ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

仮面ライダードライブ 最終話(特別編)「ゴーストの事件」

2015-09-27 10:58:45 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 最終話(特別編)「ゴーストの事件」

 ロイミュード事件が収束して数日後。進ノ介は以前から追っていた反政府組織「ネオシェード」について調べていた。ネオシェードはグローバルフリーズが起きた日、早瀬と共に追っていた組織でもあった。進ノ介はもう一度走り出すためにもこの事件の解決を急ぐ。

 1か月前、ロイミュードによる爆破事件が相次いでいた頃、進ノ介はロイミュードとネオシェードの繋がりに気づきアジトに潜入。剛やチェイスの助けを借りつつ、そこに潜んでいた構成員やロイミュードを倒していったが、ネオシェードのリーダーは後に「眼魂(アイコン)」と呼ばれるものを持って逃走を図る。だがそこへ見えない敵が襲来し、リーダーは眼魂を放ったまま逃亡。ドライブ・タイプスピードに変身していた進ノ介やベルトさんも、科学では解明できない現象に苦戦を強いられる。だがそこへ、同じく目に見えない何かが2人を救い、謎の敵と共にどこかへ去って行った。現場には青い眼魂だけが残された・・・

 その眼魂が何者かにより盗み出されたのだ。本願寺はこれが進ノ介が特状課として携わる最後の事件だという。進ノ介は捜査資料を読んでいる間も、いもしないベルトさんに話しかけていた。そこへ追田が現れ、眼魂を盗んだ犯人が分かったという。
 犯人は岡村というネオシェードの構成員だった。眼魂が入ったケースには発信機が仕掛けられており、西城とりんなからその情報を仕入れた進ノ介、霧子、追田は岡村の後を追う。しかし進ノ介は「こんな時にベルトさんがいれば」という通信機越しの西城の言葉を聴き、またもベルトさんを思い出し、運転中によそ見をしてしまう。

 ともあれアジトに到着し、霧子は外で待機し、進ノ介と追田は中へと潜入する。岡村を捜索する途中、追田はベルトさんがいなくなったことで不安を感じる進ノ介を案じて「今までどおりやれるなんて思ったら大間違いだ。不安で当たり前よ。だけどな、俺もいる、嬢ちゃんもいる。究太郎も先生も、課長さんだって。だからお前はお前らしく、自信をもて」と彼を励ますのだった。
 そして2人は岡村を追い詰める。岡村はリーダーに頼まれただけだというが、そのリーダーの居場所は吐こうとしない。進ノ介が岡村を捕えている間、追田は眼魂を確認しようとする。だがそこへまたしても見えない敵・眼魔(がんま)が現した。眼魔に成すすべなく追い詰められていく進ノ介を見て、岡村はロイミュードの代わりにあの力があれば、と眼魔の力に興味を示していた。そして岡村は拳銃を奪って逃走を図り、追田がその後を追う。

 追い詰められた進ノ介だったが、そこへ仮面ライダーゴーストが駆けつけてきた。ゴーストは瞬く間にガンガンセイバーを用いて眼魔を撃破。進ノ介はゴーストに見覚えがあったが、眼魂の持ち主だというユルセンが眼魂を返せと迫ってきた。
 と、そこへ追田から岡村が霧子を人質に逃走したという連絡が入る。岡村は指定の場所に眼魂を持ってくるように要求しているという。進ノ介はすぐさま現場に向かおうとして、眼魂をゴーストに差し出すも、ゴーストは必ず返すことを条件に眼魂を進ノ介に貸す。ゴーストは「それに君も仮面ライダーの力が必要だろ?それがあれば奇跡が起きるかもしれない」と言い・・・


 進ノ介は急かすユルセンをよそに指定の場所へと赴く。そこでは岡村が霧子に銃を突き付けて待っていた。岡村は眼魂が無いとひどい目にあうと言うが、進ノ介は岡村こそがネオシェードのリーダーであると見抜いていた。岡村は組織を再建するべく、眼魂の力に眼をつけたのだ。正体がばれた岡村は、力を手に入れて何をするもちなのかを問われると、下らない世の中を壊して自分が導くと言い放つ。
 であれば尚更岡村に眼魂を渡せないと進ノ介。岡村は霧子に銃を密着させるが、進ノ介は動じず、一年前の俺とは違うと決意を固める。その体にはドライブのブレスとドライバーがいつの間にか現れていた。
 ロイミュードたちと戦ってきた進ノ介は本当に悪いのは人間の悪意であり、ロイミュードを倒しても岡村のような人物はいなくならないと気づかされた。だが進ノ介は絶望せず、幸せを守るために走り続けることを決め「たとえ変身できなくても、ベルトさんがいなくても、俺は刑事で仮面ライダーだ!!」と叫ぶ。その体からはいつしかブレスとベルトは消えていた。
 進ノ介は静かに銃を構え「霧子。俺を信じろ」といい、霧子も「もちろんです。バディですから」と応える。そして進ノ介は岡村が動揺し、霧子から銃を放して自分に銃を向けた瞬間を狙い、岡村の手から銃をはじくことに成功する。

 無事犯人を逮捕した進ノ介たちを見送るゴーストとユルセン。ゴーストはドライブとまた近いうちに会いそうな気がすると呟き、去って行った・・・


 事件を解決した進ノ介は本願寺のもとを訪れていた。今回事件を解決できたのはみんなのおかげだと進ノ介。本願寺は以前ベルトさんから、戦いが終わったら進ノ介に伝えて欲しいことがあると頼まれていた。
 進ノ介がその答えを聴く前に、本願寺は彼に捜査一課への辞令を言い渡す。と、扉の外で辞令を聴いていた霧子たちが部屋になだれこんできた。進ノ介はいずれ自分の妻となる霧子に辞令書を見せ、イチャつきっぷりをみんなから冷やかされてしまう。

 「たとえ止まってしまうことがあっても、君なら何度でも走り出せる。ここが君の本当のスタートライン。さぁ走り出すんだ進ノ介。スタート・ユア・エンジン!」進ノ介はベルトさんが託そうとした言葉の通り、再び走り出すのだった・・・


感想
 仮面ライダードライブもついに最終回。ゴーストや眼魔、眼魂、ユルセンといった後番組の面々も事件に絡んできましたが、あくまでもドライブの物語として描かれており、良い終わり方だったと思います。ゴーストの奇跡で変身できそうになりましたが、きっちりとベルトさんがいない現実を受けとめ、仲間と共に走り出すのは良かったです。
 ベルトさんがいなくなったことに不安を感じる進ノ介ですが、そんな彼を支えてくれる追田や霧子たちとの繋がりは変わらない。追田も良いアドバイスをしてくれました。そして字幕でサラッと結婚したことが明かされる進ノ介と霧子。MOVIE大戦では結婚式に至るまでの物語をやって欲しいなぁ・・・

 変身できずとも、ベルトさんがいなくても刑事で仮面ライダー。ここでいう仮面ライダーとは変身するものではなく、人間の悪意に絶望せずに立ち向かい続ける精神そのものを指していたのだと思います。ここら辺はダブルを思い出しますね。

 一年間走り続けたドライブの物語。バイクに乗らない仮面ライダーではありましたが、そんなことはほとんど気にせず一年間楽しめました。基本電車に乗るライダーが大好きだったので(笑。

 序盤は女優へのストーカー話、西城とロイミュードの奇妙な友情関係の話などが印象的でした。中盤は進ノ介が父親殺しの犯人探しに躍起になっていた頃、剛が家族がらみで悩んでいたりと見ていてモヤモヤすることも多かったですが、そんな時はチェイスの存在が非常にありがたかったです。強敵を経てからかなり頼もしい味方になってくれました。チェイスがいなかったら物語はどうなっていたことやら・・・
 そして終盤はこれまで戦い続けてきたロイミュードと共闘したり、ロイミュードと友情を築いたりと熱い場面もありました。しかし、何と言っても剛とチェイスのチェイサーマッハが熱かった!あれを見れただけでも、一年間見てきて良かったと思います。

 惜しむらくは、進ノ介とベルトさんとの関係をもっと描いて欲しかったです。劇場版ではそれが描かれていましたが、本編では次第に進ノ介とハートや霧子たちの関係が注目されていったので、どうにもベルトさんの活躍が・・・あとはタイヤ交換をもう少し活用して欲しかったところ。序盤はこれでもかと使っていたタイヤ交換ですが、いつの間にやらとんと使われなくなりましたね。
 ベガスとキャブのコンビなど、シフトカー単体にももう少し目立って欲しかったかなぁと。
 あれこれ思いはありますが、一年間通して楽しめたのも間違いないです。ありがとうございました!

 そしてゴースト!そんでもってユルセン(CV:悠木碧)!これから1年間悠木さんの声がニチアサで聴けると思うと嬉しくてたまりません。見た目はちょっと怖くても、可愛らしいキャラクターになりそうなので活躍が楽しみです。CGかと思ったら最初から人形の模様。まぁキバーラのように途中から人形になるよりは、最初から人形の方が良いのかも?
 ユルセン人形とか出てくれないかなぁ。様々なボイス収録で、眼魂と連動させると眼魂に込められた英雄の説明をしてくれるとか、そんな感じの品を一つ。

 こうしてドライブからゴーストへとバトンタッチ。次回から仮面ライダーゴーストが始まります!
 MOVIE大戦でコラボしますが、ドライブ側は「シフトゴースト」、ゴースト側は「ドライブ魂」もしくは「クリム魂」だと想像。ただシフトゴーストだと霊柩車を連想してしまいますし、霊柩車で戦うとは何事だ!と言われかねないので、別のシフトカーでしょう(汗。クリムやチェイスなど亡くなった人たちは〇〇魂で復活できそうですが、果たして・・・?


