ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダー剣 第49話(最終回)

2021-03-08 07:56:43 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第49話(最終回)

 遂に訪れたブレイド最終回。無限湧きするダークローチを止めるためには、始=ジョーカーを封印する他ない。これまで街中にはびこっていたダークローチたちは遂に屋内への侵入を試みたうえに、飛行能力まで発露。被害は列島全域に及んでいるというニュースが流れていましたが、空も飛べるようになったということは、被害は世界にも拡大しかねないということ。
 橘さんは烏丸所長により助けられて無事だったものの、バックルは既に破損。睦月は負傷。始はジョーカーとしての闘争本能を抑えきれず、警察でもダークローチ掃討は不可能。

 このような絶対的な状況をたった1枚でひっくり返す「切り札」こそが剣崎一真その人でした。「切り札は自分だけ」「ジレンマ(始を封印すれば世界は救われる)に叫ぶ声は不可能を壊してく」といったOPの歌詞はこのEDを暗示していたのでしょうか。
 超久々に戻ってきた烏丸所長は、剣崎が負担の大きいキングフォームで戦っている意味をいち早く察し、「本当にジョーカーを封印するつもりなのか、それとも…」と尋ねていました。そんな所長に対して優しく、どこか哀し気な笑みを見せる剣崎が何とも切ない。ここで烏丸所長が剣崎を止めなかったのは、剣崎の考えのみならず彼の覚悟が変わらないことも察してしまったのでしょう。

 その方法とは「剣崎がジョーカーになること」。アンデッドが2体いればバトルファイトは終わらず、ジョーカーが勝利者になることは無い。第3話で用いられたパスワード「Double Joker」はこのことを暗示していたとしか思えません。
 いち早く烏丸所長が察していたことと併せると、バトルファイトにおけるジョーカーの強さを把握していたが故に、万が一ジョーカーが勝ち残った際の対応策として、トランプに2枚のジョーカーがあるように、もう1体のジョーカーを生み出すことが対抗策として考えられていたのかな。とはいえそう簡単に用意できるものでもないはず。もしかするとケルベロスは本来もう1体のジョーカーになりうる存在として研究されていたのを天王路が悪用したとか、そういう流れもあるのかな。

 敢えて始を「ジョーカー」と呼ぶことで本気を出させ、自らはキングフォームに変身。戦いの中で剣崎はとうとうジョーカーになり、滅びは中断…人類や世界は救われたものの、剣崎の運命に抗う戦いは終わらない…何とも壮絶で悲壮な決意に満ちたラストでした…
 最初の頃は剣崎から始に近づこうとして拒絶されていたのに、最終回では剣崎が始を「近くにいてはいけない」と拒絶することになるとは思いもしませんでした。始を含む世界を救えたことにどこか嬉しそうな剣崎の一方で、始は剣崎の選択に驚愕しつつ目を潤ませているように見えました。もしかするとジョーカーとして剣崎と戦っていた最中、始は泣いていたのかな…

 そして「お前は人間たちの中で生き続けろ」「俺たちは二度と会うことも無い。触れ合うことも無い。それで良いんだ」…何でこんな哀しすぎる台詞を笑顔で言えるんだよ、剣崎…

 
 こうして「仮面ライダー剣」の物語は幕を閉じ、仮面ライダーブレイドとしての戦いは終わりましたが、ジョーカー・剣崎一真の戦いはこの先も続いていくことに。穏やかな日常に戻った始の周囲に剣崎はいない。それこそが剣崎が今なお運命と戦い続けている証なのでしょう。
 始のラストシーンは、天音ちゃんたちのもとへの帰り道。その後に映し出されたのは、砂の上に一筋だけ刻まれた細く長い道。人間の中で生き続けていく始と、隣を歩く者は誰もいない孤独な世界で戦い続けていく剣崎の対比を表しているようでした。



