ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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相棒17 第13話「10億分の1」

2019-01-31 08:10:16 | 相棒シリーズ
相棒17 第13話「10億分の1」

 冠城は街で切羽詰った表情をしている女性・橋本美由紀と出会い、声をかける。彼女は「これからやらなきゃいけないことがあるんで」と告げて別れた数日後、遺体となって発見された。当初はビルからの転落自殺だと思われたが、右京は腕が胸の前にあることに違和感を抱き、そこから彼女の足跡を辿ることに。
 調べてみると、美由紀はフリマアプリを活用して効率良く稼いでおり、最後に母親の形見として指輪を出品していたことが判明。だがそれは指輪の取引ではなく・・・

感想
 美由紀を助けられなかった冠城くんに、伊丹さんは「なのにお前は何の役にも」と結構辛辣でしたが、救えなかったことは事実ですから何とも・・・

 さて今回はフリマアプリを活用した犯罪と、フリマアプリにより出会えた2人の物語。黒幕であるネオゴーストの柴田らは早々に捕まりましたし、彼らと取引をしていた人物については薄々分かっていました。だって字幕で名前表示されてたもんな!(笑。

 現実でもあれこれと話題のフリマアプリ。ちょっとだけ使用した日用品の取引や、指輪の取引と見せかけたロッカーキーの取引、更にはロッカーに本命の品物を入れておく・・・というやり方は、よく考えるものだなぁと。日用品を売る、なんて発想はありませんでした。

 そんなフリマアプリで出会った橋本美由紀と中野絢子。当初は絢子が事件に巻き込まれた側だと思われていましたが・・・な展開に。
 「分からないですよね、きちんと社会の一員になってる人には」という言葉から始まった絢子の自供。フリマアプリで売ることが目的ではなく、いつしか繋がりを求めるようになっていったとのこと。「イイネ!」がもらえるのが嬉しくて、購入者とのやり取りが楽しくて・・・SNSをやっている身で言うのもなんですが、そこまで大勢の人と繋がりたい!反応が欲しい!って思うもんなんですかね・・・個人的には私以外に誰か一人でも見てくれたら、それだけで十分嬉しいんですけども。

 そうして得た大事なはずの「繋がり」。けれども美由紀が人気の出品者になればなるほど、本当の彼女を知る者として嫉ましくなり、反応が薄い自分がつまらない人間だと思われて嫌だった・・・というのが何とも身勝手すぎます。確かにあの清掃員の「話し相手とかいないんだ?」という言葉はあまりにも心無い一言だとは思いますが、だからといって美由紀を身代わりに仕立て上げようとするなどの行為が許されるはずがありません。

 自分から繋がりを求め、自分から繋がりを断ち切りかねない行為をした絢子の一方、美由紀は「10億分の1」の確率で出会えた絢子を、そして彼女の子供を心から大事に思ってくれていました。絢子を助けようと知恵を絞って行動し、子供が危機に陥った際には自らの命を投げ出してまでも救おうと試みる。最期の安らかな笑みには、後悔など見当たりませんでした。
 てっきり美由紀の腕が胸の前に置かれていたのは、絢子が殺してしまい、せめて安らかにと思って遺体に触ったものかと・・・あんな理由があったとは、思いもしませんでした。

 絢子はもっと10億分の1の出会いを、手に入れた繋がりを大事にするべきだった。確かに大勢から反応を得られれば、それはそれで嬉しいことかもしれませんが、そもそもこの広大なネット世界において知り合い、現実で出会うことができ、仲良くなれるなんて奇跡のような確率です。その出会いをもっと大事にしていれば、美由紀を身代わりとしてでなく、彼女に相談することが出来ていれば、あるいは・・・と思わずにはいられませんね。
 そして一番身近な繋がりである子供も大事にするべきだと、そう感じたラストでした。忙しさで休む暇も無かったのかもしれませんが、子供の体調不良を感じたら休んで病院に連れて行くぐらいの対応は取るべきなのではないかと。

 
 自分が関わった美由紀は救えなかった。けれども、美由紀が守ろうとしたものは守ることができた。あわや冠城くんの進退に発展するかと思いましたが、どうやらそういったことはなさそうです。

 そういえば今回、いつものBGMがちょいちょい途中で切れる演出が多めでしたね。柴田が絢子の背後から声をかけるシーンは、先週に勝るとも劣らないホラーでした(苦笑。
 そんなこんなでまた次回。
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借りるより手軽すぎて

2019-01-30 07:58:53 | 日々の生活
 「シェイプ・オブ・ウォーターっていう映画があってね」
 「それきっと怖いやつ!見ない!」

 ・・・という会話を繰り広げた先日。実際は年齢制限はあるもののホラーではないっぽいですが、どう考えても「ウォーター」から「仄暗い水の底から」を連想してビクついたんだと思います。

