三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「クリスマスに拉致したキリスト教徒5人を処刑、IS系組織が映像公開」

2021年01月06日 | 国家・社会
https://www.christiantoday.co.jp/articles/28942/20210103/five-christians-executed-by-islamists-over-christmas.htm
「Christian Today 」 2021年1月3日22時17分
■クリスマスに拉致したキリスト教徒5人を処刑、IS系組織が映像公開

【地図】ナイジェリアの過激派組織「イスラム国西アフリカ州」(ISWAP)による昨年のクリスマスイブからクリスマスにかけての襲撃で、キリスト教徒6人が殺害され11人が拉致された北東部アダマワ州ガルキダ(画像:Uwe Dedering)

 過激派組織「イスラム国」(IS)系の組織が、ナイジェリア北東部で昨年のクリスマスに拉致したキリスト教徒11人のうち5人を処刑する映像を公開した。
 キリスト教迫害情報サイト「モーニング・スター・ニュース」(MSN、英語)によると、映像はIS系のアマク通信が公開した昨年12月29日付の49秒のもの。映像には、上下オレンジ色の服を着せられた男性5人が手を後ろに縛られひざまずき、その後ろに銃を構えた過激派の戦闘員5人が立っている。MSNによると、戦闘員はナイジェリアを中心に活動している「イスラム国西アフリカ州」(ISWAP)のメンバーだという。
 男性らは、現地語のハウサ語で自身の名前を言うように命令され、名前を言った後に「私はキリスト教徒です」と語ったという。MSNは、聞き取れた男性ら5人の名前として、ウカ・ジョセフ、サンデー、ウィルソン、ジョシュア・マイドゥグ、ガルバ・ユスフを伝えている。
 映像では戦闘員の1人がハサウ語で、「これは世界中の、またナイジェリアのキリスト教徒に対する警告だ。われわれは、お前たちがザンゴン・カタフの町やナイジェリアの他の地域でわれわれの兄弟たちにしたことを忘れてはいない。この5人の同胞たちの首を使って、お前たちの不信心な祝祭を続けるがよい」と警告。男性らはその後に射殺された。
 MSNによると、ザンゴン・カタフの出来事とは、1992年にナイジェリア中北部のカドゥナ州ザンゴン・カタフで起きた民族間衝突のことを指すとみられる。イスラム教徒が多数派を占めるハウサ族が所有する土地から市場を移転する計画をめぐり、キリスト教徒が多数派を占める先住民のカタブ族との間で衝突が発生し、同年2月には60人、さらに同年5月には400人以上の死者が出た。
 ISWAPは昨年のクリスマスイブ(12月24日)からクリスマス(同25日)にかけ、ナイジェリア北東部のアダマワ州ガルキダを襲撃。ナイジェリア軍が応戦したが、この襲撃でキリスト教徒6人が殺害され、11人が拉致された。
 処刑された5人のうち1人の遺族から連絡があったというナイジェリア北部のキリスト教指導者モーゼス・アバーシ氏は、MSNに次のように語った。
 「どうか、この困難な時期に遺族のことを祈りのうちに覚えてください。これらの殉教者たちの血が福音のために語り続けられますように、教会が恐れたり、落胆したりしないように、イエスの御名によって祈ります」。
 ガルキダの襲撃では、ISWAPは民家や病院に火を放ち、商店を略奪し、食料を奪うなどしたという。
 昨年のクリスマスイブには、ナイジェリア北東部ボルノ州のキリスト教徒が多く住む村でも、別の過激派組織である「ボコ・ハラム」による襲撃があり、少なくとも11人が死亡、司祭1人が拉致される事件が起きている。
 この他、ナイジェリアでは昨年7月22日にも、ISWAPとみられる戦闘員が男性5人を処刑する映像を公開している。映像では「イスラム教からキリスト教に改宗するすべての人に対するメッセージだ」などと述べ、キリスト教改宗者への警告を発していた。
 ISWAPは2016年にボコ・ハラムから分裂した組織。ボコ・ハラムは02年ごろに設立されたイスラム教スンニ派の過激組織で、15年にISへ忠誠を表明したが、指導者の擁立をめぐり対立があり、ISWAPが分裂することになった。
 米国務省は昨年12月、信教の自由に関して「特に懸念のある国」として、以前から指定していた北朝鮮や中国、サウジアラビアなど9カ国に加え、世俗的な民主主義国家としては初めてナイジェリアを指定した。米国務省は同時に、ボコ・ハラムやISWAPなど、計10のイスラム過激派組織を、信教の自由を侵害している「特に懸念のある組織」に指定している(関連記事:米国務省、信教の自由「特に懸念のある国」にナイジェリアを初指定)。
 キリスト教迫害監視団体「オープン・ドーアズ」は、キリスト教徒に対する迫害がひどい上位50カ国をまとめたリストで、ナイジェリアを世界で12番目に迫害がひどい国に位置付けている。


