ICT工夫
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巡回先の甲府市議会議員 石原剛(つよし)さんのブログで、指定管理者の決定について反対討論 2010.12.10 を拝読できました。『2010年12月9日 甲府市議会本会議で可否同数。議長の決するところで可決となった。その際の反対討論の原稿』 とのことです。

この件について私は甲府市議会 野中一二議員ホームページの街づくりレポートにある「甲府駅北口まちづくり」 やブログの人は石垣人は城 から情報を得ています。2010年12月11日の記事、「指定管理者産みの苦しみか」 には、次のようにコメントをさせていただきました。

オープンソースのフリーソフトは世界中の様々な人々が発展に尽力しながら育てられています。
大企業が高額な価格で提供しているソフトだから安全安心なのだというのは通用しない世界が既にあります。 私は今回のプロジェクトにオープンソースの世界を重ね合わせて期待しております。

石原議員の論旨は一般論として基本的な考え方を示していると思います。いわば理念型を提示されています。素晴らしいと思いました。
『もともと、公の施設は、地方自治法 244 条で地方自治体が設置する施設のうち、「住民の福祉を増進する目的を持って」設置する施設をいい、住民が施設を利用することを保障しなければなりません。  そのため、それぞれの施設の目的に応じて、採算がとれない業務であっても、その機能や役割を果たしてきたし、運営についても、「全体の奉仕者」である「公務員」を中心としてサービスが提供されてきました。』
この理念型がまっとうされているとは言えない状況が日本全国に広がっていることは、おそらく誰でも理解できます。それを国会などの場で的確に指摘されて来たのが日本共産党の皆さんであると私は理解もし共感もするのです。

「市民の、市民による、市民のための」、これを私はオープンソースという言葉で表現しました。公の施設は全て市民のものです。県立博物館、美術館、図書館、甲府市新庁舎でも山梨県庁防災新館であろうとも、それは広義の意味で「市民」のものです。それを「全体の奉仕者」である「公務員」(公僕)に管理運営を任せているに過ぎません。
甲府駅北口地区に市民の税金を源資とする公的資金で構築された「市民の」施設、それらをハード的中核とした「街づくり」を市民が構成する「甲府駅北口まちづくり推進委員会」がソフト的中核として引き受ける事になったと理解しています。(具体的にどのような提案がされたかなどは私は知りません、コンセプトとして理解しているだけです)

「オープンソース」ってIT用語なので意味不明かも知れません、日経ITProの記事をご紹介しておきます、この記事からご理解いただけると思います-オープンソース とは - Networkキーワード、すなわち「ネットワーク」というコンセプトも非常に重要なものなのです。
ですから、『これからが大変だと改めて感じました。』 と野中さんがお書きになったことの意味は甲府市民全てが感じると思っています。これまで地域には無かったような新しいネットワークを育てることが市民一人一人に託されているのではないでしょうか。
スミマセン、キタリモンがまたまた余計な事を書いちゃったかな(^o^)



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