ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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東濃リニア通信で2013年06月22日の記事、トンネル工事による膨大な残土は環境破壊となる! で記載されていたことを引用しメモしておきます・・・

甲府南インター近くの桃畑と宅地に囲まれた広大な谷間に、実験線延長工事で出た土がダンプで引っ切りなしに運び込まれていました。これは宅地に造成するという名目で県から40億円もつぎ込まれているとの事。 松島信幸さん(地質学者)は『排土はもろいので住宅を建てると液状化などの危険がある』と指摘しています。 との記載が 「リニア新幹線を考える宮前の会」 の冊子「問答集」 にあるとのことです。
私は2009年1月に、工業団地造成とリニアの残土 という記事を書いたことがあります。山梨県の産業構造などにずっと関心を持ち続けていますが、工業団地のことも未だ何もわかっていません。(陸山会事件と3.11によって優先する関心空間が広がってしまったからです。こういう国家の基本問題を放置したままでは、いくら努力しても安全・安定・安心をベースにした地域の活性化などありえない。私はやっと気が付いた。)

県費を投じて住宅団地造成にリニア残土が使われているという意味がわかりません。残土を引受けているのでJR東海から処理費を受け取る、団地造成予算はその分だけ減額できるのが普通じゃないかと感じます。
その住宅団地は販売されて少なくとも収支トントンになる、甲府市中心市街地活性化事業での地権者団体による再開発ビル(ココリ)建設事業への税金投入と同様な構図になるものでしょう。(投入した税金は活性化した地域からの税収増加で未来にはトントンになる。いわば地方交付税不交付団体を目指した先行投資。)
いつか時間が出来た時にでも県庁サイトを調べておきます。税金を使ったらその経緯と結果は報告されているはず。

工業団地造成の記事以前に書いたものとしては、2008.12.25 リニア中央新幹線は「直線」、この頃には大規模プロジェクトの進め方、システムに関心があって、リニアに関係する多くの問題については大した知識はありませんでした。
それより前には2本しか無いはずです・・・・
2007.06.06 リニア営業運転
2007.05.15 リニア試乗会終了
 どちらも情報の扱い方に関心を持ったから書いたのだったと、ネットオタクの私は振返ります。

地元新聞紙とテレビ、そして地域の集まりが主たる情報源で、日常は生活・仕事に忙しい人々が、生活が向上しますと叫びながら流れてくるカネと太鼓のイケイケドンドンに同調するのは仕方ないことかも知れません。原発誘致が進んだ地域も同じような状況にあった、現在でも同様なのだと感じます。
その結果がもたらしたものは、今の、これからの、日本、地域を滅ぼしつつあるように私は感じています。でもそれも仕方ないことなのです、我が身を振返るといつもそう思います。



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