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ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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バグフィルターの製造元を知りたい、宮城県

2012-08-09 09:04:48 | 原発震災

環境省の広域処理情報サイトに掲載されている 広域処理の取組 フォトレポートを見ていて気が付きました。宮城県のホームページで、災害廃棄物の焼却処理に伴う放射性セシウム対策について があります。
ポイントは、『災害廃棄物に含まれる放射性セシウムは,焼却炉内の高温で多くが「ガス状」または「微粒子の灰」の形で排ガスに含まれますが,排ガスは冷却室で約200℃に冷却しますので,放射性セシウムは「ガス」から「固体」となり,「微粒子の灰」に吸着します。この「微粒子の灰」をバグフィルターによりほぼ100%除去することで,煙突からの放射性セシウムの排出を防ぎます。』 下図は縮小したので読み難いですからソースから確認した方がよいです。

ちょっと見た限りでは、試験焼却した時に、焼却前の測定結果が見つかりませんが焼却後は不検出とのことです。 バグフィルターでは放射性セシウムは完全には除去できないというメーカーからの情報を書いている記事はいくつも読みました。
宮城県が使っているこのバグフィルターのメーカー、製品名などがどこかで公開されていると思いますが、大変重要な情報で、全国で共有すべきものでしょう。

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そう言えば、『試験焼却によって運搬・焼却・埋め立ての各段階で、安全・確実に処理できる北九州独自の処理方法を生み出すことができた。』と語っていた北九州市、彼等の処理技術の詳細は環境省から全国関連自治体に伝えられ、活用できるようになったのでしょうか。
山梨県に最終処分場が無くても、北九州市から導入した技術で処理しましたと言えば、他県処分場に受入れて貰えるのではないですか、山梨県・議会は北九州市にも視察団を送って今度もDVDや資料をいただいて来たのでしょうか。

そう言えば・・パート2・・・広域処理の取組 フォトレポートでパッと見えている「ガレキバッジ」の事ですが、ロンドン・オリンピックの閉会式、8月12日に日本選手団がこのバッジを装着して入場するかどうか。なんかブログ記事を読んだ記憶があったので、環境省のページを見た時に「これか!」と思ったのですが。
本当だった? オリンピック開会式退場は「がれきバッジ」のせい!とか、五輪日本選手の「瓦礫バッジ」美談にすり替えた広域瓦礫処理洗脳は、強制退場という結果で、放射能汚染世界認識により却下!、果たして本当のところは何? 検索すればこの話はデマだという説も出てきますが・・・「福島のガレキで作った」というのは間違いですが、それじゃ宮城の流木だと分かって安心して受入れられるか、それともスポーツの政治利用として拒否されるか、それが閉会式に注目ということです。
そう言えば(パート3になっちゃうけど)、昨年末、山梨県からも福島女子駅伝に選手を送り込んだスポーツ関係者がいました。しかし私としては山梨の陸上競技界と環境省やNOだ!氏一味を同じ目線で見たくは無いとは思っています。彼等は政治的に利用されたと思いもしなかったはず・・・


低線量被ばくの危険性、二審の判断@福島

2012-08-08 23:55:00 | 原発震災

ずっと気になっていましたのでリンク集に追加した 「ふくしま集団疎開裁判」で8月6日付け記事がでていました。引用しておきます。全文は長いです。

ふくしま集団疎開裁判は,新たな展開を始めました。
審尋期日を設けることを決断した裁判所の背中を押したのは,一方で、第一審の判断(決定)後に、低線量被ばくの危険性についてさらに、山内意見書、矢ヶ崎意見書(4)、松崎意見書をはじめとする用意周到な証拠資料の提出があったこと、他方で,この裁判を知り,関心を持ち,ふくしまの子供たちを見殺しにする第一審の決定に怒りを抱いた多くの市民の皆さんがいたことです。

山内知也さんの意見書(2012年2月29日 PDFファイル 311 KB) 『原審決定中の「今後,除染作業の進捗により,さらに放射線量が減少することも見込まれる」(19頁2行目)という認識は間違っている』
矢ヶ崎克馬さんの意見書(4)(2012年2月29日 PDFファイル 2,265 KB ) 『子どもの甲状腺「しこりと嚢胞」は健康保護体制の遅れを警告する』
松崎道幸さんの意見書(2012年5月19日 PDFファイル 515 KB) 『今、福島のこども達に何が起きているか?-甲状腺障害、呼吸機能、骨髄機能をチェルノブイリ事故等の結果から考察する-』
第一審の決定(PDFファイル 1,599 KB) 「平成23年(ヨ)第23号 教育活動差止等仮処分申立事件」 平成23年12月26日 福島地方裁判所郡山支部


