号」におけるコラボ回であり、最初のページの柱には「まんが内のどこかにドラえもんが出ているよ!探してね!!」との文字が。どれどれとめくってビックリ、そこからは最早「ドラえもん のび太と魔王城でおやすみ」の世界が繰り広げられます。

 ただ単にドラえもんとのび太が出てくるというだけではなく、ドラえもんが四次元ポケットから出す数々の道具も「あ!これあの道具だ!」と分かるものが多く、「四次元ポケットとスペアポケットは繋がっている」「スペアポケットはドラえもんの寝室にある」などの設定が生かされているほか、最初と最後で「ほんやくコンニャク」の効果によりドラえもんのセリフが異なるなど、細かいところまでドラえもんが生きていて、一ドラえもんファンとして、読んでてとても楽しかったです。
 あと、個人的に「ドラえもんとのび太が城に現れる」というシーンを見ていて、原作にもあったドイツの城に遊びに行く話を思い出しました。

 「魔王城でおやすみ」の主人公であるスヤリス姫が、四次元ポケットから眠りに関する道具が出てこないことに対して、使用者(のび太)の寝つきの良さに驚愕する・・・というこの作品ならではの共通点も描かれていました。ドラえもんも眠りに関する道具を持っていますが、強力な砂かけ男の道具なんかをのび太に使う予定はまず無いでしょうし、何だったら作中よくある道具のメンテナンスに出していてもおかしくないなーと。
 ただ、仮に道具を出せたとしても、日々人質なのに牢から抜け出しては心地いい眠りを追求するスヤリス姫にしてみれば、砂かけられて眠たくなる、というのは安眠とはちょっと違うのかもしれませんね。最近砂風呂は経験していたかと思いましたが、あれと砂かけられるのは違うだろうな・・・


 とまぁ、そんな感じでドラえもんファンとしても、魔王城でおやすみのファンとしても大変面白かった話が単行本化され、気軽に読めるようになってとても嬉しいです。最初に話してますが、ゼツランちゃんもマジで可愛いので、大満足の15巻でした。
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仮面ライダー剣 第17話

2020-07-27 07:44:09 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第17話

 剣崎と始の前に現れた第4のライダー・レンゲル。レンゲルは剣崎たちがカードに封印したアンデッドたちを「リモート」で解放し、自らの手で封印しなおすことで戦力の増強を図っていた。だが1体封印した直後、頭痛にさいなまれて剣崎の前から姿を消し・・・
 一方、街には犯罪者を自らの手で罰する男・桐生が現われていた。彼こそギャレンの初代適合者であり・・・

感想
 あぁ、これがかの有名な・・・って、剣はどんだけ有名なセリフがあるんですかね(汗。

 さて今回はレンゲルの力が明らかに。素の力だけでもブレイドやカリスに勝っていましたが、更にアンデッドを解放できる「リモート」のカード持ち。
 様々なアンデッドを封印し、その力を使うことで以後のアンデッド戦を有利に進めていくという剣崎たちライダーの戦い方を、ライダーでありながら真っ向から否定するという凶悪な能力を持っているとなれば、実力差を埋めるのは至難の業。伊坂が最強のライダーとして製作を進めていたのも納得の強さでした。しかも放っておけばレンゲルが再度封印して自分の手札にしてしまい、ますます対応できなくなるのが厄介極まりないですね。

 そんなレンゲルに変身しているのは心優しい高校生・上条睦月でした。変身中の記憶は無いっぽいですが、恐らくスパイダーアンデッドか「レンゲル」という人格に乗っ取られているのでしょう。他人との無益な争いを好まず、スーパーのレジ打ちで夕食時の一家団欒を想像し、剣崎のようなライダーになりたいと憧れる彼が無暗やたらとアンデッドを解放するとは到底思えません。

 睦月の命の恩人でもある剣崎はといえば、あらぬ疑いをかけられて晴らせぬまま物語が進み、オムライス大盛で調査中の内容を一般人である睦月に話したりと、ちょっと情けない部分も描かれていました。いや、最後に颯爽と手すりを飛び越えながら変身する様とかめちゃくちゃカッコよかったんですけどね・・・あの冤罪は晴れないままなんでしょうか・・・防犯カメラとか、見てくれませんかね・・・


