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ガスケットの焼きなまし!?

2008年05月03日 | ガスケット

人気ブログランキングへ    雨のち晴れ。ツーリングに出掛けた方は濡れてしまった?

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ガスケットを網代わりにして、魚でも焼きますか?

いや、タイトルの通りに銅のヘッドガスケットを焼きなましているところ。

銅は加工硬化の影響を受けやすい金属として、古代から知られているようです。

コンロの上で3時間くらい加熱して冷やすと、本来の柔らかさが戻ってきます。

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このヘコミは”銅のガスケット”で説明したように、シリンダーの当り面に”出っ張り”を作り、シール性を高める方法で、その”出っ張り”が食い込んだところです。

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これは裏側ですが、目論み通り面圧が高くなった痕跡が見られます。

昨日までの記事で”オイル洩れ”の検証をしていますが、もう一つの可能性として”食い込み”が充分でなく、あるいは”出っ張り”が高すぎて、オイルライン(ヘッドボルト穴)の周辺の面圧が不足していることが考えられます。

そこで、すでにヘコミがある一回使用済みのガスケットを再使用するために、焼きなまししたわけです。

つまり、ヘコミをプレス加工と見れば、2回打ちで、もうチョッと食い込んでほしいということです。

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