余談
 ゴーストの「奇跡」の発音に一瞬違和感を覚えましたが、声優さんのラジオで聴いた話だと「奇跡」と「軌跡」の発音は本来同じだとのことなので、問題ないはずです。最初の「き」を高くした方が「奇跡」と伝わりやすいとも思いますが、正しさと分かりやすさのどちらを取るかは難しい・・・
コメント (8)   トラックバック (3)

仮面ライダードライブ 第47話「友よ、君はだれに未来を託すのか」

2015-09-20 09:35:28 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第47話「友よ、君はだれに未来を託すのか」

 メディックの死に、奮起するドライブ・タイプトライドロンとハート。2人は全力を出し合い、ドライブTTDはハートの力を借りてシグマサーキュラーに突っ込み、一瞬の隙を作る。そしてドライブTTDは全てのタイヤをかき混ぜた光り輝くタイヤを身につけ、ハートと共に合体攻撃を放ち、遂にシグマサーキュラーを撃破した!
 無事グローバルフリーズを止めたものの、満身創痍となった進ノ介は建物の屋上から落下してしまい、それをハートが追うが・・・

 進ノ介が目を覚ますと、彼は不思議な森の中にいた。森の中で不思議な歪みを見つけるが、そこへそっちへ行っちゃダメだと仮面ライダーゴーストが姿を見せる。歪みからは倒したはずのロイミュードが出現し、ゴーストがそれを相手取り、その間に進ノ介は元の世界へと戻っていった。


 無事に意識を取り戻した進ノ介の近くには、彼を助けたハートが座っていた。ハートは自分たちが人間に近づいて越えるべきだというが、進ノ介は「もうとっくに越えている」とハートに手を差し伸べる。だがハートは約束どおり彼との決着を望み、彼に殴りかかる。その頃霧子は屋上にたどり着き、ベルトさんから進ノ介がビルから落下したことを聞く。
 雨の中、立ち向かってくるハートに対し、進ノ介は反撃しない。進ノ介は本当の悪意は人間の中にしかなく、ロイミュードは人間の悪意をなぞった犠牲者みたいなものだと、ベルトさんだってそれは分かっているとハートに告げる。ハートは「だから、なんだというんだ!」と彼を突き放すが、進ノ介は「俺たち人間が、それを理解した今なら、きっとお前たちともやっていけるはずだ。チェイスに続いて、お前まで失いたくないんだよ!」と必死に説得しようとする。
 「甘い・・・そこが嫌いではなかったが、お前は甘い!決着の時だ人間!泊進ノ介!」と全力で殴りかかってくるハート。進ノ介は駆けつけてきた霧子からベルトを受け取るが、変身しようとはしない。そしてハートの拳も直前で止まってしまう。

 ハートはシグマとの戦いでコアに致命傷を受けており、死を悟っていたからこそ進ノ介と戦おうとしたのだ。「これで俺たちは全滅だ・・・泊進ノ介、せめて、お前だけでも覚えておいてくれないか。ロイミュードという、この星の新たな生物になろうとしていたヤツラがいたことを・・・」というハートの願いに「当たり前だ。忘れるもんか」と口にする。ハートはその言葉に「ありがとう・・・最後の最後に、友達が・・・1人増えた。初めての、人間の・・・」そう言ってハートは塵になって消えていった・・・遂にロイミュード108体の撲滅が完了し、散っていった彼らに進ノ介と霧子は敬礼するのだった。


 進ノ介と霧子を出迎える本願寺たち。ここにチェイスがいてくれたら・・・と思っていると、いつの間にやらベルトさんも姿を消していた。どうやら整備のために壊れたドライバー一式を持っていったとのこと。そこで進ノ介の脳細胞はトップギアに入り、全てが繋がった。
 向かった先はドライブピット。進ノ介はベルトさんとの別れを察していた。ベルトさんは自分ごとドライブの全装備を凍結し、地の底深くに沈めるつもりだったのだ。以前からベルトさんはコア・ドライビアはまだ人間の手に余る代物だと言っており、戦いが終わったら自分ごと封印するつもりだということを進ノ介は見抜いていた。
 ベルトさんは特状課を「素晴らしいチームだった」と賞賛し、宿命に打ち勝った剛にはこれからも自信満々で走り続けるように告げる。そしてベルトさんはクリムの映像を投影し、その姿で進ノ介に感謝を告げる。自身の考えを見抜いた進ノ介と、ここまで心が繋がっていたことに「私たちはなかなかの名コンビだったんだね」とクリム。対する進ノ介は「『なかなかの』じゃないよ。最高だよ・・・ベルトさん」と告げる。「君と霧子には負ける。この奥手な相棒をこれからも頼んだよ。彼には君が必要だ」ベルトさんの言葉に霧子もうなずく。
 そして進ノ介はブレスをクリムに渡す。ベルトさんは、いつの日か人間が自分の発明を正しいことのみに使えるようになるその日まで、別れを告げて去っていく。進ノ介はその未来を掴み取ることを約束し、ベルトさんを見送るのだった・・・


 数日後、特状課も解散することとなり、みんなそれぞれの道に戻っていくこととなった。剛はいつかチェイスのコアを復活させることを目標に、シグナルチェイサーと彼の免許証を握り、旅を続けていた。と、そこへハーレー博士が現れた。旅に出るという彼を迎えに来たというのだ。家族は霧子だけじゃないというハーレー博士に、剛も「本当に自分のことを思ってくれるやつが家族だ」といい、家族と共に走り出す。
 進ノ介も特状課が離れたがらないらしく、霧子が確保しに行ったところだった。2人は進ノ介が運転する車に乗っており、2人ともなかなかギアが入らない様子。しかし霧子は切り替えて前に進むべきだと考えていた。

 と、その時、進ノ介は白バイに止められてしまう。白バイの警官から手配中の盗難車と似ていると指摘され、自分の車だ言い張る進ノ介。対する警官は「ルールはルールだ」といってナンバーの照会をしようとする。サングラスを外したその顔は、チェイスに瓜二つだった。どうやらチェイスは警察官をコピーしたようで、生真面目な性格になるのも当然だったと進ノ介と霧子は笑みを見せる。
 進ノ介は警官の名前を尋ね、警官は狩野洸一だと名乗る。「友達いないだろ」と指摘されて戸惑う洸一に、友達になってやると進ノ介は言うが、洸一はダチなど必要ないと言って走り去ってしまった・・・

 進ノ介もようやくギアが入り。ベルトさんやチェイス、ハートたちに託された未来に、フルスロットルで走り出すことを決意。助手席のバディに「お前は笑顔が一番だ」と告げ、進ノ介は走り出す・・・


感想 
 仮面ライダードライブも一応の決着を迎えることとなりました。冒頭で思いのほかあっさりシグマサーキュラーを倒し、ハートとも決着をつけ、ベルトさんに別れを告げた後はそれぞれの道へ。仮のピットでチェイスのことを思い出した際、シグナルチェイサーが喋りだすんじゃないかとちょっぴり期待しました(苦笑。剛がチェイスのコアを復活させることを目指して旅に出るシーンでは、映司とアンクの関係を思い出しました。ということは、冬の劇場版では未来から来たチェイスと剛が共闘するんですね、分かります。

 ハートが散り際、進ノ介と友達になって消えていくというのは良いシーンでした。自身を含めて108より多くは増えないと思っていた友達が、最後の最後に1人増えた。友達がみんな消えていった中で、最後に友達が出来たというのはよほど嬉しかったのでしょう。最後まで良いキャラクターでした。ありがとうハート。
 このシーンでFate/EXTRAのユリウスを思い出したのは私だけでいい。アーチャーとキャスタールートはいつやるのでしょうか(汗。

 はてさて、ベルトさんたちに未来を託され、未来へと走り出した進ノ介たち。こちらも良いシーンだとは思いますが、どこか物足りなく感じてしまうのは何故だろう。もっと進ノ介とベルトさんの繋がりを深く描いて欲しかったからかもしれません。あと、正直先週のチェイサーマッハでテンションが最高潮だったので、ドライブパートにあまり身が入らなかったといいますか(汗。

 
 てっきり次回からの登場かと思いきや、進ノ介の夢?という形で出演を果たした仮面ライダーゴースト。本編にカラムのではなく、三途の川的なイメージで出してきたのは上手いと思いました。どんな風に活躍するのだろうと思っていたところ、「ユルセン(声):悠木碧」という情報が・・・勝ったな!
コメント (3)   トラックバック (3)

仮面ライダードライブ 第46話「彼らはなぜ戦わなければならなかったのか」

2015-09-14 00:13:14 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第46話「彼らはなぜ戦わなければならなかったのか」

 剛にシグナルチェイサーと免許証を託して散ったチェイス。剛が「ふざけんな・・・こんな死に方迷惑だ。バカ野郎、誰もこんなこと望んじゃいねぇよ・・・」と呟くと、爆発の中からゴルドドライブが姿を見せる。愚か者のなすことは無意味だと言い切るゴルドドライブに対し、剛は「だったらてめぇの存在も無意味だな。人間じゃねぇ奴がこんなに優しいのによ・・・腐りきったお前の心が一番無意味だ!」と再度マッハに変身する。

 だが剛の不調は治っておらず、マッハはゴルドドライブに圧倒されてしまう。だが剛は薄れゆく意識の中で「バカ野郎は俺だ・・・意地ばっか張って、失うまで気づかねぇで・・・」と思い、チェイスとの記憶を蘇らせていた。そしてマッハは再び立ち上がる。ゴルドドライブはマッハから力のかけらすら感じられないというが、マッハは「寝ぼけたこと言うな。俺の全身からあふれ出す、怒りの炎が見えねぇのか!」と告げる。
 「てめぇはいくつも許せないことをした。俺の心を利用し、姉ちゃんを侮辱し、クリムの発明を悪用し続けた!だがな、今一番許せねぇのは、俺の・・・俺のダチの命を奪ったことだ!」
 「いくぜチェイス・・・一緒に戦ってくれ!」
 マッハはシグナルチェイサーを握りしめ、マッハドライバー炎に装填。その身を仮面ライダーチェイサーマッハへと変えた。

 ゴルドドライブはありえないマッハの形状に驚いている間に、チェイサーマッハは素早い動きでゴルドドライブを翻弄し攻撃を叩き込む。ゴルドドライブも負けておらず、波動でチェイサーマッハの動きを止め、ゼンリンシューターとシンゴウアックスを用いてチェイサーマッハに迫る。だがそこへチェイスと共に戦っていたチェイサーバイラルコアたちがゴルドドライブを不意打ちし、3台の力もまたチェイサーマッハの体に宿る。
 「返せ!それは俺たちの武器だ!」チェイサーマッハは自分たちの武器を取り返し、ゴルドドライブに連携を見舞う。
 「許さん、許さんぞ!」と怒りに震えるゴルドドライブに対し「俺もだ」とチェイサーマッハ。互いのライダーキックがぶつかり合うが、チェイサーマッハにはチェイサーの力も加わっている。そしてチェイサーマッハのライダーキックがゴルドドライブに炸裂し、ゴルドドライブのボディは砕け散った。

 剛が変身を解除したところへ、雨の中、第二のグローバルフリーズを予感しつつ霧子が姿を見せた。剛は霧子にしがみつき「俺は大バカ野郎だ・・・こんなことになるなら、あの時はっきり言ってやりゃ良かった。お前はもう俺のダチだ、って・・・」と口にする。霧子は剛の言葉で周囲の破片の中にチェイスの破片もあると知り、涙を流すのだった・・・


 一方の進ノ介たちは特状課の協力を得て最上階のバリアを突破。ゴルドドライブ配下のロイミュードを撃破していた。メディックは彼らのコアを修復しようとするも、一度蛮野の改造を受けた彼女からはコア治癒能力が失われていた。それは先に倒した彼らも同様であり、一度蛮野に改造された者は助からない。ハートは例えメディックが万全であったとしても無理だと語る。ハートは「許せ、友達よ」と彼らを見送るのだった・・・
 そこへ進ノ介に霧子から連絡が入る。進ノ介たちはそこでチェイスの死を知る。チェイスは剛を守って散り、最後まで自分たちの守り神であったと霧子は言い、チェイスの分まで頑張ってくださいと励ますのだった。
 ハートもチェイスに敬意を示し、メディックはチェイスにひどいことをしたことを悔いていた。