 橘さんは戦うことはまだできませんが、それでもレンゲルのバックルの持ち主である睦月探しに尽力してくれたりと、アンデッドとの戦いに間接的ながら関わってくれていました。小夜子のような被害者を出さないためにも、戦えないながらも今の自分にできる精いっぱいのことをしていてくれる感じがとても好き。
 そんな橘さんの知り合いで、ギャレンの初代適合者である桐生さんも今回初登場。犯罪者を前にしても一歩もひかず、腰に巻いた装置のスイッチを入れると、手のひらを伝って相手を感電・気絶させるというとんでもない初登場となりました(汗。レンゲルの能力にも驚かされましたが、いきなり出てきてこのぶっ飛びっぷりにも驚かされますね・・・

 レンゲルと桐生さん参戦でどうなることか、気になるところでまた次回。
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魔進戦隊キラメイジャー 第16話「マシュマロワイアル」

2020-07-26 10:06:58 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第16話「マシュマロワイアル」

 マシュマロを気に入ったクランチュラにより、マダムたちをマシュマロに変えるマシュマロ邪面が出現。物理・斬撃・ビーム攻撃のいずれも跳ね返してしまう強敵を前に、何故か宝路を固まったまま動かない。
 無鈴によれば、宝路はかつて池松秋保という両想いの相手からマシュマロをもらったが、照れ隠しに言ったひどい言葉を聞かれてしまい、謝る前にクリスタリアに行くことになったという。それを聞いた瀬奈は手作りマシュマロを持って秋保に渡しに行けばいいと提案し・・・

感想
 あんまりスーツがどうとかいう話はしたくないのですが、マシュマロ邪面は一体どこで視界確保してるの・・・?

 さて今回は瀬奈お嬢様と宝路回。宝路の苦い恋の思い出を聞いた瀬奈はいつも以上に張り切っていました。てっきり彼女にも似たような経験があるかと思いきや、そういう話ではなく。まぁ瀬奈お嬢様からあんな可愛い感じでプレゼント渡されて断る男子なんているわけないからな!ところで妄想の中で瀬奈を断った男子の声、マッハを演じている赤羽根さんではないでしょうか・・・?

 瀬奈が宝路のことを気にかけていたのは、やり残したことをやりきらずにブレーキをかけていては全速力を出せず、それはひいてはキラメイジャーの問題だから。だから心配もするし、手も貸す。
 これについて、単に「仲間のことを気遣う優しい子」という側面だけではなく「結局は自分のためだから、実はドライなのでは?」という側面にも触れるのは意外でした。ドライな点に触れずと支障は無かったと思いますが、「そういう見方も出来るけど、瀬奈はそうじゃない」としっかり描くことで、より一層瀬奈が魅力的な女の子に見えてくる、ということなのかもしれませんね。

 一方宝探しは時雨と小夜が担当。シャイニーブレイカーの使い勝手が分からず必殺技を暴発させたり「見事なり!」音声に対して喜んだりする小夜姉が可愛かったです。
 
 そして今回は新たに見つかったライムキラメイストーンを基に魔進マゼランが誕生。
 マゼランの活躍はもちろんですが、充瑠が「ひらめキーング!」した瞬間に為朝が強くうなずくのが信頼関係が見て取れて良いですねぇ!更に「為朝がカッコよかったから、ガンスタイルだ!」とマゼランをガンスタイルに変形する充瑠も良い・・・照れる為朝といい、本当に仲が良いですね、キラメイジャー。

 そういえば無鈴ってあのネタの人だったなぁとか、瀬奈の「思ってないよ」に対する宝路の奇声が凄かったところでまた次回。次回は遂に登場ギガントドリラー!思いのほかドリジャン登場から時間かかりましたね。
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仮面ライダーゼロワン 第40話「オレとワタシの夢に向かって」

