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震災がれき受入れ、静岡県が酷い事になっている

2012-10-12 23:03:00 | 原発震災

10月13日『震災がれき市民サミット』へのお誘い との記事に気が付いた。

静岡新聞 アットエスTOP > ニュース > 連載・特集TOP > 震災がれき静岡県内受け入れ

素人の私でも以前書いたことがあるはずだが、震災がれきの放射能汚染を調べるのに、空間線量の測定で良いはずは無い、そこんところがどうもおかしい、メディアのニュース記事もどこかおかしい。
2011年04月12日の記事だが、三種の放射線と誤解を招きやすい事柄

まあとにかく、静岡産のミカンを子供たちには与えないように身内の子育てママ達に知らせておくつもりだ。

ちなみに、新潟県でも試験焼却が始まったようだ・・・2012年10月12日  読売新聞新潟版 がれき試験焼却始まる 柏崎と三条
新潟県知事から環境大臣に再質問していた件では、6月15日に回答があった。この回答内容を整理して別記事にする予定。


福島県の県民健康管理調査から生じた疑惑

2012-10-04 00:28:00 | 原発震災

福島県庁サイト トップページ(Home) > 組織別 > 保健福祉部 > 健康管理調査室 > 県民健康管理調査について
県民健康管理調査検討委員会ホームページ 平成24年9月11日更新
 「県民健康管理調査」について、専門的な見地からの助言等を得るために、有識者により構成される検討委員会を設置しています。 として
第1回検討委員会(平成23年5月27日開催)から第8回検討委員会(平成24年9月11日開催) までの議事録などが掲載されています。
福島県「県民健康管理調査」検討委員会委員名簿 平成24年9月11日(PDFファイル) 10名の氏名と現職がPDFファイルでアップロードされています。

毎日新聞 社会 アーカイブ 2012年10月03日の記事リストの中に、
福島健康調査:「秘密会」出席者に口止め 配布資料も回収 2012年10月03日 02時30分(最終更新 10月03日 05時14分) という記事(全3ページ)が出たわけです。(第一報は10月2日だったのかも知れません、検索エンジンのデータはそれを示しています)

おそらく毎日新聞のスクープかと思いますが、遅れて在京各紙が報じています。
◇ 産経新聞 開催前に委員に説明 福島の健康調査検討委 2012.10.3 13:38
◇ 朝日新聞 福島の健康調査、見解を内々に協議 検討委の開催前に 2012年10月3日13時45分
◇ 読売新聞 原発事故の健康管理、検討会議の前に「準備会」 2012年10月3日18時13分
◇ 日本経済新聞 正式会議前に委員集め会合 福島県、健康調査巡り 2012/10/3 21:18
毎日新聞の続報は 福島健康調査:「秘密会」で副知事が陳謝 2012年10月03日 20時20分(最終更新 10月03日 20時39分)

プロガーさん達の記事にリンクしておきます。
県が主導「原発事故とがん発生の因果関係を否定する秘密会議」毎日新聞スクープ記事
福島県の県民健康管理調査の検討委員会で、事前に見解をすり合わせる「秘密会」のメンバー
『原発事故とがん発生の因果関係を否定する秘密会議
「子どもの甲状腺がんが増加したチェルノブイリの原発事故では、福島よりも多い量の放射性物質が放出されたが、事故からがんが発症するまでの期間は最短でも4年程度だった」
「今回見つかったがんについては原発事故による放射線の影響とは考えにくい」と述べ、検討委の座長を務める山下俊一福島医大副学長も検討委として同様の見解を示した。
 これは前もってシナリオに書かれていた言葉だった…』

福島県の「秘密会議」と出席した人たちの犯罪性 10/3武田邦彦氏(音声書き出し)
このソースは、武田邦彦福島県の「秘密会議」と出席した人たちの犯罪性

この件を初めて知った時のコメントとして、私は以下のように書きました・・・
 毎日新聞の記事は沖縄返還の密約事件を思い出します。
あの時の西山記者のようなことが、この記者さん達に降りかからないように、国民がこの問題の行方を注視していることを示さねばならないと思います。

中央の各紙も取り扱ったことで西山事件の二の舞は避けられると思いますが、肩書き信奉の危険性、委員会とか審議会というものの欺瞞性がこれほど如実に国民の前に明らかになった事例は初めてのような気がします。
早稲田大学の水島朝穂さん、 2012年10月01日論考-「学者商売」と「学者公害」――悩ましき現実 ご一読ください。

