ひびレビ

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相棒19 第20話(最終回)「暗殺者への招待~宣戦布告」

2021-03-18 07:31:38 | 相棒シリーズ
相棒19 第20話(最終回)「暗殺者への招待~宣戦布告」

 前回に引き続き、加西を狙う暗殺者の正体等に迫るお話だったわけですが…突然の幕引きや、恐ろしい笑顔の暗殺者、冠城くんの「我々、喧嘩売りに来てるもんで」以外あまり印象に残らない話でした。

 結局のところ犯人の一人は捕まったものの、犯行を指示したと思しき人物は捕まらず、直接手を下した暗殺者の行方も知れないまま。前回と併せて2話2時間半、第1話と第2話も合わせると4話4時間超も費やした結果が次のシーズンへの繋ぎというのはどうなのかなと。
 犯人の目星はついているのにいつまで経っても決定打が無いまま時が過ぎていくのは、見ていてあまり面白くありませんでした。権力者を絡めると話のスケールは大きくなりますが、事件解決の爽快感には欠けますね…
 ラストではサブタイトルどおりの「宣戦布告」が行われたものの、その相手は魅力的な悪役ではなく単なる一権力者に過ぎない印象を受けたので、対決に興味が湧きづらいです。


 といった感じでシーズン19も最終回を迎えました。ぶっちゃけ、これまで見てきた「相棒」シリーズの中で一番微妙なシーズンでした。
 「一夜の夢」「欺し合い」「人生ゲーム」は面白かったですが、開始から年末にかけての話はあまり面白くなく、年明けあたりからエンジンかかって来たけど最終的に失速した印象を受けました。全体通して「もう一度見たい」と思える話は少なかったですね。

 今シーズンでレギュラーとなった出雲麗音ですが、彼女は「相棒」という作品をどうしたいがために登場したキャラクターだったのか、私には分かりませんでした。
 時折登場する美彌子とは違い、毎回現場で活躍する女性刑事を描きたかったのかもしれませんが、その割に序盤の扱いは良いとは思えず、後半にかけて伊丹と芹沢との関係性も安定してきたものの、結果的に「出雲がいてよかった!」「出雲がいたから話が面白くなった!」と感じる場面は少なかったかと。拳銃で撃たれた苦しみを銃の所持者に訴えかけるシーンがありましたが、芹沢も撃たれたことありますし…
 1シーズン経っても出雲の魅力がどこにあるのかイマイチ理解出来なかったので、次のシーズンがあるならば、もっと出雲の魅力を引き出す話を描いて欲しいです。

 ともあれシーズン19は終了。ありがとうございました。
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相棒19 第19話「暗殺者への招待」

2021-03-11 07:20:54 | 相棒シリーズ
相棒19 第19話「暗殺者への招待」

 シーズン序盤を騒がせたVR上の仮想国家「ネオ・ジパング」を管理する加西に再び迫る物語。罪から逃れた加西は更に根回しを行った結果、出雲を銃撃した張本人である朱音静は供述を翻し、そもそも加西が関与していなかったことになってしまうなど、やりたい放題。

 今回は前篇ということもあり、如何にして現状に至ったかが説明されていましたが、その分ちょっと退屈ではありました。そもそもこの事件に関しては1・2話の時点であまり興味を魅かれなかったのもあって、計4話も費やさなければならないほどの事件か?という気持ちが強いです。
 加西を狙う暗殺者とは誰なのか?やたらと挑発的な弁護士は何を企んでいるのか?という謎や、鶴田内閣官房長官ら大物の登場こそ描かれていたものの、そんなにハラハラもドキドキもしない展開でした。色々な手続きを考えると1から3話で連続して描くことが難しい話だとは思いますが、最終回拡大スペシャルとかでビシッと決着をつけても良かったんじゃないかなと思ってしまいます。

 加西を狙う暗殺者やら、パソコンにハッキングをしかけた人物については、どうにも特命係や青木が一枚噛んでそうな気がしてなりませんが、果たして。ともあれ次回でシーズン19最終回。
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相棒19 第18話「選ばれし者」

2021-03-04 07:48:46 | 相棒シリーズ
相棒19 第18話「選ばれし者」

 今回ラストで流れてたBGM好き。

 さて今回は小説「魔銃録」の作者が銃で殺される事件が発生。これ以前にも小説を真似て代議士を襲っていた人物がおり、今回使用された銃と同じ線条痕、人間でいう指紋のようなものが一致していたとのこと。その真相を確かめるべく、右京さんと冠城くんは科学警察研究所へ赴くことに。
 代議士襲撃の際には拳銃が送られてきたこと、犯罪に対する見解を述べた論文があること、あとは先週の次回予告のセリフを思い出しながら、大体の流れは掴めていましたが、犯人だと思っていた人物が途中で命を落としたので、やっぱり私は特命係にはなれそうにもないです(苦笑。

