2023年11月24日
JR東海は調査継続へ(信越放送)
「井戸の水位が2~5m前後低下 リニア新幹線トンネル掘削工事の影響 工事現場での湧水は1日500㎥→2,000㎥へと急増 JR東海は調査継続へ」 長野県大鹿村で行われているリニア新幹線のトンネル工事で、2022年4月以降、掘削に伴って出る水の量が増え、周辺の井戸の水位が低下していたことがわかりました。
調査はJR東海が2022年度に実施したもので、24日に県庁で開かれた環境影響評価の技術委員会で報告されました。
それによりますと、大鹿村では伊那山地(いなさんち)トンネルの工事に伴って出る1日当たりの湧水が、それまで500立方メートルだったものが、22年4月以降は、1,500~2,000立方メートルへと急激に増加。
工事現場近くの2か所の井戸の1つで2.6メートル、もう1つの井戸では5.2メートルそれぞれ水位が低下しました。
JR東海は工事によるものと認め、周辺への影響を継続的に確認するとしました。
委員からは、村内の別の現場でも湧水量が多いとする指摘や、雨の量との関係などより詳細なデータを求める意見が出されました。
品川~名古屋開通に苦労を重ねておられるのが何故なのか、私には判りませんが、品川~山梨と名古屋~飯田の開通を先行するのが良いと私は思っています。
しかし、JR東海は品川-名古屋-大阪の短時間走行をポイントにされ、国土交通省もそれを支持しておられるように思えます。
2014年09月19日に記事にしたのですが、
国土交通省 ⇒ 「国土のグランドデザイン2050」との関係この記事以後に国土交通省の関連記事を確認していません。しかし人口が減少していく我が国の未来のあり方を示していると理解していたので、品川-名古屋-大阪だけ語るJR東海の状況に疑問を抱いて今日になりました。
この記事からもう10年になります、現在では全国各地に新幹線が開通し、海外から日本に来られて新たに生活を始められる方も多いと思います。JR東海のリニア中央新幹線は我が国にとってどの様な意味をもつのか、あらためて学習しようと思いながらこの記事を終ります。