 …といったところで、仮面ライダー剣、全49話視聴しました!いやーあっという間でしたね。序盤から早々に仲間割れしたり精神的に追い詰められていたかと思えば、中盤以降は少しずつアンデッドも含めた登場人物間の関係性が変わり始め、そして終盤は遂に4人のライダーが力を合わせて巨悪に立ち向かうという熱い話のまま終わるかと思いきや、哀しすぎる結末を迎える…という流れからは目が離せませんでした。
 正直本作に関しては「オンドゥル語」などの印象が強かったのですが、こうして全話通して見るとドラマが非常に面白いこと、ちょくちょくバイクに乗ってくれるから「仮面ライダー」感も強いこと、登場人物たちが敵味方問わず魅力的であること、トランプの要素が話にきっちり落とし込まれていることなど、作品そのもの面白さを理解出来ました。
 ネタだけが話題になっているのではなく、ドラマ部分がしっかりしているからこそ、今なおネタも語り継がれているのでしょうね。今回こうして「仮面ライダー剣」にきちんと触れることが出来て、良かったです。

 1年間、ありがとうございました!次の配信は…順番的には響鬼だけど、フォーゼ⇒ファイズ⇒ブレイドと来ているから、一旦戻ってウィザードとか…?
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仮面ライダー剣 第48話

2021-03-01 07:43:52 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第48話

 前回橘さんが命がけでギラファアンデッドを封印した結果、無数のダークローチが際限なく出現し、人々はパニックに。剣崎と睦月はたった2人でダークローチを撃退し続けたようですが、一個体の強さはさほどでは無いにしても昼夜問わず、物量で攻め込んでくるダークローチを前にさすがの剣崎たちも疲労困憊。仮にここに橘さんや始が加わったとしても、たった4人で、人類を滅ぼさんとするダークローチを相手し続けるのは無理だったでしょうね…それでも諦めて戦いを辞めるわけにもいかない泥沼の状態が続いていました。

 剣崎は「リモートでアンデッドを解放すればいいのでは」と考えましたが、既にバトルファイトが決しているためリモートは使用不可。じゃあギラファアンデッドを封印する前に、嶋さんかタイガーアンデッドを解放していればどうなったかというのも気になるところですが、永遠に終わらないバトルファイトの宿命を始と解放されたアンデッドに押しつけて自分たちは平和を満喫する…という気持ちになれたかどうか。
 加えて、リモートで解放されたアンデッドがバトルファイト的にどういう扱いなのかもわかりません。敗者復活なのか、はたまた解放した本人の戦力にカウントされるだけで復活扱いにはならないのか。ルールの分からないバトルというのはやりづらいものですね。

 いつ終わるとも知れない戦いに向かおうとする睦月に、望美は「行かないで」と声をかけた後、ハッとした表情で口元を抑えていました。睦月の帰りを信じ続けた強い子だなと思っていましたが、大事な人が肉体も精神もすり減らしていくのを黙って見ていることも出来なかったのでしょう。加えていつ怪物に襲われるか分からないという不安もある。「行かないで」と言っても睦月が行くことは分かっていたし、睦月を迷わせてしまうことが分かっていたけれども、口に出さずにはいられなかった…望美がこれまで抑えていた不安や寂しさが、ここに至ってつい口に出てきた、という感じで印象的なシーンでした。

 望美のもとに帰ると約束した睦月は、相川始=ジョーカーの封印を決意。しかし戦いの最中において天音ちゃんたちの話題を出すなど、彼なりに最後の最後まで始を信じて封印しない道を模索していたようにも思えます。本当、ここ数話でめちゃくちゃ頼もしくなりましたね、睦月…ですが、ダークローチの生成は始にすらどうにもできない現象。目の前のダークローチを従えることは出来ても、既に無数に存在するダークローチ全てを、常に支配下に置き続けることなど出来はしないでしょう。その間に始の精神が壊れてしまいそうです。

 橘さんは行方不明、睦月は負傷、始は本能に逆らえない。残る仮面ライダーは剣崎ただ一人。始を封印するしかないと思われるこの状況下において、一筋の光を見出した剣崎の作戦とは一体何か!…まぁ、ジオウの件もありましたし、知ってはいますが、こういう流れで決断したのか…
 次回、遂に最終回!
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仮面ライダー剣 第47話

2021-02-22 07:36:27 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第47話

 いよいよクライマックス目前の今回は、ギラファアンデッドを相手に橘さん大活躍!

