ヒーリングっど♡プリキュア 第45話(最終回)「おいでませ♡ヒーリングガーデン!」
どういう経緯でヒーリングガーデンに行くのかと思ったら、冒頭から特に何の説明もなくヒーリングガーデンに行くとは思いもしませんでした。前回別れる必要本当にありましたか…?
さて今回はヒーリングガーデンに訪問。そんな中、サルローというヒーリングアニマルから、人間は最早ビョーゲンズと変わらない、地球のためには人間を浄化していくべきだという考えを聞いたのどかたちは、改めて人間が地球にしていたと気づかされることに。テアティーヌからもいざという時が来たら人間を浄化する覚悟があるという、割と衝撃的な言葉が発せられました。ヒーリングアニマルが人間の絶対的な味方ではないという立場が描かれるとは…ここら辺を見ていると、ヒーリングガーデン訪問はアスミが生まれた頃にやっても良かったかもなーと。
今回うっかりメガビョーゲンを持ち込んでしまったように、生きていれば過ちはある。それを踏まえて、どのように未来を変えていこうとするかが大事。生きている限り戦いも、お手当ては終わらない。「生きてくって感じ」と、のどかのお決まりの言葉も「生きてる」という「今」ではなく「生きてく」という「未来」を見据えた言葉になっていました。
さて、例年より4話ほど少ない話数で終わったヒープリですが…楽しかったという想いもある一方で、所々で物足りなさを感じてしまうのも事実です。
病気と共存するのではなく、強い意思をもって立ち向かうという意思を見せたのどかたち。一人一人が生きるのを諦めない心で繋がることで、大きな脅威にも立ち向かっていけるというメッセージは受け取りました。しかし一方でのどかたちの今後についてはあまり触れられなかったのは残念でした。
全編通してちゆの女将とハイジャンプ関連の話はたびたび触れられており、中盤以降はアスミの成長も描かれていました。のどかに関してもダルイゼンとのあれこれが描かれていましたが、キングビョーゲンに吸収されて終わりというのは味気なかったですね。浄化されるにしても、キングビョーゲンに一矢報いて欲しかったという気持ちもあります。あるいは、のどかに浄化されるか。
そして何よりもひなたに関してはもうちょっと主役回が欲しかったです。優秀な家族と自分を比べてしまいがちな彼女が、自分の嫌いなところと向き合いつつもどのような未来を選択するのか見たかった…
地球のお手当てはこれからもずっと続いていく!という終わり方は嫌いじゃありません。最後に「本編後の未来」を描くことが多かった昨今のプリキュアシリーズにおいて、「これからどう生きてくかで未来は変わっていく」という具体的な未来を描かずに終わったという点においては、本作は独特な立ち位置の作品だと感じました。ビョーゲンズのみならず、人間だって浄化対象になりうる。そうならないために何をすればいいのか?という問題提起をしたことは大きな意義があったと思います。
ただ、それとはまた別に、もう少し個人個人の将来についても触れて欲しかったです。地球のお手当てのために何が出来るかを勉強し始めたひなたが、自分の夢を見つけるとか、そういう展開があっても良かったかなって…
ともあれ、1年間ありがとうございました!
どういう経緯でヒーリングガーデンに行くのかと思ったら、冒頭から特に何の説明もなくヒーリングガーデンに行くとは思いもしませんでした。前回別れる必要本当にありましたか…?
さて今回はヒーリングガーデンに訪問。そんな中、サルローというヒーリングアニマルから、人間は最早ビョーゲンズと変わらない、地球のためには人間を浄化していくべきだという考えを聞いたのどかたちは、改めて人間が地球にしていたと気づかされることに。テアティーヌからもいざという時が来たら人間を浄化する覚悟があるという、割と衝撃的な言葉が発せられました。ヒーリングアニマルが人間の絶対的な味方ではないという立場が描かれるとは…ここら辺を見ていると、ヒーリングガーデン訪問はアスミが生まれた頃にやっても良かったかもなーと。
今回うっかりメガビョーゲンを持ち込んでしまったように、生きていれば過ちはある。それを踏まえて、どのように未来を変えていこうとするかが大事。生きている限り戦いも、お手当ては終わらない。「生きてくって感じ」と、のどかのお決まりの言葉も「生きてる」という「今」ではなく「生きてく」という「未来」を見据えた言葉になっていました。
さて、例年より4話ほど少ない話数で終わったヒープリですが…楽しかったという想いもある一方で、所々で物足りなさを感じてしまうのも事実です。
病気と共存するのではなく、強い意思をもって立ち向かうという意思を見せたのどかたち。一人一人が生きるのを諦めない心で繋がることで、大きな脅威にも立ち向かっていけるというメッセージは受け取りました。しかし一方でのどかたちの今後についてはあまり触れられなかったのは残念でした。
全編通してちゆの女将とハイジャンプ関連の話はたびたび触れられており、中盤以降はアスミの成長も描かれていました。のどかに関してもダルイゼンとのあれこれが描かれていましたが、キングビョーゲンに吸収されて終わりというのは味気なかったですね。浄化されるにしても、キングビョーゲンに一矢報いて欲しかったという気持ちもあります。あるいは、のどかに浄化されるか。
そして何よりもひなたに関してはもうちょっと主役回が欲しかったです。優秀な家族と自分を比べてしまいがちな彼女が、自分の嫌いなところと向き合いつつもどのような未来を選択するのか見たかった…
地球のお手当てはこれからもずっと続いていく!という終わり方は嫌いじゃありません。最後に「本編後の未来」を描くことが多かった昨今のプリキュアシリーズにおいて、「これからどう生きてくかで未来は変わっていく」という具体的な未来を描かずに終わったという点においては、本作は独特な立ち位置の作品だと感じました。ビョーゲンズのみならず、人間だって浄化対象になりうる。そうならないために何をすればいいのか?という問題提起をしたことは大きな意義があったと思います。
ただ、それとはまた別に、もう少し個人個人の将来についても触れて欲しかったです。地球のお手当てのために何が出来るかを勉強し始めたひなたが、自分の夢を見つけるとか、そういう展開があっても良かったかなって…
ともあれ、1年間ありがとうございました!