2012年10月02日、山梨県議会議員こごし智子さんの記事、原発事故対策を原子力研究開発機構にお願いするとは。 を山梨県民の皆さまはよくよくご検討ください。自分達の命を守る為に何をすべきか。
浜岡原発は活火山です。発電を停止しているから死火山、休火山と思っていたら間違いです。そのことは小出裕章さんの甲府講演を聞かれた方は想定できると思います。
このブログで書き続けて来ました、山梨の安全を私は信じていないと。それは人災のリスクを常に感じているからです。

原発事故:健康管理調査検討委、福島県が進行表作成認める 毎日新聞 2012年10月05日 22時20分(最終更新 10月06日 01時43分)
菅野裕之・県保健福祉部長は5日の県議会常任委員会で進行表の作成を認めた。
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http://wwwcms.pref.fukushima.jp/
福島県議会は常任委員会の議事録を公開しています。
今回の議事録もいずれサイトから読めるでしょう。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=31511
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http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2419.html
県が認めました→福島県民健康管理調査「発言内容誘導の進行表作成して口止めした」
---------------------------
https://twitter.com/Fsokai
ふくしま集団疎開裁判

放射線防護・被ばく医療分野に関するインターネット教材

2012-10-01 00:43:00 | 原発震災

独立行政法人 放射線医学総合研究所(NIRS) 2012年9月25日 放医研、医療関係者を念頭に置いた放射線防護・被ばく医療分野に関するインターネット教材の開発に着手

日本経済新聞 2012/9/28 放医研、被曝医療の医師向けネット教材 来春に無料公開 の記事で気付いたのですが、新聞サイトはリンクが切れるのでソースを確認しました。日本経済新聞記事から引用しておきます・・・

ネット教材は同研究所が大学の医学生用に今年4月にまとめた参考資料がベース。「放射線の医学利用」「放射線のリスクと防護」「被曝医療」などのテーマごとに30分程度で学べる内容とする。用語集や図表を付けて学びやすくし、知識を確認するための問題も用意する。医療関係者のほか、一般の人も閲覧できるようにする。

私の想定ですが、この教材サイトは Flash, Ajax などを活用して Internet Explorer に特化したページになりそうな・・・・と書いておけば、そうならないかも(^o^) しかし9月25日リリースのページも酷過ぎる


ついでですが、次のような資料もあります。
◇ 文部科学省 放射線等に関する副読本 平成23年10月14日、これについては山梨県教育庁が県内の児童生徒に配付済みです。授業で使われているかどうかは知りません。この副読本を正しく活用できる先生がおられるかどうかも私は知りません。(パソコン紛失事件からみる限り甲府市での活用は無理でしょう)
 この副読本については既に記事にしています-2012.04.28 「あとみん」廃止後の文部科学省の醜態を確認した

◇ 2012年2月に設立された「福島大学放射線副読本研究会」 による 放射線と被ばくの問題を考えるための副読本~減思力(げんしりょく)を防ぎ,判断力・批判力を育むために~ は初版(2012年3月25日刊)の改訂版が出ています。


文部科学省の線量計問題、矢ヶ崎さん講演 9月30日

2012-09-30 05:00:00 | 原発震災

日時 2012年9月30日(日) 午後6時~9時すぎ
第1部  午後6時~7時半
 講師 矢ヶ崎克馬さん(琉球大学名誉教授)
 演題 「文科省の線量計のウソと真実」(仮題)
 IWJ のネット中継は 福島Ch1

この情報は 2012年9月26日 ふくしま集団疎開裁判広報記事から。
『矢ヶ崎さんは、この間、福島県に設置された文科省のモニタリングポストを実態調査した結果、放射線量の値を低く見せる操作が行なわれていたことが確認できたので、近く開く記者会見でこの事実を報告する予定です。被ばくの当事者である郡山の皆さんには会見に先立ってこの重大な事実をお話したいと考えています。』

既にご承知の方も多いと思いますが、この6月にアルファ通信は国を相手に提訴しています。
アルファ通信のリアルタイム線量測定システム契約破棄に関する提訴メモ
問題の経緯はこの記事で整理されています。私は2011.11.29 (株)アルファ通信との契約解除した文部科学省 を書いています。矢ヶ崎さんの講演はこれとも関連しているように思えます。
裁判の様子(証拠調べ)が確認できたらWebページでまとめてみようと思っています。