 その時、最上階から超進化態のグローバルフリーズの力が発動された。シフトカーをつけている霧子ですら身動きが取れない中、かろうじて生き延びていた蛮野はベルトの姿で、シグマが自分の計画を実行すると語る。そして自身のデータ再構築に取り掛かろうとするが、そこへ剛がシンゴウアックスを持って迫る。
 「マッテローヨ!」の音声が響く中、蛮野は剛に命乞いをする。だが「イッテイーヨ!」と音声が鳴り、剛も「いっていい、ってさ」と告げ、シンゴウアックスを振り下ろして父と自身の未練に別れを告げる・・・
 限界が来た剛は霧子にシフトデッドヒートを託すのだった。


 進ノ介たちは変身してシグマのもとへ向かおうとするが、メディックはグローバルフリーズに対抗できず、2人を先に行かせる。「ここで力になれないなんて・・・!」と悔やむメディック。
 そしてドライブ・タイプトライドロンとハートはシグマのもとへと向かうが、すでにシグマは超進化態として覚醒していた。蛮野最後の跡継ぎであるシグマは世界を制止させ、人類のナンバリングとデータ化を開始する。ドライブTTDとハートはシグマに手も足も出ず、それぞれ倍の力を出して立ち向かうが、なおもシグマには及ばず、進ノ介は変身解除に追い込まれる。

 そこへメディックが姿を見せる。「お願い、動いて!動いて!私の体なんかどうなってもいいから!」とメディックが叫ぶとその体は粒子と化し、ハートたちを救った純白の女神の姿を取り戻した。メディックは最後の力で進ノ介を治療し崩れ落ちる。メディックは今ならブレンの気持ちが理解できるといい、進ノ介に「ハート様と、あなたの勝利を信じます・・・ごきげんよう」と別れを告げ、光となっていった。

 進ノ介は再び立ち上がり、ドライブTTDに変身。シグマを前に「見せてやる、俺たちのオーバードライブを!!」と強く宣言し・・・


感想
 剛&チェイスによるチェイサーマッハの戦いが凄く熱くて、ゴルドドライブを撃破した時には凄く嬉しくなって、そしてドライブ側の話が始まって「そういえばシグマとの戦いもあったっけ」と思ってしまいました(苦笑。
 これまで苦戦続きだったマッハが、ここにきてゴルドドライブの撃破という快挙を成し遂げてくれたことがとても嬉しかったです。そこに至るまでの剛の一連の流れも素晴らしかった!ダチだと思ってはいたけど、意地を張り続けて素直になれなかったバカ野郎・・・ベタではありますが、だからこそ燃えるものもあります。「一緒に戦ってくれ!」や「俺たちの武器だ!」といったセリフはもちろん、しばらく姿を見せていなかったチェイサーバイラルコアたちも駆けつけてくれたのがまた泣かせてくれます。彼らも立派なシフトカーの一員ですね。
 剛の叫びや霧子の泣きもまた良くて、とにかくこのマッハ&チェイサーVSゴルドドライブの戦いは悲しくも心に残るものでもありました。どことなく、オーズのタジャドル(アンク版)を彷彿とさせてくれます。そのうち魔進チェイサーのフィギュア買ってこよう。

 ベルトになってもしぶとく生き残っていた蛮野博士ではありましたが、こちらも剛によりとどめが刺されることとなりました。まさかシンゴウアックスの音声がああいう場面で使われるとは。 

 そしてメディックも散ることに。ロイミュードの女神は、ロイミュードであるハートではなく人間である進ノ介を治療して消えていきました。しかもハートのみならず進ノ介の勝利をも願い、消えていったメディック。真にハートを愛するからこそ、その人が生き延びるためにも進ノ介の治療が不可欠だと悟ったのでしょう。何度も戦ってきたからこそ、その強さは十二分に理解しているはず。愛する人が生き延びるためにも、最も信頼できる強さを持つ者に後を託して散ったメディック・・・いつもはホッとする彼女の「ごきげんよう」に寂しさを感じる日がくるとはなぁ・・・

 霧子に託されたデッドヒートがどう生かされるのか、ハートとの決着は、特状課の行方は。残すところあと2話!と思ったら次回がドライブ決着編、その次がゴーストの事件編とのこと。もう2話かけてじっくりやって欲しい気もするし、ゴルドドライブ撃破で何だか一区切りついてしまったようにも感じるので、残り1話がいいところなのかなぁとも思ったり。ともあれ、最後まで見届けていきたいです。
コメント (6)   トラックバック (2)

仮面ライダードライブ 第45話「ロイミュードの最後の夢とはなにか」

2015-09-06 09:31:25 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第45話「ロイミュードの最後の夢とはなにか」

 ゴルドドライブは特防センタービルを約束の地とし、そこから目を離すべく仮面ライダーたちを罠にかけたのだった。しかも今度は死神部隊によりドライブピットが襲撃され、重加速軽減装置が破壊されてしまう。
 逃げる追田とりんなの前に、死神部隊が回り込み、2人は窮地に陥る。そこへ仮面ライダーたちが駆けつけてくれた。ゴルドドライブの攻撃を受けた時、剛が咄嗟にバーストモードを展開して無理やり動き、ドライブ、チェイサー、ハート、メディックを攻撃の範囲から外に吹き飛ばしたのだった。その時の無理がたたったのか、戦闘中マッハは右わき腹を押さえて苦しみだす。それをチェイスが救うが、マッハは余計なお世話だといって立ち上がり、3人のライダーはトライドロン、ライドマッハー、ライドチェイサーの力を借りつつ、ライダーキックにより死神部隊を撃破するのだった。

 ピットは壊されてしまい、特防センターにも連絡がつかず、センター周辺には巨大な牙が出現し始めた。それはシグマサーキュラーがエネルギーを吸っている証拠。最上階は強力なバリアが張られており、攻略するにはトライドロンの強化が必要だが、ピットが壊されてしまった今、どうすればいいのか。
 そこへ本願寺に吉報が届き、本願寺はみんなを仮設ピットに連れて来る。それは進ノ介をサポートしたいと志願した人物が用意してくれていたものだった。その人物とは早瀬、そして早瀬が集めた特殊車両の専門家たちだった。早瀬は進ノ介が仮面ライダーだとじっとしていられなくなり、そんな早瀬に進ノ介は感謝する。それを見た剛は傷ついた体を張ってダチのために動く早瀬に感動し、チェイスも「あれが、本当のダチか」と呟くのだった。


 内部にはゴルドドライブと残りのロイミュードたちがいることが判明し、明日早朝にセンタービル突入作戦の決行が決まった。進ノ介は霧子に電話をかけ、大人しくしているように頼む。霧子はそれでも向かおうとするが「お前は俺の一番大事な・・・一番大事な、バディだから」という進ノ介の言葉を受けて、それに従うのだった。
 そんな姉と兄のやり取りを上出来だという剛。進ノ介がトライドロンの調子を見に行った後、剛はまたも右わき腹をおさえてうずくまってしまう。剛は進ノ介たちを助けた際に大きなダメージを負っていたのだった。それに気づいたチェイスは、剛に助けてくれたことへの感謝と今回の戦線からの離脱を告げるも、剛は「お前さ、俺に同じこと言われて、素直に言うこと聞けるの?」というと、チェイスも答えに詰まってしまい、剛は「聞けねえだろ。だから俺も聞けねえんだよ」と言って去っていく。それにチェイスは何かを決意したかのような顔を見せていた・・・


 ライダーたちがマシンで内部に突入し、追田とりんながビルへの電力供給を絶つことでバリアを解除。その瞬間は本願寺と西城が教える手はずとなっていた。
 進ノ介たちは仮面ライダーに変身し、各々のマシンでビルへと向かう。道中、巨大な牙が迫り来るが、トライドロンはタイヤフエールを用いて、ファンキースパイクとミッドナイトシャドーの力をマッハとチェイサーに分け与え、牙を強行突破していく。そして建物に近づくと、マックスフレアの力を3台のマシンへと分け与え、トリプルライダーキックで内部へと突入。

 そこへゴルドドライブと死神部隊が現れ、3人は変身解除に追い込まれる。ゴルドドライブは既にビル内部の人類のデータ化を始めていた。グローバルフリーズで世界が制止している間ならば、全ての人間の位置を把握できる。そのためにゴルドドライブは重加速軽減装置の破壊を命じたのだ。シグマサーキュラーと建物が融合することで史上最高の人類支配装置が完成し、全ての人間はデータ化、ゴルドドライブの許可無く肉体をもてない世界が誕生する。それこそが蛮野の理想世界だった。
 蛮野は理想世界の誕生が近づいていることに歓喜の声をあげるが、剛はゴルドドライブが極悪科学者どころではなく、正真正銘の化け物だったと告げる。ゴルドドライブは剛が自分が作ったものの中で一番不出来だったといい、真っ先に剛を始末しようとする。

 だが突如現れたハートとメディックにより、剛への攻撃は食い止められた。ハートは「礼を言いに来たのさ。詩島剛。おかげで助かった」といい、蛮野に死ぬ以上の悔しさを味わわせるべく、人類支配装置を壊そうと企んでいた。蛮野が苛立つ様子を見たハートは「決まりだ。しばらく共に戦ってやる。泊進ノ介」といい、メディックもハートに従う。進ノ介はドライブ・タイプトライドロンに、剛はデッドヒートマッハに、チェイスはチェイサーに、ハートとメディックは超進化態の姿へと変身した!
 
 DHマッハは「おいハート!礼が言いたいなら、こいつとの戦いは俺に譲りな!」といってゴルドドライブを引き受け、チェイサーもこの場は自分と剛に任せてドライブTTDたちを先に進ませる。
 ドライブTTDたちがバリアに阻まれていた頃、DHマッハはゴルドドライブに苦戦を強いられていた。チェイサーは3体のロイミュードを破壊するも、剛はゴルドドライブに反撃しようとした瞬間、傷の痛みに襲われてうずくまる。その隙を突かれたDHマッハはゴルドドライブのキックをまともに受けて地下へと叩き落されてしまった。

 変身が解除された剛の危機を察してチェイサーが駆けつけてきたが、チェイサーも歯が立たず、ゴルドドライブの攻撃でドライバーを壊されて強制的に変身を解除させられてしまう。
 そしてゴルドドライブはシンゴウアックスを手に剛へと迫る。技もまともに出せないくせに立ち向かってきた剛を愚か者だと評し、シンゴウアックスを振り上げる。その時、チェイスは咄嗟に魔進チェイサーへと変身して剛をかばう。だがゴルドドライブはそれでも構わず、魔進チェイサーにシンゴウアックスで深手を負わせる。魔進チェイサーはかろうじてゴルドライブに反撃できたものの、致命傷を受けたことで変身が解除されてしまう。

 剛に抱きかかえられたチェイスは「これでいいんだ、剛。霧子が愛する者たちを守れるなら、本望だ・・・」という。その頃、外ではあの日と同じく雨が降り始めていた。そしてチェイスは剛に「人間が俺にくれた、宝物だ。俺とお前はダチではないが、持っていてくれ。燃えてしまうと、もったいない」といってシグナルチェイサーと免許証を託す。
 そしてチェイスはボロボロの体でゴルドドライブへと走り出し、ゴルドドライブにしがみついたまま自爆。№000のコアは砕け散り、剛の叫びが響き渡る・・・


感想
 ブレンに続き、チェイスまで散ってしまいました。久々の魔進チェイサーが披露されたものの、仮面ライダーの武器であるシンゴウアックスで深手を負わされるという何ともいえないことに・・・
 初めは強敵として目の前に現れ、次第にプロトドライブ=№000だということが判明し、進ノ介や霧子の活躍で遂に正義の心を取り戻して仮面ライダーへ。その後は「人間を守るのが仮面ライダーの使命ではないのか!」などなど、様々な場面で頼れる仲間として活躍してくれました。特に剛が精神攻撃を受けていたり、進ノ介が父親の件で動揺していたころは、出てくるだけで非常に安心感があったものです。
 その表情からは感情が読み取りにくいものの、仁良をだました際に見せたガッツポーズやら、免許証で特典をもらったときのスキップなどなど、面白い一面もありました。最期は愛する者を守るために、機械の体を爆発させてゴルドドライブに一矢報いたチェイス。さぁ、剛もここまでチェイスが頑張ってくれたのだから、シグナルチェイサーを用いて見事ゴルドドライブに一撃見舞ってくれ!