 さて、基本的にアニメや特撮関連の映画をメインに見に行くこともあってか、上映前にそんなにホラーホラーしてる映画の宣伝が流れることがなくて安心して見ていられます。まぁ昔は「学校の怪談」の予告とか流れて、一時的に劇場を出たこともありましたが(苦笑。今でこそ1~3は見られましたが「4」だけは無理だと思います・・・

 スパイダーマンの新作映画は面白そうだなーとか思ってますが、なかなかそれ以外に映画館に足を運ぶ機会が無いなーと。というか、ここ最近はWOWOWで昔の映画を見ることの方が断然多いですね。「ダイ・ハード」のように名前は知っててもちゃんと見たことがない作品とかもありましたし、そのうち録画している「ショーシャンクの空に」も見てみようと思ってます。

 レンタル店でたまーにどんな映画があるのかなーと眺めたりすることもありますが、レンタル⇒視聴⇒返却の手間はかかるので、その点では録画していつでも見られる、というのは手軽だと思います。ただ、その一方でレンタルしたら「もったいないから見なきゃ!」ってなるんですけど、録画だと手軽すぎて「いつでも見られるから、今はいっか」ってなりかねないのが私の悪い癖(苦笑。まぁWOWOWの視聴にしたって毎月の加入料払ってるわけなので、そちらもタダではないと、見なきゃ損だと認識しなくちゃいけないのですが。


 とりあえず今後の予定としては、3月から5月にかけてクレヨンしんちゃんの映画25作品を放送するとのことなので、その感想でも書こうかなーと思ってます。幾つかDVDは持ってますが、改めて通して見るのも面白そう。
 ・・・そういえば、しんちゃんの新作映画の予告が流れたんですけど、「失われたひろし」はずるい。劇場での初見時にクスッとしてしまったくらいには好きなタイトルです(笑。



余談
 「仄ぐらい水の底から」と「仄暗い水の底から」、どっちだっけ?検索してみよう
⇒え、あの「仄暗い水の底から パチンコ」って何・・・?
⇒「CR仄暗い水の底から」って何!?
 何か一気に怖さが減った感じがしますが、色んなパチンコがあるもんですねぇ・・・
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時効警察 第9話(最終回)「さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!」

2019-01-29 08:13:21 | テレビ・映画・ドラマ
時効警察 第9話(最終回)「さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!」

 遂に趣味の時効事件の捜査費用が底を突き始めた霧山は、「日本のアマデウス殺人事件」の捜査を最後にしようと考えていた。
 生前2曲しか発表していない曲が未だ人気を誇る作曲家・雨田潮が殺されたその事件は、雨田が死の間際に「サリエリ」というダイイングメッセージを残したことから「日本のアマデウス殺人事件」と呼ばれるようになったという。霧山と三日月は、現在に至るまで毎年1曲ずつ発表している雨田の元恋人・冴島翠に話を聴きに行き・・・

感想
Q.何で最終回なんですか?
A.霧山くんのお金が無いからです。
 ・・・何とも現実的すぎる理由の最終回だなと(笑。考えてみれば全て「趣味」なんですから、旅費等々も全部自分持ちなんですよね。時効事件の捜査は意外と金のかかる趣味でした。

 さてそんなわけで最終回は、日本のアマデウス殺人事件。被害者が「サリエリ」というダイイングメッセージを残したから、犯人は男だと思われて捜査は難航し、結局時効になったと・・・恋人であった冴島も疑われはしたんでしょうけども、サリエリと書かれたら男だと思ってしまうと・・・ダイイングメッセージを信じすぎでは・・・?
 まぁ、まさか死の間際に、犯人が犯人を特定させないためにダイイングメッセージを書くとは、誰も思わないでしょう。だからこそ「さよならのメッセージ」が「別れの言葉」とは限らないと。

 犯行の動機も、犯人の被害者に対する感情も分かりやすいものではありましたが、そんな中でもやはり雨田のダイイングメッセージの意図を、犯人に対してズバッと言ってのける霧山くんが印象的でした。
 あそこで「あなたを愛していたと思います」なんて言おうものなら、犯人としては幾分救われたかもしれませんが、時効事件の真相を明かすことにはなりませんしね。何よりも曲への愛情あってこその行動。だからこそ切なく哀しい幕切れ・・・かと思いきや、犯人の意外すぎる才能が披露されて驚きました(笑。いや、そこは曲を作るより歌う方が・・・とかじゃないんかい!と。


 時効事件の捜査は一段落し、三日月くんが無くした婚姻届も、また新しいものがどこからともなく拾われてきて・・・といった感じのED。あまり最後という感じはしませんでしたが、元々が趣味ですし、そうそう感動的になるのもおかしな話なのかなと。

