沖縄タイムス 2016年9月29日 05:02 記事、機動隊、抗議の市民をロープで縛る 米軍ヘリパッド建設
9月29日 09:57 記事は、「首絞まっちゃうよ」 警察官、笑いながらロープで市民拘束
YouTube 2016/09/28 に公開された動画、機動隊、抗議の市民をロープで縛る 米軍ヘリパッド建設
【沖縄タイムスから引用】
市民らによると、約20人が訓練場内で抗議行動。十数人がH地区わきの高さ10メートル以上ある急斜面の伐採地で座り込みなどしていた際に縛られたという。
ロープで縛る行為について28日夜まで沖縄県警本部にも報告はなく、一部の幹部からは「本当にそんなことしたのか?」と戸惑いの声も。
日米地位協定で米軍に管理権があるにもかかわらず、県警が市民を事実上拘束する権限を行使できるかについて「微妙な部分がある」との指摘も上がった。
ある県警幹部は、事実を確認していないとした上で「基地内は米軍の同意がなければ逮捕できない。ロープで巻き付けるのは事実上の逮捕行為と取られる可能性もある」と疑問を呈した。
市民側の小口幸人弁護士は「ロープで縛ることは、身体の自由を拘束する危険な行為で、通常は逮捕・監禁罪に該当する。県警は『安全確保の措置』と言うが、こんな行為を直接許す法律はない。特別公務員職権乱用罪などに問われることもある」と県警の手法を厳しく指摘した。
沖縄東村高江で抗議行動の市民と共に取材記者も機動隊に拘束された(2016-08-22)という事件もありました。
今回の機動隊が沖縄県警の機動隊なのか、7月12日付けで沖縄県公安委員会から、東京、千葉、神奈川、愛知、大阪、福岡の公安委員会に「援助の要求」とのことでしたが、未だ彼等が沖縄に駐留しているのかどうかは知りません。
沖縄タイムスが取材した沖縄県警察本部の幹部が事実を確認した上で、どのように対処したかの続報が求められます。
最初の記事 29日 05:02 には、『ロープ拘束について、県警幹部は「伐採する木が落下し、市民に当たる危険性があった。ロープを活用し、安全な場所へと移動させた」と説明』とあり、弁護士さんの『県警は『安全確保の措置』と言うが、・・・』とのコメントはこれを踏まえてのものと思えます。
だが 29日 09:57 記事の県警幹部には情報が届いていないのかも知れません。組織内情報共有にも問題がありそうです。
しかし、とにかく動画として記録されたのです。YouTubeの視聴回数は2万に達しています。沖縄県警さんとしてもホットケナイでしょう。
◇ やんばる東村 高江の現状