 天王路が亡くなり、アンデッドを封印する力を持つケルベロスのカードだけが残ることになった前回。ギラファアンデッドはこの力を持って、以前は逃げるしかなかったジョーカーを封印し、バトルファイトの勝利者になろうとしていました。始の運命が変わったあの雪山において、今に続く因縁の戦いが繰り広げられていたとは。
 仮にこの状況下でケルベロスのカードが無ければ、ギラファアンデッドはジョーカーを封印することが出来ず、一方で剣崎たちには封印されるというかなり不利な状況。であれば、聡明なギラファアンデッドのことですから、始の提案に乗って永遠に終わらないバトルファイト、2体のアンデッドが互いに干渉しないまま暮らし続けるという未来を選んでいたのかなと。

 ギラファアンデッドとの戦いで負傷した始を介抱した睦月。望美との会話では「仮面ライダー」に変身する資格はあったが、それだけでは「仮面ライダー」になったとはいえないと、「仮面ライダー」の在り方について悩んでいました。強さにこだわり、最強のライダーを自称していた頃とは信じられないくらいの成長っぷりですね。レンゲルとして苦戦する時期が長かったからこそ、力とは何か、仮面ライダーとは何かについて改めて考えるようになったんだろうなーと。
 そして睦月もまた、剣崎と同じく始を信じ、「ヒューマンアンデッドをリモートで解放して、ジョーカーを封印する」という方法にたどり着いた橘さんと対峙することに。これまで何度となくライダー同士でぶつかり合うことはありましたが、今回は仲間割れではなく、互いの信念をぶつけ合うという非常に熱いシチュエーション。それを一瞬で決着させる橘さんも非常にカッコよかったです。「やっぱり…強いですね…橘さんは…」という睦月のセリフからして、橘さんには勝てないかもしれないと思いつつも、譲れない信念を賭けて、運命に抗おうとして戦いを挑んだ感じでしょうか。負けこそしましたが、睦月もまたカッコいいシーンでした。師匠である橘さんの「馬鹿野郎…」も良いなぁ…

 残るは手負いの始だけ…でしたが、天音ちゃんの電話が契機となったのか、橘さんが選んだのはギラファアンデッドを封印する道でした。始の帰りを待つ天音ちゃんに対し、剣崎のみならず「みんなと一緒に帰る」と約束したのも響いたんでしょうね…始は決して橘さんの情に訴えようとしたわけではなく、みんなと一緒にいることが当たり前になっていたからこそ、自然と出てきた言葉なんだろうなと感じました。

 「俺は全てを失った。信じるべき正義も、組織も、愛する者も、何もかも。だから最後に残ったものだけは失いたくない!信じられる、仲間だけは!!」という熱い想いと共に、身を挺してギラファアンデッドのバリアを突破した橘さん。「この距離ならバリアは張れないな!」と、戦いの中でバリアの有効範囲を見切っているあたり、やっぱり強いですね橘さんは…
 仮に始を封印していれば、世界は救われても、剣崎たちとの関係性は確実に変わってしまうでしょう。その選択が他の多くの人間にとって最善の判断だったとしても、橘朔也個人として最善かどうかは別の話。剣崎を、睦月を、そして始をも信じたからこそ、ギラファアンデッドの封印に踏み切ったのでしょうね。
 しかし、改めて振り返ると橘さんは失ったものが多すぎますね。この戦いにおいて何も失っていない者はいないとは思いますが、そういえば橘さんの日常生活が描かれたことはあまり無いように思えます。序盤で小夜子とデートしていたことぐらいでしょうか。剣崎は虎太郎の家、睦月は望美、始は天音ちゃんたちとの一時が描かれていましたが、橘さんにはそういった「帰る場所」の描写が少なかったように思えます。ここで始を封印していたら、橘さんはどこへともなく姿を消し、一人で生き続けていたのかな…