2020-07-26 09:36:43 | 仮面ライダーゼロワン
仮面ライダーゼロワン 第40話「オレとワタシの夢に向かって」

 アークにゼロワンドライバーを奪われ、ゼアも滅ぼされ、絶体絶命の危機の状況下においても、或人は「叶わないって決めつけたら、どんな夢だって叶わない。絶対に叶えられるって信じるんだ」とアーク打倒のために立ち上がる。
 だがイズが垓に協力を願い出ている最中、飛電製作所に雷を乗っ取ったアークが攻め込んできた。迅の抵抗もむなしく飛電製作所は破壊され、或人はアークの一撃で体を貫かれ・・・

感想
 フォーゼ、ドライブ、ゴースト・・・主役ライダーが絶命するのは最終強化に必要な流れだから・・・あれ、ということはゼロワンも平成ライダーなのでは・・・(汗。

 さて今回はアークによる蹂躙が繰り広げられることに。変身した迅も歯が立たず、それでも屈しない或人は無情にも体を貫かれ、更に垓や唯阿、しまいには変身途中の諫の体すらも貫かれてしまうことに。変身モーションに入ったから大丈夫だと思っていたら・・・な展開には驚かされました。
 次々と仲間が倒れていく中、「お願いだから、目を覚まして・・・」「だから・・・起きて・・・」「わからない・・・ただ・・・止まらない・・・」と或人に寄り添って涙を流すイズちゃんにこっちの涙腺も・・・(涙。「もっと、あなたの夢を追いかけていたい・・・」良いヒロインだ・・・

 ・・・さてこっから、どうやって復活するのかなーと思って見ていたら・・・あ、そういう話!?ヒューマギアならではの展開にこれまた驚かされました。ヒューマギアらしいっちゃらしいですが、何十億通りも或人の死亡シーンを見せられるイズちゃん可哀想・・・その点に触れるのが好印象でしたし、それに対して「許しません!」と拗ねるイズちゃんがめちゃくちゃ可愛かったので文句なしです(笑。

 ともあれ或人の夢にイズの心に新たな感情が宿った時、イズの中のゼアが起動し、或人の夢である人と人工知能が一つになる仮面ライダーゼロツーが誕生!・・・あぁ!それって超アキバレッド(汗。
 変身音の「It's never over」は「終わらない」ってことなんでしょうけども、今回冒頭の或人のセリフを思い出すと「夢は諦めない限り終わらない」という意味にも捉えられるかなと。
 満を持しての登場となったゼロツーには、シャイニングホッパーのような最適な攻撃を導き出す能力もあるようで、次々にアークの予測を超えてゼロツービッグバンが炸裂!これまでのうっ憤を晴らすかのような大活躍。良かったです。

 しかしまだ衛星にアークは宿っている様子。次回は滅と手を組んでアークを再び倒すようですが、あれ、この流れ、どこかで・・・ガンマイザー的な・・・(汗。

 というわけでゼロツーがようやく登場となったわけですが、イズの中にゼアがいるってのはいつの話だったでしょうか(汗。考えてみればイズがゼアにちょくちょくアクセスしていたように思えますし、各種プログライズキーやプログライズホッパーブレードはイズの想いによって誕生していたような気が・・・まぁ、それにしてもいきなりイズの耳のギアの中から光が漏れ出して、ゼロツープログライズキーになったりするのは・・・うん、まぁ・・・出来れば或人とイズ、何なら飛電インテリジェンスの施設も使って、それこそ人とヒューマギアが一緒になって作って欲しかったかなとも・・・

 ともあれ次回は再戦。
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ヒーリングっど♡プリキュア 第17話「最高のおもてなし!?ちゆのおかみ修行」

2020-07-26 08:58:58 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第17話「最高のおもてなし!?ちゆのおかみ修行」

 旅館のお手伝いをすることになった沢泉姉弟。何でもそつなくこなすちゆに対し、祖母であり女将であるはるこは、旅館の修行はここからが本番だと、部屋ごとに違う飾り付けをするように指示。それは常連の方には好みのものを、新しいお客さんには歓迎の手紙を出すという、女将のおもてなしだった。
 そんな時、外国人のスミス一家が泊まりにやってきた。しかし娘のエミリーは楽しくなさそうで・・・