 そして、今回確か初めてOPのでかい牙が出てきました。当初は「チェイスが使うんだろう」とか思ってましたが、結局出番の無いまま一年近くが過ぎていき、最終回間近になってようやく登場。本当はもっと他の場面で使う予定だったのが、出しそびれて今になった、とかじゃないですよね?(汗。

 ハート、メディックも加わっての5人変身も暑かったですし、ハートやメディックとの共闘もこれまたいい感じ。3人のライダーと3台のマシンによるトリプルライダーキックも披露されて満足です。
 残るはシグマサーキュラーとゴルドドライブ。そして最後は進ノ介とハートの決着で締めるのかな?何だかんだで、あっという間に一年が経つんだなぁ・・・と思いつつ、また次回。
コメント (2)   トラックバック (3)

仮面ライダードライブ 第44話「だれが一番ハートを愛していたか」

2015-08-30 09:28:18 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第44話「だれが一番ハートを愛していたか」

 ドライブ・タイプワイルドは攻撃に巻き込まれて負傷した霧子に駆け寄る。その隙を突こうとしたゴルドドライブと004だが、そこへマッハとチェイサーが駆けつけてきた。ドライブTWはマッドドクターの力を借りつつ、霧子を連れて逃走。ゴルドドライブと004も、少し戦った後でそろそろブレンが手に入ったころだと言って、去っていった。

 ブレンは急ぎメディックとリンクしようとしていたが、そこで彼女のプログラムの真実を知る。すると背後にはメディックと死神部隊が現れた。追い詰められたブレンだが、逃げることなく何とその場で降参してしまった。
 霧子の無事を知り、見舞いに行こうとした剛とチェイス。だが進ノ介は病室の前でなかなか霧子に会いにいけずにいた。進ノ介はチェイスに見舞いの品を預けて、第二のグローバルフリーズ阻止へと動き出す。そんな押しが弱い進ノ介を見て「まったくもう、かわいいんだから!」と呆れながらもついていく剛だった。

 一方本願寺、りんな、追田は防衛センターにて戸賀間に状況報告をしていた。そんな中、何と本願寺の腰には警察官用のドライバーがまかれていた。特別な資質が無いものでも仮面ライダーになれるとのことで、本願寺は仮面ライダー純に変身!が、寝違えてしまったため全く動けなくなり、改良の余地があると判断された。そんな純をよそに、グローバルフリーズに備えての準備は着々と進むのでした。

 チェイスは霧子を見舞い、最後の戦いが近いと語る。そこでチェイスは「お前は、進ノ介を愛しているのか」と問いかける。霧子は慌てて「大切なバディだけど」と進ノ介と同じ言い訳を初め、ケーキを雑に食べつつ、これまた進ノ介と似たような理由で「彼氏としてはない」とまで言い切った。チェイスは「人は時に悪意ではない嘘をつく」と言いながら病室を去り、失恋を知る。しかしその胸の痛みを、人間に近づけたと誇りに感じる。
 チェイスは青空を見上げつつ「俺は霧子を愛している。だから彼女の愛を守るために戦おう。人間が未来へと紡いでいく絆こそが・・・愛だ」と感じるのだった。

 特状課は約束の地を探しつつ第二のグローバルフリーズに備える一方で、ブレンはゴルドドライブたちに頭を下げてていた。004は既に超進化態全パワー発動のリスクを軽減するシグマサーキュラーまで開発していた。ハートはブレンだけは裏切ることがないと信じていたが、ブレンは自分はハートよりも賢いと言い切る。その発言に満足したゴルドドライブはブレンたちを伴い、約束の地へと向かう。
 ブレンも「ロイミュードは汗などかかない。今こそ冷徹な機械に戻ろう」といい、これまで大切にしていたハンカチを投げ捨てて、ゴルドドライブに付き従うのだった。


 ベルトさんは進ノ介と霧子の2人に結ばれて欲しいと心から思っていたが、同時にそれを見届けることは出来ないと呟く。そこへ約束の地が見つかったとの連絡が入ってきた。そこには既にロイミュードたちが続々と集結し始めていた。追田警部補もその場にいたが、この場所を見つけたのはミスターXという人物からのタレコミがあったからだという。
 約束の地に到着したゴルドドライブたち。ハートは迷いを抱くも、仕方なしに超進化態のパワーをシグマサーキュラーに集結させる。それをとめるべく進ノ介たちはドライブ・タイプトライドロン、デッドヒートマッハ、チェイサーに変身する。ベルトさんは「こいつだけは許せない!運転を代わってくれ」と004に対して攻撃を加える。必死になってグローバルフリーズを止めようとするが、シグマサーキュラーへのエネルギー充填は完了してしまった。

 すると今度はシグマサーキュラーからメディックにエネルギーが注がれ始める。メディックは苦しみ、ハートは彼女を心配するが、ゴルドドライブは「ハート、心配するな。ただメディックが死ぬだけだ!」と告げる。
 シグマサーキュラーは制御装置ではなく、4人の力を吸収・再現するための装置に過ぎない。ここに全ての力が集結し、ゴルドドライブ1人で自由に真のグローバルフリーズを起こせるようになる。問題は吸収した力の余剰エネルギーだったが、それがメディックに逆流するように彼女は改造されていたのだ。メディックがいなければ誰もハートたちを回復できない。たとえ自分に牙を向いても倒すのはたやすい。クリムの頭脳をもつ004がいたからこの装置を作れた。
 「今、全ての流れが私に味方している!」と歓喜に打ち震えるゴルドドライブに対し、もだえ苦しむメディックを見て嘆くハート。それを見たブレンは、メディックこそハートの宝であると知り、ある仕掛けを発動させる。するとメディックに打ち込まれていた爪がブレンの元に戻り、余剰エネルギーはブレンへと注がれ始める。ブレンはゴルドドライブに「お忘れですか蛮野。私の名はブレン・・・頭脳。あなたの仕組みに逆らう、それなりの知恵があったということですよ!」と告げた直後、大爆発を起こす・・・

 爆発を起こしたブレンを案ずるハートとメディック。メディックが正気に戻ったことにブレンは安堵していた。ブレンはメディックに仕組まれたプログラムごと負担を自分に移せば、彼女も元にも戻ると信じていたのだ。
 「何故ですの?あれほどあなたにひどい仕打ちをした私ののために」
 「知りたいのはこっちですよ・・・あんなに妬んだあなたを・・・たぶん、あなたの一途な思いに共感したからかな。それに・・・ハートが一番愛している仲間は、あなただ。彼の笑顔を取り戻したかった。」
 「お前・・・それでわざと蛮野に従ったふりを?」
 「ええ・・・いいアシストだったでしょう」
 「やはり私は優秀で、誠実で・・・優秀で・・・誠実で・・・」
 「おい・・・どうした?・・・3つ目、言えよ!」

 ブレンは3つ目の言葉を言うことなく、笑顔で朽ち果てていった・・・

 「許さんぞ・・・蛮野。べルトさん、運転を代わってくれ!」ダメージを負った体で立ち上がる仮面ライダーたち。「俺はロイミュードに同情なんかしない!・・・と思ってたけど、今は超頭に来てるぜ!」とDHマッハも怒りを燃やす。004にはアタック123のライダーキックが炸裂し、他のロイミュードたちもDHマッハとチェイサーにより撃破され、残るはゴルドドライブただ1人。狂ったように嘆き笑う蛮野に迫る仮面ライダー。するとハートとメディックが立ち上がり、自分たちの手でゴルドドライブを倒そうとする。

 だがゴルドドライブは狂ったように笑い出す。かろうじて生き延びていた004によれば、ここは超進化態のパワーをゴルドドライブに集結させるただの儀式の場だという。約束の地は別の場所にある。ミスターXは蛮野自身であり、この時のために誘い出したのだ。ゴルドドライブは電磁フィールドを発動させ、ドライブTTDたちの動きを封じる。そして004は自爆をもって仮面ライダー、クリム、ロイミュードたちを全滅させようと試み・・・


感想
 ブレン散る。ドライブ当初から長々と暗躍を続け、途中で退場するかと思えばそうではなく、あちこち居所を変えつつも生き残り、最後は身を挺して愛する人の笑顔を取り戻そうとしたブレン。毒を仕掛けたりと非道なこともやってきてはいましたが、その慌てっぷりなどにはいつも笑わさせてもらいました。にくめない敵キャラクター・ブレンが遂に退場となると、本当に最終回が近いんだなと感じます。やりきった、という笑顔が何とも言えません。
 そんな友の敵を討つべく立ち上がるハートとメディック!あのメディックですらもブレンの思いに応えるかのように立ち上がるという熱い展開になってまいりました!・・・というところで、この番組の主人公がドライブだということを思い出しました(汗。

 ドライブ陣営は相変わらず恋愛模様を漂わせていました。チェイスのド直球な言い方に戸惑う霧子は、まさしく進ノ介のバディらしい慌てっぷりでした。失恋したものの、その胸の痛みを誇らしく思い、同時に愛する人の愛を守るために戦おうとする男チェイス。相変わらず非常にカッコいいのですが、次回チェイサー死す?・・・
 004への怒りを燃やすベルトさんや、ブレン退場の一連の流れにはさすがの剛でも頭にきていました。おのおのの怒りをぶつけ、ゴルドドライブは1対5という不利な状況に陥ったものの、そこから更に逆転。どこまでもしぶとい奴ですね。しかし、シグマサーキュラーを作ったのが「クリムの」頭脳をもつ004、悪のドライブドライバーの元となったのもクリムのベルト、ロイミュードもクリムの協力が無ければ作れなかった、ということを考えると、世界を自分のものにしようとしている割に、他人に依存しているところが大きい気がします。本人もそれなりに優秀なんでしょうけども、やはりクリムに及ばないという印象を受けます。

 次回、剛とチェイスの関係もどうなることやら・・・
コメント (2)   トラックバック (4)

仮面ライダードライブ 第43話「第二のグローバルフリーズはいつ起きるのか」

2015-08-23 09:31:33 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第43話「第二のグローバルフリーズはいつ起きるのか」