「絆」=「糸\」 と書かれたコメントを阿修羅で見て思わず笑いましたが、「やまなし安全宣言」の下で議会(とそれを支持する地域有力者と称される人々)が諦め切れない震災がれき広域処理の引き受け、どうも明野処分場開放しかないことを県民に納得させる工作が進行しているようです。地元紙がネット記事では無く流した情報のソースが環境省サイトのニュースリリースに出ていないようなので単なる「裏読み」ですが。特捜検察リークで国民を誘導したのと同じパターンを感じます。マスコミ紙面しか見ない人は洗脳されていくのです、絆だ!明野に埋めよう!・・・それが実は「糸\」だってことに気付いていても逆らえない風土こそが地域衰退の元凶かも。
8月8日のアクセス、少ないですが、ちょっと気になったので貼っておきます。

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山梨 桃 放射能で検索される
放射能汚染された食品について山梨県の対応が変です
給食の放射能汚染は大丈夫ですか、全給連?
東京電力テレビ会議録画公開
山梨県の液状化マップ(Webページにしてあります)
山梨県職員行動基準 (県庁サイトで公開はされるだろうか)


「やまなし安全宣言」が出ています

2012-08-07 13:08:07 | 原発震災

「やまなし安全宣言」のチラシ配布について

「山梨県・山梨県商工会議所連合会」 と連名による安全宣言です。
私がアクセスしたページの画像ですが、縮小してありますのでソースにリンクしておきます・・・甲府商工会議所ホームページで2012年7月20日の広報です。山梨県庁サイトでは気付きませんでした。最近は山梨県知事記者会見記録もろくに読んでいませんので・・・

これは2011.08.26 山梨県安全宣言はいつになるか と書いた私の記事の続報とします。山梨県議会の議員諸氏も平成23年7月11日山梨県議会6月定例会最終日の決議をお忘れでないなら、1年後のこの宣言発出について、各自ネット発信もなさったかも知れませんが、私は確認できていません。

PDFファイルから“For more details”でリンクされているのは、日本政府観光局(JNTO)のJapan Travel Updates after the 3.11 Earthquakeです。そう言えば山梨県庁サイトでは山梨県の環境放射能の状況について海外向けのページが無かったかも。(PDFファイルを作成したら、リンク先アドレス設定にバグが無いかどうか確認すべきです。こういうものを公開していると、それだけで信頼性は失われる)

一般県民、子供たち、そして来県される観光客の皆さんに向けた安全宣言は、この産業向け安全宣言の適用でよろしいのかどうか、そこんとこは、大事ですね。産業ファーストの県政スタンスでは本当の安全宣言とは言えない。山梨県議会はこの点をどう考えているか。「国民の生活が第一」では無く、「経済界の利益が第一」の山梨県・・・か


東京電力テレビ会議録画公開

2012-08-06 23:23:57 | 原発震災

2012年08月06日の各紙で東京電力がテレビ会議の録画を公開したことが報じられました。私は日本経済新聞の記事で知り、とりあえずはメディア記事を確認してリンク集にしておきました。

毎日新聞の臺 宏士(だい ひろし)記者が、『報道機関によるチェックを受けるべき東電は、取材・報道のルールを押しつけること自体がおかしいことを認識すべきだ。』 とお書きになっています。私は以前この方の記事をずいぶん読み込んで勉強させていただいたことを思い出します。臺さんがこのようにお書きになることには異存ありません。他のメディアが何を書いているか確認しながら、東京電力公開の内容を見ておきたいと思っています。