感想
 沢泉ちゆ(治癒)に、沢泉とうじ(湯治)とはまた考えたなぁ・・・

 さて今回は沢泉家全員集合。祖母はるこが女将で、母なおが若女将、ちゆもいずれは・・・と考えている模様。一方でひなたの将来の夢ははっきりとしておらず。部活にも入っておらず、今一生懸命打ち込んでいるのはプリキュアのみ。優秀な兄や姉たちと同じ道を歩むとは考えづらいところもありますが、案外敢えて比べられる道を選ぶ可能性もあるのかなぁと。
 初登場?となったちゆの弟・とうじは真面目そうで元気な子でした。旅館のお手伝いも率先してやろうとしていましたが、ちゆの一番のパートナーを自称するペギタンは、弟であるとうじに負けるわけにはいけないと張り切っていました。ライバル心に燃えるペギタンですが、案外ちゆを大好きなもの同士、良い関係が築けるんじゃないかなーと。ペギタンの知らないちゆの自慢とかしそうですね、とうじくん・・・

 女将のおもてなしに感激したちゆですが、エミリーを笑顔にするにはどうしたらいいか分からず。けれどものどかが自分の好きな場所に連れてきてくれたように、ちゆは相手に寄り添い、話を聴いたうえで、どうやって相手を笑顔にすれば良いか考え、エミリーと公園に遊びに行く約束をすることに。のどかもちゆと話す中で彼女が海が好きだと知ったわけですから、頭であれこれ考えるだけじゃなく、実際に相手に接し、話し、相手を知ることは「おもてなし」を知るうえで大事なことなのでしょう。
 自分本位な「おもてなし」はややもすると、言い方は悪いですが「好意の押し付け」にもなりかねませんから、誰かを歓迎するということの難しさを感じさせられます。

 晴れてエミリーちゃんも笑顔にすることができて一安心。旅館のお仕事の難しさを感じると同時にやりがいと喜びを感じたちゆは、いずれもっと旅館を盛り立てていく決意をする・・・といったところで終わり。エミリーは日本に引っ越してくるとのことでしたから、またいずれ出番があると良いですね。

 エレメントさんが花守さんで、エミリーが森永さんとか「あんハピ♪」ファンの身として嬉しいこともあったところで、また次回。ところで最近普通にエレメントボトルもらってるせいか、初期の感動薄くなってません?(汗。
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ウルトラマンZ 第6話「帰ってきた男!」

2020-07-25 10:37:08 | ウルトラマンZ
ウルトラマンZ 第6話「帰ってきた男!」

 ハルキとヨーコがセブンガーとウインダムの模擬戦を繰り広げる中、突如未確認物体が2つ現れた。1つはラストジャッジメンター・ギルバリス。そしてもう1つは新たにギンガ、エックス、オーブの力をその身に宿し、地球に帰ってきた男、ウルトラマンジード=朝倉リクだった!
 一旦はギルバリスを退けたジード=リクはコアを探す最中、ヘビクラ隊長=ジャグラーと再会し・・・

感想
 「え・・・?君チャンネル登録まだなのか・・・?」そうは仰いますがゼロ師匠。お気に入りに登録して時たま除けばチャンネル登録とかいらないと思いまして・・・スマホで動画とか見ないし・・・

 さて今回はジーッとしててもドーにもならない、ゼットさんの兄弟子(?)である朝倉リクくん先輩ことウルトラマンジードが登場!相手はラストジャッジメンター、ギルバリス!・・・と言われても、、私ジードはマグニフィセント登場回までしか見ておらず、当然映画も見ていないので、どんだけヤバいやつかってのは文字でしか知りません。ですが、ヘビクラ隊長時は比較的冷静なジャグラーがギルバリスを見た瞬間に思わず名前を叫んでしまうほど動揺し、更には即時撤退を促す、というだけでもヤバさがひしひしと伝わってきます。

