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2011年8月22日、結審した陸山会裁判をチェックしながら参議院議員森ゆうこさんのブログを訪問したら、学校給食の安心確保に関する申し入れ(民主党文部科学部門会議 2011年8月11日)が出ていました。『行政府は、科学としての基準を示すだけでなく、現に異常な事態が起きてしまっている今、国民に対して明快な行動指針を示す必要がある。  したがって、風評被害を防ぐためにも、厚生労働省と各府省は連携の上、食品の安全を担保する合理的な判断のための指針を策定するとともに、検査機器の配備を含めしっかりとした検査態勢を整えることを求める。その際、学校給食においては年少の児童生徒等が教育活動の一環として食材を摂取していること、2学期の始業が迫っていることなどから、2次補正予算の予備費活用等も考慮されたい。』 なんて書かれていると地方行政府は安心してまたもや指示待ちモードに入ってしまう?地域を守るのは地域政府しかないと思う。


『平成23年6月1日の市長記者会見でお知らせしました、市立小学校で使用する給食食材の放射性物質の測定について次のとおり実施します。』 として、「平成23年7月の測定結果」と「平成23年6月の測定結果」が掲載されています。
6月1日の市長記者会見の添付資料から以下を抜粋・・・

(2) 小学校における給食材料
 ・食材は、産地において汚染状態を計測されており安全ですが、一層の安心を確保するため、中央卸売市場や南部市場等で計測(サンプル調査)を行うこととしています。
 ・更に、小学校の給食材料についても念のため、サンプル調査を行います。
これに対応する機器は、新たに購入することとし、それまでの間は委託等により、可能な範囲で実施します。

給食実施校長宛通知 市長記者会見の前日、5月31日には教育次長から給食実施校長宛に通知が出ています。
保護者から弁当持参や水筒持参について相談があった時の対応についても記載されています。
教育委員会のホームページでは、「東日本大震災への対応について」として放射能関連記事も掲載されています。教育委員会のページにこの情報が出ている事例には初めて出会いましたので感心しました。他都市もなかなかやるではないか(^o^)

にもかかわらず、8月10日の田中龍作ジャーナルで、「学校給食の放射能測定を」 横浜の父母が行政に要望 という記事では、『この日朝、市役所に集合した親たちは憤りを隠さなかった。これまでの市側の対応が神経を逆なでするものだったからだ。』と書かれています。

以上は東京新聞サイトを読んでいて気付いた記事を次々にフォローしているうちに・・・横浜ママパパの放射線だより・・・に到達して確認できたものです。掲載した通知の画像はこのブログから取り出しました、オオヤケの通知ですが教育委員会のホームページでは見つかりませんでした。
参照-放射線に関する健康と食品の情報

◇ 千葉県我孫子市- 給食食材の放射線量  > 放射性物質に汚染された稲わらを給与された可能性のある牛の肉の検査結果について、給食で使用した牛肉について暫定規制値を越えていたと判明した事に関する記事です。
◇ 東京都葛飾区-砂場の空間放射線量の測定結果について、区立小中学校・特別支援学校・幼稚園、私立幼稚園、区立保育園、私立保育園、認証保育所、区立公園・児童遊園の砂場を測定し、使用中止を決めた経緯。(平成23年8月18日)
 この記事にある 0.25μSv/時 を使用中止の境界値とした計算式が不明ですが、砂場で1時間、それ以外の戸外で7時間、屋内で16時間として文部科学省仮定を適用すると 0.25 になりそうです

8月20日~21日には甲府駅北口で恒例の「24時間テレビ」に伴うイベントと「サマーinこうふ」が開催されます。北口にお出かけになったら、ペデストリアンデッキのメインフロアーに設置された放射線測定器もぜひ見学なさってください、私が「客寄せパンダ」 と笑い飛ばしたことに不快な思いをされておられる方は多いと思いますので、ご自身で確認されることをお勧めします。
私としては、このパンダ君は小菅、丹波山地域からの風が吹くであろう北都留地方のしかるべき場所に移設されることを強くお勧めします。
そしてこの広域測定の結果をいかに評価なさっておられるか、横内知事の記者会見発表記事に注意はしています。
2011.06.11 学校給食、食材の放射能測定は不要か



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