氷菓 第15話「十文字事件」
文化祭を騒がす怪盗・十文字。奉太郎は何とかして千反田の好奇心をそらし、文集を売る事を考えさせようとするものの、この事件を解き明かす事が古典部の知名度アップにも繋がると里志。
何だかんだで千反田絡みでは最終的に後に引けなくなると分かっている奉太郎。これまで被害にあった部活と、盗まれたものを並べていくと、それは50音順となっていた。「十文字」も読み方を変えれば「じゅうもじ」。「あ」から始まり「こ」に終わるのではないか。となると最後の標的は古典部に・・・?
千反田は壁新聞部に向かい、入須先輩から教わった交渉術を発揮しようとするも、あまりにも直球過ぎて失敗wしかし十文字事件の事を話すと、既に壁新聞部からもカッターナイフが盗まれているという。去り際、古典部のことを壁新聞に書いてくれるように念を押そうとするも、それは相手を信用していない事に繋がるとして躊躇った千反田。
一方の里志はデータベースにしては珍しく現行犯逮捕を試みる。しかし次の標的となった奇術部からは既にキャンドルが1本盗まれていた。奉太郎にそれを話すと、奉太郎は十文字が公演中に盗むとは限らないと気づいていたようで。しかし里志が現行犯を狙っていたとは気づかずに話さずじまい。
摩耶花は摩耶花で漫研の中での居心地は微妙。他の女生徒数名は摩耶花が「夕べには骸に」などという聞いたことも無い読み物を出した事に対して批判を続けようとするも、それを止めたのは意外にも河内先輩でした。「知らないのなら黙っていろ」との意味を含む言葉。自分が知らないからといって、その作品を駄作、けなすなんてもってのほかです。どうやら河内先輩は「夕べには骸に」の製作者の1人と友人だったようで。
なれない交渉をして疲れる千反田。奉太郎が千反田と出会い才能を開花させていくのを見ているだけではなく、自らも事件の謎を解き明かそうとする里志。自分の漫画を見て「夕べには骸に」に100枚も劣る事を感じてしまう摩耶花。そして省エネながらも少しずつ事件について考え始めている奉太郎。文化祭は3日目に。
感想
千反田が絡んでくると最終的には断れなくなる。省エネ主義の奉太郎を動かしてしまう千反田の好奇心の強さもありますが、本当に奉太郎が省エネ主義ならば、相手が千反田であろうとも断っているはずなのに、それを断りきれないのは相手が千反田だからこそなんでしょうね。
奉太郎が安楽椅子探偵っぽくなりつつある中、一方では奔走する里志。奉太郎の才能に驚かされるばかりではなく、データベースとしての知識も活用し、事件の謎を解き明かそうと試みています。しかし普段しなれない事をしているためか、気づけない点もあったようで・・・
批判するなら見てから批判してくださいと想いつつ、そろそろ文化祭も終盤です。
文化祭を騒がす怪盗・十文字。奉太郎は何とかして千反田の好奇心をそらし、文集を売る事を考えさせようとするものの、この事件を解き明かす事が古典部の知名度アップにも繋がると里志。
何だかんだで千反田絡みでは最終的に後に引けなくなると分かっている奉太郎。これまで被害にあった部活と、盗まれたものを並べていくと、それは50音順となっていた。「十文字」も読み方を変えれば「じゅうもじ」。「あ」から始まり「こ」に終わるのではないか。となると最後の標的は古典部に・・・?
千反田は壁新聞部に向かい、入須先輩から教わった交渉術を発揮しようとするも、あまりにも直球過ぎて失敗wしかし十文字事件の事を話すと、既に壁新聞部からもカッターナイフが盗まれているという。去り際、古典部のことを壁新聞に書いてくれるように念を押そうとするも、それは相手を信用していない事に繋がるとして躊躇った千反田。
一方の里志はデータベースにしては珍しく現行犯逮捕を試みる。しかし次の標的となった奇術部からは既にキャンドルが1本盗まれていた。奉太郎にそれを話すと、奉太郎は十文字が公演中に盗むとは限らないと気づいていたようで。しかし里志が現行犯を狙っていたとは気づかずに話さずじまい。
摩耶花は摩耶花で漫研の中での居心地は微妙。他の女生徒数名は摩耶花が「夕べには骸に」などという聞いたことも無い読み物を出した事に対して批判を続けようとするも、それを止めたのは意外にも河内先輩でした。「知らないのなら黙っていろ」との意味を含む言葉。自分が知らないからといって、その作品を駄作、けなすなんてもってのほかです。どうやら河内先輩は「夕べには骸に」の製作者の1人と友人だったようで。
なれない交渉をして疲れる千反田。奉太郎が千反田と出会い才能を開花させていくのを見ているだけではなく、自らも事件の謎を解き明かそうとする里志。自分の漫画を見て「夕べには骸に」に100枚も劣る事を感じてしまう摩耶花。そして省エネながらも少しずつ事件について考え始めている奉太郎。文化祭は3日目に。
感想
千反田が絡んでくると最終的には断れなくなる。省エネ主義の奉太郎を動かしてしまう千反田の好奇心の強さもありますが、本当に奉太郎が省エネ主義ならば、相手が千反田であろうとも断っているはずなのに、それを断りきれないのは相手が千反田だからこそなんでしょうね。
奉太郎が安楽椅子探偵っぽくなりつつある中、一方では奔走する里志。奉太郎の才能に驚かされるばかりではなく、データベースとしての知識も活用し、事件の謎を解き明かそうと試みています。しかし普段しなれない事をしているためか、気づけない点もあったようで・・・
批判するなら見てから批判してくださいと想いつつ、そろそろ文化祭も終盤です。