 一度は倒したはずのギルバリスが、デビルスプリンターの影響で復活。地球に来る前にも別の惑星で戦っていたようですが、その際はウルティメイトファイナルになる前に変身解除、更にはジードライザー故障にまで追い込まれていた模様。ギルバリスがAIというのであれば、ウルティメイトファイナルのヤバさを学習していたが故に変身される前に撃破に追い込んだ、といったところでしょうか。
 そんなギルバリスを前に、新たにゼットライザーとギンガ、エックス、オーブの力を用いたジード・ギャラクシーライジングで立ち向かうジード。第2ラウンドでは「ライブ!ユナイト!アップ!」「集うぜ!綺羅星!」と、ギンガのウルトライブ、エックスのユナイト、オーブのフュージョンアップから取った掛け声や新たな名乗りを挙げていました。

 初戦は逃げられるのかな・・・とか思いながら見ていたら、まさかのジード主題歌と共に圧倒!これ、ジードファンにとっては嬉しい活躍だったんでしょうねぇ・・・ジードを途中でやめてしまった身ですらこんなに盛り上がったのだから。
 ギンガサンダーボルトを基軸としているっぽいプラズマ光輪で攻撃を捌く姿は、ハルキが見惚れるのも納得のカッコよさ。からのレッキングフェニックス、超カッコよかったです・・・ 


 そんなリクくん先輩は、ヘビクラ隊長を一目見てジャグラーだと認識していました。髪形や雰囲気がヘビクラ隊長とは違っていたとはいえ、やっぱり知人が見れば一発でジャグラーだってわかるんですね・・・
 何故この地球で隊長をやっているのかという問いかけには「正義に目覚めたと言ったら信じるか」と返していました。今回もギルバリスの危険性を唯一知る人物として即時撤退を促していたことから、人命を大事にしていることは伝わってきます。あっちこっちの世界にお邪魔して、どこの世界でもその世界に暮らす人間だけで物事を何とか出来るように鍛え上げている・・・のかなぁ。

 
 そしてギルバリスとの再戦を機に再会を果たしたゼットさんとジード先輩。兄弟子との再会に感動するゼットさんと、ゼロの弟子になった記憶が無くて戸惑いつつも共に戦うジード先輩。そして忘れちゃいけないストレイジとウインダムの活躍もあって、見事不完全体とはいえギルバリスのコアを撃破!冒頭のミレニアム問題がここで生きて来るとは思いもしませんでした。
 ・・・にしても、今回もめちゃくちゃカッコよかったですね!ゼットさんより先にゼットライザーを武器に使うジード先輩の先輩っぽさもカッコよかったですが、先にジード先輩の捌き方を見ていたためか、ゼットさんもゼットランスアローを使ってギルバリスの一斉掃射を捌き切り、更にトドメのベータスマッシュによるゼットランスファイヤーは前回のペギラ戦のような射撃技かと思わせておいての突進技!ベータスマッシュの豪快さにベストマッチした技の繰り出し方、最高です・・・
 挿入歌に使われていた「フュージョンライズ!」はジード本編でも流れていたとのことで、ジードの魅力を映しつつ、それでいて「ウルトラマンZ」であることをしっかりと意識したフィニッシュ、完璧でした・・・

 
 リクくん先輩も追っているデビルスプリンターは、かつて宇宙を混乱に陥れたウルトラマンベリアルの細胞のようなもの。まーた悪さしてるよベリアル・・・今回カツラギはベリアルのメダルを作ろうとして失敗していましたが、次回リクくん先輩を使って完成させようとしている模様。
 次回スカルゴモラ登場でピンチに陥る弟子2人?の元に、遂に師匠が駆けつける!・・・って早いな!?もうちょっと時間がかかるものだと思ってました。ますます盛り上がるウルトラマンZ、次回も楽しみです。


 そういえばボイスドラマ第6回では「ウルトラゼットライザー」の名前の由来についても触れられていました。「ニュートラルなやつが良い」とのことでゼットさんが推薦されたそうで。中身が空っぽということは、誰の力にも染まっていない、どんな自分にも慣れるという可能性を秘めているということ。ジード先輩がゼットライザーを使えたのは元々他のウルトラマンの力を借りて変身していたから、ですかね。


