ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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「快盗戦隊ルパンレンジャー+警察戦隊パトレンジャー 究極の変合体!」を見て

2023-03-11 08:48:32 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
「快盗戦隊ルパンレンジャー+警察戦隊パトレンジャー 究極の変合体!」を見ました。

 本作はルパパト映画の前日譚。ギャングラー・マグーダのマグマグフォースによって磁石のようにくっついて離れない圭一郎と魁利を中心としたドタバタ劇が繰り広げられています。先日視聴した「もう一人のパトレン2号」では逆位相を用いて音波攻撃を攻略していましたが、今回は割と力技かつ磁石の力を逆手に取った戦法を披露。仲は悪いが、相手が何を考えているかは察することが出来る。後のデストラ戦にも通じる、奇妙な信頼関係がここでも描写されていました。

 「変合体」してしまったのは圭一郎と魁利のみならず、つかさ・咲也・初美花・透真の4人も同様。今回ピンチを迎えたのは、むしろつかさたちの方だったかもしれません。低い声が魅力的な透真ではありますが、咲也の一大事に際して発した声は魅力的というよりかは……暴力的?(汗。
 こんなピンチの状況でもあらぬことに気を取られていた咲也には手痛い仕打ちが。そりゃ初美花の手も滑るというもの。「もう一人のパトレン2号」の咲也との落差で風邪をひきそうです(苦笑。

 望まぬ形でくっついてしまった本作の後で、自らの意思で行動を共にする映画を見るのも面白そうです。映画も映画で、予想外の合体が出てきますが。まさかアレが、本編のあの局面で活躍することになろうとはなぁ……
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「警察戦隊パトレンジャーFeat.快盗戦隊ルパンレンジャー もう一人のパトレン2号」を見て

2023-03-10 20:11:00 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
「警察戦隊パトレンジャーFeat.快盗戦隊ルパンレンジャー もう一人のパトレン2号」を見ました。

 「何故つかさ=3号の後輩である咲也が2号なのか」ノエルの疑問に答えるかのように現れたのは、音波攻撃を得意とするギャングラー、ゾニック・リーだった。ゾニックを前に冷静さを欠く圭一郎は取り逃してしまう。ゾニックと圭一郎たちの間に一体何があったのか。咲也は何故2号なのか。そこには咲也の前任者・東雲悟が深く関わっていた……


 先日のサモーンの一件でルパパトが見たくなったので視聴しましたが……ガッツリ本編に関わる話だったので驚きました。

 前述のとおり、ゾニックとの戦いで冷静さを欠いたのは圭一郎。しかし戦闘後に咲也は自分がサポートをしていれば逃がさずに済んだと、責任を感じていました。先代パトレン2号・東雲悟が語った2号の精神が彼に受け継がれているのが、この時の咲也の言葉・感情から伝わってきます。
 穏やかな雰囲気を纏い、生真面目になりがちな1号の補佐を心がけた初代パトレン2号。少々図に乗りやすいところはあるものの、パトレン2号という大役と初代の想いをその身に感じ、援護に磨きをかける2代目パトレン2号。それぞれの魅力が描かれたエピソードでした。パトレン2号が二人いたからこそ、平和を掴み取れたと言っても過言では無いでしょう。
 
 また、悟が活躍していた頃の国際警察はポーダマンから人々を逃がすので手いっぱいだったのも印象的です。
 ポーダマンといえば戦闘員。戦闘員といえば、怪人の前座として大量に出てきて蹴散らされる相手。そんな相手であっても一般人どころか、訓練を受けた圭一郎たちでさえも敵わない存在であるというのが、まざまざと見せつけられましたね。そして怪人のゾニックともなれば、その実力はけた違い。鉄パイプで殴りつけてもビクともしない様が恐ろしかったです。


 本編であまり使われた印象の無いパトメガボーを見事に活用し、事件は一見落着。最後には安堵の笑みを見せる人物の姿が……
 配信当時なら「少々寂しさは残りますが、想いが受け継がれた良い話でした!」で終わってたんだろうなぁ……で、第43話で「お!本編に出るんだ!やったね!」って素直に喜んでいたら、第44話で絶望に叩き落される……このコンボ、エグ過ぎない?
 「代わりならもう、大丈夫だ……」と安堵の笑みを浮かべた彼がアイツだったとは思いたくないです。ですが「(パトレン2号の)代わり(が咲也のように図に乗る人物)ならもう、(ギャングラーは)大丈夫だ」と捉えられなくもなく……いやぁ、ルパパト放送終了からそこそこ経ちましたが、やっぱ見ごたえあるなぁ……


