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チェルノブイリ原発事故 ベラルーシ政府報告書

2013-06-09 13:11:42 | 原発震災

版元の産学社で本書紹介ページからの引用画像です
最新報告
2013年5月20日発行 192ページ 2,625円

チェルノブイリ事故報告書を邦訳、刊行 秋田市のベラルーシ友好協会(秋田魁新報 2013年6月7日記事)
『刊行記念シンポジウムが6日、都内で開かれ、NPO法人日本ベラルーシ友好協会協会の佐々木正光事務局長=在秋田ベラルーシ名誉領事=は「ベラルーシの事実に学び、日本がすべきことを考えるきっかけにしてほしい」と呼び掛けた。』
産学社 2013年5月の広報記事一覧 この本の刊行についてメディアの状況が分かります。

末尾に『*Part1は、2012年12月13日に日本プレスセンターて?開催された、日本ベラルーシ友好協会主催のチェルノブイリ支援20周年記念講演会「チェルノブイリの教訓に学ふ?~日本の皆さんへ」の講演記録をもとに加筆・修正された。』と注記された Part1 「最新報告」 無料公開 35ページ(3,366 KB のPDFファイルです)


原子力規制を監視する市民の会が院内集会 6月12日

2013-06-05 08:09:56 | 原発震災

例によって巡回先のブログから知りました・・・原子力規制を監視する市民の会・・・・Twitterもあります
以下、集会の案内記事をコピペ・・・・・

◆6月12日(水)13時より参議院議員会館ロビーにて通行証配布
 院内集会     13:30~15:00
 規制庁交渉(予定)15:00~16:30
◆場 所: 参議院議員会館B107
◆参 加: 井野博満さん/後藤政志さん/青木秀樹弁護士/滝谷紘一さん他
◆資料代:500円
◆主 催: 原子力規制を監視する市民の会

原発再稼働の前提となる新規制基準について、パブコメが締め切られ対応が検討されています。
 規制庁が作成したパブコメ対応案には、地震や津波に起因する共通要因による多重事故にも対応するとありますが、どのような多重事故を想定させるのか不明です。
 また立地指針では要求した線量基準がなくなり、セシウムだけの安全目標にすり替えられています。フィルタでは除去できない放射性希ガスの影響が無視されています。
こうした問題について、アドバイザリーグループの専門家と共に規制庁に質します。どなたでもご参加いただけます。是非ご参加ください。

◇ 規制庁交渉(予定) と書かれている交渉内容については、政府交渉に向けた規制庁への質問事項 にまとめられています。
◇ 福島県いわき市市議会議員の佐藤かずよしさんのページには 原発「新規制基準」パブコメ対応に関する質問事項 が画像でアップロードされています。PDFファイル 113 KB(作成日 2013年5月29日) もダウンロードできます。

◇ 原子力規制を監視する市民の会に経過がまとめられています・・・新安全基準
 このページには、「原子力規制委員会HPへリンク」 として、原子力規制委員会 検討チーム等のページに掲載されているそれぞれのチームにリンクされていますので、多数あるチームや会合のどれをマークすればよいのか分かりやすいです。(私は似たような方法で甲府市中心市街地活性化事業を追いかけて記事にしましたが、バラバラな発信から全体像が掴めるまでにはかなりの時間が必要でした。)

原子力規制委員会・・・・意見公募(パブリックコメント)のトップページ
◇ 政府が実施しているパブコメの状況は、電子政府の総合窓口のパブリックコメント:意見募集中案件一覧 から読み取れます。

マスコミ記事は見つかりませんが次のようなページがあります・・・・
原子力規制を監視する市民の会 | IWJ Independent Web Journal
 「原子力規制を監視する市民の会」アドバイザリーグループメンバー5名が「新安全基準骨子案」の問題点を暴く