https://www.christiantoday.co.jp/articles/28929/20201229/boko-haram-attacks-christian-village-on-christmas-eve.htm
「Christian Today 」 2020年12月29日23時29分
■ボコ・ハラム、クリスマスイブにキリスト教徒の村襲撃 11人死亡
 ナイジェリア北東部ボルノ州のキリスト教徒が多く住む村が、クリスマスイブの24日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」に襲撃され、少なくとも11人が死亡した。
 AFP通信によると、襲撃されたのは同州のペミ村で、2014年に女性学生ら270人以上がボコ・ハラムによって拉致されたチボクから約20キロの距離にある。襲撃では少なくとも11人が殺害されたほか、教会が放火され、司祭1人が拉致されたという。民兵組織のリーダーが同通信に語ったところによると、戦闘員らはトラックやオートバイに乗って村に乗り込み、無差別に銃を乱射した。
 キリスト教迫害監視団体「オープン・ドアーズ」のサブサハラ担当上級アナリストであるイリア・ドゥジャディ氏は襲撃の数日前、英国クリスチャントゥデイ(英語)に対し、ナイジェリアのキリスト教徒がクリスマスを狙った襲撃を恐れていると語っていた。
 「(ナイジェリアの)キリスト教徒はクリスマスの時期に襲撃があることを予想しています。なぜなら、それにはメッセージ性があるからです。こうしたテロリストはよく組織化されており、メッセージの発信を重要視しています。彼らは、ムハンマド・ブハリ大統領が故郷のカティナ州を訪問した際、まさにその訪問中に州内で少年らを拉致する事件を起こしました。彼らは大統領がいる場所でさえ攻撃できるという強いメッセージを、ナイジェリア国民に示すためにそれをしたのです。ですから、そのタイミングは偶然ではなく、最も注目を集めるタイミングとして選んだのです」。
 ボコ・ハラムの目的は、ナイジェリア北東部にイスラム教のカリフ制国家を築き、シャリア(イスラム法)を確立することだとドゥジャディ氏は言う。
 「イスラム教徒ではないキリスト教徒は、主要な標的となっています。過激派は彼らを力ずくでイスラム教に改宗させようとし、拒否すれば、殺すか性奴隷にするのです。彼らはまた、こうした過激なイスラム思想を支持しない穏健なイスラム教徒も攻撃しています」。