 特殊部隊はロイミュード066と交戦し、初めての撃破に成功していた頃、本願寺とりんなは特殊状況下防衛センターを訪れていた。そこで国家防衛局補佐官である戸賀間明夫から、特状課に対して重加速軽減機の小型量産化と、ある捜査が依頼された。先日撃破した066は地図と特殊なカメラを所持しており、どこかを調査していたと思われる。それが第二のグローバルフリーズ発生現場となるかもしれない・・・

 特状課が残る22体のロイミュード撃破に意欲を燃やしていたころ、進ノ介は誰もいない食堂にてチェイスと共に緊張した面持ちで座っていた。チェイスは「お前の愛する人も霧子なのか」と問いかけ、進ノ介は慌てて飲み物をこぼしてしまう。
 チェイスが霧子に思いを伝えようとしていた時、進ノ介の存在に気づいて話を中断したのだった。「あれが『胸がキュン』でなければなんだというのだ」というチェイスの問いかけに、進ノ介はバディとしてはともかく、彼女としては「ない」と断言し、激しく焦った様子でそれを否定する。
 と、そこへ霧子が姿を現した。進ノ介は「絶対にない!」と否定し続けるも、「あぁ・・・今、繋がった」とこれまでの霧子とのやり取りを思い出し「俺って、霧子に惚れてたんだ・・・ずーっと」という結論に達するのだった。


 またも友の命がきえたことに苛立つハート。そこへゴルドドライブが現れ、ロイミュードが殲滅される前にグローバルフリーズを起こそうと提案してきた。最早超進化態になれるものは出てきそうにない。約束の地は決まり、あとは約束の数、4人の超進化態を揃えるのみ。そこへ、第四の男が見つかったという報告が013によってもたらされた。だがゴルドドライブは013の報告が遅いと彼を激しく痛めつけ、ハートは必死に彼をかばう。

 変装して逃亡を続けていたブレンだが、アイデンティティーであるめがねとハンカチを変えなかったためあっさりと正体がバレ、メディックと死神部隊の襲撃を受ける。そこへ市民の通報により3人の仮面ライダーが駆けつけてきた。ドライブ・タイプテクニックはロードウインター、チェイサーはマックスフレアをチューンし、デッドヒートマッハはバースト状態に移行。3人は冷気と熱の組み合わせで瞬く間に3体のロイミュードを撃破したが、ブレンはどこかへ姿を消してしまった。


 今分かっていることは3つ。1つは敵の主導権を蛮野が握りつつあること。2つ目は約束の数の1人、ブレンを探していること。約束の数が世界全土の4分の1の範囲に留まったが、超進化態のコア・ドライビア4機がシンクロ可動するとその4~5倍の出力が出せるという。不安に怯える霧子に、絶対にさせないと誓う進ノ介。
 そして3つ目は、約束の地という決起場所があるはず。だがそこへ行こうとしても、今はゴルドドライブ対策として変身シフトカーとトレーラー砲にデータ加工がなされていた。


 待機中の剛とチェイスは2人きりになり、そこでチェイスは「俺は霧子を愛しているようだ」と告白。剛はその発言に思いっきり噴出してしまう。チェイスはそれに構わず「霧子は誰を愛していると思う」と剛に問いかける。チェイスは剛にしか聴けないと思ったから聴いたといい、自分と剛はダチにはなれないのかと尋ねる。剛はロイミュードだからなれるわけがないとチェイスを突きはなす。つまり、人ではない者の愛は霧子は受け取れないだろう・・・ということだとチェイスは理解するのだった。
 一方の進ノ介もベルトさんに恋愛相談をしていた。さすがのベルトさんも「そういうことを私に聞くかね?私、ベルトだよ!?しかも、研究一筋で生涯独身だったんだぞ!?」と動揺。だがほかに相談できる感じの相手がいなかったと進ノ介。

 一方逃げおおせたブレンは人間から情報端末を奪い取り、メディックに施した細工を通して彼女とリンクし、彼女を元に戻そうと試みていた。そのためにはどこかの情報施設の力を吸収することが必要となる。するとブレンは検索する最中で中央情報センターに目をつけた。機械を通してそこに忍び込むと、そこはブレンがグローバルフリーズの日に来た場所だった。
 ブレンはプロトドライブの襲撃から逃れ、中央情報センターに到達。そこにいた杵田光晴という人物をコピーし、「仮面ライダーに警戒せよ」という情報を流したのだった。
 ブレンは杵田が「リーダーを支える天才」と評価されていることに興奮するも、その中に「めがねとハンカチが手放せない」という情報を見つけ、自分の行動が杵田の模倣だったことに気づかされる。するとそこへ、ロイミュードの心はコピーの産物に過ぎないという人物が現れた。それは何と死んだはずのクリム・スタインベルトであり、同時にゴルドドライブが姿を見せ・・・


 霧子のチェイスへの思いは同情が大きいと分析するベルトさん。「かっこつけてクールガイを気取ると君は必ず失敗する」とアドバイス。進ノ介は気持ちを切り替え、今は第2のグローバルフリーズを止めるのが霧子にとっても一番だと考える。
 ベルトさんは進ノ介が人間的な悩みを打ち明けてくれたことを喜んでいた。家庭を持たなかったが、家族といるとこんな気持ちになるかもしれないと口にする。

 一方のブレンは必死にゴルドドライブと004から逃げ出すが、そこへ進ノ介が駆けつけてきた。そしてゴルドドライブの背後で004はクリムに変身する。あの時ベルトを盗んだ004はクリムをコピーしていたのだ。
 かつてベルトさんがハートたちに襲われた際、004もその場にいた。そして死の寸前のベルトさんのデータをコピーし、一旦全てを忘れた。そして蘇った蛮野に出会い、支配プログラムが埋め込まれていた004は部下として再起動したのだった。ゴルドドライブは「欲しいものはすべて手に入れる主義だ」とブレンをも手に入れようとする。
 それを阻んだのは進ノ介だった。彼への恨みはあるが、今ゴルドドライブたちに渡すわけには行かないと、必死に敵を食い止める。

 ブレンが逃げたところへ、ちょうどシフトカーたちが駆けつけてきた。コーティングは成功し、進ノ介は問題なくドライブ・タイプトライドロンに変身する。だがハンドル剣とドア銃は奪われてしまい、苦戦を強いられる。トレーラー砲でデッドヒート砲を放つが弾かれてしまい、ならばとワイルド砲をフルスロットル状態で放つが、何とハートがゴルドドライブをかばいに現れた。
 ハートはメディックのためにも命令に従うしかない。そして余計な情けは進ノ介にとっても命取りになり、第二のグローバルフリーズが必ず起こることや、自分たちが戦う運命にあることを告げ、周囲に膨大な力を放つ。その衝撃で霧子は崩落に巻き込まれてしまい・・・



感想
 ダブルの翔太郎といい、ウィザードの木崎といい、仮面ライダーに出演する人は飲み物を上手く噴出せなければならないという条件でもあるのでしょうかw進ノ介の慌てっぷりも面白かったですが、剛の見事な噴きっぷりにも笑ってしまいました。良い子は真似しないように!・・・といっても、なかなか真似できるものでもないでしょうけどw

 さて今回はチェイスの恋愛相談や、進ノ介の恋愛相談が描かれていました。次回が「だれがハートを一番愛していたのか」ですし、前回はメディックのハートへの愛情がカギとなっていました。ここ数話は人間やロイミュードの愛情に関する話が中心となっているように思えます。ここまではっきりとヒロインへの恋愛感情を明らかにしたライダーの主人公も珍しいような。

 そして遂に明かされた偽クリムの正体。それは何と、死の間際のクリムをコピーしていた004でした!・・・予想通り過ぎて驚きようがないです(汗。劇場版の感想で「クリムが実は生きている」説を唱えてみましたが、あれはあれで外道過ぎる妄想でしたし、ロイミュードのコピーだったというのが一番分かりやすくてスッキリするのでしょう。

 ロイミュードの感情は所詮コピーの産物だと語る偽クリム。しかし例えコピーの産物であろうとも、ブレンのハートを思う気持ちに嘘偽りはないでしょうし、本人もそれを良しと思っているようにしか見えません。それに、ハートだけでなく、これまで散々いじられてきたメディックを元に戻そうとする心は、コピーしただけでは生まれない、ブレンだけの感情だと思います。同じハートを愛する者だからこそ、メディックに同情する部分があるのでしょう。

 次回はブレン、最後の決断。いよいよ退場か・・・?
コメント (2)   トラックバック (3)

「劇場版仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」を見て

2015-08-21 07:20:12 | 仮面ライダードライブ
「劇場版仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」を見てきました。パンフレットは売り切れ。ネタバレを含みます。


 いつものようにロイミュードを撃破しようとした仮面ライダードライブ・タイプフォーミュラ。すると突如謎の青年が現れ、ドライブTFに攻撃を止めるように求めてきた。するとそのタイミングで突如ベルトさんが暴走。周辺に被害を加えないようにエネルギーを絞るはずが、膨大なエネルギーの放出で被害を拡大させてしまった。おまけにタイプフォーミュラからタイプスピードに戻ってしまう。
 青年は一刻も早くこの場から進ノ介を引き離そうとするも、進ノ介は自分を「父さん」と呼ぶ青年を不審がる。そこへ青年のいう「ダークドライブ」とネクストライドロンが出現した。ドライブTSはダークドライブの襲撃を受けるも、下手に戦うとまたも暴走の危険があるとのことで防戦一方になってしまう。かろうじて青年の助けで逃げ切ることができたが、青年はトライドロンの車中で自らを2035年の未来から来た進ノ介の息子「泊エイジ」だと名乗る。

 周辺に被害を及ぼしたうえに逃亡したとのことで、進ノ介は全国指名手配犯となってしまう。当の進ノ介はエイジから「未来ではクリムが悪の本性を現してロイミュード側に寝返り、人類を支配している」という映像を見せられていた。エイジはベルトさんを改造することでその未来を変えようとするが、エイジを信用していない進ノ介はそれを拒む。だが「生きている父さんに会いたかった」というエイジの涙と、彼が買ってきたのが自分も好きなミルクキャンディだったこと、そしてベルトさんの進言もあり、エイジを信じることにするが・・・


 といった感じで始まる劇場版ドライブ。「サプライズ」というだけあって、驚かされる点がいくつもありました。
 まずは進ノ介の息子を名乗るエイジについて。進ノ介に一目会いたかったと涙を流したり、彼が好きなのと同じミルクキャンディを買うといった場面もありましたが、その正体は何と未来から来たロイミュード108!
 現代の108は制御不能なため封印されており、未来で復活した108はエイジを倒して彼をコピー。更にドライブドライバーとネクストライドロンを奪取し、タイムホールを伝って現代に到着。ベルトさんが暴走する日を狙って人間と仮面ライダーの絆を破壊し、更に後に起こる最大級の落雷を利用して現代の自分を復活させて融合を果たし、単身でグローバルフリーズを起こすことが目的・・・という、とんでもないことを企んでいました。この映画を一言で表すならば「過去と未来の108がひとつに・・・!」でしょうw