まったく別件ですが、久しぶりに急ぎ足で巡回したサイトで興味深い記事に出会いました。
「本当に将来にわたって子どもたちの健康に影響はないのでしょうか!?」 福島小学校教員 (引用しようとしたのですが、全文を引用するしかないのでやめました。)
山口県知事選の現場で感じた地方自治崩壊の危機 「脱原発の旗手」が県庁の闇にもたらした一筋の光  『県民にとって、県の存在が遠いものになっている現れと言える。「誰が知事になっても同じだ」と県政に関心をなくしている有権者が多い。地方自治の根底が崩れつつある危機的な状況だ。』
小沢新党「国民の生活が第一」 ネット世論調査では支持率41%! 『大新聞が昼間に在宅している1000人程度に聞いた調査なんて、アテにならない。 』
献金87人の職業を「虚偽記載」の重大疑惑 『なぜ、国会や大マスコミが騒がないのか不思議だ。ドジョウ首相の「政治とカネ」「黒い疑惑」が次々に発覚しはじめている。』


甲府でもやるじゃん、金曜日

2012-08-03 00:42:00 | 原発震災

甲府でもやるじゃん 日時 : 8月3日(金) 午後6時集合、場所 : 甲府駅前「信玄公」前
コース : 信玄公前(平和通り)~八番街-防災新館(建設中)で左折~スクランブル交差点~東電山梨支店前~舞鶴城
(コースが短くなりました。約850m)
甲府でもやるじゃん ホームページが出来ていることを知りました。

8月3日、燃料電池自動車の試乗会が開催されます。第6回国際燃料電池ワークショップ 2012-PEFCs:基礎から応用まで-関連イベント
会場は甲府富士屋ホテルの入口 11:00~16:00 試乗は専門ドライバーによる運転、試乗希望者は当日ご来場くださいとのこと。

8月2日の午後、3時過ぎだったか、県庁東南角のスクランブル交差点にいた時に、黒塗りの街宣車数台を見ました。山梨県内に団体があり街宣車で活動しているのを私は初めて知りました。車体の文字からは数団体の合同街宣活動のように思えます。
県庁に向かって、例の横内知事のお仕立券問題について痛烈な批判メッセージを流し、山梨県議会に対しても批判を浴びせているようでした。舞鶴通りを陸橋に向かって車列はゆっくりと進んでいました。車体に「天誅」の文字も書かれていたと思います。
不思議な気分なのですが、私は山梨県内にも日の丸をつけた街宣車があることを知って、なんとなくホッとしたのです。
このご時世、右だ、左だとレッテル貼って分かった気になっているよりも、右も左も無い、みんな なかよく(中翼)です。


脱原発デモ20万人、国会を包囲 

2012-07-30 00:39:00 | 原発震災

2012年7月29日(日)、首都圏反原発連合が呼び掛けていたデモが気になっていましたが、中日新聞29日 22時17分記事、「脱原発デモ、国会を包囲」を確認できました。『参加人数は主催者発表で、デモと国会包囲合わせて20万人。警視庁関係者は1万2500人程度としている。』

7月16日(日)の代々木公園については、鈴木邦男さんが「17万人デモに出た!」で、『翌日の新聞を見たら、「警察発表7万5千人」と出ていた。10万人近いことを渋々認めていたのだ。』 鈴木さんの記事は写真も内容も豊富です。

岩上安身さん2012年7月29日ツイート『内閣・政府からも独立し、誰からも「規制」されず、強大な権限を持つ、原子力規制委員会。その委員を、推進派の人間で占めてしまえば、もう内閣からも国会からも国民からも干渉されることなく、やりたい放題、原発の再稼動も新設も何でもできる。驚くべき狡知である。』(強調は編者)
原子力ムラからの独立性が問われる原子力規制委人事 - WSJ日本版(2012年7月26日)
NOだ!一派に「決められた」政治をガラガラポンでご破算にして、国民の生活が第一に改革することが必要です。被災地の方々は大変かも知れませんが、総選挙-政権交代しか無いと思います、政治家や公務員に流血テロ仕掛けても何も変らないし、むしろ国民への締めつけを強める口実になるだけですから、テロだけは絶対に無しでお願いします。(オスプレイのこともあり、やらせテロを想定内に)

先日記事に書いた『戦後史の正体』の著者、孫崎享さんのツイート、この短いテキストで情報が濃いのに驚きます。こういうツイートが書けるなら twitter のアカウントも取りたくなるのですが私には無理。だらだら長いブログを書くしかない。

前記事に書きましたが、甲府市学校パソコン紛失・盗難事件での窃盗罪で起訴された被告は、7月30日に甲府地裁で結審だそうです。盗んだのはノートパソコン合計27台(被害総額108万円相当)、その他デジカメなどらしいのですが、甲府警察署は被告への捜査を終了と発表しているようです。
市内13の小中学校で41台のパソコンが紛失した事件は未だ終わっていないはずです、台数が相違します。
お仕立券に比べたら金額は小さいですが、問題は甲府市教育の中でインフォメーション・コミュニケーション・テクノロジー教育はどのように行なわれているのかという、地域の未来の根本問題に関わるのです。
この問題、甲府市教育委員会の公式弁明記事を私には確認できませんので、マスコミの垂れ流し記事から記録しています。明確に分かりやすく甲府市教育委員会ホームページで発信したらどうでしょうか。
甲府市議会もこれで幕引きOKですか? 国税からパソコン購入補助金をくれた文部科学省には弁明が終わっていますか?
紛失・盗難で不足したパソコンはどういう名目の予算で補充したのでしょうか?私には「お仕立券問題」よりもこっちの方がはるかに気になっているのです。「子供は宝」でしょう。

再稼働反対叫び国会包囲 民主党議員に「帰れコール」
http://tanakaryusaku.jp/2012/07/0004798
田中龍作ジャーナルの記事が出ています。2012年7月30日 00:49
>福島の事故原因が究明されていないにもかかわらず、原発を再稼働させた野田政権に対する怒りは、時空を超えて人々を吸い寄せる。

「連載経済小説 東京崩壊」

2012-07-28 21:06:02 | 原発震災

別件で検索している時に気が付きました--ダイヤモンドオンラインで連載中の「連載経済小説 東京崩壊」の全記事一覧
連載が進むとこのリンクは変化するでしょうが、順送りで [2012年03月12日] 【第1回】 予兆 から確認できると思います。

昔、映画で見た小松左京の「日本沈没」ですが、「東京崩壊」というタイトルをそれに重ねてしまいました。この夏の暑気払いに読んでみたいと思います。

「日本沈没」で私の脳内に強く残っているセリフがあるのです--「科学者に必要なものは『勘』だ」、こんなセリフだったかどうか、ダメモトで検索かけたらありました・・・SF名文句・迷文句第47集
「日本沈没」で印象に残るもう一つは、政府(内閣)の布陣のことです。沈没に備えて日本人を避難させるべく外国との関係を考えた組閣があった。沈没のことは知らずにそれを見た人が、この布陣は外交重点だと語った、そんなシーンでした。
原発震災以後の政府、経済界の動きを読む時に、このシーンを思い出していました。今、日本では本当は何が起こっているのだろうか? 山梨でも同じ、いま山梨では本当は何が起こっているのか?

ず~っとITデジタルの世界に埋没してきて、「勘」が働く前提にはデータ・情報を確認して考察を怠らないことだとは思ってきました、先は長い。


甲府でもやるじゃん、「あじさい革命」

2012-07-27 00:26:00 | 原発震災

甲府でもやるじゃん 日時 : 7月27日(金) 午後6時集合、場所 : 甲府駅前「信玄公」前
コース : 信玄公前(平和通り)裁判所(左折)~銀座通りアーケード~遊亀通り左折~オリオン通り右折~東電山梨支店前~舞鶴城

「紫陽花(あじさい)革命」という幻想(2012年07月02日)
『さて、この「反原発」や「再稼働反対」に対する行動ですが、それによって起る影響が考慮されていない主張です。重要なことは福島第一原発事故によって亡くなったのは、風評被害によって、また退去命令によって故郷の生活基盤を失い、また地域の絆を引き裂かれたことで失望して自殺した人です。 しかし、同じように、原発を止め、エネルギー不足という新たな深刻な事態となり、それが経済に大きなダメージを与えれば、企業によっては倒産に追い込まれる、またリストラせざるをえない企業もでてくるでしょう。経済状況と自殺率はリンクしており、再稼働しないことは確実に自殺者が増えるリスクを高めるのです。』
さて、このご意見をどのように考えるか、歩きながら考えましょう。

私見-原発事故被災の影響は何世代にもわたって続きます。(想定外の)天災が原子力発電所を襲うことも予測されています。それらの影響を現在判断できないから、まずリスクを避ける方向を選択したいのです。しかし企業や個人では避ける手段が無いリスクとして出てくる可能性は大きいです。
脱原発による経済的影響は防ぐ方法があります。企業や個人の経済破綻は必然ではありませし、その為に政治があります。しかし、原発震災による国民・国家の疲弊を政治が守ることはできませんでした。原発(とそれに象徴される利権ムラ構造)の存在意味が国民の目に見えるようになりました。
結論としては政治構造を変えるしかないと思っています。このあたりのことは陸山会カテゴリーで書いてきたような気がします。まあ、焦らずにボチボチ行きましょう。焦ると血の海になる、流血革命。


修学旅行の誘致活動と風評被害の実態確認

2012-07-25 00:17:00 | 原発震災

日本経済新聞  関東・甲信越版の2012年7月24日記事で、「山梨への修学旅行、県が誘致活動展開 全国105校訪問」 と出ているのに気が付きました。おやっ?と思って県内版を巡回してみたら、山梨日日新聞が同日、「105校を県職員が訪問 誘致へ“集中セールス” 震災で減った修学旅行呼び戻せ」 とタイトルした記事を出していて全文が読めました。
以下、この2紙から要点を残します。

1.山梨県(観光部)の2011年度修学旅行調査によると、小中高校合わせた県外からの来訪校数は69校と2010年度比68%の大幅減。宿泊した児童・生徒数も72%減の 9,761 人だった。2011度に山梨に修学旅行を予定していた小中高校243校(約3万7千人)のうち174校(約2万7千人)がキャンセル、69校(約1万人)になったということになります。

2.キャンセルされた中から訪問対象として愛知、兵庫、奈良、東京などの105校を選んだ。愛知の23校が最多。

3.訪問は7月24日~8月24日、観光部職員27名を15班編成として訪問し、旅行先として山梨は安全であることを説明する。修学旅行を担当する教諭に直接面会しやすいのがこの夏休み期間中だとのことです。

山梨県観光部のサイトには、「山梨県観光入込客統計調査結果」がありますが、修学旅行調査も行なわれているのは知りませんでした、さすがだと思います。

私はこれはとても良い機会だと思うのです。おそらく観光部として調べは付いているのだと思いますが、先方の学校が何故山梨県への修学旅行を中止したのかという理由を明確にすること、
同時に、山梨から修学旅行に出かける先については、何を配慮していたか、いるかという事も、教育委員会と協働して明確にする、その良い機会だということです。
いうまでもなく、風評被害の実態を確認し、それに対応するには何が必要か、何をなすべきか、想定内の貯えを増やし、県民にも周知できるチャンスと捉えねばなりません。

昨2011年の秋だったのですが、県外他都市でサポートしている組織の会食で自治体の上層部の方々とご一緒する機会がありました。その時、子供たちの旅行先が北関東なので保護者から中止の要望も出ていて対応に苦慮しているとの話。上記の記事にもあるように、毎年決めている旅行先なので困っているとの事でした。
私はその場で現地データは確認できなかったのですが、ずっと見て来た情報を思い出しながら、その地域なら空間線量を問題にはせずに、外を歩く時のマスク着用準備とか、地域の食事(食材)管理について調べておくこと、自由行動などは制限する、などについて申したことを思い出します。

甲府でもやるじゃん 数日前に、北九州で『がれきを焼却しても健康や環境への影響はない』などとする内容のプリントが小中学生に配られる というツイートのまとめ記事に目を通したのですが、教育者にも色々いるもんだと、あらためて感じました。
国が規定した 8,000 Bq/kg より少ないことをデータで示しているのだから風評被害を防ぎましょうというアピール、これはその判断の下で子供たちを指導してしまう人のスタンスを示しています。「少國民」育成に時計の針を戻せる人々かも知れません。
松本市などの他都市では食材を調べて独自に判断していると明言している地域があります。

今回の山梨県観光部のご活動は、県内各地域にとっても重要な意味を持っていると私は感じています。
また余計な一言ですが、「富士の国やまなし観光ネット」 から分かりやすく 「原子力発電所事故による本県への影響について」 にリンクを張っておいたらいかがでしょうか。「そんなことをすれば風評被害を助長する」 でしょうか。

観光部の皆さんも既にご存じだと思いますが、7月30日から「行くじゃん遊ぶじゃん保養キャンプ in 山梨」が実施されます。他にも県内各地で同様に福島県の子供たち、お母さん達を招いて山梨で保養していただくイベントが行なわれています。山梨に避難して来られた方々が山梨に来て良かったとお考えになり、このような企画をお立てになっているケースがあります。修学旅行の誘致PRの良い材料だと私は思っています。先方にこれらの関係サイトもご覧いただくようにお勧めになられたらいかがでしょうか。
ついでに、先方が災害廃棄物広域処理を引き受けない地域なら、「山梨も震災がれき焼却はありません!」と言い切ってしまうことも効果があると思います。観光部としてその方向で山梨県内向けにもアピールすることです。震災がれき焼却と修学旅行誘致が両立するほど国民は無神経じゃないと私は思っています。
もしも、それは両立すると山梨県観光部がお考えなら、その理屈について明確に発信していただくことで、風評被害と称される事態の原因は誰もが自分自身で考察しやすくなるものと私は思います。


金曜日の意思表明、甲府でもやるじゃん

2012-07-23 20:04:39 | 原発震災

情報が入りましたので私のブログでもご案内します。以下引用 (内容の順序など編集してあります)

日 時 : 7月27日(金) 午後6時集合、場 所 : 甲府駅前「信玄公」前
コース : 信玄公前(平和通り)裁判所(左折)~銀座通りアーケード~遊亀通り左折~オリオン通り右折~東電山梨支店前~舞鶴城

甲府でもやるじゃん 東電山梨支店前でアピールします。舞鶴城公園ではトークリレー(一人1分程度) 音響機材が不足しています。ご協力いただける方ご連絡下さい。
鳴り物、光り物、プラカード的なもの、各自ご用意下さい。楽しく、明るく意思表示しましょう。(あまり過激なもの、恐ろしげなものはご遠慮下さい)

呼びかけは 「甲府でもやるじゃんネット」 としました。問い合わせ先 → 080-5499-0612(tom)

首相官邸前の熱い行動に触発されて、その火が甲府に飛び火します。「甲府でもやるじゃん」という甲州弁のネーミングに心意気をお感じ下さい。

これまで意思表示をしたこともない人々が首相官邸前に集まっているように、山梨でも甲府駅前の「信玄公銅像」の前に集まり、東電山梨支店経由で舞鶴城公園まで、そぞろ歩くことにしました。(甲府町なか散歩の気分で)

何しろ「脱原発への熱い思い」だけを胸に秘めて「やるじゃん」(やってみよう、やろう)になったのですから、不慣れなことですし、どのくらい人が集まるかも分かっていませんが、集まって、そぞろ歩きを楽しみながらささやかなアピールが出来れば上出来と、力まずに始めます。
お時間のある方、どうぞ一緒に歩いてください。(途中参加、途中退場自由です)


7月21日の夕方から、甲府市市民総合会館で「甲府でもなんかやろうよ」の呼び掛けミーティングがありました。私は県立文学館のシンポジウムに出かけて戻った後、急用が出来てこれには参れませんでした。

首相官邸前の金曜日「デモンストレーション」については、首都圏反原発連合がリーダーシップをとっているらしいですが、「デモ行進」ではなくて、18時~20時の時間帯に人々が自由に集まって、アピールしているスタイルなのだと思っています。
『「7.29脱原発国会大包囲」の準備のため、7月27日(金)は首都圏反原発連合からは首相官邸前抗議行動の呼びかけは行っておりません。8月3日(金)の首相官邸前抗議行動に関しては後日アナウンスいたします。』 とのことですが、金曜日の仕事帰りに霞ヶ関、永田町あたりを歩いて、ついでに官邸や官庁に向かって思いの丈を叫んでやろう、で良い。
「日々担々」資料ブログ

甲府でも、みんなが同じ方向に「そぞろ歩く」、途中で入ったり、抜けたりというスタイルなのだと思います。歩行者天国やお祭り、初詣などに大勢の人が集まるのと同じなら、「市民の安全を守る側」が、そういう場合に起り得る問題を想定して、しかるべき方法をとれば良いのだと思います。コロビコウボウなんてのがあっちゃいけない。
ものものしく機動隊が表に出てくると、催涙弾の残存ガスで目が渋くなったのを思い出してつらくなる、御茶ノ水駅から神保町に通勤していた頃・・・
7月28日(土)第35回 隅田川花火大会、今年はどうしようかなぁ

「エネルギー・環境に関する選択肢」に対するパブリックコメント、8月12日締切です。15% に収斂させようという企みの臭いがする、「Nuke は Noだ!」