 といった感じのスピンオフでした。
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第51話(最終回)「きっと、また逢える」

2019-02-10 13:23:46 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第51話(最終回)「きっと、また逢える」

 ドグラニオを倒し、金庫から魁利たちを救い出すべく奮闘する圭一郎たち。しかし様々なコレクションの能力を駆使するドグラニオ相手に苦戦を強いられ、変身解除に追い込まれる。
 それでも圭一郎たちは立ち上がるも、再び絶体絶命の危機に追い込まれる。だがその瞬間、ドグラニオが操るコレクションの能力が消えてしまう。徐々に弱体化していくドグラニオを前に、圭一郎たちは優位に立つが・・・


感想
 いよいよ最終回を迎えたルパパト。最後の最後までVS戦隊を貫き通すその精神、嫌いじゃないわ!

  長いことギャングラーを率いてきたドグラニオ。その強さは絶望的なものではあったものの、その力の大部分はコレクションによるものであったがために、コレクションを奪われると大幅に弱体化すると・・・それでも十二分に強い相手ではありましたが、様々な経験を積んできたパトレンジャーの敵ではありませんでした。純粋な力だけであればライモンやザミーゴ、デストラにも劣る感じですかね?

 しかし、装備交換というのはこれまた熱いですね!スーパーパトレンエックスは無茶苦茶カッコいいし、マジックとシザーを警察が使いこなすというのもまた良し!初めて手に取る装備であっても、戦いを通して使い方を学んでいてもおかしくないです。
 そしてスーパーパトレン1号によるフィニッシュ!これまた良いですねぇ・・・サイレンストライカーであれば!という逆転劇が披露されるかと思いきや、ドグラニオに膝をつかせることはできても心を折る事までは出来ない。

 警察官としてはギャングラーを倒すことが使命。しかし圭一郎としては魁利たちを救いたい。魁利の覚悟に気づき、崩れ落ちる咲也に涙を誘われます。加えて、咲也が初美花のことだけじゃなくて、透真のことも思い出していたのが印象的でした。本当、3人それぞれとの交流が描かれていたんだなって・・・
 一歩一歩ドグラニオに近づく圭一郎の表情は、仮面の下に隠れていても容易に想像できました。その後の「銃声」というシーンにはドキッとさせられましたが・・・


 そんなこんなでラストは1年後の話。ドグラニオを倒してもギャングラーの残党がいる、というのは納得ですが、まさかドグラニオ自身も厳重に拘束しているとはいえ生存しているのが意外でした。鎖を操るドグラニオが、鎖に縛られるというのは何とも皮肉めいた感じですね。
 敗北して殺されて終わり・・・ではなく、敗北したのに生かされて、しかも脱出不可能とあってはますます自分の力が老いた現実を突きつけられるというのは、この上ない屈辱でしょう。加えてあの脱出劇。最後の最後までやられっぱなしなボスがちょっと可哀想に見えなくもない。
 最後のギャングラーであるカゼーミーが好き勝手に暴れていたことからも、ボスを助け出そう!なんてギャングラーはいないのかもしれませんね。デストラがいれば間違いなく救出に向かったでしょうけど、その他のギャングラーは「ボスがいないんだから、俺が今度からギャングラーのトップに立つ!」的な思考の持ち主が多いのかもしれません。

 
 そしてまさかまさかの脱出劇!ルパントリコロールの存在が本編中でも示唆されていましたが、まさかアイツが逆転の鍵になるとは!映画を観た時も「すげぇ便利な能力だな」と思ってはいたものの、まさかこんな風に活躍するとは!ここ最近劇場版のキャラクターがテレビに出ることがなかったので、上手いこと意表を突かれた感じでしたね。

 「絶対に取り戻す」という精神が魁利たちにもあったように、勝利たちにもその精神はあった。大事な人を取り返し、大事な人に救われる。前回でルパンレンジャーの戦いは一旦幕を閉じましたが、今回でようやく終わったんだなって・・・

 が、そこはVS戦隊。魁利たちは大事な人は取り戻したが、ルパンコレクションは集めきっていない。まだノエルたちの大事な人が帰ってきていませんからね。理由を話せば普通に警察も協力しそうな気がしますが、その間にギャングラーに出て来られても困るでしょうし、おいそれと手放すわけにはいかないんでしょうね。

