ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




山梨新報サイトでは「直言」というコラムをWebページで掲載しています。その中で山梨県立大学学長 伊藤洋先生の「研磨・微細加工技術の再興を 地域の独自性と伝統技術の強み」(2009年7月3日)を拝読して宝飾産業_Koo-fu 物語に追加しておきました。Koo-fu のテーマとは少しずれますが、私にとっては初めて知った山梨の研磨技術の歴史に関わるお話がとても有意義でした。

以前に甲府富士屋ホテルのイベントでお話を拝聴する機会を得た竹内宏さんのホームページも巡回先の一つです。このWebページはスタイルシート解釈の関係でFirefoxでは背景色と文字色の具合が悪く、今回も静岡新聞論壇(2009年7月4日)の転載の形になっている方で、「電子工学大国から転落の日本」を拝読しました。

私の身近にある電子機器はパソコンですが、本体も内蔵部品も Made in China、Taiwan, Indonesia, etc. で液晶モニターの1台は韓国製です。それを当たり前に感じていますが、一つには私が標準化されたハードだけを使っているからかも知れません。3年ほど前から必要になって使い始めた携帯電話は多機能ですが基本的には通話とメール受信だけしか使えません。受信したメールはパソコンに転送して返信するアンチ親指族です(^_^;)

竹内宏さんの論説からは私が遠ざかっていた日本の電子工業界の変貌が読み取れて恐ろしくなりました。転落した日本をこれからどうするか、その答えの一つを伊藤洋先生がお書きになっているよう思えて救われます。
「地域アイデンティティーを持つ産業と伝統的なものづくり技術が合体したときの強み、ハイテクやグローバリズムだけが誇大に喧伝される時代であるだけに、これをしっかり再評価しておきたい。」

私が地デジ移行に批判的な意見を書き続けているのは、たまに訪れる量販店の店頭でバカバカしくデカイ画面の薄型テレビと、その価格の高い事に呆れているという理由もあります。1インチ1万円時代に逆戻りしているような状況を誰が仕掛けているのか、夏を楽しむ官僚たちなのでしょうか(^o^)

ブログを書きながらのナガラ見でテレビ東京、マイクロソフト Office が無償バンドルになるというニュースを流しました。どうでもいいけどデフォルトのセキュリティ設定だけは改良しておいてください。明日15日の月例公開には間に合わないらしい、マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (973472) 「Microsoft Office Web コンポーネントの脆弱性により、リモートでコードが実行される」が7月13日に出ています。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )