ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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魔進戦隊キラメイジャー 第29話「まぼろしのアタマルド」

2020-10-25 19:25:55 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第29話「まぼろしのアタマルド」

 父:魔進
 母:石
 兄:人間兼石
 …マブシーナの家族構成が凄いことになった第29話は遂にオラディン王復活!

 さて前回プロジェクターゴモリュウによって痛手を負ってしまった魔進たちを治すべく、ハコブーの力でアタマルドに出発!…したはいいものの、そもそもそこはオラディン王の精神が理想郷として作り出した異世界であり、王亡き今となっては病を治癒するミラクルストーンも輝きを失っているとのこと。てっきり語感から「アタマルド→あたまるど→あったまるど(温かくなるよ)」という連想をしていたため、クリスタリアかどっかにある温泉地みたいなもんだと思ってましたが、全く違うものでした(汗。

 そこにあったのは複数の扉。しかしどの扉にも充瑠が持っている鍵がはまるような鍵穴は無い。扉をくぐった為朝たち4人は変身出来ないまま自分自身と戦う羽目に陥っていました。後に充瑠が自身のキラメキでこの難局を突破したところを見ると「自分のキラメキと戦っている」という描写なんですかね?
 一方でヨドン軍側の描写もなされていましたが、ガルザたちがいたヨドン軍の基地には何とオラディン王が石の中に封じ込められていました。どうやらマブシーナの母と同じく、魂を転生させようとしていたのをヨドン皇帝が食い止めているとのこと。これまで何度か充瑠とオラディン王が通じ合っている描写がありましたが、あれもオラディン王の精神が生きているという描写だったのかもしれません。


 そして、充瑠のキラメキが功を奏して、オラディン王がミラクルストーンに宿り、魔進オラディンとして復活!からのハコブーとの合体でグレイトフルフェニックス!あ、頭そういう風に出来るのね…キラメイジンやギガントドリラーもそうですが、頭部の表れ方が割と斬新なキラメイジャーのロボたち。
 華麗な空中戦と豪快な地上戦を繰り広げたグレイトフルフェニックスはとてもカッコよかったです。これで四体の巨神が揃ったわけですが果たして今後どうなっていくのか。にしても、やっぱり合体は無い感じなんですかね…チラッと本をめくった感じだと、マジレンジャーのロボ構成に近い印象を受けました。マジレンジャーもマジキング、トラベリオン、マジレジェンドやウルカイザーがいますが、互いに合体したりはしてなさそうですし。ウルカイザーに限ってはバリエーションがありますが、あれはキングエクスプレスとザビューン、あるいはスモッグジョーキーみたいなもんかなと。昨年のリュウソウジャーがロボ同士どころか各騎士竜同士であれこれ合体出来たのを想うと、対照的な感じもします。

 それはそれとして、晴れてオラディン王も帰ってきてマブシーナや宝路も一安心…かと思いきや、王様、どっか行っちゃいました(笑。自由過ぎる…クリスタリアでも見に行ったのか、はたまた飛べる体を手に入れて地球のあちこちを巡っているのか…まぁ最終的に帰ってきて戦闘で力を貸してもらえれば「結果がオールライト!」なので良いのかもしれません。
 そして何やら行動を始めたガルザ。ガルザも魔進になってスモッグジョーキーと合体して、キングエクスプレスのヨドンバージョン的なのが出来たりするんだろうか。

 ともあれ次回は博多南さんが…?あとヨドンナ様の衣装が普段と違う…?
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仮面ライダーセイバー 第8話「封印されしは、アーサー。」

2020-10-25 18:31:53 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第8話「封印されしは、アーサー。」

 初登場以来出番が無いなと思っていた尾上そらですが、今回再登場。割と覚悟が出来ていて驚かされましたが、それなら何故うっかりアルターブックを開いたりしたんだろうか…

 さて今回は前回手にした「キングオブアーサー」の力を扱えるか苦悩する飛羽真が描かれることに。そんな飛羽真を仲間たちは心配し、飛羽真は周りが見えなくなっていたこと、そして自身が小説家であることを思い出して作戦を立案する…という流れなのですが、何というか「今やる話かなぁ、これ
」と思ってしまいました。
 倫太郎は前回何も言わずにリベラシオンにこもり、賢人も飛羽真にあれこれ背負わせたくないという思いがあるにしろカリバーが父であることは黙っています。そんな彼らから「何かあれば相談して」と言われても、君らも飛羽真に相談しなよ…と思ってしまったのが正直なところです(汗。

