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2023年08月17日 リニア工事の残土 JRが対策施した盛り土など安全性アピール(NHK信州)
 リニア中央新幹線のトンネル工事では有害な重金属を含む残土の処分が課題となっていますが、JR東海は17日、安全対策を施した盛り土などを地元自治体の関係者らに公開して、安全性をアピールするとともに自治体での受け入れを求めました。 リニア中央新幹線のトンネル工事で発生する残土には、自然由来の有害な重金属が基準値を超えて含まれているものもあり、そのまま盛り土などを行うと雨水とともに流れ出し、地下水などに悪影響を与えるおそれがあります。
このためJR東海は、大鹿村でことし5月から盛り土などにマグネシウムなどを混ぜることで、重金属が流れ出すのを防ぐ試験に取り組んでいます。
17日、JR東海は、地元自治体の関係者らおよそ20人を招き、対策を施した盛り土などの安全性をアピールしました。
これまでの試験では盛り土などに触れた雨水から基準値を超えて重金属が検出されたケースはないということで、JR東海の担当者は自治体での残土の受け入れと公共事業などへの活用を呼びかけました。

 視察を行った飯田市の佐藤健市長は「データ的には安全性が確認できているとのことだが、住民の気持ちの問題もある。地元から活用したいとの要望があれば受け入れも検討したい」と話していました。
【以上は部分引用です、上記NHK記事を開いてご覧ください。】
2023年8月18日 要対策土 活用へ不溶化効果を確認 大鹿村の試験施工現場を公開 JR東海(南信州新聞)
 リニア中央新幹線のトンネル掘削工事で発生する「要対策土」の活用を巡り、JR東海は17日、重金属などの溶出を抑制する「不溶化工法」の試験施工を行っている大鹿村大河原の現場を公開した。5月から排水に含ま…【すべての記事が5日間読み放題  ※無料会員登録が必要です】
2023年8月18日 飯田市長ら試験施工現場を視察 リニアトンネルで発生の「要対策土」(中日新聞)
 JR東海は十七日、リニア中央新幹線のトンネル掘削で発生した基準値を超えた重金属が含まれる「要対策土」で盛り土や擁壁を構築し、安全性を確かめる試験施工の現場(大鹿村大河原)を南信州広域連合の市町村長らに公開した。(藤野華蓮)
 飯田市の佐藤健市長ら十五人が、JRの自社用地に要対策土を使って施工された盛り土と擁壁を視察。市町村長らはJR担当者の説明を受けながら擁壁の上に登ったり、金づちでたたいてみたりして強度を確認した。
【この記事は会員限定です。】
2023年8月18日 リニア工事の「要対策土」、活用に向け試験施工 JR東海が現場説明(朝日新聞)
 JR東海は17日、リニア中央新幹線の南アルプストンネル(長野県大鹿村)の掘削工事で発生した残土のうち、基準値以上の重金属を含む「要対策土」の活用に向けた試験施工の現場を周辺市町村長らに公開した。試験施工は、要対策土を道路の盛り土や擁壁などに活用するため、安全性を確認することが目的で、同社の担当者がその施工方法などを説明した。
 同社によると、県内で見つかった要対策土は、締め固めた状態で8千立方メートル(大鹿村5千立方メートル、豊丘村3千立方メートル)。基準値を超えた重金属のホウ素とヒ素が検出されたため、風で飛散したり、地下水に溶け出したりしないよう、仮置きしている。
【以下、中間掲載を外します。】
 道路建設など他の工事で出た要対策土はこれまでも道路の盛り土や高速道路のサービスエリア造成に使われた例がある。そこで、自社用地などで要対策土の活用を検討するJR東海が、今年から大鹿村の南アルプストンネル小渋川非常口近くで試験施工を始めた。
 試験施工では、土に含まれる重金属が水に溶け出す量を低減する「不溶化剤」と固化剤を要対策土に混ぜ、擁壁などの造成に利用。不溶化効果とともに、構造物として必要な強度が得られるかを調べている。 
 JR東海によると、マグネシウム系の不溶化材とセメントを添加した要対策土をバケツに入れ、屋外で雨水にさらした試験では、土からしみだした水のホウ素濃度が基準値の3割以下、ヒ素濃度は10分の1以下にとどまっているという。 
 同社は、この場所で変電所の建設を計画中で、要対策土をその造成工事で使うことを検討。地元の公共事業への活用も要望している。また同社が飯田・下伊那地域で用地を取得し、残土置き場とする場合の候補地探しでも、市町村に協力を求めている。

 この日、現地を視察した南信州広域連合長の佐藤健・飯田市長は、要対策土の活用について「いま具体的に候補地があるわけではないが、地元から要望があった場合には考える。試験結果の数値自体は、安全性が確認できる数値だと思うので、あとは住民の皆さんの気持ちの要素が大事。間に入る市町村としては、冷静にそういったことを説明していく」と話した。(佐藤仁彦)
【長文な記事です。朝日新聞サイトをご確認ください。】

長野県内の工事で有害な重金属を含む残土は、今回が初めてかと思いましたが、私は長野県の工事状況は読み落としが多いので、いつか時間がある時に確認しておきたいと思います。

長野県公式サイト リニア中央新幹線の工事の状況 県内工事の概要
 8月18日の確認では 「更新日:2023年8月7日」です。今回のJR東海による要対策土の件は県庁でも掲載・報告されるかと思いますので確認していくつもりです。
 このサイトには『各市町村の状況(関連ホームページへリンク)』があります。


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