 そんなわけで新たなシリーズ作成が決まったので、初代時効警察を見直したわけですが、印象としては「思ったよりも大人しかった」でした。もっとこう、ネタを次から次へと出してきて、拾いきれないくらいに散りばめられているものだと思ってましたが、どこか私の中で誇張されていたみたいですね。これを知らずに新シリーズを見ていたら、「大人しすぎでは?」と感じてしまっていたかもしれません。
 個人的には第3話、第6話あたりがお気に入りでした。

 ともあれ、これで新シリーズを前に一応の予習は済ませました。2期は一回見たんだけどなぁ・・・どうしたものか。
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仮面ライダーフォーゼ 第37話「星・徒・選・抜」

2019-01-28 08:05:16 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダーフォーゼ 第37話「星・徒・選・抜」

 ある日、弦太朗はロケットの前でファイティングポーズを取るエリーヌ須田と知り合いになる。彼女は天高に転校してきたばかりであり、今度天高で行われる宇宙飛行士選抜試験に並々ならぬ意欲を見せる一方、同じく宇宙飛行士を目指すユウキのふざけた態度に対して辛辣だった。

 試験の結果、弦太朗とユウキは辛くもボーナス問題を解答したことで突破。賢吾や友子、流星、エリーヌ、牧瀬と共に閉鎖環境での試験に臨むが、その最中賢吾が体調を崩してしまう。そこへ更にみずがめ座の十二使徒アクエリアス・ゾディアーツまで出現し・・・


感想
 かつてピクシス・ゾディアーツとして戦った牧瀬が再登場。既に描写があったことではありますが、元ゾディアーツの生徒も普通に登校しているんだなと。

 さて今回は宇宙飛行士選抜試験での出来事。流星が思いがけず短気を起こしてしまい、一次試験で不合格になるという展開もありましたが、そこはゾディアーツから試験を守るためということでカバーしていました(笑。

 「試験問題を重ねて透かすと『星』という文字が出てくる」という、何とも作成者泣かせなボーナス問題もありつつの宇宙飛行士選抜試験。試されるのはリーダーシップ、ストレスに対する耐性、場を和ませる力、緊急時の対応能力、覚悟の5つの資質。
 エリーヌは、宇宙飛行士だったものの一度も宇宙に行けずに終わった父の代わりに宇宙に行こうという思いを強く持っており、そんな父の最後のチャンスを奪った口先だけの男とユウキを重ねてしまい、彼女に対して異様なほどの苛立ちを見せていました。

 エリーヌは優秀ですし覚悟はあると思いますが、自分の案が他人により軌道修正されそうになったら反対し、嫌いなユウキと一緒にいることでストレスを募らせ、その苛立ちで周りを険悪にする・・・とあっては、とても狭い環境の中で長時間一緒に暮らすことは出来ないでしょう。まぁユウキの行動が、傍から見ればふざけているように映る、というのは納得せざるを得ない部分もあるので、気持ちが分からなくもないですが。というか、今回いつも以上にテンション高いですね、ユウキ・・・

 一方でエリーヌは弦太朗や賢吾のような人物には好感を抱いており、ゾディアーツとしての正体がばれるのを覚悟で賢吾をアクエリアス・ゾディアーツの力で治してくれていました。これが最終回の伏線・・・なんだろうか。
 コズミックステイツによるリミットブレイクのダメージも瞬時に回復してしまう強敵相手にどう立ち向かうか!・・・は印象に残っています。
 また、コズミックステイツ&メテオストームの共闘も披露され、その中で「ちょっと火を貸してくれ」からの、メテオストームによるファイヤースイッチ発動。続くコズミックステイツへの変身の際に、ファイヤースイッチをドライバーから外してフォーゼに返却・・・という一連の流れがとてもカッコよかったです。「ファイヤースイッチ」ではなく「火」を貸してくれといい、フォーゼがコズミックになるのを悟ってのスイッチ入れ替え。見事なまでの連携プレーでした。

 ユウキに試験妨害の疑いがかかったところで、また次回。そしてアクエリアスからも上司扱いされないリブラ・・・どこまでも・・・
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第49話「快盗として、警察として」

2019-01-27 10:18:19 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第49話「快盗として、警察として」

 ゴーシュとの決戦以降、行方をくらましていた魁利たちだが、魁利は1人になった圭一郎の前に姿を現した。だが圭一郎から魁利に怒りが向けられることはなく、圭一郎は自分自身の不甲斐なさに怒り、自分たちに出来ることはないのかと問いかける。
 「警察官に頼らないやつが快盗になるんだよ・・・」そう言って去っていく魁利に対し、圭一郎は大量失踪事件の被害者が化けの皮にされている事実を伝える。

 その事実に衝撃を受ける中、ザミーゴに触発されたドグラニオが再び街で暴れ始めた。加えてその近くには、氷漬けになった魁利の兄、透真の恋人、初美花の友人を連れたザミーゴまで現れて・・・