 1分間ストーリーではダークドライブに追われていたエイジですが、あれも恐らく108だと思います。変身者がおらずとも遠隔操作が可能なため、視聴者は4週に渡って「ダークドライブに追われるエイジ(108)」という1人芝居(茶番)を見せられていた可能性が・・・しかも最近のCMでは「霧子とエイジがだぶっているシーン」や「進ノ介とエイジが並んで変身ポーズをとるシーン」が用いられているために、ますます「エイジ=味方」であるという印象を強めているように思えます。
 ぶっちゃけ感想サイト様でたまたまこのことを知ってしまったので、大した驚きはありませんでしたが、それでもここまで視聴者を騙し続けた108はさすがというか、制作陣も凄いというか・・・ちなみに夏の映画で一番驚いたのはハイパーシンケンレッドです。キョウリュウシンケンオーだけかと思ってました。

 そんな108や未来からやってきたロイミュードと交戦する進ノ介たち。ドライブはタイプスピード、フォーミュラ、トライドロンのみならず、新たに超デッドヒートドライブとタイプスペシャルを披露することとなりました。
 超DHドライブは、チェイスから託されたマッハドライバー炎と、戦闘データが記録されたトライドロンキーを用いて進ノ介が変身したライダーです。シグナルチェイサーが使えなかったために、試しにトライドロンキーを使ってみたら成功した、といった具合です。この時放り投げられるシグナルチェイサーを見て、電王のライダーパスを思い出しましたw
 さてこの超DHドライブ、さぞ活躍するのだろう・・・と思ったら、未来のロイミュードに苦戦を強いられる有様。一応1体は倒しましたが、いくら急ごしらえとはいえ、見た目進化態でもないロイミュードに負けるのはちょっと・・・まぁ、マッハドライバーを使う進ノ介という、珍しい光景が見れたから良しとします。

 タイプスペシャルは108が融合したパラドックス・ロイミュードとの決戦時に使用。タイプスピードのライダーキックを彷彿とさせる技も披露してくれました。
 その他にもドライブがゼンリンシューターやシンゴウアックスを用いるという珍しい戦法も披露。それぞれの持ち主がどうだったかというと・・・まぁ、いつも通りの活躍だったかと(汗。


 映画では本編以上に進ノ介とベルトさんの絆が強調されていました。ベルトさんを信じる進ノ介に対し、次々に突き付けられる過酷な未来。それでもベルトさんと、息子を信じて戦ったものの、ベルトさんの暴走を止めることができませんでした。悩みに悩んだ末、未来の悪を倒せるのは今の正義しかないというベルトさんの言葉を胸に、やむを得ずシンゴウアックスで破壊。すると今度はエイジがロイミュード108だったことが発覚・・・と、進ノ介はなかなか辛い思いをさせられます。
 108への反撃を誓う進ノ介は、ベルトさんから受け取った手紙の封を解くことに。事前にベルトさんから「約束の日まで手紙を開けてはならない」と釘を刺されていましたが、それを破り、手紙に記されていた場所に向かうと、そこは無数の車が並ぶ初代ドライブピットでした。
 ここでピットに鳴り響くのが、ベルトさんの声。進ノ介が約束を破ったことをたしなめながらも、どこか嬉しそうな声がまた溜まりません。後で分かることですが、ベルトさんは霧子に「進ノ介は必ず手紙を開ける」と告げていたとのこと。自分の考えが当たって嬉しかったのでしょうね。1年間とはいえ、相棒の行動が読めるくらい2人の絆は深まっていました。

 そしてパラドックスがエイジから奪ったドライブドライバーを捨てたことが逆転の鍵になりました。膨大な電力とトライドロンキーを用いてベルトさん復活!変身時の「スタート・アワー・エンジン!」や、戦闘後の「ナイスドライブ!」を2人で声を重ねるあたりがたまりません。
 ・・・この映画、パラドックスが未来のドライバーも壊しておけば成功してたんじゃね・・・?


 特状課の仲間たちの活躍は控えめですが、霧子は結構ヒロインをしていたと思います。初代ドライブピットで進ノ介の無事を喜び彼の胸に抱きついたり、古葉参事官に「何故同じ警察官を信用できないのか」といった旨の発言をしたりと、ベルトさん同様、進ノ介のバディとして頑張っていました。


 なかなかに面白い映画ではありましたが、いくつか気になる点は残ったまま。

 エイジに化けた108は、全部嘘だとボロが出るので、8割の真実に2割の嘘を混ぜたといっています。うち2割とは「クリムが悪の本性を現した」「自分がエイジ本人である」ことでしょう。となると本編に登場したクリムは何者なのか。43話でその謎が明かされるそうですが、私は「クリム本人がまだ生きている」と予想してみました。以下は妄想です。

 グローバルフリーズの際に殺されたクリムは、実はロイミュード004が模倣した偽物。004はコアの形でさまよっていたが、蛮野により復活させられ、手足として働くことになった。
 一方でドライブドライバーにあるクリムの意識や記憶などは、クリムが都合のいいように作り上げたもの。記憶の一部などは本物だが、都合の悪い部分は改ざんして移し替えている。
 クリムが蛮野のもとを離れたのは、実験台であるロイミュードの扱いがぞんざいであるため。ロイミュードを数多く作るのではなく、たった1人でも彼ら全員を相手にできる最強の戦士を作り上げるべく誕生したのが仮面ライダードライブ。つまりドライブとロイミュードの戦いは、2人の科学者のうち、どちらが作り出した存在が優れているかを決めるための実験台に過ぎない。
 本編にチラッと姿を見せたクリムらしき人物が身に着けていたのは、スペアのドライブドライバー。いずれドライブが全てのロイミュードを撃破した際に、その戦闘データを移し替え、自ら仮面ライダードライブを名乗るのが目的。人々を武力で支配下に置くのではなく、「人類の救済者には逆らえない」と思わせ、精神的に支配するのが目的。
 真実を知りショックを受ける進ノ介だが、協力するのは「ベルトさん」であって「クリム・スタインベルト」ではない!と宣言し、2人の科学者の野望を砕くことを決意。

 ・・・とまぁ、妄想をつらつらと書いてみましたが、途中から「これだと初代ドライブピットも嘘っぱちになるよなぁ」とか思いながら書いていました(苦笑。これだとあんまりにもクリムが外道過ぎますね。

 そんなこんなでドライブ夏の映画でした。そういえばちょっとだけですがゴーストも基本フォームとニュートン魂が登場しました。
コメント (6)   トラックバック (1)

仮面ライダードライブ 第42話「女神の真実はどこにあるのか」

2015-08-17 07:19:01 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第42話「女神の真実はどこにあるのか」

 戦いを中断した進ノ介は、メディックに対しこの事件の裏にある真実を問いかける。メディックが美鈴を病院に置き去りにしたのは、彼女の目を覚まさせるためであり、人々を意識不明に追いやったのはメディックもまた予想外だったのではないかと進ノ介は推測する。

 グローバルフリーズが起こったあの日、まだ人間体を持たなかったメディックは、傷ついた美鈴の姿を目撃し、その強い意識に共鳴し彼女をコピーした。その時、メディックは美鈴の傷つきながらも自分以外の身を案じる感情を知り、もっとその感情を調べねばと決意した。メディックは純真な愛により生み出された力を用いて美鈴を治療した後、数々のロイミュードたちの傷を癒したが、それと同時に治療した相手の感情を体に刻み込むことに。治すたびに流れ込んでくるどす黒い感情を受け続けた結果、メディックはこの力を与えてくれた大切な感情を忘れてしまったと語る。
 だが、ロイミュードにも誰かを愛する気持ちがある。それに気づいたからこそ、美鈴の記憶を取り戻すことで、自身が最初に共感した感情を思い出そうとしていたのだ。

 すると進ノ介は「ショウ」が誰なのかを見つけ出すという。ベルトさんやチェイスはメディックの超進化を招くことになると危惧するが、進ノ介はメディックのためだけではなく、美鈴や倒れた人々を救うためだと語る。
 そこへ現れた蛮野とブレン。蛮野はゴルドドライブへと変身し、進ノ介とチェイスはドライブ・タイプトライドロンとチェイサーに変身して応戦する。ゴルドドライブの隙を突き一気に勝負を決めようとした矢先、ゴルドドライブは黄金の波動でシフトトライドロンを奪い取り、ドライブは強制的にタイプスピードへとさせられてしまった。更にドア銃やブレイクガンナーも奪われてしまい、変身解除に追い込まれてしまう。
 メディックは近づいてくる蛮野を信用できないというが、ブレンは蛮野博士は味方だといい、蛮野も自分ならメディックを超進化に導けると唆す。そして進ノ介の制止も空しく、メディックはゴルドドライブと共に姿を消してしまった。やはり蛮野は倒すしかない・・・辛いが剛にも覚悟はできていた。


 進ノ介は事件の調査を再開し、美鈴が通っていたダンス教室へと赴く。進ノ介はそこで美鈴と一也の仲が良くなかったことを知り、西城からも一也が多額の借金を抱え、事務所の金を横領した形跡があるとの情報が入った。そして犬の鳴き声を聴いたことにより、進ノ介の中ですべてが繋がった。
 案の定、一也は美鈴を事故に見せかけて殺そうとしていた。そこへ駆けつけた進ノ介と追田、そして霧子が美鈴を救い出す。和也は美鈴に不正がばれたため、何とか口封じをしよう彼女を車で跳ね飛ばした。だがその後メディックが美鈴を治療したため、翌日以降もひき逃げ事件は報道されなかった。美鈴が消えたことをラッキーだと思っていたものの、犬が無傷で戻ってきたうえに、今になって再び美鈴が現れたため、今回の行動に出たのだった。

 その頃ハートはブレンにメディックの居場所を訪ねていた。メディックは蛮野により醜い愛欲を取り除かれ、純白のメディックに戻っていた。残ったのは最初に獲得した「真実の愛」。その感情をハートのために完遂したとき、メディックは超進化できるという・・・
 ブレンはメディックを蛮野に引き渡した自分をさげすみ、約束の数に加わる資格の無い男だという。ハートにならどんな処分をされても構わない。その言葉を聴いたハートは「消えてもらおう」といってブレンに近づき・・・ 


 霧子、剛、チェイスの3人は美鈴を「ショウ」に会わせるべく街を歩いていたが、そこへ純白のメディックが姿を表わした。メディックは超進化のために最早美鈴は不要だという。剛はデッドヒートマッハ、チェイスはチェイサーに変身して立ち向かうも決定打が入れられない。
 一方のメディックも、心の穢れを消してハートのために戦っているのに超進化できないことを不思議に思っていた。そこへハートが現れたことにより、メディックはこんな自分の姿を見られたくないと感じる。と、その時、メディックが連れていた犬が美鈴の元へと駆け寄っていった。犬の鳴き声を聞いた美鈴は「ショウ」と呟く。メディックが連れていた犬こそが彼女が心から愛するもの「ショウ」だったのだ。

