http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2018/07/22/0300000000AJP20180722000800882.HTML
「聯合ニュース」 2018/07/22 16:32
■日本からの強制徴用者遺骨返還推進へ 南北団体が委員会結成
【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代に強制徴用された朝鮮半島出身者の遺骨を日本から持ち帰る事業について協議するため訪朝していた韓国の社団法人「民族和解協力汎国民協議会」(民和協)の金弘傑(キム・ホンゴル)代表常任議長は22日、ソウル市内で記者会見し、遺骨送還のため、北朝鮮の民族和解協議会と南北共同推進委員会を結成したと明らかにした。
【写真】訪朝結果を報告する金氏=22日、ソウル(聯合ニュース)
金氏は故金大中(キム・デジュン)元大統領の三男で、16~19日に訪朝した。民族和解協議会の会長で最高人民会議常任委員会の副委員長を務める金永大(キム・ヨンデ)氏と18日に会談し、合意文書に署名したという。
同事業の名称について「朝鮮の魂、アリランの帰郷」と紹介。民間運動として進め、日本など国際社会の支持や協力を呼びかけていく方針だ。今月29日ごろ、日本でも記者会見を開くという。
金氏は同事業について、「あくまでも韓国と日本、北と日本の関係を改善するための、北東アジアの平和のための運動であり、対立を深める意図がないことを明確にした」と強調した。
推進委は南北それぞれ3人で構成され、韓国側の委員長は金氏が務める。
また、9月に民族和解協議会の関係者をソウルを招待する計画も明らかにした。
民和協は日本全国の寺院などに強制徴用被害者の遺骨が約2200柱あるとみている。日本の市民団体や在日本大韓民国民団(民団)、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)などと協力し、遺骨の確認や送還準備などを進めていく方針だ。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31178.html
「The Hankyoreh」 2018-07-22 22:59
■「日帝強制徴用遺骨送還“南北共同推進委”署名しました」
キム・ホンゴル民和協代表常任議長が記者会見
北側ヤン・チョルシク副委員長と共同代表務める
「民和協創立20周年記念行事、金剛山で推進」
【写真】キム・ホンゴル民族和解協力汎国民協議会代表常任議長が22日午後、ソウル市麻浦区の民和協事務室で訪北結果報告記者懇談会を開いている//ハンギョレ新聞社
「日帝に強制徴用された朝鮮人の遺骨送還のために、南と北が南北共同推進委員会を結成し犠牲者の遺骨送還に共に乗り出すことにしました」。
キム・ホンゴル民族和解協力汎国民協議会(以下、民和協)代表常任議長は22日、ソウル市麻浦区(マポグ)の民和協事務室で16~19日の訪北を終えた記者会見を行い、このように明らかにした。
キム議長は「18日午後、北朝鮮の万寿台議事堂を訪問し、キム・ヨンデ北側民和協会長兼最高人民会議常任委員会副委員長に会い、(南北共同推進委員会の結成合意文に)署名した」と伝えた。
南北はこの事業の名称を「朝鮮の魂、アリランの帰郷」運動と決め、日本をはじめとする国際社会の支持と協力を模索する民間運動として推進することで合意した。推進委員長は、南側からはキム議長が、北側からはヤン・チョルシク民和協副委員長が務める。推進委は南北それぞれ3人ずつで構成する計画だ。民和協は、約2200体の強制徴用犠牲者遺骨が日本の寺などに安置されていると把握している。
キム議長は「9月には北側の民和協の方々をソウルに招請する計画」とし「南北民和協創立20周年を記念して、11月になる前に金剛山(クムガンサン)で対面行事を行う方案も論議している」と話した。彼はまた、今回の訪北期間に会ったリ・テッコン統一戦線部副部長が「私たちが南側に行けば北朝鮮を正しく知る運動を行う」と話したと紹介した。
キム議長は「日本各地に散在する遺骨を同時に迎え入れることは不可能なので、じっくりと段階的に進めていく」とし「民間で募金と才能寄付などにより基金を作っていく予定」と伝えた。さらに彼は「強制徴用犠牲者慰霊碑の調査を後援した日本の市民団体と宗教者、著名芸術家が今回の遺骨送還にも参加して、才能寄付することを約束してくれ、民団(在日本大韓民国民団)と総連(在日本朝鮮人総連合会)も揃って参加できることを期待する」と付け加えた。