感想
 ノエルが初美花たちが快盗だと知っていて尚、仲良くさせようとしたことに対し、珍しく苛立ちを顕にした咲也。
 「本当に、仲良くなれたら素敵だと思ったんだ」。失ったものを取り戻すこと、平和な世界を取り戻すこと。ノエルにとってはどちらも大事で、快盗と警察のどちらも大切な仲間。快盗と警察を両立しているノエルならではの願いだなと感心させられました。
 以前のどこか怪しい感じがあったノエルなら「裏があるんじゃないか」と思ってしまっていたかもしれませんが、今のノエルの言葉であれば、本心であると信じられます。

 ドグラニオの金庫は「ステイタス・ゴールド・フィジカル・プロテクト」。単に物理的に守られた金庫かと思いきや、金庫の中は無限の空間であり、金庫に入っている全てを同時に使えるという破格の能力。
 ビクトリールパンカイザー&エックスエンペラーとの戦いにおいても、物体を浮かせ、鋭い形に練成し、火焔を纏わせて攻撃するという攻撃を披露し、更には極大範囲の攻撃の際には自分自身を守れるようにバリアを張ることも可能。いきなりの巨大戦で、恐ろしい規模の被害を撒き散らして去っていく様はまさしくボスの風格でした。


 そんな危機的状況の中、魁利は圭一郎の前に姿を現していました。てっきり「俺たちを騙していたのか・・・!」と怒るものだと私も思ってましたが、圭一郎が怒ったのは何と自分自身の不甲斐なさに対してでした。
 「俺はなぜもっと早く気づけなかったんだ!俺がもっと・・・頼れる警察官だったら、苦しんでいる君たちを救えたかもしれないのに」・・・もう、本当にこの人はどこまで立派な警察官なんでしょうか。1年間騙され続けてきて、そ知らぬ顔でジュレで出迎えたり、時には戦いで出し抜かれたりもしていたというのに、それらに怒るでもなく、ただただこれまで魁利たちの苦しみに気づけなかったことを嘆く。そんな中でも、自分に向けられた笑顔が幾分本心だったかもしれないことに安堵する・・・良いなぁ・・・この警察官として、魁利たちの友人として本気で喜んで、本気で悔しがっている感じが良いなぁ・・・

 その後、ドグラニオとの戦いで重傷を負ってなおザミーゴを探す魁利に対しても「俺がいる。前に言っただろう。君の力になりたいと」「もし警察という立場ゆえに目の前の君を救えないというのなら、俺は警察を辞める」とまで言ってのけるとは思いもしませんでした。国際警察でなければ困っている人を助けられないというわけではないですからね・・・にしてもこの言葉は心に来るものがあります。良いねぇ、良いねぇ!この一年間積み上げてきたものが、最終回に向かって全てつぎ込まれていく感じ!

 残念ながらそこに巨大ポーダマンが出てきてしまったがために、ザミーゴとの決戦は魁利1人で臨むことに。
 魁利は「こんな快盗じゃなくて、もっとたくさんの人助けなよ」「俺が圭ちゃんになれないみたいに、圭ちゃんは俺みたいになれない」と圭一郎を送り出していました。平常時ならいざ知らず、今の魁利は兄たちを救うことを優先するでしょうから、巨大ポーダマンと戦っている時間は無い。一方で圭一郎も、戦う力の無い街の人々を放っておくことができない。
 わき目も振らずにたった一つの目的をひたすらに遂行しようとする快盗と、多くのものから今優先して守るべきものを選ばざるを得ない国際警察。その違いが描かれていたと思います。魁利の力になりたい、でも街の人々を放っておくことはできない。そんな圭一郎の葛藤が、あの叫び声には込められていたように感じました。


 にしても、まさかトカゲイルの顔に見覚えがあった件に関しては、透真の恋人・彩の近くで凍っていた男のものだったとはなぁ・・・そんなとこにまで伏線を張っていたとは思いもしませんでした。


 次回「永遠にアデュー」。ザミーゴとの最終決戦の時は近い。
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仮面ライダージオウ 第20話「ファイナルアンサー?2040」

2019-01-27 09:32:00 | 仮面ライダージオウ
仮面ライダージオウ 第20話「ファイナルアンサー?2040」

 アナザーライダーを倒すためにはクイズの力が必要だが、そうなれば主水の記憶は無くなり「父の本当の気持ちを確認する」という目的も見失ってしまう。主水は口では過去を変えたいとは言わないものの、一方で動かない父の時計をずっと持ち続けていた。

 ゲイツは主水の気持ちを守ろうとするソウゴに手を引くように告げ、ソウゴと主水を分断。主水と保、クイズとアナザークイズの戦いに介入するが・・・


感想
 「この時代には無い3つのライドウォッチの力を持つ戦士」って、別にゲイツのことを指しているわけではないのでは・・・?