https://www.afpbb.com/articles/-/3323484
「AFP」 2020年12月26日 10:48 発信地:カノ/ナイジェリア
■ボコ・ハラム、クリスマスイブに村襲撃 11人殺害 ナイジェリア
【12月26日 AFP】ナイジェリア北東部で24日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が、キリスト教徒が大半を占める村落を襲撃して少なくとも11人を殺害し、教会に火を付けて司祭1人を拉致した。地元情報筋が25日、AFPに明らかにした。
 民兵組織のリーダー、アブワク・カブ(Abwaku Kabu)氏によると、トラックやオートバイに乗った戦闘員らが北東部ボルノ(Borno)州の村ペミ(Pemi)を襲撃し、「無差別に」発砲し、建物に火を付けた。
 ナイジェリアの多くの地域では、住民らは自衛のために軍と共に活動する武装自警団や民兵に頼っている。
 今回の襲撃で、村民は森林地帯に避難し、いまだ行方不明の人も複数いるため、死者数が増える可能性がある。
 民兵組織のリーダーによると、襲撃者らはボコ・ハラムの拠点であるサンビサ森林地帯(Sambisa Forest)から移動する途中、病院で医薬品を略奪し、村に放火したという。村は、ボコ・ハラムが6年前に女子学生ら200人以上を拉致したチボク(Chibok)からわずか20キロに位置する。
 国連(UN)によると、ナイジェリア北東部では10年に及ぶ紛争の死者は3万6000人に上り、200万人近くが家を追われている。暴力行為は隣国のニジェール、チャド、カメルーンにも広がり、地域の国々は合同でボコ・ハラムの掃討作戦に乗り出している。


https://www.afpbb.com/articles/-/3322538?cx_part=related_yahoo
「AFP」 2020年12月21日 17:02 発信地:カノ/ナイジェリア 
■IS系武装集団が兵士5人殺害、民間人35人拉致 ナイジェリア北部
【12月21日 AFP】ナイジェリア北部で軍と民間の車列がイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」系の武装集団に相次ぎ襲われ、兵士5人が死亡、民間人35人が拉致された。軍情報筋が20日、明らかにした。
 軍の車列は19日、北東部ボルノ(Borno)州の州都マイドゥグリ(Maiduguri)の北方44キロにある町の郊外で襲撃を受けた。また、18日には物資を運んでいた民間の車列が、マイドゥグリから25キロ離れた村の外で襲撃に遭い、女性1人が死亡、35人が拉致された。
 ナイジェリア北東部ではここ数週間、イスラム過激派による襲撃や拉致事件が増加している。一方、北西部では盗賊団による同様の襲撃が増えている。
 専門家は、イスラム過激派が北西部の盗賊団と手を組もうとしていると警鐘を鳴らす。北西部地方ではこの10年間、こうした盗賊団が村々を襲っては牛を盗み、身代金目的で住民をさらい、略奪をはたらいては民家を焼き払うなど、人々を恐怖に陥れてきた。
 治安当局は、北西部カツィナ(Katsina)州カンカラ(Kankara)で学校の寮が襲撃され男子生徒数百人が拉致された先日の事件も、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が北西部の盗賊団を雇って実行させたものだとの見方を示している。


https://www.christiantoday.co.jp/articles/28888/20201220/2-200-nigerian-christians-hacked-to-death-in-2020.htm
「Christian Today 」 2020年12月20日23時54分
■ナイジェリア:イスラム過激派によるキリスト教徒の惨殺、今年だけで2200人

【写真】ボコ・ハラムによる襲撃を受け、ナイジェリア北部と国境を接するニジェールに国境を越えて逃れてきた難民たち。写真は、ディファ地域にある国境沿いの村ボソで、国連世界食糧計画(WFP)による食糧配給が行われている様子(写真:欧州委員会人道援助局 / アノーク・デラフォートリエ)

