2021年に制作された「テン・ゴーカイジャー」を視聴しました。
かつて地球を救った数々のスーパー戦隊。その力は今や公営ギャンブル「スーパー戦隊 ダービーコロッセオ」の道具とされていた。売り上げの80%は地球の防衛費に当てられる、有事の際には返却するとの約束から、ゴーカイシルバー=伊狩鎧やレジェンドたちの協力もあり、ほぼ全てのレンジャーキーが集まりつつあった。
残るは海賊戦隊ゴーカイジャーのレンジャーキーのみ。だが、鎧と久々に再会したハカセの口からは、ゴーカイガレオンが沈んだいう衝撃の事実が告げられる。更にゴーカイジャーは解散したという噂まで流れていて……
「あれ?鎧、太った?まぁ10年も経てば自然な……いや違うわ。すっげぇ筋肉だこれー!?」一番ほっそりしていた印象があったために、余計にガタイの良さを感じさせられました。
そんなこんなでゴーカイジャーの10周年記念作品は、スーパー戦隊が公認のギャンブルになっているという波乱の幕開けとなりました。
冒頭で子供たちの口から「デンジブルー」「バトルフィーバー」と、およそ世代とは思えないスーパー戦隊の名前が挙がっていたところから「おや?」とは思いましたが、まさかギャンブルと化していようとは。スーパー戦隊同士の戦いは「スーパー戦隊最強バトル!!」でも描かれましたが、本人参戦のあちらとは異なり、こちらはとあるアイテムを利用した召喚によるもの。あんな物騒なもの、まだ残ってたんか……
そんな賭け事がまかり通っている地球に降り立ったマーベラスは、レンジャーキーを賭けて100人抜きの勝負に挑むことに。
その初戦は死してなお仲間を守るために戦ったあの戦士。強い魂を持っていた彼を瞬く間に撃破した後にマーベラスが発する「魂すらねぇ奴に負けるわけねぇだろ」が本作で印象に残った言葉のひとつです。スーパー戦隊の力は数値や能力だけで計測できるものではなく、魂あってのもの。その魂を受け継いできたゴーカイジャーだからこそ言える言葉ですね。
スーパー戦隊ダービーコロッセオの背景が明らかになる後半では、ジュウオウジャー以降の後輩戦隊への新たなゴーカイチェンジを披露。中でもシシレッドに変身したマーベラスの「よっしゃラッキー!」は声の圧が大好きです(笑。
また、終盤間際では意外なゴーカイチェンジも披露されました。このゴーカイチェンジ、本編でもあったかな……何にせよ、改めてスーパー戦隊は魂あってこその存在だと感じさせられるシーンでしたね。
ゴーカイチェンジ以外では、ゴーカイイエローの荒っぽい戦い方が大好きです。銃をぶっ放しながら接近して蹴りつけるシーンは如何にもルカ!って感じで良かったですね。相方がおしとやかなアイム故に、互いに互いの戦法の違いを引き立て合うのがまた良い。そして相変わらず仲良さげな鎧とハカセも微笑ましかったです(笑。
スーパー戦隊の力は、その力を正しく扱おうとする魂あってこそのもの。一歩間違えれば金儲けの道具となるのみならず、更なる最悪の事態を引き起こしかねない。今回は海賊たちの活躍によって黒幕の目論見は明らかとなりましたが、そもそも地球人がスーパー戦隊による賭け事を良しとしたのも原因の一つであるわけで……
と、ここで重要な鍵を握るのが、運営側の一人。当初からマーベラスと知り合いであるかのような素振りを見せつつも、その素性は謎のまま物語は進行。最近流行りの「○○でしか見られない前日談!」的な作品に登場したのかな?と思っていたら……ゴーカイジャー10周年作品に相応しいキャラクターでしたね!
序盤は不穏な空気を漂わせつつも、次第に安心感で満たされていく本作。大事な仲間が一人……一人?欠けてしまったものの、その魂はしっかりとマーベラスたち6人に受け継がれることとなりました。久々の海賊戦隊を存分に楽しませていただきました。ありがとうございました!