 互いに正体を知ったからこそ咲也と初美花は密かに協力していましたが、魁利と圭一郎、つかさと咲也は相変わらずな模様。それもまた彼ららしいかと。


 最後のターゲットは警察のコレクション・・・といったところで幕引き。最後までVS戦隊を貫き通しました。


 さて、テレビシリーズでのVS戦隊ということで始まったルパパト。パワーアップ的な意味では快盗推しが強かったですが、一方の警察もキャラクターでは決して負けておらず、快盗のアイテムを警察が使うからこその熱い場面もあったりで、一年間本当に楽しく見られました。
 随所に張り巡らされた伏線の回収や、シリアスもありつつシャケやキツツキといった強烈なギャグ回もあったりと、全編に渡って満遍なく楽しませてくれました。

 ロボ戦はいざという時のグッドクルカイザーVSXの頼もしさが凄まじかった。両者が力を合わせなければならないという都合上出番は決して多くは無かったですが、それ故の切り札感や最強合体感は保てていたかと。できれば最終回でも何らかのロボ戦は見たかった気持ちが無きにしも・・・

 ともあれ、一年間ありがとうございました!来週からはレジェンドたちの活躍を見つつ、リュウソウジャーを楽しみに待つとします。
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第50話「永遠にアデュー」

2019-02-03 10:10:32 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第50話「永遠にアデュー」

 巨大ポーダマンを早々に退けたパトレンジャー。その間に目覚めた透真と初美花は病院を抜け出し、VSチェンジャーを探そうとしていたが、そこを咲也とつかさに見つかってしまう。怪我を押してなお、自分たちより無茶をする大事な仲間のために戦おうとする彼女のために、つかさたちはVSチェンジャーを差し出す。
 一方ノエルは圭一郎に、身を危険にさらすかもしれないと前置きしたうえで、ある頼みごとをしており・・・

 間一髪魁利のもとに駆けつけた透真と初美花、そしてノエル。4人は改めてザミーゴを倒す覚悟を固め、圭一郎たちはドグラニオとの決戦に臨む!

感想
 「職員:矢部敬三」え、あのTRICKの!?・・・いや、あれ生瀬さんだから、役名だから、名前も「謙三」だから・・・という一瞬の驚きと納得があったOP。

 さて今回は最初から泣かせてくれます。魁利を見殺しにしたくないのはつかさもまた同じ。「私も見殺しにしたくない!」という思いからVSチェンジャーを提供するつかさと、「2年前に出会いたかった・・・そしたら、初美花ちゃんが快盗になる前に、力になってあげられたのに・・・」と嘆く咲也。悔やむポイントが圭一郎と似ているのが、彼もまた立派な警察官なんだなって・・・

 「3人で生きて帰れよ」「あなたたちも・・・」と互いに互いを送り出したところで、いよいよ快盗VSザミーゴ、警察VSドグラニオのラストバトル!
 まずは「ここまで3人でやってきたんだ。今更置いていくな」という透真の言葉が染みたところで、快盗とザミーゴのラストバトル!いつもより気合の入った名乗り口上最高です!特に魁利!ザミーゴを倒す策はザミーゴにあり。彼の冷凍銃ならばザミーゴ自身を凍らせることが出来る。それを上手いこと囮に使って液状化のコレクション奪取に成功!・・・思いのほかあっさりしてた気がします(汗。

 その続きはまさかのドグラニオの金庫内にて繰り広げられることに。これまでザミーゴへの防御手段として重宝していたシールドを警察に渡した時はどうなることかと思いましたが、これまでの戦いで慣れていたことに加え、重要な鍵を握るのがトリガーマシンでした。
 鍵を開けるのがダイヤルファイターならば、鍵をかけるのがトリガーマシン。この発想は無かった!トリガーマシンがザミーゴを倒すトリガーになる展開熱すぎ!ザミーゴの冷凍銃は金庫を介して取り出していたがために、金庫をロックされればザミーゴにその力は使えない。「永遠にアデュー・・・」に対して、「楽しかったぜ、アディオス・・・」のやり取りは、敵ながら最高でした。中盤はあまり出番がありませんでしたが、最初から最後まで宿敵・強敵としてい続けたザミーゴとも遂に決着。長かった。本当に長かった。

 だからこそ、その後の嬉しそうな魁利たちといったら!魁利の「透真!初美花!」の声にも嬉しさが詰まってましたし、「ザミーゴ倒した」「俺たちの願い・・・やっと果たせた!」から溢れる喜びと達成感が素晴らしい!もうこっちももらい泣きですよ、えぇ・・・