 ナイジェリアの人権団体「インターソサイエティー」は16日、同国で今年、イスラム過激派によりキリスト教徒2200人が殺害されたとする報告書(英語)を発表した。報告書は、同国政府が意図的にキリスト教徒の死傷者数を過小報告していると批判。過激派に殺害された場合も、偶発的な強盗や部族間の対立などを原因として報告する場合があるという。
 報告書によると、ナイジェリアで2009年以降、イスラム過激派によって殺害されたキリスト教徒は3万4400人に上り、このうち今年1月から12月13日までの間に推計で2200人が殺害された。またイスラム過激派は09年以降、推計で穏健派のイスラム教徒2万人も殺害しているという。
 インターソサイエティーの創設者で会長のエメリカ・ウメアグバラシ氏は、「この国で政府が行っているのは戦略の立案です。つまり、主要メディアや地元メディア、また民間のメディアに一種の筋書を提供するのです」と言う。
 ナイジェリア政府はメディアに対し、イスラム教徒が主体の遊牧民「フラニ族」が砂漠化を逃れて南下し、現地のキリスト教徒主体の農民と衝突する中で農民らを殺害していると伝えている。しかしウメアグバラシ氏によると、フラニ族は過激なイスラム主義者で、実際はキリスト教徒を探し出して殺害するために南下しているという。彼らはイスラム教徒の村は襲撃していない上に、伝統的な放牧方法も農民との致命的な紛争を正当化する十分な理由にはならないという。
 ウメアグバラシ氏は、ナイジェリア政府がイスラム過激派を支援しているため、こうした襲撃を隠ぺいしていると訴える。また、イスラム教徒であるムハンマド・ブハリ大統領は、過激なイスラム部族を支援する「ナイジェリア・ミエッティ・アラー牧畜業者協会」(MACBAN)の会員であることも指摘する。
 「ブハリ氏は憲法をそっちのけにしています。憲法によらずに任命するのです。憲法は、政府が国教を持つことを禁じています。また、ナイジェリアの軍隊構成は地域的、宗教的にバランスを取るべきだと憲法は明言していますが、大統領はそれに耳を傾けていません」。
 報告書は、ブハリ氏が政府の上層部にイスラム教徒を次々と任命していることを明らかにしている。ナイジェリアにはイスラム教徒とキリスト教徒がほぼ同数いるにもかかわらず、2015年にブハリ氏が当選して以来、政治や安全保障、立法、司法の各分野において最も重要な39の職務のうち32をイスラム教徒が占めているという。
 ナイジェリアでは、主要なイスラム教組織のうち5団体が6月、キリスト教徒に対抗して同盟関係を結んだ。ウメアグバラシ氏は、ナイジェリアにおけるキリスト教徒の殺害は偶発的な暴力行為ではなく、イスラム教のためにナイジェリアを征服しようとする用意周到な試みだと訴える。
 「この国はカリフ制に乗っ取られています」とウメアグバラシ氏。「彼らは北部で事を済ませると南下するのです」。
 襲撃が増えても、ナイジェリア政府は何もしていないと言っても過言ではないと報告書は述べている。政府は一貫してキリスト教徒の死傷者数を過小報告しており、時には、キリスト教徒が襲撃されていないことを世界に示すため、イスラム教徒の葬儀を利用して殺害されたキリスト教徒を葬ることもあるとしている。
 報告書はまた、ナイジェリア政府が事件の起きた地域を統括する陸軍司令官や警察長官に記者会見を開くよう内密に指示し、殺人を否定させたり、別の死因を装わせたりしていると批判する。偽装の殺害理由や死因には、「盗賊による襲撃」「ライバル同士の抗争」「複数の王や首長、共同体間の抗争に絡んだ殺害」「報復行為」「カルト関連の殺害」「武装強盗や誘拐で生じた殺害」「路上の事故」などがあるという。
 さらに、ナイジェリア政府は軍や警察を派遣して重武装のテロリストを掃討しないどころか、発砲された場合は一時待機した上で撤退するよう軍に命じているとウメアバラシ氏は話す。幾つかのケースでは、ナイジェリア軍がキリスト教徒の殺害に関与さえしたとされている。陸軍に所属している一部のキリスト教徒はウメアグバラシ氏に対し、テロリストと戦うよう兵士らに命じる司令官は配置換えされてしまうため、国は安全になり得ないと話したという。
 「フラニ族の殺し屋を射殺したり逮捕したりしないようナイジェリア軍に伝える暗号があります」とウメアグバラシ氏は言う。「クリスチャンの陸軍司令官たちの言葉が私の注意を引きました。司令官たちは、大統領から誰も撃ってはいけない、攻撃を受けた場合は撤退しなければならないと命じられたと話しているのです」。
※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。


https://www.afpbb.com/articles/-/3318538?cx_part=related_yahoo
「 AFP」 2020年11月30日 4:58 発信地:マイドゥグリ/ナイジェリア 
■ナイジェリア北東部の襲撃、死者110人に 国連発表
 