 あの日、事故にあったのは美鈴だけでなく、ショウも同じく跳ね飛ばされていたのだ。治療した美鈴を連れて事故現場を去ろうとしたメディックだったが、同じく跳ね飛ばされながらも主人を思い吼えるショウの姿がそこにあった。死に掛けながらもその気迫に何かを感じたメディックはショウを治療。そしてショウの、幸せな時間、真っすぐな心、真実の愛を感じ取る。メディックが獲得した感情ベースの中心は「ただひたすら主人の愛を信じて尽くす」ショウの心であり、それがハートに対するメディックの愛だったのだ。

 それを思い出した時、メディックは遂に超進化態へと到達した!だがすぐに様子がおかしくなり、その目からは生気が失われていた。そこへゴルドドライブが現れ、メディックが超進化に達したときに、自らの操り人形となるように仕組んでいたことを明かす。「すべては、ハート様の、ため」とだけ呟くメディックは、ゴルドドライブの指示によりハートを攻撃する。
 怒りに燃える進ノ介は、何とかメディックの目を覚まさせようとするも、その声は届かない。

 ゴルドドライブの指示により、進ノ介、剛、チェイスにメディックの攻撃が迫るが、それを何とハートが身をもって防いでくれた。ハートは「ダメだ・・・これは俺が望む戦いではない」と告げるが、メディックの意識は戻らない。そしてゴルドドライブはハート、メディックと共に姿を消した・・・


 ともあれ、美鈴の記憶と笑顔は無事に戻り、人々も目を覚まし、事件は一応の解決となった。だがチェイスは霧子に対して恋愛感情を抱いたことに気がつき、屋上にて霧子に思いを告げようとしていた。その様子を、屋上でサボっていた進ノ介が見つめており・・・

 一方ゴルドドライブは自身を含めて約束の数が4体揃ったといい、自身がリーダーとなり再度グローバルフリーズを起こすと言い出した。だがハートは、今この場には3人しかいないと告げる。
 ハートは蛮野の計略を察知しており、事前にブレンを逃がしていたのだ。正体を隠して街を歩くブレン。偶然犬を散歩する女性とすれ違った際、ブレンはメディックの姿を思い出す。これまで散々いいように扱われてきたのに、うつろな目をした彼女を思い出すと、ブレンの目からは涙が零れ落ちるのだった・・・


感想
 メディックも遂に超進化!美鈴の誰かを思う強い心に共鳴して治癒能力を得て、ショウのただひたすら主人を信じ尽くそうとうする愛が感情ベースの中心でした。全てはハートのためではあったものの、ロイミュードたちのどす黒い感情を吸収してしまったことにより、その感情は汚れ、主人のためならば他の犠牲をいとわないという性格になってしまったと。誰かへの愛情は美しいものでもある一方で、一歩間違えれば誰かを傷つけ、犠牲にしてしまう恐ろしいものだと感じました。

 結果、メディックはハートへの愛情を蛮野により利用されてしまい、彼の操り人形と化してしまうことに。愛情を否定し、愛情を利用する蛮野。つくづく卑劣な男です。
 うつろな目で「全てはハート様のために」とだけ呟くメディックに、さすがのブレンも哀れみを感じた模様。今後はブレンがキーパーソンになっていきそうなので、どうなっていくか楽しみです。また、心が消えてしまったメディックですが、ハートを治療したことにより彼の感情がメディックに流れ込むのではないでしょうか。それをきっかけに元に戻ってくれれば・・・と、何だかいつの間にか私もロイミュード側を応援しています(苦笑。今まで非道なことをやってきたブレンやメディックではありますが、何だかんだで長い付き合いですし、決着は戦いの中で、正々堂々とつけてもらいたいという思いが私にもあるのかもしれません。

 次回はチェイスの告白。進ノ介や剛はどう出るのやら。チェイスと霧子が結婚したら、剛は「チェイス兄さん」と呼ばなければならないのでしょうかw
コメント (2)   トラックバック (2)

仮面ライダードライブ 第41話「黄金のドライブはどうやって生まれたのか」

2015-08-09 09:52:42 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第41話「黄金のドライブはどうやって生まれたのか」

 
 深夜の病院で突如発生した女性の集団気絶事件。進ノ介は被害者の1人が倒れたときに一緒にいた女性に話を聞いていた。彼女は何故か無事だったのだ。そして倒れる直前に奇妙な音がしたという話をしていると、突如音が響き始め、りんなは「会いたいよ・・・ショウ」といって倒れてしまった。
 女性は原因はあの女性だといって、ある人物に引き合わせる。真夜中の待合室にいたというその女性はメディックと全く同じ顔をしていた。チェイスによればメディックとは別人だそうだが、どうやらこれもメディックの作戦の一部の模様。当のメディックは犬を連れてその状況を監視していた。

 謎の女性も被害者たちも、脳の一部、感情を司る部分に活性化が見られ、謎の音は謎の女性の脳から発信されていた。「会いたいよ・・ショウ」という言葉をヒントにすれば、「愛する人」に向けて発信された感情の可能性が高い。となれば家族かと推測するチェイスだが、恋人の線もあると霧子。追田に恋人について説明されても、彼の説明ではチェイスにはさっぱり理解できなかった。
 そして監視カメラの映像には悪のドライブドライバー=蛮野の姿も映っていたことを知り、剛は急ぎ特状課を出て行く。


 メディックは病院に誰かが訪れるのを待っていたようだったが、一向に目的の人物は現れない。犬の世話を任されたブレンがぶつくさ言っていると、メディックはブレンをコアに戻してしまう。どうやら体を戻した際に、そのように細工を施していたのだ。
 と、そこへ蛮野が現れてメディックに協力しようと申し出てきたが、蛮野を倒すべくマッハも現れた。すると蛮野はメディックに取り付き、彼女を強制的に怪人態へと変化させマッハと交戦させる。メディックはマッハを打ち破り、マッハにとどめを刺そうとする。間一髪現れたハートにより、蛮野はメディックから強制的に引き剥がされ、メディックも剛も事なきを得た。メディックはブレンの体を戻し、犬を連れて逃げるように指示したあと、自身もその場を離れる。
 加えてチェイスも現れたことにより、蛮野はその場から逃走する。チェイスはハートに共通の敵である蛮野を倒すことを持ちかけようとするも、ハートは「失望させるなチェイス。蛮野が何を企もうが、俺は俺の信念に従う」と共闘を断る。

 かつてハートたちはクリムとプロトドライブにより全滅させられた。だがそこへメディックと同じ顔の白い女神が現れ、コアとなったロイミュードたちを復活させ、ハートはプロトドライブを撃破したのだった。ハートは今度こそ人間を越えるべく、「邪魔する者は誰であろうと倒すのみ」だといって去っていく。


 剛にはあの冷酷なメディックが女神だとは思えない。しかし進ノ介は彼女が以前とは変わり始めていることを感じていた。剛が蛮野を探しに出て行った後、入れ替わりにダンサー・五十嵐一也が謎の女性・羽鳥美鈴を尋ねて現れた。美鈴もバレリーナであり、それでメディックがたびたび踊ることにも納得がいくとベルトさん。だが一也にも「ショウ」という名前に心当たりはなかった・・・
 一也は美鈴を外へ連れ出し、その様子を見守る進ノ介、霧子、チェイス。チェイスは進ノ介に「恋人への愛とはどういうものなんだ」と尋ねて、進ノ介は「その人の事を考えると胸がキュンと苦しくなる感じ・・・かな?」と答える。そこへ現れた追田が、彼女は美鈴で間違いないが失踪については分からないままだと説明していると、五十嵐と美鈴はいつの間にか姿を消していた。慌てた霧子は階段を踏み外すが、それをチェイスが救う。その時チェイスは胸の高鳴りを感じ・・・


 2人を連れ去ったのはメディックだった。メディックは一也を締め上げて、本当に彼が美鈴の恋人なのかと問いかけていた。一也は本当の恋人であり、彼女を愛しているとはいうが、ならば何故彼女が目覚めないのかと問い詰めるメディック。
 進ノ介はドライブ・タイプトライドロンに変身し一也を救い出す。追田や霧子が一也と美鈴を助け出す中、チェイスもチェイサーに変身し、メディックに立ち向かう。

 その頃006は6体のロイミュードを引き連れて、蛮野を倒して超進化態になろうと企んでいた。が、6体のロイミュードはあっという間に蛮野に破壊された挙句、006も進化態を見せる前にコアだけを破壊されてしまう。そして蛮野は「メディックの体を奪うつもりだったが、予定変更だ」といって、蛮野は006のボディを元に変身を果たし、超進化態と同等の力を持つゴルドドライブへと姿を変える。その様子を影からこっそり眺めるブレン。
 蛮野が手にした力に惚れ惚れしていると、そこへ剛が現れた。剛は息子として父を倒そうとしていた。剛は蛮野が家族の愛を裏切ったというが、ゴルドドライブは「私にとって家族とは支配すべきものでしかない。愛などというものは存在しない!」と断言する。「じゃあ俺はなんだよ・・・あんたにとっては俺はなんなんだよ!」と絶叫する剛に対し、ゴルドドライブは「決まっているだろう。研究材料だ。姉に比べてお前は実に役に立っている。期待以上にな!」と答える。剛はデッドヒートマッハに変身するも、ゴルドドライブの力は圧倒的だった。トマーレをゼンリンシューターにセットして反撃しようとする。だがゴルドドライブは金色の波動を放ちゼンリンシューターを分解し、自分の元で再構築。シグナルトマーレをブレスにセットし、ゼンリンシューターからの攻撃でDHマッハを変身解除に追い込んだ。

 ゴルドドライブは「研究材料としてお前の役目は終わった」と言い残して去っていこうとする。だがそのとき、ブレンが連れていた犬がブレンの靴におしっこをひっかける。それにブレンは思わず絶叫してしまい、ゴルドドライブに見つかってしまう。ゴルドドライブはブレンに近づき、何やら頼みがあるようで・・・?