 一方で「あなたたちも・・・」と透真の言葉を受けた圭一郎たちは、ドグラニオとの最終決戦に臨むことに。次回予告からすると、スーパーパトレン1号とスーパーパトレンエックスが見られる模様。
 ドグラニオの金庫を守る鎖は、ドグラニオ自身にも切れず、ドグラニオが自らの意志で開けない限り開かない代物。となればわざわざドグラニオが戦力を増やすようなことはしないでしょう。てっきりザミーゴとの決着を果たした魁利たちも駆けつける展開になるかと思いましたが、そういうわけではなさそうですね・・・となると、金庫ごとドグラニオを吹っ飛ばす感じになるんでしょうか。

 そういえばコグレさんの持ってる本って、ルパン家の宝物庫と繋がっているんですよね。あの本を今も魁利が持っていれば、ドグラニオの金庫内にあるコレクションの力で本の中に入って宝物庫にワープ、で元の世界に戻ってくるという方法は取れるのではないかと。

 次回、いよいよルパンレンジャーVSパトレンジャーも最終回。ドグラニオを倒した後、魁利たちの扱いはどうなるのか。気になるところでまた次回!
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第49話「快盗として、警察として」

2019-01-27 10:18:19 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第49話「快盗として、警察として」

 ゴーシュとの決戦以降、行方をくらましていた魁利たちだが、魁利は1人になった圭一郎の前に姿を現した。だが圭一郎から魁利に怒りが向けられることはなく、圭一郎は自分自身の不甲斐なさに怒り、自分たちに出来ることはないのかと問いかける。
 「警察官に頼らないやつが快盗になるんだよ・・・」そう言って去っていく魁利に対し、圭一郎は大量失踪事件の被害者が化けの皮にされている事実を伝える。

 その事実に衝撃を受ける中、ザミーゴに触発されたドグラニオが再び街で暴れ始めた。加えてその近くには、氷漬けになった魁利の兄、透真の恋人、初美花の友人を連れたザミーゴまで現れて・・・


感想
 ノエルが初美花たちが快盗だと知っていて尚、仲良くさせようとしたことに対し、珍しく苛立ちを顕にした咲也。
 「本当に、仲良くなれたら素敵だと思ったんだ」。失ったものを取り戻すこと、平和な世界を取り戻すこと。ノエルにとってはどちらも大事で、快盗と警察のどちらも大切な仲間。快盗と警察を両立しているノエルならではの願いだなと感心させられました。
 以前のどこか怪しい感じがあったノエルなら「裏があるんじゃないか」と思ってしまっていたかもしれませんが、今のノエルの言葉であれば、本心であると信じられます。

 ドグラニオの金庫は「ステイタス・ゴールド・フィジカル・プロテクト」。単に物理的に守られた金庫かと思いきや、金庫の中は無限の空間であり、金庫に入っている全てを同時に使えるという破格の能力。
 ビクトリールパンカイザー&エックスエンペラーとの戦いにおいても、物体を浮かせ、鋭い形に練成し、火焔を纏わせて攻撃するという攻撃を披露し、更には極大範囲の攻撃の際には自分自身を守れるようにバリアを張ることも可能。いきなりの巨大戦で、恐ろしい規模の被害を撒き散らして去っていく様はまさしくボスの風格でした。


 そんな危機的状況の中、魁利は圭一郎の前に姿を現していました。てっきり「俺たちを騙していたのか・・・!」と怒るものだと私も思ってましたが、圭一郎が怒ったのは何と自分自身の不甲斐なさに対してでした。
 「俺はなぜもっと早く気づけなかったんだ!俺がもっと・・・頼れる警察官だったら、苦しんでいる君たちを救えたかもしれないのに」・・・もう、本当にこの人はどこまで立派な警察官なんでしょうか。1年間騙され続けてきて、そ知らぬ顔でジュレで出迎えたり、時には戦いで出し抜かれたりもしていたというのに、それらに怒るでもなく、ただただこれまで魁利たちの苦しみに気づけなかったことを嘆く。そんな中でも、自分に向けられた笑顔が幾分本心だったかもしれないことに安堵する・・・良いなぁ・・・この警察官として、魁利たちの友人として本気で喜んで、本気で悔しがっている感じが良いなぁ・・・

 その後、ドグラニオとの戦いで重傷を負ってなおザミーゴを探す魁利に対しても「俺がいる。前に言っただろう。君の力になりたいと」「もし警察という立場ゆえに目の前の君を救えないというのなら、俺は警察を辞める」とまで言ってのけるとは思いもしませんでした。国際警察でなければ困っている人を助けられないというわけではないですからね・・・にしてもこの言葉は心に来るものがあります。良いねぇ、良いねぇ!この一年間積み上げてきたものが、最終回に向かって全てつぎ込まれていく感じ!

