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規制速度が!?

2009年04月04日 | 法令関係

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警察庁は2日、都道府県公安委員会が道路ごとに定める規制速度の決定方法を見直し、交通実態に応じた、きめ細かい基準の新設を決めた。一般道路でも安全が確保されれば、時速80キロを上限に、法定最高速度60キロを超える規制速度の設定も検討する。

 身近な生活道路では「30キロ以下」の規制も登場。規制速度の決定方法が見直されるのは約20年ぶりで、本年度中にも基準を示す。外部有識者らの委員会(委員長・太田勝敏東洋大教授)が同日、報告書を国家公安委員会に提出した。規制速度は一般道路で60キロ、高速道路で100キロの法定最高速度を基準とし、都道府県公安委員会が事故の発生状況などを参考に決める。法定最高速度を超えるケースは、栃木県の国道119号の一部での80キロ規制などがあるが、極めて少ない。

 報告書は、一般道路について全国約450カ所の実勢速度調査を基に、市街地かどうか、車線数、中央分離帯の有無、歩行者数により12に分類。区分ごとに40・50・60キロの3種類の基準速度を定め、個別状況により補正するとした。

 バイパスや立体交差など、構造により自転車や歩行者がいないか少なく、安全が確保できる場合は、法定最高速度を上回る規制速度を検討する。

 住民が日常生活に使う生活道路は、歩行者、自転車との事故を回避できる30キロ以下の規制が望ましいとし、速度抑制の機材も併用。高速道路は、インターチェンジ間ごとに規制速度を設定してきたが、道路の構造などを加味して、より細かく見直すとしている。

                   ◇

【用語解説】規制速度

 道路交通法施行令は国内道路の法定最高速度について、高速道路で時速100キロ、一般道路で時速60キロと規定。都道府県公安委員会はこれを踏まえ、道幅や信号機の有無、事故発生状況などを考慮して規制速度を決定、標識などで示している。道路環境の変化や自動車の性能アップを受け、警察庁は平成18年に有識者委員会を設置、実態調査やドライバーへのアンケートなどを行い、速度規制の見直しを検討していた。
(ttp://headlines.yahoo.co.jp:80/hl?a=20090402-00000159-san-sociより転載)

とまあ、ニュースを目にした方もいらっしゃるでしょう。

田舎のバイパスなどは高速道路以上のペースで動きますから、実態に法律が近づく例に過ぎないのかもしれません。

しかし考えてみれば、原付の30km/h制限はどうなるのか?

今でさえ30km/hと60km/hの差では危険を感じるのに、更に広がるとなるとなると、80km/h制限になる道路は自動車専用道路になってしまうのか?

引用記事中のバイパスや立体交差など、構造により自転車や歩行者がいないか少なく、”のニュアンスを読み取ると、自転車のみならず原付1種も疎外されそうですね。

いままでも、アンダーパスなどの立体交差部分は2輪車通行止めが多かったことを考えるとその可能性はあるとすれば、一概に喜んではいられないかもしれません。

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