南側民和協の訪北は、2011年12月の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長弔問以来7年ぶりで、訪北に先立ってキム議長は遺骨送還事業に加えて「南北民和協共同連絡事務所設置」 「南北平和統一の礎石を固めるためのアジア太平洋平和センター」建設などを議論する計画と明らかにした。
キム・ジウン記者
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/854360.html
韓国語原文入力:2018-07-22 18:59
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33263800S8A720C1FF8000/
「日本経済新聞 電子版」 2018/7/22 17:50
■徴用工の遺骨、南北共同で返還 金大中氏三男会見、日本から
【ソウル=山田健一】南北交流を推進する韓国の民間団体「民族和解協力汎国民協議会(民和協)」は22日、日本の植民地時代に徴用された朝鮮半島出身者の遺骨を日本から持ち帰るため、南北共同の推進委員会を結成したと発表した。民和協は日本の寺院などに2000柱程度の遺骨があるとみている。今後、訪日して日本の市民団体や在日本大韓民国民団(民団)と協議するという。
【写真】22日、ソウルで記者会見する民和協の金弘傑代表(左)
民和協の金弘傑(キム・ホンゴル)代表がソウルで同日記者会見を開き、「北朝鮮で(北朝鮮側の団体代表を務める)金永大(キム・ヨンデ)最高人民会議常任副委員長と18日に会い(委員会結成の)合意文に署名した」と述べた。目的は「人道支援」だと説明。歴史問題で日本を揺さぶるのが狙いではないとの認識をにじませた。
金代表は韓国の故・金大中元大統領の三男で、16日に訪朝した。北朝鮮側とは遺骨を持ち帰る以外にも、交流を深めることで合意したという。
日本はこれまで軍人だった朝鮮半島出身者とその家族らの遺骨を9000柱以上を韓国に返還したが、日本に残る遺骨はなお多数あるとされる。日本の市民団体や民団とは、送還を実現する方法などを協議する。金代表は「準備や確認すべきことが多い」と話し、実現までには時間がかかるとの見方も示した。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31160.html
「The Hankyoreh」 2018-07-20 09:54
■民族和解協力汎国民協議会長「北朝鮮と日本強制徴用者の遺骨送還の協力に合意」
3泊4日に訪朝後、帰国…来月から実務接触
【写真】キム・ホンゴル民族和解協力汎国民協議会(民和協)代表常任議長が訪朝日程を終えて今月19日、中国の北京首都空港に到着し、記者団の質問に答えている=北京/聯合ニュース
南北民間交流協議体である民族和解協力汎国民協議会(民和協)が、日帝強占期(日本の植民地時代)の朝鮮人強制徴用者の遺骨送還を北朝鮮と共に推進することにしたと明らかにした。
3泊4日間北朝鮮を訪問した後、19日に帰国の途についたキム・ホンゴル民和協代表常任議長は、中国北京首都国際空港で記者団に「強制労働被害者の遺骨を日本から運び入れようという合意文を(北側と共に)作成し、署名した」とし、「昨日(18日)午後、平壌(ピョンヤン)万寿台(マンスデ)議事堂で北側民和協議長のキム・ヨンデ最高人民会議常任委員副委員長と署名式を行った」と述べた。
【写真】キム・ホンゴル民族和解協力汎国民協議会(民和協)代表常任議長(中央)が今月17日、民和協執行委員長のキム・ハンジョン議員やキム・ヒョンジン会長と共に、訪朝日程のため出国しようとしている=キム・ホンゴル議長のフェイスブックからキャプチャー//ハンギョレ新聞社
また、キム議長は「遺骨送還に向けた協力の合意以外にも、北側関係者を招待するなど、民間交流に関する様々な協議をしていくことについても話し合った」とし、「(北側の関係者を)ソウルに招待する可能性もあり、北京で会ったり、私たちが平壌に行くことも考えられる」と話した。民和協は、来月から実務接触を通じて具体的協議を続ける計画だ。
キム議長は北側民和協関係者らのほか、今年4月の南北首脳会談に出席したリ・テクゴン労働党統一戦線部副部長とも面会したと明らかにした。
