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平成22年6月25日の国土交通省報道資料から国土交通省ホーム >> 政策・仕事  >> 道路  >> 高速道路の無料化社会実験ホームページ を確認しました。


国土交通省関東地方整備局 > 道路 >  社会資本整備 >  高速道路無料化社会実験 > 高速道路無料化社会実験
実験期間:平成22年6月28日(月)午前0時から平成23年3月末日 とのことです。

山梨県:中部横断自動車道・双葉ジャンクション 一般道に出入り出来ません。中央道と無料化社会実験区間を連続して走行した場合は有料となります。

山梨県:中央自動車道・大月インターチェンジ 一般道との出入りが可能です。

韮崎(あるいは甲府昭和)から乗って増穂で降りた時の料金計算はどうなるのだろうかと疑問を感じて、高速道路無料化社会実験のご案内 | NEXCO中日本を確認してみた。さらに詳細ページの無料化社会実験区間と通行方法の詳細(出口精算方式(対距離料金制)) からもよくわからない。インターチェンジの出入り方法は変わらず、無料化起点ジャンクションとの距離課金をするのだろうか。

答えは、無料化社会実験に関するQ&Aにあった。『大月~河口湖 開始前 : 750円、開始後 : 無料』 らしい。もしこの方式を双葉JCTにも適用するなら双葉SAと韮崎が直近ICということになるのだろうか。双葉SAを利用できる車種に制限があるようなので、その点はどう解決したのだろうか。ちなみに東富士五湖道路は別に詳しい説明があった。
最終的に確認するには高速日和 | 全国の高速道路料金・ルート検索の表示データが更新されるのを待つことになるだろう。

しかしねぇ、政治主導というなら民主党の政治家は官僚と業者が作成した公開前のWebページも確認しているのだろうが、詰めが甘いよなぁ。PDFファイルで料金表を載せるなら、道路地図帳によくあるような網羅的なしっかりしたテーブルを路線別、車種別など複数作成しておけばよいのに。

高速道路無料化への社会実験を控え、期待と懸念の声/神奈川県内(2010年6月13日 カナロコ 神奈川新聞)
地方中心に28日から高速無料化 来年3月まで社会実験(2010/06/15 12:53  共同通信)
『2010年度の無料化実験の事業費は1千億円。』 と書かれていますが、その積算明細も知らせることで「社会実験」の意味も深まると思えます。ETCプログラムの修正に**億円、Webページの更新に**億円とか・・・(^o^) と思ったら「無料化による収入の減少を補填する予算が1,000億円しか確保できなかった」のだそうです(有料道路研究センターの記事)
バカモン! 100円商店街をやる時に売上減は税金で補填してくれというのと同じじゃないか。プレミアム商品券に乗っけて税金をばら撒いたのと同じじゃないか。

ETCについても子供手当給付についても同じことで、それに該当する人々だけが所得にも関係なく一律にメリットを得て、それは税金が源資であり全国民が負担している構造です。子供手当給付が銀行振込なら公金振込の手数料収入が激増した金融機関はほくそ笑んでいるはず。ばら撒かれる紙吹雪はそれに踊る人々も気付かぬようなそよ風を使って一か所に集めることもできる・・・
万人の万人による万人のための最小不幸社会に向かうベクトルを、どういう具体的な力(政策)の合計で示せるか、それが政党・政治家を選択するひとつの要因です、いつかWebページに書きたいと思っています。インターネット、セキュリティを勉強しながら学んだことですが、隠された(画された)そよ風に注意したいと、私はいつも思っています。



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