冬至が近いので当然でしょうか日が暮れるのが早いです。用事を済ませて神保町に着いたときはもう暗くなっていました。
師走の五十日(ごとおび)、しかも花金(ハナキン)ですから渋滞は覚悟していましたが思いのほかスムーズに走れました。やはり景気がイマイチなのでしょうか。
神保町周辺、100円パーキングはありますが15分200円程度が相場らしいので、昔の勘で裏通りのパーキングメーターを探してなんとか空きを見付けて駐車、1時間300円ですが時間オーバーすると駐禁でやられることがあります。
神保町の訪問は古書店巡りということではなく目当ては1軒のみ、そして昔馴染んだお店で食事をしたかったのです。しかし「とんかつ いもや」の場所は離れていて歩くのがきついので「すずらん通り」にはいりました。そしてすぐ目についたのが「キッチン南海」です。そうだ!ここもよく利用したお店だと思い出が甦りました。注文はカツカレー、いつもこれだったはずです。
デジカメ画像のタイムスタンプは 18:25、お店はカウンターもテーブルもほぼ満席状態で、テーブルは相席というのが習わしです。念の為にお店の方にお尋ね・・・このお店は以前からここですよね。そうですね昭和42年からここでやっています。ああ、それならやつぱりここだ、神保町にいた頃によく通いました、今日はセンチメンタルジャーニーです・・・というような楽しい会話ができました(^o^)
口にひろがるカレーの香りと辛さ、サクサクとしたトンカツと付け合わせのキャベツ、三位一体で大満足でした。カツカレーなんてほんとに久しぶりです。
神保町交差点の南西角は岩波神保町ビル、昔は第一勧業銀行が入っていました。このビルにある岩波ホールで私は名作映画を見たことがあるはずです、どんな映画だったか記憶は消えています。当時このビルには「ブリティッシュ・カウンシル」も入居していました。仕事の関係での調べもので時々利用させていただいた事を思い出しました。
写真に見えるのはSUIT SELECTの店内です。本の街神保町の変遷を想います。
神保町は私の心のふるさとに追加していいかも知れない・・・甲府がそうなったように・・・