北京/キム・ウェヒョン特派員
http://www.hani.co.kr/arti/international/china/854009.html
韓国語原文入力:2018-07-19 17:19
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/07/19/0200000000AJP20180719001800882.HTML
日本からの強制徴用者遺骨返還 北朝鮮と協力で合意=金大中氏三男
2018/07/19 15:15
【北京聯合ニュース】日本による植民地時代に強制徴用された朝鮮半島出身者の遺骨を日本から持ち帰る事業について協議するため訪朝していた韓国の社団法人「民族和解協力汎国民協議会」(民和協)の金弘傑(キム・ホンゴル)代表常任議長が19日、北朝鮮から帰国するため経由地の中国・北京の空港に到着した。金氏は聯合ニュースとのインタビューで、遺骨送還に向けて協力することを盛り込んだ合意文書に署名したと明らかにした。
【写真】北京空港に到着した金氏=19日、北京(聯合ニュース)
金氏は故金大中(キム・デジュン)元大統領の三男で、16日に訪朝した。北京国際空港で遺骨返還について「強制労役の犠牲者の遺骨を日本から持ち帰るとした合意文を(北朝鮮の民族和解協議会側と)作成し、署名した」とし、「合意以外にも北側の関係者を招待するなど、民間交流に関連し、いろいろな問題を議論した」と説明。来月から北朝鮮側と実務接触を行い、議論を続けていくという。
また、「日本の市民団体や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)、在日本大韓民国民団(民団)などと共に記者会見も開く」として、「具体的な部分は北側と議論しながら協議する」と述べた。
訪朝期間中、朝鮮労働党統一戦線部のリ・テクゴン副部長とも会談したという。
金氏に同行した与党「共に民主党」の金漢正(キム・ハンジョン)国会議員は「遺骨送還問題のほかにもいろいろな議論があったが、詳細は帰国した後にまとめ、記者会見を開く」と述べた。
民和協は日本全国の寺院などに強制徴用被害者の遺骨が約2200柱あるとみている。
kimchiboxs@yna.co.kr
「聯合ニュース」 2018/07/22 16:32
■日本からの強制徴用者遺骨返還推進へ 南北団体が委員会結成
【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代に強制徴用された朝鮮半島出身者の遺骨を日本から持ち帰る事業について協議するため訪朝していた韓国の社団法人「民族和解協力汎国民協議会」(民和協)の金弘傑(キム・ホンゴル)代表常任議長は22日、ソウル市内で記者会見し、遺骨送還のため、北朝鮮の民族和解協議会と南北共同推進委員会を結成したと明らかにした。
【写真】訪朝結果を報告する金氏=22日、ソウル(聯合ニュース)
金氏は故金大中(キム・デジュン)元大統領の三男で、16~19日に訪朝した。民族和解協議会の会長で最高人民会議常任委員会の副委員長を務める金永大(キム・ヨンデ)氏と18日に会談し、合意文書に署名したという。
同事業の名称について「朝鮮の魂、アリランの帰郷」と紹介。民間運動として進め、日本など国際社会の支持や協力を呼びかけていく方針だ。今月29日ごろ、日本でも記者会見を開くという。
金氏は同事業について、「あくまでも韓国と日本、北と日本の関係を改善するための、北東アジアの平和のための運動であり、対立を深める意図がないことを明確にした」と強調した。
推進委は南北それぞれ3人で構成され、韓国側の委員長は金氏が務める。
また、9月に民族和解協議会の関係者をソウルを招待する計画も明らかにした。
民和協は日本全国の寺院などに強制徴用被害者の遺骨が約2200柱あるとみている。日本の市民団体や在日本大韓民国民団(民団)、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)などと協力し、遺骨の確認や送還準備などを進めていく方針だ。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31178.html
「The Hankyoreh」 2018-07-22 22:59
■「日帝強制徴用遺骨送還“南北共同推進委”署名しました」