 メディックは他の誰にも負けないくらいハートを愛している。なのに何故超進化できないのか。彼女はその答えが自分がコピーした美鈴の中にあると思い、美鈴を病院の待合室に放置し、彼女の恋人をおびき出そうとしたのだ。だが、それでもなお超進化には達しない。答えは美鈴が求める「真実の愛」にあるとメディック。
 ドライブTTD、チェイサーとの交戦中、美鈴の元にブレンが連れていた犬が駆け寄った。その時美鈴は何かを口にし、彼女の感情の変化にメディックも気づいた様子。メディックが見せた隙を叩こうとするチェイサーだが、それをとめるドライブTTD。進ノ介は変身を解除し、メディックに事件の裏に隠された真実を問いかける・・・



第4/4話「泊エイジはいつの時代にたどり着いたのか」
 何とか2015年にやってきたエイジ。悪の本性を表わしたクリムにより、父が罪を着せられてしまう。それを止めるために走り出すエイジの後を追うダークドライブ。果たしてエイジは父に会えるのか・・・
 

感想
 「まさか・・・これが・・・」チェイス、それ胸キュン音じゃなくて変身音・・・

 さて今回は・・・006、呆気な!?人間の姿でもマッハと渡り合うくらいだから、さぞかし強敵なんだろうと思っていたらこれだよ!まさか進化態を見せる前に散ってしまうとは・・・でもこんな敵キャラ、以前どこかで見たことがあるような・・・?パワーアップした姿を見せようとしたらやられた敵・・・うーん、誰だったか。
 そんな006の体を乗っ取って誕生したゴルドドライブ。ウィザードのソーサラー、鎧武のマルス(ゴールデンアームズ)、ドライブのゴルドドライブと、ここ最近の金色ライダーには面倒なやつらが多いですね。しかもゴルドドライブは金色でありながら、なにやら禍々しい雰囲気を感じさせる金色です。
 ゼンリンシューターをシグナルバイクごと奪うという芸当を披露した蛮野。次回予告ではシフトトライドロンも奪っていました。クリムの研究成果を盗み出した彼らしい能力です。

 メディックが超進化の鍵として考えたのは、コピー元の女性・羽鳥美鈴。恋人に会っても動じない美鈴でしたが、犬に会った時は何かを呟いていました。きっとあの犬の名前が「ショウ」なのだと思います。真実の愛とは一体何なのか・・・?
 そしてメディックに良いように扱われ、犬には噛まれたりおしっこを引っ掛けられたりし、更にゴルドドライブには脅されるという、散々な扱いを受けているブレン。全体的に真面目な話でしたが、犬に対する行動が面白くて、いい清涼剤になってくれていますねwひょっとすると、体が戻らないほうが良かったんじゃないでしょうか。

 次回はゴルドドライブとの交戦と、メディック超進化!
コメント (2)   トラックバック (3)

仮面ライダードライブ 第40話「2人の天才科学者はなぜ衝突したのか」

2015-08-02 09:36:05 | 仮面ライダードライブ
仮面ライダードライブ 第40話「2人の天才科学者はなぜ衝突したのか」

 吹き飛ばされた進ノ介を探すべく、デッドヒートマッハはハートに一撃を加えた後に離脱。008はチェイスが後を追う。
 剛は進ノ介を見つけるが、進ノ介は謎のロイミュードにベルトさんを奪われたという。するとそこへハートが現れ、蛮野が進ノ介たちに取り入ろうとしていたのだという。ハートは蛮野のことを「俺はあれほど最低な人間を知らん」と言い切る。「悪党のロイミュードのくせに!」と詰め寄る剛だが、ハートは蛮野にされた数々の仕打ちを決して忘れないという。

 15年前。既にハートは限りなく人間に近い頭脳をもっていたにも関わらず、蛮野はハートにあらゆる苦痛や刺激を与える実験を行っていた。ハートの現在の姿は、蛮野への出資を断った青年実業家のものだった。蛮野はそれを逆恨みし、自身の復讐心を満足させるためにハートに人間体を与え、いため続けていたのだ。この惨状を知ったクリムは「君との友情は今日ここまでだ!」と断言し、研究室を去っていく。残されたハートはこの顔のままで人間全てを見返してやろうと誓ったのだった。
 そしてクリムの離脱で焦った蛮野はロイミュードに人間の悪の心を植え付けた。だがそれがロイミュードを人間以上の生命体へと進化させたのだった。
 この事実に戸惑う剛に対し、進ノ介は霧子が父のことで母が暗い顔をしていたことを思い出していたことを明かす。2人の母も蛮野のもとを離れていったのだ。そして霧子もまた、進ノ介と同じくクリムの言葉の方が信じられる気がすると言っていた・・・

 剛は自分も道具の一つとして利用されていたと知り、「この世で一番醜いのは俺たちの父親じゃねぇのかよ!」と泣き崩れる。生みの親に失望する気持ちはハートにも分からなくもなかった。それだけを言い残しハートは去っていく・・・
 進ノ介はベルトさんや霧子を助けに行こうとするも、剛は立ち上がることが出来ない。それでも進ノ介は「信じてるぞ、必ずお前は立ち上がるって。お前は・・・仮面ライダーだからな」と言い残し先に救出へと向かう。


 当の蛮野は004に奪わせたドライブドライバーを解析することで、クリムのように他者に寄生して操ることを目的としていた。そしてドライブドライバーにはあるプログラムを仕込もうとする。「この世の全てのものは私のもの。それが理解できないバカが多すぎる」蛮野はそういってドライバーの解析を続けていた。
 ようやくベルトさんが目を覚ましたころ、りんなが解析したライドブースターの逃走経路をもとに、進ノ介は蛮野のアジトにシフトカーと共に駆けつけた。ベルトさんは救い出せたものの、蛮野は既に悪のドライブドライバーは完成させており、蛮野はそちらに頭脳を移していた。蛮野は世界を足元にひざまづかせるべく、004と共に去っていった・・・
 
 進ノ介は厄介な敵が加わったというが、ベルトさんは止めなければいけない敵に蛮野が加わっただけだと冷静に対応する。それこそが進ノ介が無条件で信じているベルトさんの気持ちだった。それは「自分が死んだ後も罪を償おうとする使命感」。今でも野望を果たすことにしか頭にない蛮野とはまるで正反対。ベルトさんは進ノ介に「ありがとう」と思いを伝える。


 チェイスはトルネードの追跡を続け、チェイサーに変身して応戦もしたものの、並みの進化態の力ではないトルネードには逃げられてしまった。
 りんなからそのことを聞いた進ノ介は、霧子が超進化態に必要な美女だというのならば、とっくに超進化していてもおかしくないはずと不思議に思う。その理由を解き明かしたのは、ネットワークの神に負けじと足で資料を発見した西城だった。トルネードの元となったジョージ白鐘の夢は「自分の作ったネックレスを、海の見える教会で、首もとが最高に綺麗な女性の首につけること」というものだった。

 トルネードはそのこだわりを叶えて超進化を果たすべく、霧子の首にネックレスをつけようとする。自分にうぬぼれるトルネードだったが、そこへ「悪いがちっともかっこよくねぇな。相手の女性が笑顔じゃねぇとな」と進ノ介が現れた。
 本物のジョージは既に死亡していたが、トルネードの胸にはそのくだらない感情が胸に響いたという。自分たちの美学の邪魔をしたというトルネードに、ジョージの美学をゆがめて実現しただけだと進ノ介。進ノ介はドライブ・タイプスピードに変身するも、トルネードは怒りで力を増していた。タイプトライドロンになろうとするも、風の力でシフトカーが吹き飛ばされてしまい、身動きが取れない。そこへマッハに変身した剛が駆けつけてきた!

 「追跡!撲滅・・・そう、そうだったよな。人間を脅かす悪は全てたたく。たとえそれが・・・父親だとしても。それが俺の・・・仮面ライダーマッハの使命だ!」ドライブTSとマッハは共にトルネードに立ち向かい、ハンドル剣とゼンリンシューターの併せ技で厄介な右手の武器を打ち砕く。

 そこへ霧子を救ったチェイスが、取立ての免許でトライドロンを運転して駆けつけた。トライドロンはタイプワイルドに、そしてブースタートライドロンへと姿を変える。ドライブTSとマッハはライドブースターから巻き起こす風でトルネードの風を打ち破り、ダブルライダーキックでトルネードを撃破する。
 「ありがとう進兄さん!」と頭を下げるマッハ。ハートは戦いを終えたあとの2人を見て、トルネードを守りきれなかったことを悔やみつつ「なかなかタフじゃないか、人間も」と口にするのだった。


 剛も特例四輪免許を取得していた。蛮野の件については父の事件と向き合い続けた進ノ介のように、逃げずに向き合うことを決意していた。その言葉に霧子は「本当に強い子ね」と彼を抱きしめる。進ノ介も「剛、お前が助けに来てくれて、俺は心の底から嬉しかった」と笑顔で彼を抱き寄せる。その光景にチェイスは「家族とは心を乱すものだけではないようだ」と呟く。そして去り際「お前と剛は本当の家族とは変わらない。そういったのさ、進ノ介と、やっと泊をとって進ノ介を呼ぶのでした。
 チェイスは進ノ介たちと出会い、色々なことを学べた。チェイスは「人間、家族、それを守るために、俺もこの命を捧げよう」と決意していた・・・

 一方無事に体を取り戻したブレン。トルネードは破れたが、006は未だ健在。006はハート、ブレンに続き超進化することを目的としており、ブレンも蛮野を始末すれば006は超進化するかもしれないと考えていた。となれば残るはあと1人。メディックは最後の1人になりたいという思いを強めるのだった。


「第3/4話 時間の道を開くのだれか」
 タイムロードへ向かおうとしたエイジの前に、ダークドライブが現れた。一度は怯えてしまったエイジだが「父さんがまだ生きている時代」へと続く道に必死に攻撃をかいくぐり、タイムロードを通って過去へと向かう・・・


感想
 CMでスキップするチェイスが可愛すぎますw

 さて今回は蛮野博士が本当に悪人だったという話。進ノ介たちを利用し、悪のドライブドライバーを生成したうえに、ベルトさんにも何か仕込んだ模様。これが劇場版の問題の鍵となるのでしょうか。ところで「劇場版の」と打とうとしたら、最初に「劇場蛮野」というのが出てきましたw
 実の父親に道具扱いされていたと知った剛。ですが、彼を支えてくれる家族は他にもいました。頼れる兄貴分の言葉に助けられ、優しい姉に抱きしめられる。そんな家族の光景を見たチェイスは初めて進ノ介を「泊」抜きで呼びました。やっぱり名前の呼び方が変わるのって良いなぁ。

 しかし、自身の復讐心を満たすために、作り上げた機械生命体に憎い相手をコピーさせるって、相当歪んだ感情の持ち主ですね。何だか似たような話をどこかで聞いたか読んだような気が・・・どこだったか。そして、この考えからすると蛮野は研究を離れたクリムのことも恨んでいるでしょう。となれば別のロイミュードにクリムの姿をコピーさせている可能性も考えられます。やはり昨今暗躍しているクリムっぽい人物はロイミュード・・・?

 剛や進ノ介、チェイス、ハート、西城と男性陣がカッコいいところを見せてくれた今回。次回はメディックが奮闘するようですが、果たして超進化が叶うのかどうか。


 そういえば新ライダーのゴーストが発表されましたね。仮面ライダーでゴースト・・・つまりゴーストは、二代目仮面ライダー幽汽スカルフォームということですね!w
 英雄・偉人の力で変身するとのことで、宮本武蔵やニュートン、エジソンの力を借りることが判明しています。
①宮本武蔵:二刀流
②ニュートン:重力操作
③エジソン:即席でメモリガジェットのような便利アイテムを作る。
 といった感じでしょうか。他にも当然出てくるでしょうけどお、子供が見る番組であることを考えると、学校の図書館にあるような学習漫画で取り上げられている人物が中心かな?

 しかし、まさか彼らも未来で仮面ライダーに力を貸すことになるとは思いもしなかったでしょう。まぁ戦国武将が暴れまわり、偉人たちの性別が変わったりする現代ではさほど驚くことでも無いですが(苦笑。
 今から最強・最終フォームを考えるのも、この新ライダーが発表された時の楽しみですね。英雄・偉人のくくりで「最強」か・・・プラトン(「氷室の天地」版)だな!w
コメント (2)   トラックバック (3)