ICT工夫
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環境省は「審査待たず着工」と報じた紙面の一部です)
東京新聞12月6日

2012.12.02 福島県鮫川村を食い物にする環境省ジョーズ(^o^) の続報になります。記事のコメントにメモしておいたのですが、この数日パソコンと格闘していてフォローしきれませんでした。12日にブログ主の方からコメントをいただき確認したら、「ふくしまの里山を次世代に」 が多数の記事で更新されていることに気付きました。
「環境省ルール違反で工事停止」 2012-12-06 はご一読ください。

福島県鮫川村で引き起こされた環境省による国民をないがしろにしている事件は山梨県の方々にも他人事とは思えないはずです。山梨県内の震災がれき引受けについて、その後行政から情報が発信されていますか、私には見つからない。情報が明確に出てこないときは裏で密かに何かが進んでいるのです。
記事の地図で判るように、広域に影響する問題を行政区画でしか判断できない、判断しない。笑ってすませられる問題では無いのですが山梨のがれき引受け問題も同様に進められました。
いわき市民が鮫川村焼却施設で要望 2012年12月10日 いわき市議会議員 佐藤和良
(いくつかの情報を付き合わせると、衆院選山梨の候補者は全員がれき広域処理賛成らしいですね、私は驚きましたが、再確認はするつもりです。)

目の前を環境大臣経験者の選挙カーが走っているでしょう。彼はこういう体たらくの官僚を放置し一緒に仕事をしてきたはずです。 橋下徹氏は大阪に汚染を拡散するのが震災復興だと思っているようだし、明野最終処分場の行く末は鮫川村の事件からも見通せるのが今の日本です。
「日本を取り戻す」というのは、官僚だけが好き勝手にやっている日本を、宗主国と組んで政財界も官僚と一緒に好き勝手に国民を操れる日本にするという意味らしいので要注意ですし・・・ったく、もう、選択肢が無い地域というのもコマッタモンですが・・・それでも・・ 選挙にGO!~子どもたちを守るために政治を変えよう!~

【追記です】
 佐藤和良さんのブログで、「鮫川村焼却施設工事停止の決議案提出 2012年 12月07日」 を読んだのですが、この環境省事業は環境アセスメントを必要としない規模のようです。
『「福島県生活環境保全条例13条1項」では「工事着工の60日前」に「ばい煙指定施設設置届出書」の提出が必要でした。環境省が福島県に届出書を提出したのは10月30日で、11月15日に着工したため、12日4日、福島県が環境省に工事の一時中断を要請しました。』
8,000 bq/kg 超の指定廃棄物を環境省の事業として処理する、民間地を利用して小規模焼却場を造る。届出さえすればそれは必ず承認される。自分たちが都合よく制定した法令にもとづいて実施することが可能という仕掛けがあるように見えました。今回は60日制限を無視してしまったから問題発覚、次は別な場所でもっとうまくやるでしょう。
「入会地、入会権」というのがあることを私は山梨に来て知りました。環境省が目をつけそうな場所はそういうもので防ぐ事も利権に関係無い地域の方々は考えておくとか、自衛する手もあるか?
福島県例規集、「第5編 環境保全」 に 「福島県環境影響評価条例、同施行規則」 と 「福島県生活環境の保全等に関する条例、同施行規則、福島県化学物質適正管理指針」 がありましたが、佐藤さんの記事との適合がわかりませんので後日にします。原発がある地域の例規も網羅的に確認しておく必要があるような気もしました。



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