 今回の事件で印象に残ったのは、出雲の説得と犯人の信念の二点。
 出雲に関しては直近で銃撃されたことがあるという経験から、その痛みや辛さを相手に訴え、その手を降ろさせることに成功していました。身元を示すものを一切持っていなかった「魔銃録」の作者の遺体を見て、すぐに作者だと気が付けたのも、銃撃された経験から彼の小説を読んでいたのかもしれません。こうした出雲ならではの活躍があるのは嬉しいですね…え?芹沢も「ピエロ」で撃たれてた?…シ、シーズン10の話だし、9年前だし…(汗。

 あとは犯人の信念ですね。特命係に真相を暴かれ、右京さんに「愚行」と告げられてなお自身の「実験」の非を認めず、右京さんを睨みつけたまま終わるという後味の悪さが残りました。「突発的で理不尽な暴力は誰にとっても無関係じゃない」という部分だけを切り取れば綺麗なことを言っていますが、実験を遂行するためには殺害すらも「ノーペイン、ノーゲイン」だと言ってのける姿勢には狂気すら感じました。
 この後伊丹さんたちに逮捕されることにはなるんでしょうけども、刑務所内ですら何かしらの実験を続けそうな気がしてなりません。「突発的で理不尽な暴力」を受けた犯人自身が、今度は銃を送りつけたり実験のために人を殺したりと、周囲に「突発的で理不尽な暴力」を振りまいているように感じました。

 次回はVRの話再び。これまた前後編なのか、はたまた次週で決着がつくのか。
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相棒19 第17話「右京の眼鏡」

2021-02-25 07:02:34 | 相棒シリーズ
相棒19 第17話「右京の眼鏡」

 右京さんの身に着けている物シリーズ?だと、神戸くんの時に「右京のスーツ」、カイトくんの時は「右京の腕時計」があったなーと思い出していた今回は、田崎眼鏡のお家騒動に関連する事件。

 事件に関しては説明不足からのすれ違いによるものであり、そこにはどうしても話せない事情が…あったのは分かりますが、一部始終を見ていると被害者も誤解されてしまいそうな言動をしていたようにも見えました。感情が昂っている犯人に「これ以上あなたとは話したくありません」と告げるのは逆効果ですし、誤解されそうな部分だけを断片的に伝えたのもまずかった。犯人も被害者のことは信頼していたようですから、もっと落ち着いて真摯に何も話せない旨を訴え続けるほかに手は無かったかと。

 意味ありげに弁当やら眼鏡が映ってはいたのは分かってましたが、途中まで真犯人は次男だと思ってました(汗。自分が社長になるために次期社長とされた赤の他人の渚を殺し、その罪を兄に着せる。次に母親である社長に精神的ショックを与えて間接的に殺害するべく、自分が次期社長であることをPRするかのような動画をタイミングを計って公開。あとは妹をどうにかすれば…という流れだとばかり(汗。
 
 また、今回田崎家の次男と長女(妹)は「息子が人を殺したことを知って、苦しみながら最期を迎えること」を避けるために、母親をその情報から遠ざけていましたが、母親が薄々隠し事に感づいていたこともあり、冠城くんは「真実を伝えるべきだった」、右京さんは「母親というのはそういうもの」と兄妹に告げていました。
 ここら辺で神戸くんの時の「聖戦」を思い出しました。あの時の右京さんは、今回と同じく優しい嘘であっても警察官の矜持に反すると拒んでいました。優しい嘘であっても嘘は嘘。相手を思いやってのことだったのに、隠し通そうとするたびに相手と溝が生まれ、不信感に繋がってしまう。嘘を貫き通すことは難しく、真実を伝えることもまた難しい。しかし、どんな真実であろうと子供のことに責任を持とうとするのが、右京さんの考える「母親」なのかもしれませんね。

 今回は青木の盗み見が思わぬ形で功を奏した結果になりましたが、丸くなったように思えて、相変わらず青木は青木なんだなと。右京さんたちに部屋に上がられた時は壁に貼ってあった写真に気づかれたりするのかと思いましたが、そんなことはなく。青木のことですから、いつ誰が来てもいいように、人目につかない場所に隠してそうですね。

 泥沼の家族関係に陥っていた田崎家でしたが、救いのあるラストでホッとしたところで、また次回。
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「裏相棒1~3」を見て