以前から書いていますが、この件は山梨県が放射能汚染については安全だという話にも影響します。


疎開裁判で山下俊一氏の証人調べを求める申入れ

2012-09-29 00:13:00 | 原発震災

ふくしま集団疎開裁判 の 2012年9月28日記事から、私が参考になると感じた部分を引用・編集して掲載します。正確な全文は記事を必ずご参照ください。
引用・編集箇所は、「1 口頭弁論手続きによる放射線被害等に関する専門知識補充の必要性」 の 「(3)、ところで、」 以下の部分です。
改行や文字色は編者が勝手に処置しました、判読しやすくする為です。


(3)、ところで、抗告人側科学者・医師らも、山下俊一氏が指摘する 「放射能は『正しく恐れる』ことが大切」 「チェルノブイリの教訓を過去のものとすることなく、『転ばぬ先の杖』としての守りの科学の重要性を普段から認識する必要がある。」 点では全く異論がない。問題はその先にある。

一方は 「もともと放射線の被ばくはどんな微量でも体によくない。年100シーベルト以下だからといって安全な筈がない」 と言い、
他方は 「年100シーベルト以下なら大丈夫」 と言う。
 【編注・原文のまま記載しましたが、100ミリシーベルト の誤植かと思います】

一方は 「内部被ばくで低線量の放射線で切断されたDNAの修復作用によりがんが発生する」 と言い、
他方は 「放射線で切断されてもDNAには修復作用があるから直してしまう」 と言う。

事故直後の安定ヨウ素剤の配布について、
一方は 「(配布しなかったのは)取り返しのつかない『行政の愚かな措置』」 と言い、
他方は 「小児甲状腺ブロックは不要」 と言う。

福島県の子どもたちの甲状腺検査結果について、
一方は 「警告を発していると見るべき」 「甲状腺が望ましくない環境影響を受けているおそれを強く示す」 と言い、
他方は「原発事故に伴う悪性の変化はみられない」 「しこりは良性と思われ、安心している」 と言う。

以上のとおり、山下俊一氏の見解は抗告人側科学者・医師らの見解と真逆(まぎゃく)である。この真っ向から矛盾対立する2つの見解の当否を吟味する必要がある。
そのためには、両者の見解を裏付ける根拠・前提にさかのぼって明らかにし、これらについてその食いちがいの理由やその当否を問うべきである。
そのためには抗告人らが従前主張していた参考人の審尋(民訴187条)方式では不十分であり、山下俊一氏と抗告人側科学者・医師らを口頭弁論期日において証人調べすることが必要不可欠であり、とりわけ両者の見解とその根拠の意味とちがいを明確にするために、両者の対質尋問を実施することが最良の方法と考える。


ふくしま集団疎開裁判サイトには、「本裁判に対する科学者の意見・声明」 が多数アップロードされています。
この裁判が他人事(ひとごと)だと私には思えないので、首都圏にいる身内の子供たちの為にも注目しています。

別件ですが、東京二十三区清掃一部事務組合の災害廃棄物焼却でアスベスト汚染が出たことが報告されていることは、山梨県議会議員、甲府市議会議員諸氏も既にご存じのことと思います。12月議会では震災がれき広域処理引き受けについて、明野処分場を使いたい意向についても、何らかの判断が出ることを期待しています。


福島原発告訴団全国集会アピールと山梨県での状況

2012-09-26 23:40:00 | 原発震災

 おびただしい被害を出し、命を傷つけ、かけがえのない自然環境を破壊しながら、この未曾有の原発事故でなぜ誰も責任を問われないのか。

 こんなあからさまな不正義、不条理が目の前で起こっているのになんの手も打たれない日本は本当に法治国家なのか。

 当たり前の正義が通る社会にしたい_そんな思いから、2012年3月に生まれた福島原発告訴団は、1324人の告訴人を集め、6月11日に第1次告訴をしました。福島に住む者、県外への避難者の怒りと思いの詰まった陳述書は検察を動かし、8月1日、私たちの告訴が受理されるところまで来ました。私たちの運動のもたらした成果であると思います。

 しかし、第1次告訴の受理は私たちにとって通過点です。

 私たちは次の段階に進まなければなりません。

 全国から告訴人を集め、怒りは福島だけではない、全国が被害者であり、怒っているのだと示す必要があります。それは、この国に生きるひとりひとりが福島の思いを受け止めること、みんなが福島を孤立させることなく、その最も深刻な被害に対し、自分の問題として、豊かな想像力と行動力で立ち向かう決意を示すことでもあります。