「***を監視する市民の会」 というネーミングで甲府市や山梨県にも多い**委員会、**審議会、**ワーキンググループ、**チームなどの審議状況をきちんと見ていくシゴトも必要な気がします。パブコメとして原案が出てくる前の段階で市民が問題点を確認してパブコメに備えることができます。
最後に決めるのは議会の常任委員会ですが、その議事録が公開されない、代理人たる議員からも情報発信が無いという問題がありますと、市民が判定を下すには最長4年間待たねばならない。
既に始まった参院選インターネット選挙は、庶民が使える情報受発信ツールとしてのインターネット活用に馴染む良い機会になるし、その成果は全国各地にこれまで以上に多数の「監視する市民の会」を育てることにもなるかも知れません。


国連人権理事会が福島原発事故処理に勧告、政府は反論

2013-05-28 23:32:00 | 原発震災

時事通信が、『05/28 07:00 国連報告者は「多くの誤解」=福島原発事故勧告に反論-日本政府』 という記事を出したことを28日深夜に気が付きました。
このアナンド・グローバー氏による報告は5月初めに原案が出ていたようで、日本政府もそれを確認していた、5月27日に正式に報告され、同日、日本政府が反論を提出したようです。
毎日新聞は2013年05月24日に 「東京電力福島第1原発事故による被ばく問題を調査していた国連人権理事会の特別報告者、アナンド・グローバー氏の報告書が24日明らかになった。」として、「グローバー氏の勧告の骨子」も箇条書きで掲載しています。
日本政府が提出した反論には以下のような部分もあります。

Japan recognizes that the Special Rapporteur has commended Japan's efforts to a certain extent. However, during the drafting of the report, Japan provided comments to clarify misunderstandings of the facts from scientific or legal viewpoints. Yet there remain areas of the report in which our explanations are not accurately reflected, so I would like to once again explain the steps Japan is taking.

私は、2013.01.29 原発事故から2年 "いま何を考え、何に備えるべきか" の記事で以下のリンク先を記載してあります。
◇ 参考-国連人権理事会特別報告者 アナンド・グローバー氏 全文(転載) (これは「2012年12月27日 | 講演」 と付記されています)
◇ 関連--報告書: 国連の、福島を中心とした原発関係の健康に関する人権状況の調査等について (垣内 つね子)

日本政府の反論は次のように締めくくられています。
At the same time, we will diligently address the health management of the affected population based on the scientific and medical knowledge in order to protect the health of both current and future citizens.
このようなメッセージと、2013.03.08 環境省、甲状腺有所見率調査結果に甲府市を含む で書いた事実、それに対する地域行政の対応などを併せ考えると、今夏の参院選(もしかすると衆参同時選挙)が子供たちの未来にとって如何に重要な意味を持つものか考えずにはいられません。
グローバー氏などの調査から少し後にIAEA福島閣僚会議が開催され、私は 2012.12.18 IAEAやICRPの権威を尊重している人々に捧げます と記事を残しました。
日本経済新聞は2013年5月27日 『IAEA研修拠点が開所 福島市、緊急対応能力高める』と報じました。福島閣僚会議の成果でしょう、こちらの方は着々と進んでいるようです。
東洋経済 2013年05月26日 追い詰められる、福島・双葉町123人の避難民 全国でただ1つ残る埼玉の避難所が閉鎖の危機、と比べて 「こちらの方は」 となる訳です、毎度の事ですね。

国連人権理事会勧告の草案(らしいファイル)も手に入れたので、政府反論と併せて後日Webページに記録しておきたいと思っています。既にどこかのサイトで両方の全文邦訳も出ているかも知れませんので、それが探せればリンクで済ませます。今は時間が無くてとりあえず以上です。


山梨でも復興予算の流用?