 まさしく命がけでギラファアンデッドを封印した橘さんでしたが、始の前に現れた黒い石板からはウジャウジャと黒い奴らが…果たして世界はどうなってしまうのか、そして橘さんは生きているのか…
 といった感じの第47話。もうすぐバトルファイトにも決着が…?
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仮面ライダー剣 第46話

2021-02-15 07:55:57 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第46話

 前回、自信満々で送り出したケルベロスアンデッドがブレイド・キングフォームにより倒されてしまった天王路。その事実に驚きこそすれ、彼の計画はまだ潰えていない様子。実際、ケルベロスアンデッドもロイヤルストレートフラッシュを受けていながらも原型は保っているのが驚きです。トライアルシリーズやティターンのデータをもとに、耐久力を高めていたのでしょうか。
 加えて天王路は剣崎たちを解雇したうえで、ライダーシステムとカードの返却を命令…BOARD理事長=雇用主らしい発想ではあるものの、目の前でこんな状況見せられて、はいそうですかと返すライダーがいると思っていたんですかね…どこまでも上から目線というか。

 ともあれカードは手元に戻ってきたので、始をジョーカーから「元の姿」に戻した剣崎。「ジョーカーを人間に変身させる」のではなく「相川始を元の姿に戻す」というのが何とも剣崎らしい配慮ですね。彼にとってジョーカーとは始の本質ではなく、別側面なのでしょう。最初の出会いも「相川始」としてでしたし、その後本当はジョーカーだったと言われても、剣崎にとっては始は始なんだなと。
 しかし先に目覚めたのはヒューマンアンデッド。ご先祖様からバトルファイトの勝利者に与えられる権利を教えられることに。脳内に直接語り掛けて来るのはヒューマンアンデッド固有の能力なんですかね。「スピリット」というカード名と併せて考えると、精神干渉を得意とするアンデッドだったのだろうか。でも精神攻撃だけで勝ち抜くってのも難しそうですし…本当にどうやって最後の1人になったのやら。

 一方ギラファアンデッドはジョーカーを封印する力を有するケルベロスアンデッドの力を狙ったものの、ケルベロスアンデッドと融合した天王路を前に撤退を余儀なくされることに。ここら辺にもトライアルシリーズとティターンの研究結果が現われているように思えます。にしても、畳(オリハルコンエレメント)を粉砕するなどの強さを誇るギラファアンデッドをああも一方的に追い詰めるあたり、これは強敵の予感…!
 …とか思っていたら、今回で退場でした(汗。いや、裏切り、誤解、すれ違い、仲間割れ、強さへの執着、洗脳等々で幾度となくぶつかってきた4人のライダーが遂に並んで同時変身、しかもバイクに乗ったままとか最高に熱いシチュエーションではあるのですが、まさか今回でいなくなるとは…カード吸収といい、ラスボス化してもおかしくないくらいの存在だと思ったのですが、まさか…それほどまでに剣崎たちの成長が天王路の予想を遥かに超えていたということなのでしょう。散々ぶつかり、その度に結び直してきた絆の強さを感じます。

 天王路との決着がついた一方で、アンデッドとの共存を考える睦月の気持ちも踏みにじられ、改めて剣崎たちの敵となったギラファアンデッド。次回は橘さんVSギラファアンデッド!その時、何が起きるのか…
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仮面ライダー剣 第45話

2021-02-08 06:41:18 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第45話

突然の振り返りと今後の展開チラ見せから始まった第45話。ここまで見て最終回は見ない!なんて方滅多にいないでしょうし、振り返りだけで良かったのでは?