 その後の戦闘においても、飛羽真の筋書どおりに話が進むのはやや違和感がありました。戦いを筋書どおりに進めるためには、味方のみならず敵の性格も把握しておく必要があるでしょう。飛羽真がレジエルやストリウス、ズオスがどういった性格の人物なのか把握していたとはとても思えません。そこら辺は倫太郎たちから聞いて作戦を修正したと考えることも出来ますが、あの描写だと「飛羽真が全部考えました」という風に感じてしまいますね。
 加えて賢人と蓮がベストコンビだと言っていましたが、実際の戦闘ではコンビプレーが披露されたようには思えませんし、前回倒したズオスならともかくレジエル相手に何故倫太郎が圧倒出来ると思ったのかとか、なんか、こう…もうちょっと話が進んで、敵味方の戦力や状況を把握した際に描くのであれば納得できるけど、次から次にキャラが出てくる中でやる話の流れではないかなと感じました。

 仮面ライダーセイバーが、文字通り「仮面ライダーセイバー」にファイナルフォームライドする流れは面白かったですけど、盛り上がりどころのはずなのにあんまり盛り上がれなかったなぁ…と。


 そういえばアヴァロンに向かう途中で飛羽真が出会った人物は一体…未来の自分自身とか、そんな感じでしょうか。実は「仮面ライダーセイバー」の世界は、とある人物によって書かれた巨大な一冊の本の中の出来事だった!とか無くは無さそう。

 何故かシャルモンのおっさんと弟子っぽい人物が出てきたところで、また次回。鎧武外伝の宣伝だとは思いますが、それなら凰蓮さんには城乃内を担いででも逃げて欲しかったな…愛弟子を置いていくような人じゃないでしょ…それはそうとライチアームズカッコいいですね…
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ヒーリングっど♡プリキュア 第30話「キャラがバラバラ?動物園の休日」

2020-10-25 18:09:58 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第30話「キャラがバラバラ?動物園の休日」

 前回までの話で「のどかたちの担任の名前が円山先生」だと覚えていた視聴者は一体何人いたのでしょうか…

 さて今回はサブタイトルどおり動物園で休日を過ごすのどかたちが、担任の円山先生と息子の孝太と出会うお話。動物が大好きな孝太は友人の秀一と「ライオンとトラ、どっちが強いか」で喧嘩中。そんなあなたに仮面ライダーオーズ。終盤結構出番の多いラトラーターコンボ、カッコいいよ!(笑。
 孝太は秀一と意見が合わないことに不満を抱いていたものの、のどかたちは見たい動物や食べたいものこそバラバラだが、それ故に自分では気づけなかった魅力に触れることが出来てとても楽しそうにしていました。キャラがバラバラだと孝太たちのように喧嘩することもあれば、のどかたちのように世界を広げることも出来るというお話でした。

 てっきりのどかたちが孝太と秀一の間に入ってアドバイスをする…という流れかと思いましたが、アドバイスの役は父親であり教師である円山先生が担い、のどかたちは行動でキャラがバラバラなことの良さを示す役割でした。戦闘でも「それぞれ個性が違うからこそ、見えてくるものもある!」的な話をするかと思っていたものの、そういったこともなく。孝太たちが自分たちで問題を解決していたのはちょっと意外でした。
 あと、円山先生ものどかたちのキャラが違うというのは担任故に把握しているようでしたが、クラス内での描写がそんなに無いので、説得力にはちょっと欠ける気はしますね…

 で、ある意味今回のメインであるビョーゲンズ側、まずはダルイゼン。今回も「生きてるって感じ」と呟いていましたが、これも今思えばのどか由来だったんだなーと。そして何よりも、のどかに対して「元気?」という言葉を投げかけるダルイゼンが印象に残りました。のどかが元気になったのはダルイゼンが出ていったからであり、しかしそれによって地球が蝕まれようとしているわけですから、たった一言で物凄くのどかを煽っている感じが伝わってきます。

 続くシンドイーネはキングビョーゲンの一番になりたいと願うがあまり、何と自らにメガパーツを注入。これが暴走したのが最近CMでちょくちょく出て来る弓矢のお披露目相手かと思いきや、何とシンドイーネはすんなりパワーアップ。これでキングビョーゲン様の一番になれる!…わけは無いと思います。だってダルイゼンもグアイワルも、同じテラビョーゲンなら出来ることでしょうし…いずれメガパーツをもっと大量に取り込んで暴走しそうだなぁ、シンドイーネ…

 次回、何やらメガビョーゲン以上にヤバそうなのが出てきそうですが、これがギガビョーゲンと呼ばれるようになったりするのかな?いずれにしろ、人間をビョーゲンズに変えてしまえるのは非常に厄介ですが、如何に対処するのか、気になるところでまた次回。
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ウルトラマンZ 第18話「2020年の再挑戦」

2020-10-25 06:40:19 | ウルトラマンZ
ウルトラマンZ 第18話「2020年の再挑戦」

 ご昭和ください彼の名を!というわけで今回は54年の時を経て誘拐怪人ケムール人の再挑戦!

