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2019年8月のリニア体験乗車募集開始です(JR東海広報)

2019-05-31 10:11:35 | リニア中央新幹線

JR東海ニュースリリース・・・2019.05.30 『【社長会見】2019年 第2回「超電導リニア体験乗車」と「超電導リニアこども学習教室」の実施について』(PDFファイル 178.8KB)から1/2を画像化しました。2/2はPDFファイルからお読み下さい、


リニア体験乗車募集

4.募集期間
・2019年5月31日(金)10時~2019年6月27日(木)23時59分
 ※先着順ではありませんので、募集期間内いっぱいまでお申し込みいただけます。
 ※お電話でお申し込みの場合、上記期間の「体験乗車応募お問合せデスク」受付時間内です。

尚、山梨リニア実験線でのイベント開催地などは、 山梨県立リニア見学センター をご参照下さい。こちらのページにも8月の体験乗車について情報があります。

◇ 2019年5月31日 リニアの体験乗車、一時休止へ 新車両試験開始で(中日新聞)
 『JR東海は(2019年5月)30日、山梨県の超電導リニア実験線で2014年から毎年実施してきた体験乗車イベントについて、来年以降、一時休止すると明らかにした。最近は春、夏、秋の年3回催しており、今年の夏と秋は実施するが、秋には規模を縮小する。』
この情報からも推察できるように、286キロ全線で工事が終れば営業車両編成で春夏秋冬の一年間、何度もテスト走行を繰り返してから営業開始になるはずです。

JR東海社長、リニア静岡工区に懸念 「開業時期に影響も」(日本経済新聞 2019/5/30 18:28)
上に記載したリニア体験乗車イベント広報は、この日本経済新聞が報じた5月30日の社長記者会見を確認していて気付いたものです。
JR社長「リニア開業遅れの可能性」に言及(YBSニュース 2019.05.30 18:53)
肝心の社長発言はJR東海のニュースリリースには掲載されていませんでした、それは毎度のことなので、いつも通りにマスメディアが報じた記事を複数確認しています。2本のリンクしました。

YBSが伝えた林道工事、それだけが何故行なえているのかについては、静岡県内のリニア事業状況を理解していないとわかりません。南アルプストンネル静岡工区の現場に至る林道は静岡市の管理下にあり、静岡市長がJR東海に使用認可したことによります。
286キロ全線の状況を知りながら地元のリニア事業を理解する必要がある、実験線以外の240キロは他人事では無いのです。
皆様ご存じのようにリニア中央新幹線事業の実態を確認するのにインターネットは欠かせません。


中央新幹線:限界技術のリスク、講演会 2月8日@霞ヶ関

2019-02-06 08:25:45 | リニア中央新幹線
訴訟 報告と講演会
日時:2019年2月8日(金)
   裁判報告 16:00~
   リニア講演会 16:30~18:15
    講演 中央新幹線:限界技術のリスク
    講師 阿部修治氏(武蔵野大学工学部教授)       
会場:衆議院第二議員会館多目的ホール(14:30~1階ロビーで入館証配付)
資料代:500円
主催:ストップ・リニア!訴訟原告団
   リニア新幹線沿線住民ネットワーク

 1973年(昭和48年)新幹線基本計画で中央新幹線決定から45年、リニア山梨実験線開始から20年、リニアはいまだに建設に取り掛かった段階で、JR東海が予定している品川・名古屋間の開業も大幅に遅れるものと見られている。
 品川・名古屋間286kmにガイドウエイを敷きまくり、時速500キロで疾走するリニアは安全なのか、そして千人の乗客を守るための安全や保守技術は万全なのか?