2021-02-24 07:20:47 | 相棒シリーズ
 先日WOWOWで「相棒」の劇場作品一挙放送と共に「裏相棒」も1~3、全て放送されたので初めて視聴しました。

 本作は伊丹、芹沢、三浦さん、米沢さんを中心として繰り広げられる2~3分程度の短編作品。
 「裏相棒」は最初の劇場版、角田課長が加わった「裏相棒2」は「米沢守の事件簿」、内村刑事部長と中園参事官も登場する「裏相棒3」は劇場版Ⅳの公開に併せて放送されていたとのこと。

 まずは「裏相棒」。こちらは全8話で、音楽を聴くと体が勝手に踊り出してしまう三浦さんや、張り込み中の暇つぶしに始めた警察用語しりとりにガチになり始める伊丹たち、好みのタイプを語る伊丹などが描かれています。右京さんや亀山くんは出てきませんが、右京さんは裏で古代ムー大陸の文字を解読したり、超小型の爆弾を解体したりと万能っぷりを見せています(笑。
 その他にも普段と店主の違う「花の里」が楽しめたりと、3作品中で最も話数も多く、一番楽しめるシリーズになっているかなと。

 続く「裏相棒2」は全4話。角田課長も1話だけ登場します。個人的には第1話の「宿直の夜」における、伊丹と芹沢が三浦さんのいびき対策に明け暮れる様がお気に入り。大声を挙げて問い詰めていたが故の伊丹の「致命的なミス」も面白かったですね。
 普段とは違う、でも実際にやっててもおかしくなさそうなのがまた良い。

 で、最新(2017年放送)の「裏相棒3」は全4話。第1話におけるあだ名の件は面白かったですが、それ以外は劇場版の宣伝要素が強すぎて、正直あんまり面白くなかったです(汗。劇場版と同時期の放送ということを考えれば正しい内容なのかもしれませんが、宣伝要素があまり感じられなかった前2作品から立て続けに見てしまうと面白みに欠けているような印象を受けました。一応、最後の話は「裏相棒」1話でやった「記憶を無くす薬」を彷彿とさせているんでしょうか…

 といった感じの「裏相棒」シリーズでした。そういえば最近も配信作品があったそうですが、配信サイトはニコニコとYouTube以外お世話になっていないので、見る機会は無さそうです。
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相棒19 第16話「人生ゲーム」

2021-02-18 07:47:43 | 相棒シリーズ
相棒19 第16話「人生ゲーム」

 今回は本物のお金で繋がった偽りの友情と、偽りのお金で繋がった真の友情のお話。

 急成長を遂げた激安スーパー社長の息子が誘拐されたものの、社長は警察に相談せず、冠城くんがこっそり訪ねてきても追い返す有様。一方さらわれた子供も騒ぎ立てるでもなく普通に犯人の家で過ごしており、右京さんたちも何故かその状況を静観…という不思議な導入でしたが、次第にそれらの理由が解き明かされていき、真の犯人が明かされた時は衝撃でした。
 これまでの「相棒」においても同様のケースは存在していましたが、その目的は両親の仲を取り持ちたいといった優しさからだったと思います。しかし今回は純粋すぎる悪意によるもの。無邪気に動機を語りだす様からは邪悪さがにじみ出ていました。

 今回の事件をいち早く教えてくれたのは、親から虐待を受けていた影山将という少年でした。彼の「友達を助けて欲しい」という想いに応じて特命係は動き出すことに。あのような過酷な状況下においても、将が自分のことよりも友達を優先する優しい心の持ち主で居続けられたのは、友達との交流があったからこそなのでしょう。友達も辛い境遇にあるにも関わらず相手を思いやっており、血の繋がり以上の固い絆を感じました。
 また、「人生ゲーム」の用い方も素晴らしかったですね。マスの一つ一つから彼の優しさを感じられます。人生をゲーム感覚で軽んじている人間の一方で、人生に絶望しかけていた少年を、人生には楽しいこともいっぱいあるとゲームを通して教えるという対比も良かったです。

 捜査一課の3人もだいぶ交流が深まってきたようで。芹沢も出雲を仮免扱いするまでに至ったかと思えば、伊丹の苦手なものを買ってきたというだけで廃止したりと、良い感じに先輩風を吹かせていましたね(笑。伊丹も苦手なものを明かされても気にしておらず、今後も付き合っていく相手だからこそ好みや苦手なものを教えたのかなと感じました。

 今回は残念なゴールにたどり着いてしまった者もいましたが、またここからやり直すことだって出来る。そんなことを感じた第16話、素晴らしかったです。次回はメガネにまつわるお話。
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相棒19 第15話「薔薇と髭の不運」