 日本政府は、あらゆる戦争、あらゆる公害、あらゆる事故や企業犯罪で、ことごとく加害者・企業の側に立ち、最も苦しめられている被害者を切り捨てるための役割を果たしてきました。私たちの目標は、誰かを犠牲にして成り立つ社会を根源から問い、「犠牲のシステム」の歴史に終止符を打つことです。

 私たちは、小さな違いを乗り越え、政府や企業の犯罪に苦しんでいるすべての人たちと連帯し、この事故を引き起こした人たちにしっかりと責任を取らせたいと思います。

 この国に生きるひとりひとりが尊重され、大切にされる新しい価値観を若い人々や子どもたちに残せるように、手を取り合い、立ち向かっていきましょう。

2012.9.22
福島原発告訴団全国集会参加者一同


福島原発告訴団公式サイトから転載させていただきました。

山梨県では 「ほくと未来ネットワーク」 の2012年9月10日記事で、武藤類子さんによる福島原発告訴団説明会@山梨県北杜市 があります。
福島原発告訴団・甲信越公式サイト で情報発信されています。
そのリーフレットページで紹介されているA4三つ折りのリーフレットを、私は9月23日の肥田舜太郎医師講演会の時に入手しました。
第一次告訴については、「福島原発告訴団の告訴が、8月1日受理されました。」 という記事をご参照ください。第二次告訴は2012年11月を予定しているとのことです。


菅谷 昭さんの講演会を聴講しました

2012-09-24 23:11:00 | 原発震災

2012年9月24日(月)、岡島ローヤル会館で開催された菅谷 昭(すげのや あきら)さんの講演会に滑り込みセーフでした。
菅谷さんが甲状腺の専門医としてチェルノブイリで支援医療活動をされた5年半(※)と、その後も訪れておられるお話を、ご自身が撮られた多数の写真と共に感銘深く伺いました。(※ 1996年~2001年
日本に戻られてから、それらの写真と共にチェルノブイリ原発事故に関する講演をしても他人事のようにしか受け取られていなかったが、311以後は我が事として感じられている状況があるとも語られました。

私の場合はチェルノブイリ情報の記事を開こうともしない「無関心」でしたから、菅谷昭さんのお名前を知ったのは、給食関連について調べている時にネット情報から得た松本市の取り組みを確認した時です。

講演後にフロアーからの質問にお答えになる時間が少しありました。福島など山梨県外から避難して来られた女性からの質問もありました、

子供の甲状腺の「のう胞」を心配する質問に、「のう胞」と「癌」とは違うとおっしゃいました。
「給食」について答えは濁されたように思います。松本市長の立場として他都市の内政に口を出すことは控えられたと私は理解しました。子供たちもその土地に生れた運命を受け止めるしかないと思います。

「子供達は疎開させる」、それを国としてやるべき、というご意見のように私は感じました。
チェルノブイリで子供を連れて畑仕事をしていた、時を経てその子が医者の道を目指したが体調が悪化して希望はかなわなくなった。そのお母さんが菅谷さんに涙ながらに「あの時、私が・・・」と語る、チェルノブイリの状況は今の福島でも同じだろう。片方が避難して一方は留まらざるをえない、双方のそれまでの関係が崩れていく辛さに直面する・・・というような話もされたと思います。

ジュンク堂書店が菅谷さんの著書を展示・即売していましたので、今回も身内の子育てママの為に1冊求めました。

「これから100年放射能と付き合うために」、菅谷 昭 著、2012年3月30日
亜紀書房刊 四六判 99ページ、税込み 1,000円
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主催された甲府ロータリークラブに心から感謝します。そしてこの講演会開催の情報を知らせてくださったネット友人にも感謝。

9月23日、24日と二日続けて内部被曝の問題をきちんと理解する手がかりを得ることができました。
この単純なことが、どうしてこうも意見が異なるのか、その理由も見えてきました。
道路の制限速度設定で、規制速度は迷わず安全サイドに決めていくはずです。何事もリスクを考えた時に理論的に曖昧なら「安全」な側に設定していくでしょう、いわゆるフェイルセーフです。パソコンやインターネットのセキュリティの検討でも私は同じように考えます。
しかし、今次大戦下において放射線によるリスク考察は「何故」こんなに混乱するのか。おかしいですよ。その「何故」こそが問題の根底にある。
「非核都市宣言」してりゃ「内部被曝軽視」は免罪だ、そして日本は「核武装」という三題話はいずれまた。


内部被ばくから子どもを守る@肥田舜太郎医師講演会

2012-09-23 23:36:04 | 原発震災

福島の子どもたちに異変が発生、と書かれている記事。
これは福島県トップページ(Home) > 組織別 > 保健福祉部 > 健康管理調査室 > 県民健康管理調査検討委員会でアップロードされている「第8回検討委員会(平成24年9月11日開催) 」-「資料2 「甲状腺検査」の実施状況及び検査結果について」(PDFファイル 1,293 KB) を論評する記事です。

この発表について、甲状腺がん1人確認 福島医大「放射線の影響ない」(福島民報 2012/09/12) は目を通した記憶がありますが、私は甲状腺の病気について知識は全くないので読み飛ばして終ったような気がします。
今、気が付いた上記の記事、3.11以後、最悪の健康被害の発表「女子小学生の54.1%、女子中学生の55.3%に『のう胞』か『結節』発見。38人の中から1人小児甲状腺ガン発見 を読んで肥田医師の講演を思い出しました。
山梨県内に避難して来られた福島及び関東地域からの子供たちの甲状腺検査が山梨県行政としてはどのように行なわれているか、私は知りませんが、福島県の情報から山梨県内の専門医の方々とも相談して山梨県として判断すべきことがあるように思います。
福島県の記事(PDFファイル)には検査対象者に「県外避難者を含む」となっています。福島県からは山梨県にもこの検査についての連絡は来ていると思います。

しかし、23年度、24年度の福島県内のデータのみ、22年度との比較や全国レベルとの比較が無いのは何故なのか、医学に疎い私にはわかりません・・・私が気になるのは福島県サイトの構造が戦時体制に即していない、まるで平時のサイトのようで肝心なデータがトップページからは分かり難い、そのことがむしろ気になるネットオタクの私。(2012-09-24 02:00 追記)
◇ 2012-05-02 カルディコット医師の警告「子供に甲状腺結節やのう胞があるのは、まるで普通ではありません」
◇ Jul. 19, 2012 CONFIRMED: 36 Percent Of Fukushima Kids Have Abnormal Thyroid Growths And Doctors Are In The Dark
甲状腺検査の他施設での検査拒否を依頼する検査体制に強く抗議し、早期発見・早期治療の体制を要請します(ACSIR 内部被曝問題研 2012年8月9日)


311以降を生きる なんとか開始直前に会場に滑り込みました。
700の座席は9割近く埋まっていたようです、私の予想は良い方に外れました。

311以降を生きる 実行委員長の挨拶があって、 「核の傷 : 肥田舜太郎医師と内部被曝」の上映、私はリンクしていたサイトは見ずに出かけたので、内容に驚きました。アメリカのABCC(原爆障害調査委員会)、名前は知っていましたが、これに端を発する行動パターンが現在進行形で福島県はじめ日本全国で行なわれているのだと、改めて思いました。

肥田舜太郎医師サイン会 1時間以上立ちっぱなしでのご講演のあと、読者の質問にも丁寧にお答えになりながらサイン会での肥田医師です、95歳。

内部被曝の脅威 内部被曝の脅威

ロビーに出店されていた春光堂ブースで手に入れたのは 「内部被曝の脅威―原爆から劣化ウラン弾まで」、肥田舜太郎・鎌仲ひとみ共著、ちくま新書541(筑摩書房)、2005年6月刊の第10刷(2011.10)です。
第2章と第3章が肥田舜太郎医師、第1章と第4章が鎌仲ひとみさん、第5章は2005年2月28日に肥田宅で収録されたお二人の対談です。
この本は読み終えたら身内の子育て中のママに進呈する予定で求めました。以前購入した数冊は既に届けてあります。

私は原爆のことも、映画などで描かれる核戦争も話として知っています。3.11以後、長期的問題は内部被曝だということを初めて知りました。広島・長崎の原爆被災者について内部被曝問題がむしろ隠されてきたと理解できる記事もいくつか読みました。
「猿の惑星」という有名なSF映画があります。しかし、核戦争後の地球にそれはあり得ない。生物は全て死滅する地球でしかないはずです。あの映画は内部被曝を無視するように仕向けた米国の国策映画だとすら、いまの私には言えます。

肥田医師はご講演の中で、1945年8月6日午前8時15分という時刻は、アメリカが入念に調べて広島市民が戸外にいる数が最大になる時間として選定したと言われました。黄色い猿はアメリカのモルモットだったのですね、あの時も、今も。
但し、あの当時と違うのは、自分達がモルモットにされていることに気付いた人々が増えていて、彼等の手先となって動いている人や組織が何であるかも理解しつつある。


「原発ゼロ」に関して山梨県知事が示した意見

2012-09-16 23:16:00 | 原発震災

知事記者会見(平成24年9月13日木曜日)において、『記者 報道にもありますように2030年代に原発ゼロという提言がまとめられたことに関する報道があることに関して、この感想をお伺いします。』への回答。以下全文記録しておきます・・・


 2030年代に原発ゼロということを民主党の方針として決められたということでありますが、長期的に原発への依存を減らしていくということは、当然必要なことでありますけれども、原発ゼロというようなことは、軽々に言うべきことではないと思っております。ましてや2030年代にというようなことは、これはなかなか難しいのではないかと思います。

前にも言ったことがありますけれども、原発ゼロということが決ったといたしますと、これはやはり優秀な若者は原子力工学というものにはもう入ってこなくなるわけであり、原子力に関する日本の技術というものは、段々衰退していくことになるわけでありますけれども、他方において、世界の状況は原発をさらに増やすという状況はまったく変っていないわけであります。
中国も韓国も、中国はまだこれから30基増やすと言っておりますし、沿岸部に増やしていくことになるかと思います。そうなると将来場合によっては、中国、韓国の原発に事故が起こって、それが偏西風で日本に放射能が飛んでくるということもあり得るわけであります。
そういう事態に備えて、日本というのは福島原発事故の経験も踏まえながら、原発に関するしっかりした技術を持ち続けていかなければならない。世界における原発の安全を技術面でリードする国でなければならないと思っているものですから、原発ゼロということによって優秀な技術者が少なくなり、技術の継承が行われなくなるということになれば、これはよくないのではないかと思います。

さらに原発ゼロとなると、よく言われていることですけれども、石油をはじめとする化石燃料に多くを依存しなければならない。また再生可能エネルギーを増やしていく、その2つはいずれも電力料金のかなり大幅な値上げに繋がっていくわけでありますから、そのことは果たして国民が受け入れられるかどうかということは当然あります。

さらには青森県六ヶ所村で使用済み核燃料の再処理が行われているわけでありますが、青森県も六ヶ所村も原発を止めるということであれば、今、預かっている使用済み核燃料を、それぞれの原発にお返ししますと言っているわけでありますから、それは返された日には大変で、再稼働はとてもできなくなってくるということになります。そういう核燃料再処理の問題と絡みも出てきますし、これは原発ゼロというものは、軽々しく軽々に言うべきことではないのであって、時間をかけて十分な議論をしていく必要があるのではないかと思います。


私は原子力、放射線について研究し活用する方面について知識はありません。Wikipedia 原子力工学を参照してみると、『学問の取り扱う対象としては、原子力エネルギーの工業利用と放射線の工業利用が代表的である。前者は主に核燃料および原子炉の設計・製造技術と安全評価技術が挙げられ、後者は主に工業技術、検査技術および医療技術が挙げられる。』 とあります。
日本でこの道を志す方々は軍事方面は論外として、医学・医療と工学・工業技術ということになるのでしょう。
ちなみに、検索でヒットした中で、「教えて!goo」の投稿 2011/03/18 「大学で原子工学を学ぶには」 という質問と回答が色々考える素材を提供していました。

核燃料と原子力発電所が国内に存在せねば、この学問・技術分野は成り立たないものなのでしょうか。
医療や工業で使われる放射性物質(放射性同位体と呼ぶのでしょうか)は国産でしょうか、輸入でしょうか、国産ならどういう企業が関わっているのでしょうか。
原発が発電停止していた期間に、医療や工業の非破壊検査に支障が出たというニュースに私は気付きませんでした。マスコミが報じていたのは電力が足りなければ日本経済が破綻するという話しか無かったと思います。

全ての原発が発電を停止しても完全に廃炉として金属とコンクリートの固まりになるまでの期間、高濃度放射性廃棄物が人類にとって安全なレベルで処分できるまでの間、これまで日本で培われた核燃料、原子力発電の理論と技術は優秀な学者・技術者を求め続け、次代に引き継いでいかねばならないのではないかと思えます。(セキュリティを維持する仕事って作るより大変かも知れません、私のネットオタクとしての体験)
アジアの近隣諸国はもとより、世界のどこかに原子力発電がある限り、日本でこの道を学ぶ人々に対する潜在需要があると思いますし、スリーマイルやチェルノブイリを超えて日本で原発安全終息の方法論が確立されたと言われる時が来ると思います。
世の為人の為、この道を志す若者がいるであろうことは、国家公務員制度が変っても東大法学部を目指す若者がいると考えられるのと同じだと思います。

私は3.11以前は無関心でした。子供の頃に学んだのはウラニウムの核分裂をコントロールできて、例えばマッチ箱ほどの燃料で都市に電気が灯るというような話、それを信じてきました。
人間の安全を第一に考える理論と技術を説く人々が片隅に追いやられてきた日本の現状が、今回の悲惨な事態を招いたのだと今は思っています。

Windows やスマートフォンがどんどんバージョンアップしていく一方で、それらの開発・運用に直接には関わらない人々の間でも、それらシステムのセキュリティ、安全性を検討し提言し、改善・アップデートを求める人々がおられます。ICTは開発・運営企業だけでは無く、そういう人々に支えられている安全・安心なシステムに進化している事を私は忘れたくない、原発ゼロ方向でも同様だと思っています。
行政や議会の視野が狭いと地域の安全・安定・安心をもたらすことは難しい。イケイケドンドンからの脱却がまず必要だと感じている今日この頃です。


消せない放射能の行方とバイノスの技術

2012-09-14 01:59:11 | 原発震災

株式会社バイノス
「バイノス」は、当社が発見したトレボキシア藻網 Parachlorella属の新種の藻です。
「バイノス」は約20種類の放射性物質を吸着する性質があり、北里研究所や東邦大学医学部、山梨大学医学部第三内科にて実証実験を行っております。

中途半端なWebニュース記事が目についたので記事が書いていた、「株式会社日本バイオマス研究所」 で検索するとすぐにヒットしました。ネットで簡単に確認できる社名すら間違えている記事ってのは企業の公式サイトを確認していないのかも知れません・・・

東日本大震災:新種の藻類「バイノス」、福島の除染で活用へ 放射性物質に高い吸着力 /山梨 毎日新聞 2012年09月12日 地方版
こちらは、『バイノスは約5年前、ベンチャー企業の日本バイオマス研究所(千葉県柏市、現社名「バイノス」)が発見し、汚泥浄化用に製品化。』 と。

◇ PLOS ONE Absorption of Radionuclides from the Fukushima Nuclear Accident by a Novel Algal Strain [Research Article, published 12 Sep 2012] このページらしいですが、私には理解不能。サイトのトップページから Biotechnology というキーワードに当りを付けて中を覗いたら見つかりました。
PDFファイルがダウンロードできます-journal.pone.0044200.pdf(748 KB 二段組み 9ページ)
下記研究機関に所属する方々のお名前も列記されています。

北里研究所
東邦大学医学部
山梨大学 医学部・ 医学系大学院

株式会社バイノスのサイトで、「2011年12月18日 郡山市にて除染実証実験を行いました。」 の記事(PDFファイル)写真で最終廃棄物の状況も紹介されていました。
「脱水ケーキ 含水率80パーセント 290000Bq」 は 「団地内の仮置き場」 に納められたようです。この先は福島県、国の仕事でしょう。原発事故由来の放射性物質は無主物だと東京電力は所有権放棄し、税金でご自由に処分して結構ですとなっているはずです。
福島県など汚染された土地に留まらざるをえない方々がほとんどなら、このような技術に税金を投入して皆さんの、子供たちの、安全を守るしかないはずです。しかし原子力ムラは真逆のことをやって汚染を全国に拡散させている。それに群がる利権集団、これにシンクロナイズする自治体。故に「絆」=「糸¥」

震災がれきも一般ごみに混ぜて焼却してバグフィルターが機能して安全だなどと言わずに、こういう先進技術の実証実験台になればよい。
「薄めれば安全」なのは、その次の時間には身体から排出されていくような毒だけだと思いますが、内部被曝の問題は食物や医学の知識が無い私には理解が難しいです。

・・・ということで、これは山梨情報ではなくて、 ITニュース