キム・ホンゴル民和協代表常任議長が記者会見
北側ヤン・チョルシク副委員長と共同代表務める
「民和協創立20周年記念行事、金剛山で推進」
【写真】キム・ホンゴル民族和解協力汎国民協議会代表常任議長が22日午後、ソウル市麻浦区の民和協事務室で訪北結果報告記者懇談会を開いている//ハンギョレ新聞社
「日帝に強制徴用された朝鮮人の遺骨送還のために、南と北が南北共同推進委員会を結成し犠牲者の遺骨送還に共に乗り出すことにしました」。
キム・ホンゴル民族和解協力汎国民協議会(以下、民和協)代表常任議長は22日、ソウル市麻浦区(マポグ)の民和協事務室で16~19日の訪北を終えた記者会見を行い、このように明らかにした。
キム議長は「18日午後、北朝鮮の万寿台議事堂を訪問し、キム・ヨンデ北側民和協会長兼最高人民会議常任委員会副委員長に会い、(南北共同推進委員会の結成合意文に)署名した」と伝えた。
南北はこの事業の名称を「朝鮮の魂、アリランの帰郷」運動と決め、日本をはじめとする国際社会の支持と協力を模索する民間運動として推進することで合意した。推進委員長は、南側からはキム議長が、北側からはヤン・チョルシク民和協副委員長が務める。推進委は南北それぞれ3人ずつで構成する計画だ。民和協は、約2200体の強制徴用犠牲者遺骨が日本の寺などに安置されていると把握している。
キム議長は「9月には北側の民和協の方々をソウルに招請する計画」とし「南北民和協創立20周年を記念して、11月になる前に金剛山(クムガンサン)で対面行事を行う方案も論議している」と話した。彼はまた、今回の訪北期間に会ったリ・テッコン統一戦線部副部長が「私たちが南側に行けば北朝鮮を正しく知る運動を行う」と話したと紹介した。
キム議長は「日本各地に散在する遺骨を同時に迎え入れることは不可能なので、じっくりと段階的に進めていく」とし「民間で募金と才能寄付などにより基金を作っていく予定」と伝えた。さらに彼は「強制徴用犠牲者慰霊碑の調査を後援した日本の市民団体と宗教者、著名芸術家が今回の遺骨送還にも参加して、才能寄付することを約束してくれ、民団(在日本大韓民国民団)と総連(在日本朝鮮人総連合会)も揃って参加できることを期待する」と付け加えた。
南側民和協の訪北は、2011年12月の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長弔問以来7年ぶりで、訪北に先立ってキム議長は遺骨送還事業に加えて「南北民和協共同連絡事務所設置」 「南北平和統一の礎石を固めるためのアジア太平洋平和センター」建設などを議論する計画と明らかにした。
キム・ジウン記者
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/854360.html
韓国語原文入力:2018-07-22 18:59
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33263800S8A720C1FF8000/
「日本経済新聞 電子版」 2018/7/22 17:50
■徴用工の遺骨、南北共同で返還 金大中氏三男会見、日本から
【ソウル=山田健一】南北交流を推進する韓国の民間団体「民族和解協力汎国民協議会(民和協)」は22日、日本の植民地時代に徴用された朝鮮半島出身者の遺骨を日本から持ち帰るため、南北共同の推進委員会を結成したと発表した。民和協は日本の寺院などに2000柱程度の遺骨があるとみている。今後、訪日して日本の市民団体や在日本大韓民国民団(民団)と協議するという。
【写真】22日、ソウルで記者会見する民和協の金弘傑代表(左)
民和協の金弘傑(キム・ホンゴル)代表がソウルで同日記者会見を開き、「北朝鮮で(北朝鮮側の団体代表を務める)金永大(キム・ヨンデ)最高人民会議常任副委員長と18日に会い(委員会結成の)合意文に署名した」と述べた。目的は「人道支援」だと説明。歴史問題で日本を揺さぶるのが狙いではないとの認識をにじませた。
金代表は韓国の故・金大中元大統領の三男で、16日に訪朝した。北朝鮮側とは遺骨を持ち帰る以外にも、交流を深めることで合意したという。
日本はこれまで軍人だった朝鮮半島出身者とその家族らの遺骨を9000柱以上を韓国に返還したが、日本に残る遺骨はなお多数あるとされる。日本の市民団体や民団とは、送還を実現する方法などを協議する。金代表は「準備や確認すべきことが多い」と話し、実現までには時間がかかるとの見方も示した。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31160.html