2021-02-04 07:35:14 | 相棒シリーズ
相棒19 第15話「薔薇と髭の不運」

 シーズン18でヒロコさんが再登場した際は本気で「髭の里」ルートかと思いました。

 さて今回はヒロコさん再登場。またも事件に巻き込まれた彼女の護衛に出雲がつくことに。ソリが合わず、ヒロコが溺愛している人物を出雲が疑ったことで護衛を解雇されつつも、彼女の身を守るため密かに張り込んでいたりと、頼れるところを見せてくれました。出雲のこういう活躍が見たかったんだよ…!
 ヒロコは最後まで彼女を「おかちめんこ」と称しつつも、口には出さない「友情」を感じていた様子。一方で右京さんたちの新しい憩いの場を提供する茉梨には「嫉妬」を覚えているようで、相棒の新女性陣との絡みが一気に増えたヒロコママ。この調子で次のシーズンにも出て来るんですかね。

 事件はヒロコにとっては辛い結末を迎えることに。これが陣川くんなら、「こてまり」で泣き崩れているところでしょうけども、ヒロコの場合は一人お店で泣いていました。仮に右京さんたちがあの場にいたら、行き場のない怒りや哀しみを右京さんたちにぶつけてしまいかねないから、敢えて一人を選んだんでしょうかね。それでもいつまでも泣いてはいられず、ひとしきり泣いたら立ち上がる。強い人です、ヒロコさん。
 また、事件には最近流行り?の宅配サービスも絡んでいました。終盤、青木も犯人逮捕に一枚噛んでいましたが、何とも意地の悪さがにじみ出ている、いいポジションだったと思います(苦笑。
 
 それにしても、新トリオザ捜一も少しずつ形が決まってきたように思えます。厳しいが頼れる最年長の伊丹、ちょっと頼りない中堅の芹沢、最年少だが根性は一人前の出雲といった印象を受けます。本当、初期のパワハラ・セクハラまがいの芹沢が続かなくて良かった…こういう形のトリオなら安心して見ていられます。芹沢は先輩風吹かせつつも苦労人ポジションが似合っているような気がしますし。

 そんなこんなでまた次回。
 
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相棒19 第14話「忘れもの」

2021-01-28 07:28:10 | 相棒シリーズ
 字幕を表示していなかったら「月次訪問」を「月並訪問」と勘違いして、あの曲が「藁の中の七面鳥」だと知ることは無かったであろう第話は、

 今回は「こてまり」こと小出茉梨さんが、ひょんなことから暴力団に狙われた同級生・中迫に協力する羽目に。茉梨が加入した際に抱いた印象が「事件に関わりやすそうな人」でした(汗。

 追われる中迫の事情を知った茉梨は、右京さんたちに普段と変わらぬ声色で電話したり、中迫宅を訪れた追手に物怖じせず応じたり…と、肝が据わった様を見せていました。これがたまきさんや幸子さんが同じような境遇に立たされたとしたら…あれ、案外同じような対応する…?
 声色に変化はあるかもしれませんが、幸子さんは幾度も修羅場を経験していますから、姉のフリをするぐらいはしそうですね。たまきさんは右京さんの奥さんでしたから、それ相応の覚悟はあったでしょう。

 でもあの切迫した状況で中迫が何を回収していたか見ていたとは…やっぱ鋭い人だなぁ…と思っていたら、一方で可愛らしい一面もあって、今回で茉梨さんの印象が変わりました。茉梨は様々な繋がりを持っているため、油断ならない感じを覚えていたのですが、彼女もまた淡い恋心を抱いた青春時代を送った、普通の女性なんだなと感じられる良い話でした。

 また、1対2で凶器を持っている相手にも全く動じにあしらう冠城くんがカッコよかったですね。そして青木はあの店の近く、というか右京さんと冠城くんの周辺を探って何をしてるんですかね…気の緩んだ際にボロを出さないか虎視眈々と狙っていたのだろうか。

 忘れものを届けようとしたら、忘れられない過去と再会し、人として忘れてはならない心を取り戻せた。そんなこんなで次回は、前シーズンに引き続きヒロコママ登場!何やら出雲が警護につくようで…?
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相棒19 第13話「死神はまだか」

2021-01-21 06:52:21 | 相棒シリーズ
相棒19 第13話「死神はまだか」

 青木役の浅利陽介さんが落語家の弟子「林家亭うどん」役で出演されている「タイガー&ドラゴン」。見よう!今回の和服の青木の妙な既視感がそれでした。DVD買って見返すぐらい好きなドラマです。ちなみに2005年放送…16年前?(汗。
 