ともあれ今回は天王路によって5枚目のエースからケルベロスアンデッドが誕生。トライアルシリーズもティターンも、ケルベロスアンデッド誕生の過程に過ぎなかった様子。トライアルシリーズでアンデッド生成の技法を学び、ティターンでアンデッド同士の融合・吸収を実験していたのでしょうか。
戦闘力もさることながら、恐るべきは剣崎たちが封印したアンデッドのカードを問答無用で吸収するその能力にありました。折角ジョーカーの本能を抑えられた始は再びその本能に苦しめられ、睦月も橘さんも、更にはキングフォームでさえも…あぁ、これは大ピンチのまま次回に続いて、次回冒頭でどうにか隙を作って離脱。策を練ってリベンジマッチの流れだろうなぁ…と思っていたらアレだよ。敵が強大であればあるほど、立ち向かう剣崎の意思と力も強くなっていくとか、そりゃ敵も唖然としますわ…

ただ、力が強くなればなるほど懸念されるのは剣崎のジョーカー化。今回始が危機的状況に追い詰められた際に、それを察していたことからも相当に進んでいることが伺えます。それが分かっていてなおキングフォームへの変身を決行する剣崎の思いの強さにカッコ良さを感じる一方で、本当に大丈夫なのかと不安な気持ちもありますね。

一方の橘さんはジョーカーの戻ってしまった始を見て「始」と呼び、始は睦月の相談に乗り、今を楽しむようアドバイスし、睦月はギラファアンデッドからアンデッドとの共存を否定されつつもケルベロスアンデッドを前に彼を助ける行動を見せる…と、各々初期と比べてだいぶ変わってきた様が描かれていました。毎度のようにライダー同士が戦っていた頃と比べると、本当に絆が深まったんだなと感じさせられます。最近も戦ってたとか言わない(汗。
また、睦月の帰りを信じて待つ望美ちゃんも印象的でした。離れていく彼の身を案じつつも、絶対に帰って来てくれるという信頼を感じます。彼女がここまで睦月を思うに至った過程も気になります。

次回はギラファアンデッドが協力をしてくれそうですが…ケルベロスアンデッドの能力を見て撤退を選んだりと、なにかと聡い彼のことですから絶対に裏があるんでしょうね…
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仮面ライダー剣 第44話

2021-02-01 07:37:09 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第44話

 仲間割れすら面白い、不思議な作品「仮面ライダー剣」。何だかんだでもう44話です。

 前回天王路の作戦により、剣崎VS始、橘さんVS睦月が繰り広げられることに。剣崎はキングフォームに変身しつつも、始を傷つけたくないという意思を見せることによって、始を話し合いのテーブルに着かせていました。一方で橘さんは睦月を変身解除に追い込んで説得しようとしていました。差。まぁ師弟ですし、戦い方や実力を示すことで誤解を解こうとした…のか?

 剣崎たちからアンデッドの気配は感じないものの、疑り深い始は四六時中剣崎につきまとうことに。「濃い付き合いをしてきた」と言われて動揺したり、虎太郎特製の牛乳プリンを前にして笑みをこぼしたりと、本当に人間らしくなってきましたね、始。だからレモン汁で怯むのも仕方ないと思います(苦笑。ここの仕返しを最後にするあたり、本当に仲良くなったなーと感じました。

 始が剣崎を見張っていたおかげで偽者の存在が明るみに出たわけですが、あの偽剣崎、わざわざスーパーの袋や商品一通り揃えたんですかね(笑。あるいは影にいる天王路の部下が剣崎に化けるティターンに持たせたとか…随分と手の込んだ騙し方をするのにちょっと笑ってしまいましたが、考えてみれば敵も始と同じように剣崎を見張っていたってことですから、これはこれで怖い。
 …と、偽剣崎に関しては手の込んだ騙し方をしていたのに、偽始は笑いながらメリケンサックをはめた拳で殴り掛かってきました。どう見ても偽者と分かる描写に笑ってしまいました(笑。怖いっちゃ怖いシーンなのかもしれませんが、偽剣崎と比べて雑では?