余談
 ギンガ、エックス、オーブでライブ!ユナイト!アップ!・・・この感じ、昔どこかで・・・あぁ、あれだよ。「笑う犬」の機関車やハムスターの着ぐるみを身に着けた面々がお題の色に合ったモノをリズム良く言うゲームだ。赤・赤・白ならリンゴ、リンゴ、雲みたいな感じで言うアレ。変わり種でベージュってあった気がするアレ。
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ウルトラマン80 第17話「魔の怪獣島へ飛べ!!(前編)」

2020-07-24 08:05:08 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第17話「魔の怪獣島へ飛べ!!(前編)」

 衛星が捉えた潮風島の異変。オオヤマキャップは猛に「休暇」という名目で調査を命じるが、イトウチーフは猛に代わって調査に名乗りを上げた。だが数日後、何者かの咆哮と共にイトウチーフは姿を消す。猛、ハラダ、タジマらも潮風島に赴くが、島は人の気配がないかと思えば突如大勢の人で溢れかえる、怪獣ラブラスが出現するなど奇妙な出来事に見舞われる。果たして潮風島で何が起こっているのか・・・

感想
 怪獣のデータを確認するときは手元の「ウルトラマン画報(下巻)」を参考にしているのですが、「ダロンって思ってたよりも緑色なんだな」といった風に、映像と写真の違いを感じることがたまにあります。前回のデビロンも、映像を見ないと「緑色のデビロンが完全体なのかな?」と勘違いしていました。

 さて今回は80初の前後編となる怪獣島前編。全ての元凶であるアイツは、今回は触手や咆哮だけの登場となりましたが、人間を催眠状態に陥らせて操り、血を吸い、咆哮で怪獣を操り、更には・・・と、今回だけでもアイツの特殊能力の豊富さに驚かされます。

 そんなアイツの被害に遭ってしまったイトウチーフは人間怪獣ラブラスに変貌させられてしまう羽目に。イトウチーフの知人と思われる・・・画報読んでる時点でどういった関係かは把握していますが、とりあえず知人と思しき沢子がいなければ、猛たちはあわやイトウチーフを殺してしまうところでした。
 猛もウルトラアイを使って透視しないと見抜くことが出来ない変貌っぷりともなれば、UGMが見抜くのは猶更至難の業でしょう。自分は表に出ず、人間を餌に、手駒にし、更には人間と人間怪獣の同士討ちにも発展させようとするアイツの凶悪さがこれでもかと伝わってきますね。これ、本当に1体の怪獣がやっていることかと・・・
 ただ、沢子には霧の効果が無かった様子。事前にイトウチーフが彼女に何らかの対策を施していたのでしょうか。
 
 イトウチーフを元に戻す手立てが見つからないまま、アイツの命令でタコ怪獣ダロンが出現。ダロンは人間が怪獣化した存在では無いそうですが、元から暴れん坊ではなく、アイツのせいで暴れさせられている被害者だったのかもしれません。ラブラスが人間怪獣なら、ダロンはタコ怪獣。もしかすると何の変哲もない一匹のタコが怪獣化させられた存在だったりするのかな・・・
 ダロンは攻撃できても、イトウチーフであるラブラスは攻撃できない。ラブラスも必死にアイツに抗っているのが痛いほど伝わってきますが、果たして80にこの状況を打開することは出来るのか・・・というか、予告で「死ねば人間に戻る」というとんでもない展開が予告されていましたが、どうしようもないじゃん・・・


 ところでまたも長官が良い味だしてましたね。潮風島の異変は以前にもあったため、以前の調査結果を無碍にするわけにもいかず、それでいてオオヤマキャップの意志を汲んだ「休暇を取るにはいい場所」という発言が最高に頼もしかったです。今回の異変がただ事ではないと理解した長官の部下がオオヤマキャップに謝るシーンがあったのも好感度高いです。

 ともあれ次回、怪獣島後編。
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