 残念ながらそこに巨大ポーダマンが出てきてしまったがために、ザミーゴとの決戦は魁利1人で臨むことに。
 魁利は「こんな快盗じゃなくて、もっとたくさんの人助けなよ」「俺が圭ちゃんになれないみたいに、圭ちゃんは俺みたいになれない」と圭一郎を送り出していました。平常時ならいざ知らず、今の魁利は兄たちを救うことを優先するでしょうから、巨大ポーダマンと戦っている時間は無い。一方で圭一郎も、戦う力の無い街の人々を放っておくことができない。
 わき目も振らずにたった一つの目的をひたすらに遂行しようとする快盗と、多くのものから今優先して守るべきものを選ばざるを得ない国際警察。その違いが描かれていたと思います。魁利の力になりたい、でも街の人々を放っておくことはできない。そんな圭一郎の葛藤が、あの叫び声には込められていたように感じました。


 にしても、まさかトカゲイルの顔に見覚えがあった件に関しては、透真の恋人・彩の近くで凍っていた男のものだったとはなぁ・・・そんなとこにまで伏線を張っていたとは思いもしませんでした。


 次回「永遠にアデュー」。ザミーゴとの最終決戦の時は近い。
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第48話「仮面の下の素顔」

2019-01-20 10:05:22 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第48話「仮面の下の素顔」

 ゴーシュに捕らわれたノエルは、ドグラニオの提案で人間界にて公開処刑されることが全世界に中継された。

 明らかに罠だと知りつつも、圭一郎たちはノエルを助け出すべく動き出すが、ゴーシュにより瞬く間に変身解除に追い込まれてしまう。そこへ魁利たちもコグレに制止されながらも、ゴーシュが持っているコレクションの回収もしなければならないといい、ノエル救出へと駆けつけてきた。

 するとドグラニオは素顔をさらしたうえでゴーシュに戦って勝てば、ノエルは解放すると快盗を脅してきた!ノエルは約束を思い出すように告げるも、魁利たちは決心を固め・・・


感想
 「好きになっちゃったんだもん・・・」おぉ!遂に咲也の思いが報われることに!
 「ここでの暮らしが・・・」・・・あぁ、うん、その中に咲也も含まれているんだろうけど、ちょっとガッカリしてしまいました(汗。いや、その後のこれまでと変わらぬ暮らしを望む初美花は凄く良かったんですけどね?

 さて今回はノエルを公開処刑から救うべく、警察も快盗も動き出すことに。巨大化要因だと思っていたら圧倒的な強さを誇るゴーシュ。コレクションの力込みとはいえ、パトレンジャーの3人を寄せ付けず、その後ルパンレンジャーと戦って尚優勢に立っていたのが凄いですね。
 が、余裕綽々だったゴーシュの誤算は何とドグラニオでした。ゴーシュやザミーゴが自分の地位やコレクションにあまり興味を示していないことにご立腹だったかと思いきや、むしろ好き勝手やってる彼女たちを見て「今まで好き勝手にやってたんだ。俺にもすきになさせろ。俺は面白いものが見たいんだ!」と吹っ切れた模様。金庫を開けてコレクションを奪い取れるコレクションとかズルくない・・・?

 追い詰められて尚、実験体に自身の金庫を移植して散っていったゴーシュ。デストラが最期までドグラニオに忠義を貫いたように、ゴーシュも最期まで自身の欲望に忠実だったなと。この光景、デストラが見ていたら何と思ったんでしょうね・・・


 そして、ノエルを助けるために遂に魁利たちは戻れないと知りつつも、正体を明かすことを決意。魁利と透真は決心は出来ていたものの、これまでの暮らしを望んでいた初美花がどう思うかを待っていた感じに思えました。
 正体を明かした時の静かなBGMが何とも・・・最後まで初美花を信じていた咲也の悲痛な言葉もまた・・・その後初美花が「咲也さん」と呼びかけても、ルパンレンジャーに変身している初美花に咲也が言葉をかけることはありませんでした。この2人も切ないです・・・