 この中に偽物がいるんじゃないかと疑心暗鬼になる中、開催される本人確認。剣崎は始との戦いで負った傷、睦月と橘さんは後悔、広瀬さんは怒りっぽいところで、虎太郎は牛乳、そして始はジョーカー化…クライマックスを前に、これまでの戦いを振り返ったりするのかと思いきや、何というかイマイチ締まらない本人確認でしたね(笑。
 ジョーカーの力を制御しきれず暴走する始を前に、やむなく変身する剣崎たち。今回も仲間割れで終わりか…まだティターンの暗躍は続くのか…と思っていたら!いやーカッコいい必殺技が見られました!「ロイヤルストレートフラッシュ」という名前から漂う無敵感も好きですが、ようやく4人が一つになったと感じられる「フォーカード」も素敵な技名です。本当、上手いことトランプ要素を物語に落とし込んでいるなぁと。

 しかしまだまだ天王路には隠し玉がある模様。あのカードは一体何なのか…あ、劇場版については最終回後に見ようかなーと。
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仮面ライダー剣 第43話

2021-01-25 07:50:10 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第43話

 「パーティー」と聞くと無条件で「平成」を思い出してしまいます。

 さて前回多くの人の尽力によって、睦月は晴れて真の仮面ライダーに変身。しかし睦月自身は色んな人に迷惑をかけたりしたことを悔やんでいる様子。優しく接してくれる剣崎たちに甘えすぎることなく、自身の過ちと力との向き合い方について真剣に考えられるようになったあたり、本当に成長したんだなと感じます。それがまさか終盤の43話までかかるとは思いもしませんでしたが(汗。

 じゃあこっからは残りのアンデッド封印に、4人のライダーが力を合わせて立ち向かっていくんだな!…と思っていたら、またもティターン?が暗躍した模様。睦月の中に眠っていたカテゴリーAを活性化させたように、剣崎や橘さんまでもが暴走を始めることに…しかし一方で普段どおりの剣崎や橘さんもいるようで、何が何やら分からぬまま、剣崎VS始、橘さんVS睦月が繰り広げられることに…
 ギャレン変身音が普段と違っていたこと、おかしくなった剣崎と橘さんが同時に出現していないことからして、多分姿を変えられるアンデッドが他にいるか、ティターンが姿を変えられる能力も持っているかのどちらかなのかな。それにしたって和解からの仲間割れ展開が早い(汗。しかも次回は始がジョーカーとして暴れだしてしまうようで、仲間割れもそこそこにジョーカーをどうするかに話が移っていきそうな気配。剣崎も言ってましたが、一体何のための戦いなんだこれは…「仲間割れ」という危機的状況なのに、どこか安心感というか笑いすらこみあげてくるのは「仮面ライダー剣」が積み重ねてきたもの故でしょうか(苦笑。

 にしても、ヤバい目つきをした偽者っぽい剣崎は怖かったですね…広瀬さんの料理をおいしそうに食べている時の笑顔とのギャップが激しい。
 また、店に来た剣崎がわざとコップを落とした際に、始は「何をする!」ではなく「どうした」と心配そうに声をかけていたことからも、剣崎への信頼が厚いことが感じられます。でも、だからといって客である剣崎に「手伝え」はおかしくない?(笑。

 透明化したティターンの居場所を見破ったり圧倒したりと、相変わらずの強者っぷりが凄いギラファアンデッド。彼との決着もつかぬまま、果たしてライダーたちは天王路の思惑通りに同士討ちをしてしまうのか…といったところでまた次回。
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仮面ライダー剣 第42話

2021-01-18 07:54:00 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第42話

 かなり長かった睦月の受難もようやく…!な第42話は久々にあの人も登場。

 合成アンデッドであるティターンに苦戦を強いられる睦月でしたが、背後からの透明化したティターンの奇襲に気づいて凍結させたりと、苦戦こそすれ戦えていないわけではありませんでした。自分で最強だと言ってしまうあたりが玉に瑕ではあるものの、決して弱いわけでは無いんだなと。
 そんな睦月でしたが、ティターンのアンデッドポイズンによって体内のアンデッドが活性化。一時はカテゴリーAに変貌。しかし、こんな状況に陥ってもなお誰一人として睦月を見捨てず、彼を信じることが状況の打破へと繋がっていくことに。ライダーだろうとアンデッドだろうと上條睦月を怖がらずに受け入れる望美ちゃんを初め、始もまた睦月を探す望美ちゃんたちを見て「何があった」と状況を確認していました。ここも以前の始からの変化を感じられるシーンですね。