2013-05-20 15:00:48 | 原発震災

TPPのもたらすものは何かの記事に、5月20日付け水島朝穂さんの論考 SF政治(催眠政治)にご用心――「アベノミクス」とTPP をコメントとして追記しながら確認したいくつかの地方紙がありました。
2013年5月20日の西日本新聞社説、復興予算流用 「抜け道」の悪弊断ち切れ、ここに次のように書かれていました。

全国の森林で林道整備や間伐を実施する「森林整備加速化・林業再生基金」(農林水産省所管)、震災や円高の影響で失業した人の雇用を支援する「重点分野雇用創造事業」(厚生労働省所管)など、被災地以外でも使える約20の基金事業が「抜け道」として利用された。
 例えば、森林整備の基金は配分総額が約1400億円で、東京都と神奈川県を除く45道府県が配分を受けた。農水省は「住宅再建などの復興需要で材木の使用が増えた。それを賄うための事業であり、使途に問題はない」と言うが、やはり説得力に乏しい。

東京都と神奈川県を除く45道府県には山梨県も含まれます。今は時間が無いから後日、山梨県庁からの発信を確認したいと思います。
山梨県の他の分野にも復興予算をいただいた事業はあるのではないかという疑念は当然生じますので、とりあえずメモ。(私テキにはこの社説のソースを確認することから始めるのですが、それも時間が無いので今はパス)
6月議会ではっきりするかも知れません。なにしろ県内政界も参院選体制に入っているのですから、このささいな一例ですらアダやオロソカにしたら票に響くと、どなた様でもお考えになるでしょう。
なにも動かないなら、その程度のレベルの人々に県政・国政を任せられるかという話になるだけ。

特に被災地復興支援の為に震災瓦礫を引受けようと懸命に動いた山梨県議会、フォーラム未来の諸賢は、流用させていただいた復興予算がどのように支援成果を上げたか最も気になさるはずです。山梨県内にある政府出先機関や県庁当該部局に説明を求めて県民に報告するというオシゴトをなさるであろう事を期待しています。

Google 検索 震災復興予算 流用
別件ですが、北海道新聞の5月20日の社説は、マイナンバー 尽きぬ疑問、徹底審議を(5月20日)


庶民発、山梨土壌・肥料汚染実測マップが増刷される

2013-05-19 23:39:00 | 原発震災

画像は、2013年3月9日に甲府駅北口広場(よっちゃばれ広場)で開催されたさよなら原発まつりで手に入れた 「市民発 土壌・肥料測定プロジェクト 山梨版放射能汚染マップ」 からです。A3版両面に印刷されA5サイズに折畳まれて配付されています。画像はそのA5をスキャンしたものです。
上の画像は裏面です。下の画像は配布用に置かれている場所で見えるものです。私はこの資料を見た時に「灰・肥料測定結果」に注目しました。

土壌肥料測定プロジェクト

この「市民発 土壌・肥料測定プロジェクト」の経緯と得られたデータの詳細は、「山梨放射能情報ネットワーク」からアップロードされている「いのち・むすびば山梨土壌肥料測定プロジェクト 測定結果一覧」で読むことができます。各数値はテーブルに組まれテキストベースで掲載されています。ページ制作者のご努力は大変だったと思います。MS-Officeで書いてPDFファイルで出力したらオシマイってな作業で終らせない庶民のパワーですね。
このマップのPDFファイルは、いのち・むすびば 公式ブログ の中にある 【土壌汚染】市民発山梨版・放射能汚染マップできました、このページからダウンロードできます。
印刷版が配布用に置かれている場所については、山梨版 放射能汚染マップ設置場所 に一覧があります。これは変動するので私はここには引用しません。ソースを確認して下さい。

土壌肥料測定プロジェクト 3月9日に入手してからすぐに記事にするつもりでいたのですが、年度末・年度初めでせわしなくて今日になりました。

2013年5月12日に山梨県甲斐市の敷島総合文化会館で開催された広瀬隆さんの講演会 「リニアと原発」 では、この土壌汚染マップが写真付きで紹介されて「市民発のこんな素晴らしいマップはどこにもない」 との話があったそうです。
素晴らしい!「いのち・むすびば」山梨県市民測定汚染マップ(原発はいますぐ廃止せよ ブログ 2013-04-19)という紹介記事なども出ていることを知りました。
このマップが好評のため増刷されるという情報を得ました。
参った、甲府にいるブロガーなんだから私もちゃんと記事にしておかなくちゃ・・・・ということです。
このような汚染マップが「庶民」にしか作れなかった背景については既にこのブログでさんざん書いていますから繰り返しません。私ができることはこのプロジェクトチームに貧者の一灯を捧げることくらいです。

3.11 2周年慰霊の日に天皇陛下のお言葉がございました。『この教訓を決して忘れることなく、これから育つ世代に伝えていくことが大切と思います。今後とも施設面の充実と共に、地域における過去の災害の記憶の継承、日頃からの訓練と教育などにより、今後災害の危険から少しでも多くの人々が守られることを期待しています。』
私は自分が出来る範囲で記録を残し身内の子育てママたちに託すつもりです。子ども達は今は 3DS に夢中になっているようですが、そのネット接続を手伝ってやりながら、私よりはるかに巧みに操るチビ達に驚嘆しました。これは期待できそうだ・・・


震災支援に厚生労働大臣の感謝状

2013-04-19 14:38:08 | 原発震災

山梨県内でもニュースが流れているようですが、確認したら・・・平成25年3月11日、東日本大震災における被災者の支援活動等に対する厚生労働大臣感謝状の贈呈について
『 厚生労働省では、平成23年3月に発生した東日本大震災における被災者の支援活動等を行った団体等に対して、その功労に報いるため厚生労働大臣より感謝状を贈呈することとなりました。
  今回は医政局、健康局、医薬食品局(食品安全部を除く。)、労働基準局、社会・援護局(障害保健福祉部、雇用均等・児童家庭局及び老健局を含む。)の所管事業に関する貢献をしていただいた1,458の団体等に対して贈呈を決定いたしました。
   感謝状の贈呈は、厚生労働省本省の他、都道府県等において行うこととしています。』

私がダウンロードしたPDFファイル 776 KB、作成日 2013年3月13日、作成者 栃木県、エクセルからPDFに変換されたものでした。3.11二周年の日に彼等はこんなことをやっていた事をこれまで知りませんでした。
2013/03/13付 西日本新聞朝刊記事によると、『感謝状が贈られるのは全国1458団体で、4月上旬までにそれぞれ渡されるという。』 ということなので、発表から1か月以上経過して山梨県にも届いたと理解すればよいでしょう。

222 国立大学法人 山梨大学
224 地方独立行政法人 山梨県立病院機構 山梨県立中央病院
431 山梨県理容生活衛生同業組合
605 山梨県ペストコントロール協会
606 山梨県霊柩自動車協会
1202 特定非営利活動法人 災害・防災ボランティア未来会
1203 特定非営利活動法人 甲斐のめぐみ
1204 社会医療法人 加納岩 日下部記念病院
1205 地方独立行政法人 山梨県立病院機構 山梨県立北病院
1206 財団法人 山梨厚生会 山梨厚生病院
(こういう方々を並ばせて待たせ、感謝状を渡す側の前に一人ずつ呼び出して渡す、受け取った方が頭を下げる、可笑しいね。上座に並んだ方々に対して一人ずつ順に頭を下げながら感謝状をお渡しするのが礼儀ってもんだよ、県庁さん)

しかし~、この上から目線は何だ! 感謝状だと、笑わせるなよ。受け取る側も何を考えとるのかねぇ・・・と思ったが、リストを見たら厚生労働省に逆らえない組織ばかりのようだ。一部にNPOも入っているが、4万からある全国NPOの中で厚生官僚のお目に止まっただけの拾い上げに過ぎないのだろう。
今次大震災、原発人災は終っていない、大臣が感謝状出して幕引きだなんて、決して思わない事だ。厚生労働省の職員食堂では食材は福島県産を中心に仕入れているんだろうな。そこんとこシッカリ広報するのが先だ。


郡山市、中3女子が急性白血病で死去

2013-04-13 23:37:00 | 原発震災

◇ 2013年4月8日、【報告】それでも、伝えたい福島の親の声:どんな被ばくと健康被害の中で生きているのか(郡山市からの報告1)『先月(3月)、郡山市の中学3年生の女子が急性白血病で亡くなりました。訃報を知った子どもたちはマスクをし始めたそうです。』

ふくしま集団疎開裁判
(4.13速報)【判決前夜アクション】今すぐ、判決に寄せる皆さんの熱い思いを表明して下さい!!、この2013年4月13日記事によると『4月13日現在、裁判所の判断(決定)は出ていません。それは私たち市民の声がまだ小さいからです。』 とのことです。しかし私はそうは思わない、裁判所が市民の声など考慮しているはずもなく気にもしていないはずです。
彼等は政府と相談中で長引いている、市民の声は安倍晋三政府、あるいは彼等の宗主国アメリカ合衆国政府に叩きつけるつもりで発信するのがよい。
裁判所の判断は、総選挙違憲判断と同様に政治的判断になるのだから、先に疎開受入れ体制を整える状況をつくり出しておくことは必要だ。
47-17=30道府県がそれぞれ福島の子供たちを受入れられるような体制をつくり上げるように全国各地の政治家が政府に働きかける。17の中でも汚染被害が子供たちには影響無いと判断できる地域は受入れの名乗りを上げればよい、震災瓦礫引受けよりもよほど日本国の維持に寄与する。「ニッポンを取り戻す」ってのはそういうことだよ。

◇ 2013年4月9日、【報告】福島は訴える(地産地消の学校給食と屋外活動制限解除の郡山市からの報告2)


以下について、甲府市からのコメント、山梨県庁からの情報など私には未だ確認できていないのですが、最近は年度初めの仕事をこなすのに手一杯でメディアニュースも公的サイトもほとんど読まずにいます。
調査を担当した桐生康生氏は山梨県、甲府市に縁がある人物なので、山梨県にも甲府市にもこの件の詳細情報は届いていると思っています。
何も知らされていないなら、よほどナメラレテいる事になるし、それに対して手を打てないだらしない行政ということになる。
情報が来ていて県民に広報していないなら行政としては隠しておきたい何かがあるということになる。
どっちにしても甲府市にとっても県庁にとっても極めてマズイ状況じゃないか、時限爆弾だ。

環境省、甲府市での甲状腺有所見率調査結果発表
詳細な調査結果は3月下旬に報告する予定(経緯はこの記事に書いています)

平成25年3月29日
福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果について(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16520
環境省から予告通りに発表されました。

山梨県甲府市では 1,366人が調査されて年齢構成は以下の通り
3~5歳     34人
6~10歳   379人
11~15歳  638人
16~18歳  315人

A2 判定が約 69パーセント(948人)、B 判定が約 1パーセント(15人)とのことです。
他都市の数値と比べて甲府市が多かったということは分かりました。
甲府市でこの調査の対象になった子供たちがどのように選ばれたのかは記事からはわかりません。


ふくしま集団疎開裁判サイト4月8日の記事に書かれているのですが、
『A2  5.0mm 以下の小さな結節 (しこり)を 認めましたが 二次検査の必要はありません。』 で、
『娘さんと同じテニス部の仲よしのお友達5~6人全員、5mm以下の『しこり』があり、A2との判定。でも二次検査は必要なしとのこと。 娘さんやお友達は、「病院が大丈夫って言ってるんだから大丈夫なんだよ~。どうせ死ぬんだし、自分ひとり助かったってしょうがないし~」と言っているそう。』・・・・・このような子供たちの会話には書くべき言葉がない。
「大丈夫だよ、甲府市でもA2 判定が約69パーセントだけど、誰も心配していないよ、あなた達も安心して長生きを目指してね」 と言おうか、環境省に成り代わって。


この件について、弘前市と、長崎市でも検索をかけてみましたが、関連する記事はありませんでした。一般的な検索でも、「うちの子が環境省の検査で・・・・」というたぐいの記事は出てきませんでした。
その一方で、環境省検査の問題を指摘する記事はマスメディア以外のサイトに多数ありました。代表的なものとしては、
「甲状腺異常」全国に広がっている(2013年4月4日 ゲンダイネット)
「あぁ、またゲンダイの記事か」 とスルーする人は多いかも知れません。

「鈴木眞一学会」のこと :県外3市の甲状腺検査結果(環境省) (2013/04/04 安禅不必須山水ブログ)
東京大学医科学研究所教授、上昌広?(かみまさひろ)氏のtwitter書き込みが引用されているのですが、今回の検査にある問題点の指摘は勉強になりました。「非盲検」という専門用語などこれからも使えそうです。
この記事で言及されていたのが、第30回日本乳腺甲状腺超音波医学会学術集会【2013年4月20日(土)~21日(日)】
私は「2013.03.08 環境省、甲状腺有所見率調査結果に甲府市を含む」の記事で、日本乳腺甲状腺超音波医学会についても書きましたが、『この調査について「競争入札」の執行者は、経産省資源エネルギー庁』、『あたかも「環境省」の仕事だとだれも疑わないように報道されていますが、予算執行権は、原発推進の経産省の、なかんづく原発推進の課が握っているのです。』と書かれていたこの記事には驚きました。

甲府市、長崎市、弘前市に対しては、環境省及び経産省双方から厳重な箝口令が出ているでしょう。だから黙して語らず。オカミには逆らえない地方行政の被害者が主権者国民なのは毎度の事です。(基礎自治体などという表現はもうやめにして、**代官所と称するのがよさそうです) それが分かっているから知事や市長の記者会見でメディアもこの件について質問はしないでしょう。
おそらく被験者の子供たち、保護者の方々にもこの件口止めでしょう。B 判定とされた子供たち、保護者の方々については個人情報ですから非公開は当然ですが、地域医療機関の支援により内々で二次検査が行なわれているかも知れません。

ABCCと放射線影響研究所、福島県民はこれと同じ状況下にあると思っていましたが、いまや日本国民全体がモルモットになっている。甲府の子供たちはポチ行政によってその先陣を承る栄誉を与えられたのでしょう。甲府市給食行政への要望を審査している議員のみなさんも、こういう記事は読んでいると思いますが、それでもなお否決したい為の審査継続・引き延ばしなら、甲府市の明日は期待できません。

この夏の参院選、候補者の皆さんはこの環境省調査結果についてもシッカリ確認してご自身の見解を整理しておいてください、ネット選挙です、有権者との情報交換を楽しみに待ちましょう。


横浜市が指定廃棄物申請との情報を確認してみた

2013-03-17 23:27:00 | 原発震災

下記に書いたリンク切れは、『健康福祉局健康安全課 - 平成25年3月15日作成 - 平成25年3月18日更新』 として復活している事を確認しました。RSSによれば  8:37 更新アップロードか。(2013.03.18 追記)


神奈川新聞-2013年3月15日横浜市が指定廃棄物申請へ、汚泥など5200キログラム/神奈川
要点は、『市立小中学校の雨水貯留槽内の汚泥の放射能濃度を測定していて、9校が今回の調査でも8千ベクレルを超えた。汚泥は5222キログラムだった。また2011年9月から2012年10月までに道路側溝などから回収し、鶴見、港北土木事務所で保管している堆積物を再調査したところ、約14キログラム分が8千ベクレルを超えていた。』
例によってソース確認・・・・

横浜市報道発表 2013年3月15日
放射性物質汚染対処特措法に基づく指定廃棄物の申請について (健康福祉局 健康安全課)
◇ 横浜市トップページ > 健康福祉局 > 放射線対策本部 >トップページ 
健康福祉局
 ● 健康福祉局 各部のページ
 ● 記者発表資料一覧 (健康福祉局)

プレスリリースがリンク切れと思えるが、神奈川新聞の情報は果たして公式公開されたものか、それとも耳打ち情報なのか、公開ページの要旨情報があるかどうかを確認してみた・・・
RSS 1.0 放射性物質汚染対処特措法に基づく指定廃棄物の申請について2013年3月15日 20:15
RSS 2.0 放射性物質汚染対処特措法に基づく指定廃棄物の申請について2013年3月15日 20:15
「放射性物質汚染対処特措法に基づく指定廃棄物の申請について2013年3月15日 20:15」
  本市が所管する施設から排出される予定の廃棄物について、国のガイドラインに基づき核種分析を行ったところ、1キログラムあたり8,000ベクレルを超える放射能濃度が検出されたため、指定廃棄物の申請手続きを進めます。

・・・ということで、この記事は一度は存在し、Webサーバーは通常処理をしたことが確認できた。

横浜市会議員 井上さくらのサイト からツイートを追いかけてみた・・・【コメントは井上さんのツイートから引用】
3月15日 1ページ目
横浜市は【放射性物質汚染対処特措法】に基づき、8,000Bq/kg超の指定廃棄物申請をする旨公表しました。神奈川では現状申請がないはずなので、これで県内最初の指定廃棄物です。画像:記者発表資料(全3ページ中の1枚目)

2ページ目-別紙1
放射性セシウムが8,000Bq超となり、指定廃棄物申請されるのは、学校に保管中の雨水利用施設の沈砂と除去した側溝汚泥等です。 画像:記者発表資料(全3ページ中の2枚目、対象となった学校と沈砂の放射能濃度)

3ページ目-別紙2
指定廃棄物申請される廃棄物のうち、除染して各土木事務所で保管している物の量と放射能濃度⇒画像:記者発表資料(全3ページ中の3枚目) いずれにしても学校敷地内とか土木事務所で分散保管するのではなく、集中して厳重管理したほうが良いと思う。


中央紙の神奈川版も一応は確認した・・・該当する記事は見つからなかった
朝日新聞
毎日新聞
読売新聞
産経新聞
東京新聞

井上さんがアップロードされた文書画像はダウンロードしてありますが、何か誤植とかがあって記事が削除されたのかもしれませんので公開は控えます。横浜市当局の再掲載を待ちたいと思います。原文はPDFファイルによる公開でしょう。
井上議員が連続ツイートの最後で、『自治体にとって、これまでの「薄めて拡散」だけでなく「固めて可視化」も選択肢にしようという端緒になったら良いと思っています。』とのツブヤキ、「固めて可視化」 という表現はなかなか面白いと感じました。
山梨県内の下水汚泥の事はこれまでに書いてきました。いずれ整理します。分かりやすく可視化・可読化して記録に残したい・・・ということで、この記事も山梨情報カテに・・・
山梨県、甲府市の月例放射線測定は校庭の真ん中で計っているだけでは意味が無いのだという話は、書いても意味が無いからやめときます。あるかも知れないものを無い事にする前提で仕事をさせられている(かもしれない)方々の内心の葛藤はいかばかりか、お気の毒に思っています。

神奈川新聞 2013年3月16日被災の記憶を心に刻む、宮城・南三陸町舞台の記録映画「うたごころ」、市内での上映会盛況/川崎
こっちをブログに書くつもりでいたのが、テーマがずれました。
ドキュメンタリー映画「うたごころ」公式サイト
原発震災も風化させてはならないと思っています。

時間が無いのでとりあえずリンクのみ-水島朝穂さんの記事 2013年3月18日 「復興の加速化」のなかでの忘却――東日本大震災2周年とイラク開戦10周年
「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」、忘却を誓わせられている人々の悲しさもある今の世の中。