 さて今回はソウゴとゲイツの関係性にまたもや変化が訪れることに。
 主水の思いを知ったゲイツは悩んだ末、なんと「ジオウならどう動く」とソウゴの意思を、ツクヨミにとはいえ確認していました。ツクヨミが言っていたように、以前のゲイツならばオーマジオウを倒すために必要とあれば、ソウゴの意志など関係無しに動いていたことでしょう。それがソウゴの意志を確認し、互いの意見がぶつかり合う点はどこかを探ったうえで行動するようになりました。ゲイツなりにソウゴと折り合いをつけようとしているのが良いですね。

 ライドウォッチを使わずとも、仮面ライダークイズの力であればアナザークイズを倒せるかもしれない。その答えにたどり着いたゲイツはクイズと共にダブルライダーキック!その後正気に戻った保に対し「母さんを愛していた。○か×か」ではなく「誰を愛したのか」という問いを投げかけるのが印象的でした。「母さん」と相手を限定するのではなく「誰を」愛していたのかを問うことで、より一層保の意志を確認していると思います。

 残念ながらゲイツの意志は無視され、白ウォズにより仮面ライダークイズの力は奪われることに。それでも主水は答えを得たことに満足し、ゲイツが歴史を変えるために必要ならばとライドウォッチを託してくれました。止まっていた母の時間が動き出すのと同じく、父の意志を確認するという時点で止まっていた主水の時間も動き出すことに。なかなかに爽やかなライダーで良かったです。
 
 ゲイツとソウゴの関係性は変わりつつある・・・にも関わらず、それは白ウォズの望むところではない。魔王を倒すのに余計な感情は不要。それはソウゴにとっても同じことが言えると思いますが、果たしてオーマの日、勝つのはどちらか、はたまた・・・

 そして映画に登場したジオウ・ダブルアーマーが本編にも登場!ジョーカーサイドでの手をシュッってやる動き、ゾクゾクするねぇ・・・!キックの奇想天外っぷりも相変わらずでしたが、残念ながら敗北。映画でもあまり動いてませんでしたから、もっと頑張って欲しいんですけどね・・・


 「お前は一体誰なんだ!?」に「通りすがりの仮面ライダーだ!」と返したくなったところで、また次回。次回は龍騎編!
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HUGっと!プリキュア 第49話(最終回)「輝く未来を抱きしめて」

2019-01-27 08:59:38 | HUGっと!プリキュア
HUGっと!プリキュア 第49話「輝く未来を抱きしめて」

 OP無しとはまた珍しい。

 さて「私、野乃はな!13歳!」が「14歳!」に変わった最終回。久々に眼鏡さあやちゃんも登場したよ!

 分かっていた別れの瞬間。電車での別れというと、デジモンアドベンチャーの最終回を思い出しますねぇ・・・最後にこれまで行った場所や登場人物たちが出てきたり、思い出を振り返られると1年ってあっという間なんだなと改めて思い知らされます。別れた後のはなの泣き声がすげぇ・・・

 で、終盤は・・・2030年の世界が描かれました。はなたちの時代が2019年だとすれば、11年後、はなは25歳でアカルイアス社の社長とかヤベーイ!スゲーイ!モノスゲーイ!これも「なんでもなれる!」の一つなんでしょうね。
 しかし、まさか妊娠中で更には出産シーンが描かれるとは思いませんでした。産みの苦しみとは聞きますが、叫ぶ声に定評のあるはなだからこそ、必死な感じが伝えられていたと思います。そして紛れも無くはなははぐたんのママだったんだろうなって・・・

 はなたちのみならず、同級生たちやチャラリートたちの未来も描かれることに。ルールーは心と体を成長させるアンドロイドとして新たに生を受けることとなり、無事えみると再会できたようで何よりです。ショートカットさあやちゃんもチョーイイネ!
 ・・・まぁ、このEDだと元の未来世界から来たハリーたちはどうなったんだろうか?という疑問も浮かばないことはないですが(汗。きっとあっちはあっちで幸せな未来歩んでいると思いましょう。

 はなの旦那様は誰か、までは描かれませんでしたが、未来を信じられるようになったクライだと良いなって。


 さて最終回を迎えました「HUGっと!プリキュア」。肉弾戦を封印したプリアラの後作品だっただけに、戦闘描写には期待していた部分もありましたが・・・そこら辺はちょっと物足りなかったですねー・・・プリアラ最終回や第1話の時点では結構期待できそうだったのですが。
 赤ちゃんのお世話に始まり、赤ちゃんのように人間や感情について学んでいくルールーの話になり、終盤は時計の針を進めることに怯えたり、時が止まれば良いと思ったり。それでも生きるのが辛いという思いは1人のものではなく、誰もが抱えるもの。だから手を取って前に進むことが大切なんだと教えてくれる作品でした。