 そしてタイガーアンデッドもまた、体を張って睦月覚醒に一役買うことに。歪んだバトルファイトにおいて自身の戦う意味を見失った彼女が最期に取った行動は、睦月をカテゴリーAの呪縛から解き放つこと。
 橘さんが睦月に戦いの基礎を教え込んだ師匠ならば、タイガーアンデッドは睦月の精神面での師匠といえなくもないと思います。そんな師匠2人と先に睦月の身を案じていたあの人の協力があったものの、橘さんがタイガーアンデッドを信じなければこの作戦は成功していませんでした。当初タイガーアンデッドのもとに臨戦態勢で乗り込んできていましたから、また話がこじれるのではないかと心配したものの、結果的に彼女の睦月を想う気持ちを察して冷静な判断をくだしてくれて助かりました。ここら辺の事情は最後に明かされたので、当初タイガーアンデッドを倒した際にアブゾーバーが出てきた時は「アブゾーバーってドロップアイテムだっけ」と思ってしまいました(汗。

 今回で睦月の件は一段落したものの、睦月の本当の戦いはここから始まる。光も闇も、誰かを思いやる優しさも力への渇望と自身の弱さへの嘆きも、全て抱え込んだまま己と向き合っていくという、自分自身との戦いに終わりはない。睦月とカテゴリーAの戦いも、ある意味力に飲み込まれた睦月自身との戦いと言えなくもないかなと。

 因縁の相手との決着をつけてなお、正式に手に入れた自分の力に酔いしれることなく、自分を支えてくれたタイガーアンデッドのことを思い、自分の弱さを嘆く睦月。「俺は最強だ!」から「俺がもっと強ければ…」に変わっているところからも、睦月の精神的な成長を感じられますね。そうした後悔を忘れることなく胸に刻み、前に進んでいくこともまた己との戦いなのでしょう。


 大勢の人々に支えられ、本当の仮面ライダーとしての一歩を歩みだした睦月。じゃあここからは4人のライダーが共闘して理事長撃破だな!とか思っていたら、今度は剣崎と橘さんが大変なことに…残り話数少ないけど大丈夫?(汗。
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仮面ライダー剣 第41話

2021-01-11 07:49:01 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第41話

 気づけば残るアンデッドもあと僅か。今回と次回はその中の1体であるタイガーアンデッドに焦点を当てた話となりそうです。
 種の繁栄を願い、誰よりも真摯にバトルファイトと向き合ってきた城光ことタイガーアンデッド。しかしかつての戦いでは封印のために現れたはずの統制者なる黒い板が、今回は現れない。そのことを♢のカテゴリーキングであるギラファアンデッドに指摘され、更には天王路から統制者が彼の研究施設に鎮座されていて…ライダーの介入により歪んだのではなく、そもそもバトルファイト自体が歪められて始まったものであったと。

 タイガーアンデッドもどこかしかで統制者が現われないことに異変を感じていたのかもしれませんが、それに気づきバトルファイト自体を無意味だと断ずるギラファアンデッド。変身の際に現れる畳ことオリハルコンエレメントを破壊する強さも相まって、カテゴリーキングの風格が漂っていましたね。
 もしかすると♠のカテゴリーキングだったコーカサスアンデッドも、この戦いが無意味であることを知っていたが故に、積極的には戦おうとしていなかったのかもしれません。嶋さんもどこかしかで違和感は覚えていたのかな…