「The Hankyoreh」 2018-07-20 09:54
■民族和解協力汎国民協議会長「北朝鮮と日本強制徴用者の遺骨送還の協力に合意」
3泊4日に訪朝後、帰国…来月から実務接触
【写真】キム・ホンゴル民族和解協力汎国民協議会(民和協)代表常任議長が訪朝日程を終えて今月19日、中国の北京首都空港に到着し、記者団の質問に答えている=北京/聯合ニュース
南北民間交流協議体である民族和解協力汎国民協議会(民和協)が、日帝強占期(日本の植民地時代)の朝鮮人強制徴用者の遺骨送還を北朝鮮と共に推進することにしたと明らかにした。
3泊4日間北朝鮮を訪問した後、19日に帰国の途についたキム・ホンゴル民和協代表常任議長は、中国北京首都国際空港で記者団に「強制労働被害者の遺骨を日本から運び入れようという合意文を(北側と共に)作成し、署名した」とし、「昨日(18日)午後、平壌(ピョンヤン)万寿台(マンスデ)議事堂で北側民和協議長のキム・ヨンデ最高人民会議常任委員副委員長と署名式を行った」と述べた。
【写真】キム・ホンゴル民族和解協力汎国民協議会(民和協)代表常任議長(中央)が今月17日、民和協執行委員長のキム・ハンジョン議員やキム・ヒョンジン会長と共に、訪朝日程のため出国しようとしている=キム・ホンゴル議長のフェイスブックからキャプチャー//ハンギョレ新聞社
また、キム議長は「遺骨送還に向けた協力の合意以外にも、北側関係者を招待するなど、民間交流に関する様々な協議をしていくことについても話し合った」とし、「(北側の関係者を)ソウルに招待する可能性もあり、北京で会ったり、私たちが平壌に行くことも考えられる」と話した。民和協は、来月から実務接触を通じて具体的協議を続ける計画だ。
キム議長は北側民和協関係者らのほか、今年4月の南北首脳会談に出席したリ・テクゴン労働党統一戦線部副部長とも面会したと明らかにした。
北京/キム・ウェヒョン特派員
http://www.hani.co.kr/arti/international/china/854009.html
韓国語原文入力:2018-07-19 17:19
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/07/19/0200000000AJP20180719001800882.HTML
日本からの強制徴用者遺骨返還 北朝鮮と協力で合意=金大中氏三男
2018/07/19 15:15
【北京聯合ニュース】日本による植民地時代に強制徴用された朝鮮半島出身者の遺骨を日本から持ち帰る事業について協議するため訪朝していた韓国の社団法人「民族和解協力汎国民協議会」(民和協)の金弘傑(キム・ホンゴル)代表常任議長が19日、北朝鮮から帰国するため経由地の中国・北京の空港に到着した。金氏は聯合ニュースとのインタビューで、遺骨送還に向けて協力することを盛り込んだ合意文書に署名したと明らかにした。
【写真】北京空港に到着した金氏=19日、北京(聯合ニュース)
金氏は故金大中(キム・デジュン)元大統領の三男で、16日に訪朝した。北京国際空港で遺骨返還について「強制労役の犠牲者の遺骨を日本から持ち帰るとした合意文を(北朝鮮の民族和解協議会側と)作成し、署名した」とし、「合意以外にも北側の関係者を招待するなど、民間交流に関連し、いろいろな問題を議論した」と説明。来月から北朝鮮側と実務接触を行い、議論を続けていくという。
また、「日本の市民団体や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)、在日本大韓民国民団(民団)などと共に記者会見も開く」として、「具体的な部分は北側と議論しながら協議する」と述べた。
訪朝期間中、朝鮮労働党統一戦線部のリ・テクゴン副部長とも会談したという。
金氏に同行した与党「共に民主党」の金漢正(キム・ハンジョン)国会議員は「遺骨送還問題のほかにもいろいろな議論があったが、詳細は帰国した後にまとめ、記者会見を開く」と述べた。
民和協は日本全国の寺院などに強制徴用被害者の遺骨が約2200柱あるとみている。
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