ICT工夫
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20060915flower_1竹中英太郎記念館特別展の初日です。
各地から届けられたお花が壁面の挿絵原画の下に並べられていて、モノクロの挿絵で埋めつくされた記念館の室内に生誕百年記念の華やいだ雰囲気をかもし出しているようでした。
2階には挿絵原画と対比してガラスケースの中にその挿絵が使われた雑誌小説のページが開かれています。
何度も記念館におじゃましていますが、今回初めて印刷されたものと原画とをまじまじと見比べました。
それらの原画のなんと繊細な事か。一本の線、ひとつの点がぴしっと決まっている(俗な表現しか出来ないのが恥ずかしい)。
一枚の原画が雑誌では見開き2頁に分かれているものもあるのですが、それを計算して制作されているとも思えます。
百聞は一見にしかず、まさにそれしか言いようがありません。



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毎日新聞 2006年9月15日

甲府商議所:中心街活性化へ、ジャズフェスタを企画--来月14~31日

◇桜座や岡島など、店舗舞台にライブで文化発信地をPR

 空洞化が進む甲府市中心市街地を活性化させようと、甲府商工会議所は10月14~31日、ジャズフェスティバル「2006甲府まちなかミュージックフェスタ」を開催する。桜座や岡島など6店舗が参加し、期間中、それぞれの店舗でジャズライブなどを行う。文化の発信地として中心市街地をPRし、秋のイベントとして定着させたい考え。【鷲頭彰子】

 同市街地には30年続くジャズバーやピアノ音楽を楽しみながらカクテルを味わえるレストランバーなどがある。昨年6月には明治から昭和の初めにかけ中心街のにぎわいを支えた芝居小屋をモデルに演劇、音楽、絵画など芸術の発表の場とする「桜座」が復活、ジャズライブを行うカフェレストランも5月、同会議所などの呼び掛けで近くにオープンした。

 同会議所は「中心市街地が買い物をするだけの場では、お客さんは郊外に行ってしまう。プラスアルファーが必要」として、芸術関連施設が集まりつつあるのを機会に「文化的な魅力があることも知ってもらいたい」とジャズフェスタの開催を企画した。

  メーンイベントの10月14日には、日本ジャズ・ヴォーカル賞の新人賞を授賞した実力派ボーカリスト、紗野葉子さんや東京都内のジャズクラブなどで活躍するボーカルの元山いづみさんもスペシャルゲストとして来県。同日は複数店舗のライブを自由に回れるパスポートチケット(6000円)も発売する。

 また、期間中、ライブなどのチケットを市街地の店舗に提示すると割引やプレゼントのサービスが受けられ、商店街全体で同フェスタを盛り上げる。


9月15日の日本経済新聞、春秋に、『衰退した地方都市で再活性化が期待できる条件の1つが芸術系大学の存在だと町づくりの専門家は指摘する。蔵を改装してバーを開くなどアイデアとセンスと技術を兼ね備えた学生らが次々に面白い試みを実現していくからだ。彼ら、彼女らのパワーをどう取り込むか。大人の側の課題だ。』
と書かれていたのを読ました。

大型ショッピングセンターひとつでは「街」にはならないと感じています。面的な広がりが必要だと思います。しかし、その広がりの中にある各店舗が商売(事業)として成り立つには何が大切なのか、そこに最大の課題がありそうに思います。

選択に重きをおく要素を 価格 > 品質(品揃え) > 接客 で選ぶならスーパーでしょうが、個店では他と差別化できる品質が最大要素でしょうか。その場合品揃えは問題では無く、この店のこの品が私は好き、という事が一番の問題か。



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