 また、ノエル救出に関してはパトレンU号の特性を上手く使っていました。ドグラニオならば、あの状況からノエル救出を阻むことも出来たかもしれませんが、それをしなかったのは「面白いものが見られたから」なんですかね。

 そんでもって巨大戦だったわけですが・・・何かすげぇ珍しい構図ですね!?普段なら、言い方は悪いですが「戦うためにビル等が配置された街」で戦っていたイメージがあるのですが、今回は実際の街の中で戦っている感じがしてとても良かったです。

 
 ジュレを去った魁利たちはどこへ行くのか。そしていよいよドグラニオ、そしてザミーゴとの決戦。ザミーゴ戦はレッド2人で片をつける感じなんですかね・・・あの液状化能力をどう突破するか見ものです。


 また、スーパー戦隊最強バトルの宣伝も始まりましたが・・・うわぁぁぁぁ!?ゴーカイレッド・ゴールドモードォォォ!?オリジナルビデオかなんかで出てたレッドのゴールドモードがテレビに出るの!?
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第47話「今の僕にできること」

2019-01-13 10:03:33 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第47話「今の僕にできること」

 ルパンレンジャーの正体は魁利たち・・・咲也は初美花は違うと信じ、彼女を食事に誘う。そこでジュレで働くようになった時期やきっかけ、高校を尋ね、そこから大量失踪事件へと話を繋げていく。尾行していた魁利と透真は正体がバレかけていると察し、初美花を呼び出して警告する。

 だがそんな折、街にゴーシュが出現したため咲也は現場へ急行。初美花は自分を信じてくれている咲也を裏切れないと快盗としての行動を躊躇っていたが、魁利たちの近くにはザミーゴが出現し・・・


感想
 誰かが倒れても、他の誰かが願いを叶えるという約束を交わしたルパンレンジャー。互いに深入りすれば、その分約束を果たせないことにも繋がりかねない。それがいつしか、初美花が咲也とデートに行くと知って、娘を心配する父親の顔になり、心配のあまり尾行することを決めた透真。何だかんだで一番深入りしているのが彼というのは意外でした。

 咲也が疑っていると知った初美花が心配したのは「(正体を知られたら)ジュレにはいられなくなっちゃう」ということでした。場所を変えても快盗の仕事は続けられるでしょうし、何ならコグレさんが住居を手配してくれるかもしれません。ですが、初美花にとって大事なのはジュレにいること。言ってしまえば隠れ蓑的な存在であるジュレを、そこまで大事に思っていたんだなと。

 そんな中、巨大化担当だったゴーシュが「刻みたいから刻みに来た」と人間界に出陣。レーザーメスのような攻撃で街に被害を及ぼし、白虎真剣めいたコレクションを使っての剣技を披露。マッドドクターとしての技術屋かと思いましたが、ここまで強いとは。
 そして絶体絶命の危機の中、ゴーシュの狙いが「人間ではない自分の体を刻むこと」であると悟ったノエルは自らを差し出すことで警察の危機を救うことに・・・快盗たちには明かされていましたが、警察に「人間ではない」と明かすのは今回が初めてでしたね。

 改造ゴーラムを前に、ノエルから受け取ったサイレンパトカイザー出場!サイレンルパンカイザーと似てはいますが、警察が使うというだけでカッコよさが数割増しだと思います。やっぱカッコいいですねぇ・・・しかも夜間戦闘にサイレンが映える映える。
 ノエルが連れて行かれたことに関して、グッドストライカーに謝罪するというのも良かったです。

 
 で、一方の快盗の前には、体を液状化できるコレクションを使えるように改造されたザミーゴの姿が。ビクトリーストライカーの力で先読みは出来るものの、攻撃が全部すり抜けては意味が無い。一方で快盗側はザミーゴの凍結攻撃を喰らった瞬間アウト。随分と分が悪い勝負ですし、しかもザミーゴは遊び気分というのがまた・・・


 快盗は奪われたものを取り返せず、警察は仲間を奪われた。そしてノエルはステイタス・ゴールド・フィジカル・プロテクトであるドグラニオの前に連れていかれることに・・・
 そのドグラニオですが、ゴーシュもザミーゴも、自分が築いた地位にも財産にも興味が無い、という点が気になっている様子。ザミーゴは明言していましたし、ゴーシュも自分のコレクションをザミーゴに与えるあたり、オペに必要なコレクション以外は興味があまり無いのでしょう。となると、ドグラニオの地位や財産を大事にするデストラってその点でも大事な部下だったんだなと。

 案外、ドグラニオの機嫌を損ねたことが事態解決の鍵になるのでは・・・と思っていましたが、次回ノエルの公開処刑が迫る中、遂に快盗たちの正体が白日の下にさらされることになりそうです。ノエルを助けたければ、その素顔をさらせとか脅迫されたのかもしれません。はてさてどうなる・・・
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第46話「抜け出せないゲーム」

2019-01-06 10:00:32 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第46話「抜け出せないゲーム」

 初詣に出かけた快盗たちだが、そこへ改造ポーダマンたちが出現。さっさとお宝を奪おうとするも、改造ポーダマンはコレクションの力により、ゲーム空間に引きずりこまれてしまう。
 快盗たちがゲーム空間から抜け出すためにはゲームに挑戦する中、圭一郎は誘拐事件の行方不明者の中に、魁利たちの関係者がいたことから、快盗の正体が魁利たちであることにたどり着いており・・・


感想
 一週休んで年明け一発目は、快盗はゲーム形式でこれまでの出来事を振り返り、警察は魁利たちの正体が快盗であることの証明をするべく過去を振り返る総集編的なものとなりました。警察側の振り返りが、過去魁利たちが怪しかった点の証明というのが自然で良いですね。

 快盗たちはモノマネ、最近辛かったこと、隠し芸、宝物を見せるという試練をこなすことに。その最中、またしても透真の黒歴史が掘り返されそうになりましたが、「ほう・・・俺のなんのモノマネをするつもりだ?」という透真の気迫の前では魁利もひよってしまうことに。
 そしてグッドストライカーもルパンコレクションであるという点を有効活用した逆転劇も見事でした。そこから今後の金色金庫戦を想定して、サイクロンがノエルの手に渡るという流れも自然でした。
 
 で、一方の国際警察では、遂に快盗の正体に迫ることに!
 旅行先に魁利がいたこと、夢の中に初美花がいたこと、透真が銃の扱いになれていたこと、魁利がギャングラーのクラブにが伏線になるのは分かりますが、まさか子供化事件まで伏線だったとは。「初美花の大切な人物が子供の頃からの親友」というのを上手く使っていて驚きました。
 警察側は基本シリアスでしたが、つかさが子供化事件の時に抱きついていたのが魁利だと気づいて顔を真っ赤にしていたのがとても可愛かったですね。

 最早快盗の正体が魁利たちであることは決定的・・・なのですが、咲也はどこまでも初美花たちを信じたいらしく、自分の手で証明したいと懇願。圭一郎も魁利を気にかけていたのは事実ですが、それはそれとして覚悟を決めているようで。

 次回は初美花を信じる咲也が行動することに。最近の初美花は咲也に気があるっぽいですし、早く終わらせて親友を救い出して、何の負い目もなく咲也と一緒にいたいのかもしれません。ですがもう正体はほぼ確定している。互いに辛いところでしょうね・・・

 そんな中、再び立ちはだかるザミーゴ。ノエルが開けられない金庫とは一体・・・
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第45話「クリスマスを楽しみに」

2018-12-23 10:00:52 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第45話「クリスマスを楽しみに」

 国際警察で化けの皮と行方不明になった人間たちの調査が行われている一方、咲也は子供たちと先輩を元気付けるためにと魁利たちに料理を依頼。
 そこへ「チキンの代わりにシャケを食べろ!」「日本人なら鮭を食え!」と、クリスマスにチキンを食べようとする人々に嫌がらせをするギャングラー、サモーン・シャケキスタンチンが現れた。

 サモーンの嫌がらせは徹底しており、一度訪れた店にも再度来訪してシャケを置いて帰ったという。子供たち、先輩たちのためにもチキンを手に入れようと奮闘する!

感想
 「警察チェンジ!・・・シャケだった」何かカレー食ってる間に怪獣が現れて、変身する際にうっかりスプーン出した巨大ヒーローみたいなことしてる・・・

 さて今回は・・・「クリスマスにはシャケを食え!」「突然押し入っておいてなんだが、クリスマスにローストチキンを売るな!」「代わりにシャケを置いていくぜ」「人の話を聞け!モラルだ!」と凄まじいノリと勢いでシャケを推してくるギャングラー・サモーンによるギャグ回のようでいて、化けの皮と大量失踪事件の謎に迫るシリアス要素もありました。何でこれを同じ回にやろうと思った!バランスいいのかもしれないけど!(笑。