かつて地球を救った数々のスーパー戦隊。その力は今や公営ギャンブル「スーパー戦隊 ダービーコロッセオ」の道具とされていた。売り上げの80%は地球の防衛費に当てられる、有事の際には返却するとの約束から、ゴーカイシルバー=伊狩鎧やレジェンドたちの協力もあり、ほぼ全てのレンジャーキーが集まりつつあった。
残るは海賊戦隊ゴーカイジャーのレンジャーキーのみ。だが、鎧と久々に再会したハカセの口からは、ゴーカイガレオンが沈んだいう衝撃の事実が告げられる。更にゴーカイジャーは解散したという噂まで流れていて……
「あれ?鎧、太った?まぁ10年も経てば自然な……いや違うわ。すっげぇ筋肉だこれー!?」一番ほっそりしていた印象があったために、余計にガタイの良さを感じさせられました。
そんなこんなでゴーカイジャーの10周年記念作品は、スーパー戦隊が公認のギャンブルになっているという波乱の幕開けとなりました。
冒頭で子供たちの口から「デンジブルー」「バトルフィーバー」と、およそ世代とは思えないスーパー戦隊の名前が挙がっていたところから「おや?」とは思いましたが、まさかギャンブルと化していようとは。スーパー戦隊同士の戦いは「スーパー戦隊最強バトル!!」でも描かれましたが、本人参戦のあちらとは異なり、こちらはとあるアイテムを利用した召喚によるもの。あんな物騒なもの、まだ残ってたんか……
そんな賭け事がまかり通っている地球に降り立ったマーベラスは、レンジャーキーを賭けて100人抜きの勝負に挑むことに。
その初戦は死してなお仲間を守るために戦ったあの戦士。強い魂を持っていた彼を瞬く間に撃破した後にマーベラスが発する「魂すらねぇ奴に負けるわけねぇだろ」が本作で印象に残った言葉のひとつです。スーパー戦隊の力は数値や能力だけで計測できるものではなく、魂あってのもの。その魂を受け継いできたゴーカイジャーだからこそ言える言葉ですね。
スーパー戦隊ダービーコロッセオの背景が明らかになる後半では、ジュウオウジャー以降の後輩戦隊への新たなゴーカイチェンジを披露。中でもシシレッドに変身したマーベラスの「よっしゃラッキー!」は声の圧が大好きです(笑。
また、終盤間際では意外なゴーカイチェンジも披露されました。このゴーカイチェンジ、本編でもあったかな……何にせよ、改めてスーパー戦隊は魂あってこその存在だと感じさせられるシーンでしたね。
ゴーカイチェンジ以外では、ゴーカイイエローの荒っぽい戦い方が大好きです。銃をぶっ放しながら接近して蹴りつけるシーンは如何にもルカ!って感じで良かったですね。相方がおしとやかなアイム故に、互いに互いの戦法の違いを引き立て合うのがまた良い。そして相変わらず仲良さげな鎧とハカセも微笑ましかったです(笑。
スーパー戦隊の力は、その力を正しく扱おうとする魂あってこそのもの。一歩間違えれば金儲けの道具となるのみならず、更なる最悪の事態を引き起こしかねない。今回は海賊たちの活躍によって黒幕の目論見は明らかとなりましたが、そもそも地球人がスーパー戦隊による賭け事を良しとしたのも原因の一つであるわけで……
と、ここで重要な鍵を握るのが、運営側の一人。当初からマーベラスと知り合いであるかのような素振りを見せつつも、その素性は謎のまま物語は進行。最近流行りの「○○でしか見られない前日談!」的な作品に登場したのかな?と思っていたら……ゴーカイジャー10周年作品に相応しいキャラクターでしたね!
序盤は不穏な空気を漂わせつつも、次第に安心感で満たされていく本作。大事な仲間が一人……一人?欠けてしまったものの、その魂はしっかりとマーベラスたち6人に受け継がれることとなりました。久々の海賊戦隊を存分に楽しませていただきました。ありがとうございました!