 そもそも最初の挑戦であった54年前の話というのは、ウルトラQ第19話「2020年の挑戦」になります。直前の第18話には今回その性質故に誘拐されてしまった地底怪獣パゴスも出てきます。
 神田博士の著書「2020年の挑戦」に記されたとおりに次々と起こる誘拐事件。その元凶は500歳という長寿を得ながらも肉体の老化だけは止められなかったケムール人によるものだった。果たして2020年の時間を持つケムール人を倒し、誘拐された人々を救うことは出来るのか…という物語。「再挑戦」の劇中で語られたとおり、民間人と警官隊の活躍が光る名作です。そんな彼らをジャグラーも賞賛してくれたのが凄く嬉しかったです。

 「挑戦」に出てきた著書「2020年の挑戦」は、今回の再挑戦においてもカオリが読んでいた本として登場。
 観覧車は当時ケムール人が破壊したものと同様のデザインだったと思います。ケムール人といえばあの独特な走る様が有名かと思いますが、観覧車もまたケムール人に欠かせないものですね。「ウルトラ怪獣名鑑」でも一緒にフィギュア化されていたかと。
 また、ヨウコ先輩がカオリの後を追って入った倉庫にあった木馬は「挑戦」のラストシーンに登場したものでしょうか?

 今回の「再挑戦」においても、あの観覧車が登場していましたが、他の遊具が取り壊されていたにも関わらず、何故あの観覧車だけが残っていたのか。もしかすると、ケムール人に破壊されたため新造することになり、その結果、他の遊具よりも比較的新しかったから、今も壊されずに原型を留めているのかもしれませんね。単に壊すの大変だからとか言わない(汗。


 さて話を「2020年の再挑戦」に移しますと、全体的にどこか静かな雰囲気が漂っており、色合いもやや薄めというか暗めだったのは、ウルトラQを意識してのことでしょうか。
 ハルキが出会った謎の女性カオリ。ハルキが「怪獣退治の専門家」だと知ると、自分を殺して欲しいと願う彼女の真相とは…な、お話で、ハルキの優しさとカオリの強さが描かれていました。

 カオリの事情はケムール人本来の目的を考えると納得のいくものだったのでした。
 54年前の「挑戦」においても、ケムール人がある人物に化ける描写がありました。しかし今回の状況を鑑みるに、あれは化けていたのではなく、あの時既に融合が進んでいたのではないか?とも考えられると思います。その後の対応が功を奏しただけであり、ケムール人の弱点であるアレが無ければ危機的状況だったのではないかと。
 加えて「挑戦」のラストはあんな感じですから、ケムール人を倒して「終」とはならないのは54年前に描写済み。今回の再挑戦で改めて「挑戦」が恐ろしいものだったと認識しました。


 ゼットさんは補修(ボイスドラマ参照)の甲斐あってか、ケムール人の消去エネルギー源を警戒。ベリアロクも消去エネルギー源が詰まった爆弾が異次元空間で爆発させるべく力を貸してくれたわけですが、肝心のハルキは事情が事情なだけに手が出せない。最強のデルタライズクローであれば消去エネルギー源にさえ気をつければ楽勝かと思いましたが、こうくるか…
 今回もベリアロクのおかげで何とかなりましたが、出来ればゼットさんももうちょっとハルキに声をかけて欲しかったかなと。急かしてはいましたが、こう、相棒としてもっとこう…

 「挑戦」のラストはアレでしたが、「再挑戦」は穏やかな雰囲気に包まれたまま幕を閉じることに。カオリの事情を考えると万事解決ハッピーエンド!とはいいがたいものの、そこはハルキのフォローが光っていました。


 と、いった感じの再挑戦、堪能させてもらいました。改めて「2020年の挑戦」がどれほど恐ろしいものだったかを知り、そして人間の体が衰えた時再びケムール人がやってくるという「2020年の再挑戦」が今回で終わりではないということを思い知らされた話でした。
 そして次回!あのヒーローが!銀河連邦遥かに超えて!光と共にやってくる!「最後の勇者」ってのは「Z」だからですかね?名前の由来はあまり考えてきませんでしたが、「自分が倒れても他の誰かが戦ってくれる」と油断せず、いつだって自分が最後だという覚悟と責任を背負って戦うべきだとか、そういった意味も込められているのでしょうか。
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