 そんな彼女と行動を共にしていた睦月ですが、タイガーアンデッドからは「不安定すぎる」「アンデッドではない」と見切りをつけられていました。「アンデッドではない」というのは、カテゴリーAと完全に一体化しておらず、人間の心を残しているという意味でしょうか。後に「お前の中には光がある」と言っていましたから、今ならまだ引き返せるという彼女なりの叱咤激励だったのかなと。
 タイガーアンデッドを封印すると言っておきながら、その絶好の機会に封印せず彼女を助け、一度は振り払った望美のお弁当をきちんと拾って食べる…カテゴリーAの精神支配を受けながらも変わらない優しさこそが睦月の本当の強さなのでしょうけども、それを否定して純粋な力だけ求めてしまうから強くなり切れないんでしょうね。

 そんな睦月に迫る合成アンデッドのティターン。アンデッドを活性化させる毒を持っており、ライダー同士を戦わせることも出来てしまうそうですが、そんなことをして天王路に一体何の得があるというのか。一般社会にも強い影響力を持つ人物のようですが、その目的は一体…

 残るアンデッドの数からも、終わりが近づいていることが明確に感じ取れた今回。果たして睦月はいつ再起するのか。気になるところでまた次回。
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仮面ライダー剣 第40話

2021-01-03 08:52:57 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第40話

 広瀬義人の記憶データをコピーしたトライアルBとの戦いは、睦月の介入により状況が一変。トライアルBは撤退していくことに。そこから悪態をつきながらも去っていけばカッコいいのに、行き場のない怒りを剣崎と橘さんにぶつけてしまうのが睦月だなぁと(苦笑。
 そして流れるようにやられていく様も実に睦月だと思います。そんな睦月に呼びかけながらも的確なカウンターを決めていく橘さんはカッコいいんですけど、どこか面白いというのがまた(笑。
 そんな睦月でしたが、睦月を模したトライアルGに襲われたタイガーアンデッドを手当てする優しさも見せていました。救急箱の周りが散らかっているあたり、慣れないながらも頑張ったあとが見られますね。タイガーアンデッドを封印して強くなる絶好の機会だったのに、何だかんだで非情に徹しきれない精神は、睦月が完全にカテゴリーAに支配されていない証なのだと思いますが、心が揺れ動いているが故に強くなれないというのもまた…

 そして明らかになるトライアルBの真実。元々はただただ純粋に娘を想う気持ちから生み出されていたのが、天王路によって運命を狂わされてしまった哀しい存在でした…当初の計画では本物の広瀬義人の死や、自分がトライアルBであることも明かしたうえで栞を守るつもりだったのかな。
 指輪を本物の手から自分の手に付け替えたのは「自分が本物の広瀬義人であると誤認させるため」という天王路の策略の一つだった可能性もありますが、あの時点で記憶データが改ざんされていないとすれば、本物の広瀬義人の家族愛をちゃんと引き継いでいた証拠とも取れます。記憶のデータのみならず、最後の最後まで家族を想い続けていた男の精神までも立派に引き継げていたのに…もしかしたら始と同じように、人ならざる者でありながらも共に歩んでいくことが出来たかもしれないのに…と思うとやりきれませんね…
 
 身を挺して自分をかばってくれたトライアルBを「お父さん」と呼ぶ栞。最期に娘と和解できたのは、彼にとって救いだったことでしょう。本物の広瀬義人はもうこの世にはいなかったけれども、その魂はトライアルBの中でしっかりと息づいていた。だからこそ、妻の元に行くことが出来ると言い残して去っていったのかなって…
 泥にまみれても、汚名を被ろうとも家族を想う気持ちだけは紛れもなく本物だった広瀬義人の死。しかしそれで物語は終わらない。BOARD理事長天王路は一体何が目的なのか。手にしたカードは何なのか。終盤戦も目が離せませんね。


 そして今回は4人の仮面ライダーが遂に共闘!睦月は自分をコピーされた怒りからの共闘でしたが、それでも橘さんの援護射撃もあってトライアルGに一矢報いていました。剣崎の危機を感じ取って駆けつけて来る始もまたカッコいい…
 また今回はブレイドとギャレンが泥にまみれながら戦っていました。最近では見ないほどに泥まみれになっていましたが、まさに戦っているって感じもして良いですねぇ…


 そんなこんなで次回はタイガーアンデッドに転機が…?
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