 「なんでもなれる!なんでもできる!」の言葉どおり、男の子プリキュアが誕生したばかりか、街の人たちもプリキュアになるという展開には驚かされました。好きな格好をしていい、好きなことをしてもいい。子供だけじゃなく、大人だって何にでもなれる。そんな可能性を見せてくれたなと。敵との和解もまた、その一つだったんだなって。

 欲を言えば、もっと戦って欲しい!さあやの出番をもっともっと欲しい!とか色々ありましたが・・・終わりよければ全て良し!ということで。

 
 これでさあやちゃんともお別れかぁ・・・と思いつつ、次回からはスター☆トゥインクルプリキュアが始まります。しかし、ダンス練習DVDの宣伝で映ったキュアスターが、ふるたんに見えてしまったのが何とも・・・(苦笑。
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「ルパン三世 グッバイ・パートナー」を見て

2019-01-26 09:01:41 | 2019年アニメ
 先日の金曜ロードショーで放送された「ルパン三世 グッバイ・パートナー」を見ました。6年ぶりのオリジナルストーリーとのことですが、合間にpart4や5が放送されていたので、そこまで久しぶりという感じはしませんでしたね。

 
 いつものように悠々とお宝を盗み出したルパン三世。だが「ルパンの成功は銭型警部の手引きによるもの」というあらぬ噂が広まったがために銭型警部は逮捕され、ルパンも銭型警部がいなくても盗みだせることを証明するべく、スーパー量子コンピューター完成の鍵となる「タイムクリスタル」を盗み出すことに。
 果たしてタイムクリスタルは盗み出せたものの、長年の相棒・次元大介の裏切りによってルパンは撃たれ、タイムクリスタルは奪われてしまう・・・


 といった感じのストーリーですが・・・まぁ、ショパン・コンクールのファイナリストに選ばれた女の子・アリサの登場で薄々「あ、これ次元の知り合いの女性の娘さんだ」と予想がついたため、裏切りもそのためなんだろうなーと予想はつきました。「ルパンの長年の相棒が敵に!?」という驚きはありましたが、一方で長年の相棒だからこそ、明確に状況を伝えずとも意志が通じ合う。そんな関係性も見られたので良かったです。
 ただ、思っていたよりも裏切り!?⇒真相発覚⇒再び相棒にという流れが早かったなーと。てっきりもうちょっと後まで引っ張るものだとばかり。そのため、もう裏切ってないことが明確になった終盤のテロップで「ルパンの相棒・次元大介が敵に!?」と出ていたのが何とも・・・(苦笑。
 
 「それでも困ったことがあったら、必ず俺が駆けつけるから」「って言っても、俺ができることなんて銃をぶっ放すことぐらいだけどな」かつて、そう言って1人の女性と別れた次元。
 詳しくは語られませんでしたが、アリサの母・ライリーと良い関係にあったけど、一方でライリーは別の男性から求婚されて、次元は自分が叶えられないライリーの夢「子供と一緒にピアノを弾く」が、自分には叶えられないことを知っていたから「いい指輪じゃないか。はめて見せてくれよ」と一言。渋いねぇ・・・次元は本当にカッコいいですねぇ・・・
 ライリーはその男性のことも、次元のことも大事に思っていたから、次元に止めて欲しかったんでしょうね・・・次元の仕事が仕事なだけに、ずっと一緒にいることは出来なかったでしょう。けれども「たくさんの小さな思い出」がきっとそこにはあったはず。でなければ、指輪を次元に投げようとしたりしないでしょう。


 それでも何かあったら守ると約束していたものの、守れずにアリサは両親を失い、そして今回タイムクリスタルを巡る陰謀に巻き込まれてしまう羽目に。

 で、そのアリサなんですが・・・・・・超可愛いですね!(笑。出てきた時からヤベーイ可愛さだと思ってましたが、全編通して可愛くて、母との夢を叶えようとする真っ直ぐな女の子で、とても好感が持てました。彼女に次元とライリーとの関係が明かされないのもまた良かったですし、不二子が深く突っ込まないのも良かったですね。

 関係性を明かした際に「ライリーの娘だから助けた」とアリサが思うとは思えませんが、次元はわざわざ関係を話して恩を感じさせることをする人物ではないでしょうし、それに次元に深く関われば、また何かの事件に巻き込まれるかもしれない。だから「困っている女の子を助けた」と、それだけで良かったのでしょう。
 困っている女の子・アリサに対し、次元が披露したのは、何とかつてルパンがクラリスに披露したあの手品!上手くいきませんでしたが、あの一連の流れが凄く好きです。感動のあまり思わず涙腺が緩んでしまうくらいでした。あれを次元がやるってのがまた良いよね!