 「ラッキーシャケ」「パラパラになっちゃうよ!」「クリスマスにはチキンでしょうがー!」「イクラがこぼれる!」などの発言は、とても先週までノエルがスパイなのか・・・人間じゃないのか・・・と困惑していたとは思えませんね(笑。
 サモーンのみならず、ノエルもクリスマスということで妙にはっちゃけており「まさか1日に2回もフランスへ行くとは思わなかったよ」と、見事な天丼芸を披露。まさか1日に2回もフランスへいけるとは思わなかったよ・・・


 ・・・とまぁ、そんなギャグ要素やら、遠めながらも可愛かったつかサンタお姉さんが可愛かったところでまた次回・・・とはいかず。
 今回戦闘に参加しなかった圭一郎&つかさは、化けの皮について再調査。化けの皮の元になった人間が、去年2月の大量失踪事件の被害者であることを突き止め、「行方不明者から化けの皮が作られた」のではなく「化けの皮を作るために誘拐された」という事実にたどり着くことに。

 そこから失踪事件の被害者を洗い出す中で魁利の兄・勝利も被害者であったことに気づいた圭一郎。更に初美花や透真が同じ時期に高校やレストランを辞めていたことを思い出し、遂に快盗の正体に気づくか・・・!?といったところで続きは年明け。気になるねぇ・・・
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第44話「見つけた真実」

2018-12-20 08:10:30 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第44話「見つけた真実」

 ノエルは人間ではない。ゴーシュの言葉は正しく、魁利たちはノエルの口から彼がギャングラーの世界から来た人々の末裔であり、厳密に言えば人間で無いことを知る。アルセーヌ・ルパンは100年前にコレクションを揃えて願いを叶えたというが、今の魁利たちはそれを簡単に信じることは出来なかった。
 一方、圭一郎たちもノエルがギャングラーのスパイであるという疑念を払拭できずにいた。そんな折、魁利たちにはコグレから更なる真相が語られ、圭一郎はかつての悟の言葉を思い出して・・・


感想
 そういえばサイクロンとバイカーの時とかも情報漏れてたっけ・・・伏線はしっかり張り続けていたんだなって・・・

 さて今回はノエルが本当の意味で快盗戦隊ルパンレンジャーとなり、警察戦隊パトレンジャーにもなった回だと思います。
 明かされた「ノエルが人間ではない」という言葉の真実。それは「ギャングラーと同じ世界から来た種族の末裔」でした!・・・うん・・・うん?(汗。正直「え、それだけ?」と思ってしまいましたね。魁利たちからしてみれば疑うに足る要素だったようですが、個人的にはそんなに・・・ギャングラーの血が流れているとかだったらまだ疑うのは分かりますが、同じ世界から来て、しかもその末裔となればそんなに疑う要素でも無いように思えてしまいました。

 ともあれ、一時はノエルや、ノエルの言う「コレクションを集めれば願いが叶う」という言葉が信じられない魁利たちでしたが、コグレさんからノエルもまた、魁利たちと同じく大切な人を取り戻そうとしていると知り、協力することに。ラスト、かつての誓いをノエルを加えて4人でやるのがチョーイイネ!
 個人的にはノエル以上にコグレさんを疑っていましたが、今回でコグレさんへの疑いは晴れました。コレクションの回収にあたって魁利たちの意思を尊重してくれたのが良かったですね。

 しかし、気になるのはコレクションを全て回収しきった後の話。願いを叶えられるのは誰になるんでしょう。誰であっても「ギャングラーの被害にあった人を生き返らせて欲しい」で元に戻るのかもしれませんし、誰であっても問題ないのだろうか・・・


 一方の警察側。怪しい怪しいと思っていた悟はやはり偽者。悟を化けの皮として被っていたナリズマ・シボンズこそが、これまでフランス本部からギャングラーに情報を流し続けていた張本人でした。ここに来て圭一郎たちも化けの皮の存在と、人間を素材にしていることを知ることに。そのきっかけがかつての仲間というのは何とも辛いところですね・・・いつになく怒りに震える圭一郎、つかさたちが哀しくもカッコよかったです。巨大戦の後の余韻もまた・・・
 そして巨大戦ではサイレンパトカイザーが遂に登場!これぞ本家本元という感じがしていいですね!出来ることならビクトリールパンレックス(仮)とサイレンパトカイザーが並ぶ場面も見てみたいのですが、やはり最後までグッドクルカイザーVSXでいくのかな?


 悲壮な決意を抱く国際警察と、4人で新たに誓い立てる快盗。物語もいよいよ終盤ですが、次回はクリスマスで鮭。
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