【写真】ナイジェリア北東部マイドゥグリ郊外で執り行われた、ボコ・ハラムとみられる武装集団に殺害された農業労働者らの葬儀(2020年11月29日撮影)。(c)Audu Marte / AFP 

【11月30日 AFP】ナイジェリア北東部で、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」とみられる集団が農業労働者らを襲撃し殺害した事件で、死者は少なくとも110人に上ると、国連(UN)が29日、発表した。
 ナイジェリア担当人道調整官のエドワード・カロン(Edward Kallon)氏は「この襲撃により、民間人少なくとも110人が惨殺され、さらに多くの人が負傷した」と発表。死者数は当初43人、その後70人と伝えられていた。ボコ・ハラムの戦闘員らによる虐殺行為とみられている。
 「この事件は罪のない民間人が直接犠牲になった、今年最も暴力的な襲撃だ」と述べたカロン氏は、ボコ・ハラムの名指しには至らなかったものの、「非国家武装集団」を非難した。
 襲撃は28日、同国北東部ボルノ(Borno)州の州都マイドゥグリ(Maiduguri)に近いコショベ(Koshobe)村で発生。稲田で作業していた農業労働者らが襲われた。親政府・反イスラム過激派の民兵組織は、襲撃犯らは農業労働者らを縛り、喉を切り裂いたと訴えている。
 同日ボルノ州では、予定よりも実施が大幅に遅れた地方選挙の投票が行われていた。この選挙はボコ・ハラムや過激派組織「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」による襲撃が増加したことで繰り返し延期されていた。


https://www.afpbb.com/articles/-/3246784?cx_part=related_yahoo
2019年9月28日 3:47 発信地:カノ/ナイジェリア
■ナイジェリアのイスラム学校から300人救出 虐待被害、「拷問部屋」も

【写真】ナイジェリア北部カドゥナにあるイスラム教の寄宿学校で、「拷問部屋」の外で鎖につながれた状態で座り込む男子学生ら(2019年9月26日撮影)。
【写真】ナイジェリア北部カドゥナで、イスラム教の寄宿学校から救出され、拷問の傷痕を見せる少年(2019年9月26日撮影)。
【写真】ナイジェリア北部カドゥナで、イスラム教の寄宿学校から救出された男子学生ら(2019年9月26日撮影)。
【写真】ナイジェリア北部カドゥナで、300人以上の学生が救出されたイスラム教の寄宿学校(2019年9月27日撮影)。 

【9月27日 AFP】ナイジェリア北部カドゥナ(Kaduna)市の警察は27日、イスラム教の寄宿学校から男子学生300人以上を救出したと発表した。このうちの多くが、拷問や性的虐待を受けていたという。
 警察によると、前日26日に同市内にある建物を捜索。そこでは成人男性や未成年の少年らが「コーラン(イスラム教の聖典)について教え、矯正するという名目で、最も劣悪かつ非人間的な環境」に置かれていたという。
 また、「われわれは鎖につながれ、小さな部屋に押し込まれた学生約100人を発見した。中には9歳という幼い子もいた。何もかも、学生らを矯正し、責任ある人間にするという名目で行われていた」と述べた。
 捜索の最中に、学校の経営者と職員6人が逮捕された。警察は、救出された学生の多くが重傷を負っていたとしている。
 警察の話では、「被害者らは虐待を受けていた。中には、教師らから性的暴行を受けたと話している学生もいる」という。
 捜索により、学生らが鎖につながれ、つるされたり殴打されたりしていた「拷問部屋」も見つかった。
 警察は、学内の様子に疑惑の目を向けた地元住民から通報を受けていた。学生の親らは3か月ごとに面会が許されていたものの、子どもに会える場所は構内の一部に限定されていたという。
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