 「あなたを守る」。そんな花言葉も持つ花・カランコエを握り締めるアリサ。次元はかつて果たせなかった約束を、ようやく果たし、そしてこれからも人知れずアリサを守っていくのでしょうね。


 後半は今回の黒幕であるロイが操るスーパー量子コンピューター&最新AIエミルカとの戦いが待っていました。デジタルでもアナログでも瞬時に対応してしまうエミルカは恐ろしい存在ではありましたが、ここら辺の戦いはもうちょっとルパンと次元の相棒で突破!という感じが欲しかったです。協力してはいたものの、もっとこう・・・!あのシンプル極まりない方法で状況を打破する感じは好きですけども。

 その戦いの中、何とか状況を打開しようとするルパンファミリーとアリサ。そこで印象的だったのが五ェ門と斬鉄剣の関係性でした。
 エミルカは「斬鉄剣では壁を切れないはず」と分析したにも関わらず、五ェ門がそれを成し遂げたのはひとえに五ェ門が斬鉄剣と向き合い続けているからこそ。当たり前といえば当たり前なんですが、いくら斬鉄剣が凄まじい切れ味を誇る武器であったとしても使い手がそれに見合う人物でなければ宝の持ち腐れなんですよね。よくある「弾丸を全て切り落とす」というのも、五ェ門の身体能力あってこそなんですよね。決して「斬鉄剣が強いから五ェ門は強い」のではないのだと、改めて認識させられたシーンでした。 
  

 そしてルパン。次元が愛用しているマグナムを、メンテナンスとはいえ誰かに預けることはしない。渡されたライターにめり込んだ弾丸を頼りに黒幕にたどり着く。上でも書いてますが、そうした言葉で説明されずとも、言葉の端々や行動から次元の真意を見抜くのは、さすが長年の相棒だなと。
 黒いジャケットに身を包み、いつもより渋い感じのするルパン。警察の包囲網をあっという間に崩す様や、ロイの護衛が持っていた拳銃を瞬時に分解して無力化する様がとてもカッコよかったです。拳銃の分解シーンはあまりの早業に目を見張りました。そこからの次元との打ち合わせ無しでの逆転劇もまたカッコいい・・・!


 スーパー量子コンピューターをもってしても計り知れない人間独特の「揺らぎ」や「可能性」が見出す世界。人間を学習し、争いをやめたエミルカはどこかへ旅立っていったとのこと。途中、ドローン以外にも人間の体と思しきものを作っていましたから、恐らくそちらへ意識を飛ばしたんでしょうね。
 で、アリサのコンサートの最後列で、何気に功労者であるカトーと一緒に音楽鑑賞していたっぽいです。それは音楽鑑賞であり、ひいては人間の学習でもあって、どうすればこの星を守れるのかを今も考えているのかもしれません。


 昔懐かしのテレビスペシャルのように「会いたかったぜ、次元!」と次元の昔なじみである銃火器マニアが出てくることもなく、対五ェ門用の敵が出てくることもなく。あれはあれで好きでしたが、今回のように渋い感じもまた良かったですね。後半ちょっと落ち着いちゃったかなとも思いましたが、アリサが可愛かったので問題なし!あと不二子の変装もいつもより数割増しで美人だったので良し!(笑。


 「グッバイ・パートナー」は、ルパンと次元の別れを意味しつつも、次元とライリーの別れの意味合いもあったのかなと思ったところで、感想はここまで。ありがとうございました!
 ・・・ところで、どうしてもこのサブタイトルって考えちゃうことがありまして・・・作品の最後にそんな発表があったりするんだろうかと不安になりましたが、とりあえず何も無くて一安心でした。
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時効警察 第8話「桜咲く、合格通知は、死への招待状?」

2019-01-25 08:03:01 | テレビ・映画・ドラマ
時効警察 第8話「桜咲く、合格通知は、死への招待状?」

 大学の合格発表シーズンを迎える最中、霧山は大学合格が決まった日の夜に死亡した立花律子の事件を趣味で調べることに。
 早速律子の友人であり、今は大学で数学を教えている関ヶ原弥生に話を聴きに行くも、彼女は数字は得意だが文字の羅列が苦手であることが判明する。なのに大学の入試問題には小論文があった。これはどういうことなのか・・・


感想
 突然亀が出てきたり、ザリガニが出てきたり、蟹が出てきたり、「多め」に出す定食屋が出てきたり、霧山くんそっくりの変質者が出てきたり・・・そうそう、私のイメージしていた「時効警察」はこんな感じ。にしても定食屋のオバサンが犬山イヌ子さんだったとは・・・