 さて第13話は落語を主軸に据えた、不思議な雰囲気漂う話だったなーと。
 演目「死神」を披露した後に、本当に亡くなってしまった林家團路。そんな師匠にすがる弟子たちの供述や仕草がいちいち芝居がかっており、誰も彼もが怪しく見えていました。結果的にその感覚は間違っていなかったわけですが、殺害の方法については意表を突かれるものでした。

 弟子のみならず週刊誌にも落語界一のスケベであると認知されていた團路。実際、女性の弟子に対して面白がって「うん子」「路里多」といった名前をつけたり、夜に体調不良を装って迫ったりと、見ていて心底嫌になるセクハラが横行。加えて事件の裏で行われていたとある行動についても、落語を楽しみにしてきている人たちの心を、一時とはいえ不安にさせるのは褒められたことではないでしょう。
 いずれの行動にしても「芝居とは思えない」と周囲に感じさせるあたり「さすがは師匠」なんでしょうけども、その熱意を他に向けて欲しかったんでしょうね…「自分が面白いと感じること」は大事だと思いますが、「自分だけが面白いと思っている」のでは駄目でしょうに。
 
 しかし「俺は杉下、お前のことは高く評価しているが…」「特命係への協力を惜しむな」など、内村部長の発言がいちいちこれまでと違い過ぎてビックリしますね…これまでなら「落語協会から苦情が入った」とか何とか言って右京さんたちを説教していたでしょうに。本当にこのままの内村部長で話が進んでいくんだな…案外この後、もう1回頭に衝撃を受けて元に戻ったりしそうな気がしないでもない。

 また、出雲に関しても前回と今回でだいぶ馴染んできた感がありますね。改めて登場初期に圧力をかけられたり、セクハラまがいの言動をしていた芹沢は何だったのかと…出来れば今シーズン中に伊丹、芹沢との交流を深めるような回が欲しいところですが。

 舞台上での出来事ということで、神戸くんの時の「マジック」を思い出したところでまた次回。しかし、あの方の声を聴くと、どうにも「ハッチポッチステーション」が見たくなりますね(苦笑。


余談
 團路が披露した演目「死神」は「アイドルマスターシャイニーカラーズ」のイベントコミュ「many screen」で知りました。あれも本当に名作でね…最初はオンラインでの朗読劇に向けて頑張る放課後クライマックスガールズ!って感じで始まったのが、小宮果穂の迷いと決意の物語に繋がっていくのが素晴らしくてね…
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相棒19 第12話「欺し合い」

2021-01-14 07:52:43 | 相棒シリーズ
相棒19 第12話「欺し合い」

 現状今シーズンで№1の話だった第12話は詐欺グループとの騙し合い。

 詐欺グループ摘発のために、潜入捜査に踏み切った冠城くん。詐欺の電話を掛けるフリをして、どうにかこうにか右京さんと連絡を取り合う中で背後に「伝説の詐欺師X」を騙したという「伝説の詐欺師Z」が関わっていることが明らかとなり…といった事件。
 詐欺グループのボスは誰なのか?伝説の詐欺師XやZとは何者なのか?青木が関わっている誘拐事件との関係は?あの手この手で詐欺グループに対抗する右京さんたちの戦略や、裏の裏まで疑わなければ見えてこない事件の真相など、最後まで気が抜けない非常に見ごたえがある話に仕上がっていたと思います。

 咄嗟にストーリーを作り上げる右京さんと、それに応じつつ周囲に疑われないようにヒントを伝える冠城くんの大胆さは見事でした。それらが上手くかみ合って事件解決に至ったわけですが、敵が本領を発揮していたらヤバかった…恐らく本来の目的を遂げるために敢えて何もしなかったんでしょうけども、本気を出されていたら事件解決は更に困難なものとなっていたでしょうね。
 にしても右京さんと冠城くんが味方だったから良かったようなものの、敵に回ればこれほど恐ろしい存在も無いでしょう。アイツが言っていたこともあながち間違いじゃないというのが何とも。

 今回の一件、結果的には犯人たちの逮捕で幕を閉じたものの、当の犯人たちは全く凝りておらず「負けても自分に課されるペナルティは少ない」「負けてもまた次がある」といった軽い気持ちでいるように見えました。そんな、どこか後味の悪さが残りそうなところを、豪華な料理に舌鼓を打つ角田課長で緩和した感じのラストも良かったですね。

 神戸くんとの「9時から10時まで」も見たくなったところで、また次回。
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