講演会 />

<阿部修治氏>
東京大学卒。産業技術総合研究所でナノテクノロジーなどを研究。武蔵野大学工学部教授。リニア新幹線の電力消費や安全性に警鐘を鳴らしている。

◇ 2013年2月10日に「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」が発足した結成集会が神奈川県相模原市「ソレイユさがみ」で開催され、その時開催されたシンポジウムに阿部修治氏も参加されています。(「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」結成集会の記録
『物理学者で独立行政法人・産業技術総合研究所の阿部修治さんは「狭い日本に弾丸列車は必要か。地震国で安全は担保できるのか。科学技術信仰が暴走しているのでは」と指摘』神奈川新聞 2013/02/12 記事は報じました。
「科学」2013年11月号(岩波書店)に掲載された阿部修治氏の論文「エネルギー問題としてのリニア新幹線」はリニア新幹線沿線住民ネットワーク構成組織のひとつである リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会 のサイトで 岩波書店の許諾を得たPDFファイル(1,040 KB) として公開されています。
◇ 2013年12月1日に町田市の和光大学ポプリホール鶴川で開催された講演会での阿部修治さん講演が記載されています・・・「エネルギー問題としてのリニア新幹線~脱原発社会にリニアは必要か」(PDFファイル 575 KB)(リニア新幹線NEWS No.16 リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会発行)

私のリニア情報ブログで掲載済みですが、主催者からの情報発信に気付かないことが多いと思われますので、この一般ブログでも掲載しておくことにしました。市民側からのリニア情報は stoplinearのブログ(リニア・市民ネットのブログ)を一日一度確認すれば良いと思いますのでご案内しておきます。 私は自分用の リニア情報リンク集 を作って情報源を巡回しています。
自民党政権のサポートで長崎幸太郎氏が山梨県知事になられ、山梨県のみならず沿線各地のリニア中央新幹線事業にも変化があるかも知れません。マスコミ報道だけで無く沿線地域の行政や一般市民からのソース情報を確認なさることは必要だと思います。当り前のことですがリニア中央新幹線は山梨県内だけの県政事業ではありません。そして2026年に工事が終り1年間春夏秋冬のテスト走行を繰り返して2027年の開通になる予定は単なる予定です。予定は未定にして決定にあらず。

2019年1月27日投開票の山梨県知事選挙で自由民主党の長崎幸太郎氏が当選されました。無所属としての立候補でしたが党本部から多数の方々が応援に来県されたと報じられました。当選を報じたテレビでも自民党幹部の方々がその成果を語っておられました。長崎知事ご就任の2月18日を境に山梨県は自民党政府直轄とも言える豊かな自治体に転換するでしょう。

そこで大切なことがあります。既に山梨県民の皆さんが良くご承知のリニア事業に伴うと予想されている多様な問題の解決を図ること、それを新知事には是非とも最優先でご高配いただきたいのです。
現在明確な問題が3つあります。

1.南アルプストンネル山梨工区の順調な工事進捗(すなわち発生土処理)の為に早川芦安連絡道路計画の早急な推進、その為に不足している財源に対する国からの補助金確保です。トンネル工事に万一遅延が生じても早川芦安連絡道路という地域の人々の悲願は早期に達成できるはずであり、国からの財源投入により達成させるべきです。

2.ご存じのように静岡県大井川問題はリニア中央新幹線事業の停滞までも想定されています。その解決に山梨県知事としても政府と連携して尽力なさること。後藤知事は中部横断道の山梨~静岡間完成に尽力され、現地視察や国土交通省や静岡県を交えた会議を山梨県庁で行われてきました。同様に大井川問題の解決に新知事が協力・尽力なさることは山梨県の為にも必要なことだと考えられます。その一つは大井川から水を引き込み発電後は早川・富士川に流している発電事業への対策かも知れません。リニア事業に伴う大井川減水予測量がこの発電事業用に引き込んでいる水量と同程度らしいのです。知事にお調べいただけば情報の委細は明確になると存じますが、私は理解できていません。

3.リニア中央新幹線が高架橋で通過する山梨県内地域では騒音・日照問題があることはよく知られています。新知事におかれましては既に県庁担当部局で行なわれている問題の発生予測を精査され、実験線の事例も踏まえて実験線を含めた高架橋沿線では少なくとも50m幅で高架橋両側緑地化施策をご検討いただき、国に所要な財源補助を求めることです。

補足.リニア事業とは間接的な関係ですが、東部・北麓の皆さんの要望である新々御坂トンネルの事業開始です。山梨県の財政負担をカバーする補助金導入で可能になるはずであり、後藤知事の球技場計画を継承されるなら、球技場完成の暁には必要な道路であり、地域企業を活性化し、且つリニア新幹線山梨県駅の活用施策にも十二分に役立つものとなるはずです。

リニア訴訟第12回口頭弁論と講演会、2018年11月30日

2018-11-27 23:38:28 | リニア中央新幹線
ストップ・リニア!訴訟第12回口頭弁論のご案内
期日 : 2018年11月30日(金) 
集合 : 13:15 東京地方裁判所(14:00~傍聴券の抽選があります)
開廷 : 14:30 東京地方裁判所 103 号法廷
閉廷 : 15:30
前回に引き続き原告側の主張に対する被告(国)側の弁論が行われる予定です。
原告側も、JR東海による岐阜県、愛知県での環境アセスなどの疑問について代理人が意見陳述をします。

閉廷後に別会場で報告と講演会があります。

訴訟 報告と講演会
日時:2018年11月30日(金)
   裁判報告 15:45~
   講演 16:15~17:45
    工学的見地から見たリニア新幹線問題
    講師 伊藤 洋 さん(山梨県立大学前学長)       
会場:参議院議員会館 1階 101会議室 (14:30~1階ロビーで入館証配付)
主催:ストップ・リニア!訴訟原告団
   リニア新幹線沿線住民ネットワーク

リニア新幹線は研究着手から50年以上を経過、ようやくJR東海が品川・名古屋間の建設に取り掛かった。
その前途は明るい未来なのか。否である。
286キロの86%がトンネルという工事。
膨大な残土を運ぶための処分場さがし、残土を運ぶため膨大な量の工事車両が走りまわる。
重い車両を持ち上げて500キロのもうスピードで走行するため、とてつもない電力量を浪費する。
また事故の危険を防ぐ手立ては万全なのか。
今回は工学的見地から見たリニア新幹線の安全性や経済的合理性を見てみる。

講演会

「ストップ・リニア!訴訟」裁判も今回で12回になります。
集積された情報から理会(理解会得)するのは個々人の課題ですから、私は事業への賛否を強いるつもりはありません。人々が選択した結果は歴史が決めることです。全ての文書・記録は恒久的に保存され歴史の審判に委ねるべきでしょう。
とは申しても、私のサイトでは法廷審理の内容整理は未完で、これはその他のリニア中央新幹線事業についても同じ、日々の仕事に追われてリニアは後回しが続いています。

第1回から11回まで裁判開廷情報を記録した記事にリンクしておきます・・・
2018.09.02 リニア訴訟第11回口頭弁論、2018年9月14日@東京地裁(原告側の主張に対する被告(国)側の弁論)
2018.06.06 リニア訴訟第10回口頭弁論、2018年6月25日@東京地裁(これまでの原告側の主張に対する被告(国)側の弁論)
2018.03.20 リニア訴訟第9回口頭弁論、2018年3月23日@東京地裁(神奈川県相模原市と東京都町田市の原告が意見陳述)
2018.01.09 リニア訴訟第8回口頭弁論、2018年1月19日@東京地裁(東京都と神奈川県川崎市原告の意見陳述)
2017.11.06 リニア訴訟第7回口頭弁論は11月24日に東京地裁(愛知県原告の意見陳述)
2017.09.03 第6回口頭弁論が2017年9月8日に東京地裁で開催されます(静岡県原告の意見陳述)
2017.06.23 ストップ・リニア!訴訟の第5回口頭弁論、2017年06月23日(長野県原告の意見陳述)
2017.04.28 ストップ・リニア!訴訟の第4回口頭弁論、2017年04月28日(山梨県原告の意見陳述)
2017.02.24 ストップ・リニア!訴訟の第3回口頭弁論、2017年02月24日(岐阜県原告の意見陳述)
2016.12.03 ストップ・リニア!訴訟の第2回口頭弁論、2016年12月09日(神奈川県相模原市原告の意見陳述)
2016.09.21 ストップ・リニア!訴訟第1回口頭弁論・報告集会 9月23日


リニア冊子の初公判・ 2018年10月16日甲府地裁、リニアへの期待と子供たちの心

2018-10-15 23:16:59 | リニア中央新幹線

2018年10月16日(火) リニアまんが訴訟第1回口頭弁論(甲府地裁211号法廷 11:00~)
『沿線からのたより~リニアまんが訴訟第1回口頭弁論のおしらせ / 10月16日(火)午前11時、甲府地裁211号法廷 / 興味のある方はぜひ傍聴に来てください。』

山梨県政が県内全ての小中学校、高校の児童生徒に「リニアで変わるやまなしの姿」を配付したことは既に全ての県民がご存じの事です。
この件を知った時以来、私が気になっている事の一つは、この秋以後に予定されている騒音対策などの基準になる地域指定や、既に始まっているであろう用地収用に係る諸問題と、その地域の子供たちの心の変化です。

リニア中央新幹線の軌道と重なるので、甲府市の中道北小学校と中央市の田富北小学校が移転することは報じられていて、既に移転予算などの計画も進んでいます。
リニアで変わるやまなしの姿に至るには住居の立ち退きも生じることは当然ですが、それは一朝一夕に出来る事ではありません。立ち退き交渉が手間取るのはもとより、立ち退きを拒絶される方々もおられて事業日程が遅れていくかも知れません。

「リニアで変わるやまなしの姿」が教育の現場でどのように説明され利用されているかは知りません。
この冊子が説く山梨県の未来が子供たちの心に刻み込まれ、リニア中央新幹線への期待が高まる一方で、事業進行遅れが世間話として語られていくうちに、子供たちの間にも伝搬していくと考えねばならないスマホ時代でありましょう。
複雑な思いを抱いて友達と別れ転居・転校することになる子供がいる一方で、立ち退きが手間取って通学を続けている子供も出て来るでしょう。先生方も子供達の家庭状況にかなり気を配った対処が必要になるだろうと考えるのはおかしいでしょうか。

東日本大震災・原発震災の後で法務省が子供たちのイジメ対策について広報を繰り返していた事をご記憶の方は多いと思います。
(以下の2点はこのブログに書いた記事からです)
東日本大震災に関する法務省の人権擁護機関の取組状況について
官房長官、「美味しんぼ」の鼻血描写に不快感

<自殺未遂>教諭に手紙も対応なし 母親、学校不信強く(毎日新聞 2018.10.13 gooニュース転載)を読んで記事末尾に書かれていた「いじめなどの相談窓口」情報のネットアクセスを確認しましたので記録しておきます。

24時間子供SOSダイヤル(文部科学省): 0120-0-78310 (なやみ言おう)24時間・年中無休
児童相談所全国共通ダイヤル(厚生労働省): 189 (いち早く)24時間・年中無休
子どもの人権110番(法務省): 0120-007-110 平日 08:30~17:15
チャイルドライン: 0120-99-7777 月~土曜の 16:00~21:00(18歳まで)  運営組織 特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター(認定NPO)

リニア冊子訴訟、県は争う姿勢(2018.10.16 18:50 UTYテレビ山梨)【編注・記事中の強調表示は編者によります】

山梨県が作成したリニアに関するマンガ冊子は違法な支出だったとして、市民団体がおよそ1200万円の費用返還を県に求めた裁判が16日始まり、県側は争う姿勢を示しました。
市民団体は山梨県が作成したリニアに関するマンガ冊子について、良い面しか書かれていない偏った内容のもので、これを県内の各学校へ配布したことは違法な支出として、県を相手におよそ1200万円の費用返還を求めています。
16日、甲府地方裁判所で始まった裁判の意見陳述で、原告団の川村晃生代表は「冊子はリニアのPR誌で、よいことづくめで宣伝している」と述べ、負の側面がない冊子配布は行政の自由裁量権を越え違法と訴えました。
一方県側は、県の整備方針に基づき作成されたもので違法とは言えないとし、請求の棄却を求めました。

富士山の登山者に行政がヘルメットを貸与し装着を推奨しているのはリスクを想定しているからだと私は理解しています。オレオレ詐欺に注意することは行政からも繰り返し広報されています。パソコンやスマホを使ってインターネットの情報を得る時には、どなたもウィルスなどに注意なさっていると思います。
世の中はイイコトづくめでは無い事を理解している山梨県政がリニア新幹線だけはリスクを度外視した整備方針を構築されているのでしょうか。
ついでですが念の為に一言「リニアで変わるやまなしの姿」は国会図書館に納付されたでしょうね、ご担当の県庁さん。


リニアは電気を使わず浮上すると説明した?山梨リニア見学館

2018-08-12 23:38:25 | リニア中央新幹線

たまたまネット巡回中に気が付いたので画像でキャプチャーし、とりあえずリニア情報ブログでメモしておきましたが、山梨県政に関わるので、こちらにも載せておきます。

山梨県立リニア見学センター

“八月や六日九日十五日” これに 十二日 を付け加えたいと私は思っていますが記事に書くだけの知識はありません。先年299号線を通った時に場所は知りましたので御巣鷹山の方角に黙祷したのみでした。
33年前(1985年)、この事故があった時、オジサンに言われて学校で使っていた日本地図を見せながら一緒に群馬県を探しても判らなかったのを思い出します。
私が山梨県に来てからですが、どこかでこの事故機が大月市の上空を通ったと記された記事を読んだ事から思い出が甦り、あらためて地図を確認し群馬県上野村の場所を知ったのです、なんだ299号線沿いではないかと・・・

現在リンク集に追加して時々開いているのは・・・・
「日航123便あの日の記憶 天空の星たちへ」公式ブログ 『1985年に起きた日航123便墜落事故を、当時日本航空スチュワーデスとして勤務していた著者・青山透子が、事故の真相を追い求めて綴ったノンフィクション』 です。

◇ 水島朝穂先生が8月13日付け「直言」 「遺物」から迫る日航123便事件——隠蔽、捏造、改ざんの連鎖 で青山透子さんが2018年7月末に刊行された図書についてお書きになりました。【追記 2018.08.13】

戦後の日本史には、ニュースなどで知っただけで忘れてしまったような事でも、魑魅魍魎のうごめく不可解な事が沢山あるものだと、私は感じるようになりました。
報道記事を読んで終りでは無く、その元になった資料、データなどを確認して「資料、データに語らせる」というスタンスで自分の記事を書くようになってきたのです。現実・現場を知らない私に出来るのはそんなことしか無いから・・


「リニア」 が商標登録されていた事を今頃知ったというお話です

2018-05-30 00:19:52 | リニア中央新幹線

私のリンク集でリンク先を確認している時に気になる記事があったので検索したらヒットした弁理士さんの記事です・・・
「リニア」商標の話。世間の報道が中途半端過ぎて。【2017/8/20追記修正】
この記事を参考にして公式サイトを確認・・・
特許情報プラットフォーム から確認できた情報ですが、画像は正方形の大きなものがアップロードされていましたので、勝手に小さくしてあります。

(190)【発行国】日本国特許庁(JP)
(450)【発行日】平成25年5月14日(2013.5.14)
【公報種別】商標公報
(111)【登録番号】商標登録第5572593号(T5572593)
(151)【登録日】平成25年4月5日(2013.4.5)
(540)【登録商標】

(500)【商品及び役務の区分の数】3
(511)【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
  第14類  キーホルダー,身飾品(「カフスボタン」を除く。),時計
  第24類  布製身の回り品,敷布,布団,布団カバー,布団側,まくらカバー,
      毛布,ふきん,織物製トイレットシートカバー,織物製椅子カバー,
      織物製壁掛け,カーテン,テーブル掛け,クッションカバー,
      座布団カバー,マットレスカバー
  第28類  愛玩動物用おもちゃ,おもちゃ,人形,囲碁用具,将棋用具,
      歌がるた,さいころ,すごろく,ダイスカップ,ダイヤモンドゲーム,
      チェス用具,チェッカー用具,手品用具,ドミノ用具,トランプ,
      花札,マージャン用具
【国際分類第10版】
(210)【出願番号】商願2012-58993(T2012-58993)
(220)【出願日】平成24年7月23日(2012.7.23)
(732)【商標権者】

昔々、「山梨勝沼」 中国での商標登録問題 をこのブログで書いていましたが、「リニア」という形容詞が「リニア中央新幹線」のように使われるようになったらすぐに「リニア」で稼げる方法に気付く人々がいたという話です。
JR東海は鉄道事業の分野での登録はしていたようですが、諸々の商品と関係した登録をしていなかったと記事に書かれていました。
この登録が公報された当時、マスコミで話題になったようなので、リニアの地元、山梨県内でもニュースで流れていたと思いますが、私は全く知らずにいました。
まさに、生き馬の目を抜くという言葉そのままだと思いながらブログ記事にしておきます。
この件は、私がリニア中央新幹線事業に関心を持って調べている事とは全く関係ありません。


「思想及び良心の自由」 vs 「リニアで変わるやまなしの姿」

2018-01-29 11:35:35 | リニア中央新幹線

水島朝穂先生が毎週月曜日に発信される「直言」、2018年1月29日の 首相の怪しい憲法理解と官房機密費 を拝読してハッと気付きました。ちなみに、憲法19条は「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」
「リニアで変わるやまなしの姿」は既に県庁さんから山梨県内の高校・中学・小学校の全生徒に配付されたはずです。
それに合わせて「総点検・リニア新幹線」を我が子に与えるのは保護者の役目かも知れないと思ったので両方の情報を並べておきます。

リニアで変わるやまなしの姿 緑風出版

「総点検・リニア新幹線 問題点を徹底究明」(税込 ¥1,512)の内容構成は以下の通りです。「リニアで変わるやまなしの姿」は県庁サイトで全文を確認できたら追記します。 「総点検」より安価な最新資料では、 リニア新幹線が不可能な7つの理由(岩波ブックレット 975)(本体 520円+税)もあります。

樫田秀樹著Ⅰ どんな計画ですか?
 Q01 リニア中央新幹線はどのような計画ですか?
 Q02 超電導技術とは何でしょうか?
 Q03 「夢のリニア」の「夢」とは何でしょうか?
 Q04 地域振興とはどのようなものがありますか?
 Q05 なぜトンネルが多いのですか?
 Q06 環境アセスはどのように行なわれましたか?
 Q07 沿線都県の自治体はどのように対応していますか?
Ⅱ どんな問題があるでしょうか?
 Q08 エネルギーはどれくらいかかるのでしょうか?
 Q09 磁界(電磁波)の強度はどのくらいでしょうか?
 Q10 磁界のリスクとその基準はどうなっていますか?
 Q11 電磁波対策はどうなっていますか?
 Q12 地震のときトンネルはどうなるでしょうか?
 Q13 活断層や大鹿村を掘り抜けて大丈夫ですか?
 Q14 トンネル内で事故のとき避難はどうするのですか?
 Q15 フェイルセイフシステムとは何でしょうか?
 Q16 ドイツや中国のリニアはどうなっていますか?
 Q17 建設費に問題はないのでしょうか?
 Q18 リニアの採算はとれるのでしょうか?
 Q19 財政投融資を行なうそうですが、どういうことでしょうか?
 Q20 東海道新幹線は今後どうなるのでしょうか?
 Q21 トンネルを掘ることによる水涸れは大丈夫でしょうか?
 Q22 地下からはヒ素など有毒物質が出るとのことですが?
 Q23 大深度地下使用に問題はないのでしょうか?
 Q24 トンネル掘削による残土は処理できるのでしょうか?
 Q25 山梨実験線の建設によってどんな被害が出ていますか?
 Q26 明かり区間にはどんな問題があるのでしょうか?
 Q27 沿線での生物環境へ影響はどのようなものがありますか?
 Q28 岐阜のルート上の旧ウラン鉱山は安全なのですか?
 Q29 リニアは景観にどのような影響があるでしょうか?
 Q30 説明会やパブコメはどのように行なわれましたか?
 Q31 沿線の住民はどのように受け止めているのでしょうか?
 Q32 裁判が進行していますが争点は何ですか?
 Q33 リニアによる時間短縮や速さは人間や社会に何をもたらすのでしょうか?
 Q34 リニアの便利さをどれだけの人が享受できるでしょうか?
 Q35 速くするためのエネルギーは人間を幸福にするのでしょうか?
 Q36 リニアのメリットとデメリットの比較

リニアのガイドウェイ関連工事(山梨地区)は清水建設が落札

2018-01-19 08:30:57 | リニア中央新幹線

この件は既に書いていますので、とりあえず落札情報のみ・・・

ガイドウェイ側壁製作保管(山梨地区)

山梨県産業界が県庁に要望している状況からは県内企業が落札すると思っていたのですが残念な結果です。
製造・保管施設の面積、周辺環境、その他の事は全く知りませんが、笛吹市や山梨県庁なら分かっていると思います。
長さ12メートルのコンクリートのガイドウェイを大量に軌道上に運び設置するのですから、輸送ルートその他について地元行政は計画済みと思います。実験線で経験している事が少しばかり軌道の長さが延びた(ガイドウェイの数が増えた)だけです。

同じく2018年1月18日に、東京都の東雪谷非常口(洗足池の近く)は熊谷組と大豊建設のJVが落札しました。


「リニアに国民の目を」(報道記録)

2018-01-17 23:19:52 | リニア中央新幹線

「リニアに国民の目を」 相模原で五十嵐弁護士講演(東京新聞神奈川県版 2018年1月17日)

 「公共事業は止まるか」などの著書がある法政大名誉教授の五十嵐敬喜弁護士が、リニア中央新幹線の中間駅が計画されている相模原市緑区で講演した。同線を巡って大手ゼネコンによる談合疑惑が浮上したのを受け、「国の財政投融資(財投)が使われ、半分は公共事業。もっと国民が注目するべきだ」と訴えた。

 同市の市民団体「リニア新幹線を考える相模原連絡会」が主催した。五十嵐さんはまず、JR東海によるリニア整備は民間事業に当たると説明。その上で、国債発行などで集めた資金を貸し出す財投が3兆円投じられ、JRに土地収用が認められている点から「公正取引委員会と東京地検は公共事業と判断して捜査に入った」と解説した。

 さらに、無担保で返済は30年後からという好条件の財投が充てられた事業なのに入札方法に不自然な点があるとし、「国会で議員がしっかり追及してほしい」と求めた。今後については「重い罰則がゼネコンに科せられれば計画全体に影響するだろう」と述べた。 (©井上靖史)

※ 財政投融資については タグ・財政投融資 で記録してあります。

リニア中央新幹線の事業主体は公共事業を行なっている組織とは定義されていませんので、入札情報の公開義務は無いのです。
公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律(平成12年11月27日法律第127号)
公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律施行令、この施行令に対象組織の一覧があります。
「独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が含まれていますからリニア中央新幹線工事で鉄道・運輸機構が担当している所は入札公告とその結果の明細が広報されているのは皆様ご存じのとおりです。
私は知りませんでしたが山梨リニア実験線建設過程でも入札落札公報は出ていたと思います。

全国新幹線鉄道整備法による整備新幹線は鉄道・運輸機構が建設することを前提としていたのでしょう。それがJR東海の自費事業として認可される時には、関係法令の改正が必要だったはずなのです。その事に気付かないような政治家はいなかったはずです。
公正取引委員会はともかく、東京地検特捜部が本気でやるなら、これはポイントの一つかも知れません。

リニア事業とは「鳥なき里のコウモリ」のようなもので、事業者の都合に合わせて民間事業だったり公共事業だったりするのです。
そのようなリニア事業を沿線地域公務員が業務としてサポートしていますが、その経費の行政会計処理はどのようになっているのでしょうか。二元代表制のもとにある地域議会がリニア事業に関して明確にすべきポイントの一つです。


リニア訴訟第8回口頭弁論、2018年1月19日@東京地裁

2018-01-13 00:41:33 | リニア中央新幹線

以後の情報は リニア情報ブログの カテゴリー「訴訟」 あるいは タグ「訴訟」 からご確認いただけます。

ストップ・リニア!訴訟第8回口頭弁論のご案内
期日 : 2018年01月19日(金)
集合 : 13:15 東京地方裁判所(14:00~傍聴券の抽選があります)
開廷 : 14:30 東京地方裁判所 103 号法廷
閉廷 : 15:30
今回は東京と川崎市の原告二人が出廷して、都内の非常口工事と残土搬送の問題と、大林組をヘッドとするJVが受注した川崎市東百合ヶ丘非常口工事で予想される周辺環境への影響などについて意見陳述します。原告側代理人も両地域でのリニア工事の影響について概括的な意見を陳述する予定です。

東京都・川崎市の非常口で私が記録しているのは、品川駅を出てすぐの北品川、中原街道洗足池近くの東雪谷、多摩川を越えて川崎市の等々力梶ヶ谷東百合丘、東京都町田市で小野路、小山です。町田市の非常口工事については リニア中央新幹線を考える町田の会_Facebook がフォローされているので私の記事には未掲載です。
2013年9月、環境影響評価準備書を見た時に5キロ毎に非常口と記されていて私は勘違いしたのですが、名城非常口の入札不正問題で明確になったように、非常口はトンネル掘削の始点になるものです。トンネル工事について全く知識が無かった私は建物の非常口のようなものだと思い込んでいました。

第8回口頭弁論

【編注】 掲載画像はストップ・リニア!訴訟原告団からの呼びかけですので、集合時刻などが記載されています。訴訟関係者ではなくて傍聴を希望なさる方も14時前に到着なさってください。裁判所入口に案内掲示があるはずです。これまでの口頭弁論では傍聴希望者が傍聴席の定員以上になり抽選が行なわれたそうです。
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今回の東京都と川崎市原告の意見陳述で品川~名古屋沿線都県からの意見陳述は一巡することになります。これまでの状況は以下の通りです。
ストップ・リニア!訴訟原告団&リニア新幹線沿線住民ネットワーク のホームページから詳細な報告記事が読めます。
2017.11.24 第7回口頭弁論(愛知県原告の意見陳述)
2017.09.08 第6回口頭弁論(静岡県原告の意見陳述)
2017.06.23 第5回口頭弁論(長野県原告の意見陳述)
2017.04.28 第4回口頭弁論(山梨県原告の意見陳述)
2017.02.24 第3回口頭弁論(岐阜県原告の意見陳述)
2016.12.09 第2回口頭弁論(神奈川県相模原市原告の意見陳述)
2016.09.23 第1回口頭弁論・報告集会