 さて今回は大学に合格したものの、合格発表の夜に無くなってしまった律子の事件を調査することに。喫茶店のマスターの日記をこっそり拝借するくだりは…正直あまり好きではなく…

事件に関しては、弥生と律子、それぞれに苦手教科があったことが鍵となりました。受験に関してはそこそこ前なのでうろ覚えですが、試験官って受験生の写真持ってて、それで本人確認するんじゃないんでしたっけ?あの時代には無かったんだろうか。
結局律子の性格を考慮しすぎた結果の事件だったわけですが、後ろめたさがあるのであれば苦手科目でも勉強しておくべきだったでしょうに…今回の事件が明るみに出なくても、口述筆記させられてる助手さんもあまり良い気分ではないでしょう。内容は弥生のものであっても、苦労して書いたのは自分。となれば、いずれ離れていく可能性もあるのかなと。

 最後に開けられたタイムカプセル。そこに書かれていた律子から弥生へのメッセージは感動的なものでしたが、一方弥生から律子へのメッセージは本人ですら意味が分からないもの。流した涙も引っ込んでしまったようです。今回の件は「誰にも言いませんが」、日本語は勉強しておいた方が良い・・・という締めくくりでした。好きなことばかり追いかけるのもそれはそれで良いかもしれませんが、肝心な時に自分の思いを相手に伝えられないというのは哀しい話ですからね。

 そんなこんなで忌野清志郎さんは元RCサクセンションですが、このドラマはフィクションといったところで次回最終回。2期も見ようか・・・
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相棒17 第12話「怖い家」

2019-01-24 07:45:10 | 相棒シリーズ
相棒17 第12話「怖い家」

 宮川厚子は、夫・柊一と共に60年前に建てられた柊一の実家に引っ越したばかり。だというのに、改築の話が持ち上がって以降、相次いで心霊現象が起こり精神的に参ってしまっていた。
 そこで厚子の知り合いである中園参事官の妻から、中園参事官を経由して特命係に白羽の矢が立つことに。右京が今度こそ幽霊に会えるかもしれないと意気込む中、柊一の妹である小枝が訪れている昼時にも心霊現象が発生。そしてとうとう犠牲者まで出てしまい・・・


感想
 なんか昔「黒い家」ってホラー映画?ありませんでしたっけ。いや、ホラー苦手なんで見たことはないんですけど、実家のビデオテープ閉まってる棚にあった気がして・・・「絶対見たらダメな(眠れなくなる)ヤツだ」と思ってたので再生することはありませんでしたが(苦笑。

 さて「わざわざ怖い思いをしたがる気がしれない」という冠城くんの意見に全面的に同意した今回。本当にね!なんで金払って怖い思いして、夜眠れずに困らなくちゃいけないのかと!何故夏休みの朝っぱらから怖いアニメをやるのかと!何で子供番組のCMで怖いドラマのCMやるのかと!・・・当時はCMカットも出来ませんでしたから、その回だけ再生するの嫌になったりしましたね・・・

 それはそれとして今回は物凄く珍しいことに中園参事官が「花の里」にやってきて、特命係に心霊現象の相談・調査を依頼していました。これまでも中園参事官が特命係に依頼することはありましたが、「花の里」に来るのはかなり珍しいのでは。

 そんなわけで宮川家の調査を開始したわけですが、まさか犠牲者が出るとは思いもしませんでした。随分と引きつった顔するなぁ・・・と思っていたら、そのまま伊丹、芹沢、益子さんが出てきての現場検証には驚いた。殺すつもりが無かった、驚かすだけのつもりだったとはいうものの、場所が悪すぎるし、そんなんじゃ犠牲者も浮かばれませんって・・・
 被害者の方は結構押しの強い方のようにも見えましたが、考えてみれば昔から訪れる機会はあったとはいえ、引っ越して早々にあれやこれやと相談に乗ってくれていたわけですから、だいぶ心強い方だったな・・・と。

 事件そのものはやはり幽霊の仕業ではなく、人間の仕業でした。犯人にも概ね予想はついていたとはいえ「家の秘密を守るため」という理由はちょっと意外でした。妻への思いやりもあったんでしょうけども、それ以外に方法が無かったのかと。
 子供だったから仕方の無いこととはいえ、一度でも「秘密」の件について話していれば、絵の秘密等々も教えてもらい、少しは心の負担も軽くなっていたかもしれませんね・・・死体が埋まっている、と思い続けることも辛かったでしょうけども「両親が人を殺した」と思い続けての暮らしも辛かったと思います。

 
 事件は一応解決し、全てが明らかになった後の家はどこか晴れ晴れとした雰囲気が漂っていました。ここからやり直すことになっていくんでしょうけども、残された謎がまた一つ・・・というのもホラー映画あるあるだと思います。
 そういえばホラー回はカイトくんの時もあったなぁ・・・と懐かしみつつ、また次回。
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