3.11 2周年慰霊の日

2013-03-11 23:46:00 | 原発震災

追悼式典・国立劇場
追悼式典

天皇陛下のお言葉は、YouTubeで、ANNnewsCH 東日本大震災二周年追悼式 天皇陛下おことば あるいは FNNnewsCH 政府主催の震災2周年追悼式 天皇陛下がお言葉述べられる から拝聴できます。

私はパソコン作業中だったので甲府市議会中継に画面を切り替えて、議場で鳴るであろう弔鐘に合わせて黙祷するつもりでしたが、追悼式典に切り替えてそのまま視聴・録画しました。
お言葉の全文がYahoo!に掲載されている事を知りましたのでリンクしておきます・・・「東日本大震災追悼式 天皇陛下のおことば全文」(ソースは朝日新聞)
陛下のお言葉のあと、安倍晋三内閣総理大臣の式辞がありました。「未曽有」はさすがに「みぞう」と読んでいましたが、「被災者に寄り添いながら・・・」という文言もあり、これにはびっくりしました。彼の辞書にも国民に「寄り添う」という言葉が載っていたのか。
子供たち、弱者に寄り添いながら日本国を取り戻す施策を進めてくれるものと期待していいのかな、それはダメだろうな。

甲府市議会続行中

2013年3月11日、14時46分、質疑応答はそのまま進行していた甲府市議会
私はすぐに追悼式典に切り替えて、直立不動で黙祷しました。


手元の録画と照合して確認した天皇陛下のお言葉全文です。(句読点、使用漢字はYahoo!記事のママ)

本日、東日本大震災から2周年を迎えるに当たり、ここに一同と共に、震災によりかけがえのない命を失われた多くの人々とその遺族に対し、改めて深く哀悼の意を表します。

 2年前の今日、東日本を襲った巨大地震とそれに伴う大津波により、2万人を超す死者、行方不明者が生じました。震災後に訪れた被災地では、永年にわたって人々が築いてきたふるさとが痛々しく破壊されており、被災者の悲しみはいかばかりかと察せられました。一方、この厳しい状況の中、被災地で、また、それぞれの避難の地で、気丈に困難に耐え、日々生活している被災者の姿には、常に深く心を打たれ、この人々のことを、私どもはこれからも常に見守り、この苦しみを、少しでも分かち合っていくことが大切だとの思いを新たにしています。

 この度の大震災に際して、厳しい環境の下、専心救援活動に当たった自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体関係者、多くのボランティア、そして原発事故の対応に当たった関係者の献身的な努力に対し、改めて深くねぎらいたく思います。

 諸外国からも実に多くの善意が寄せられました。物資や義援金が送られ、また、救援の人々も多数来日し、日本の救援活動を助けてくれました。また駐日外国大使など日本に住んでいる外国人を始め、災害発生後の日本を訪れる多くの外国人が、被災地に赴き、被災者を励ましてくださっていることに感謝しています。

 この度の津波災害において、私どもは災害に関し、日頃の避難訓練と津波防災教育がいかに大切であるかを学びました。この教訓を決して忘れることなく、これから育つ世代に伝えていくことが大切と思います。今後とも施設面の充実と共に、地域における過去の災害の記憶の継承、日頃からの訓練と教育などにより、今後災害の危険から少しでも多くの人々が守られることを期待しています。危険な業務に携わる人々も、この度の経験をいかし、身の安全が確保されることに工夫と訓練を重ねていくよう願っています。

 今なお多くの苦難を背負う被災地に思いを寄せるとともに、被災者一人びとりの上に一日も早く安らかな日々の戻ることを一同と共に願い、御霊への追悼の言葉といたします。


さよなら原発まつり

2013-03-09 23:20:00 | 原発震災

2013年3月9日、山梨県甲府駅の北口広場(よっちゃばれ広場)を中心に開催された「さよなら原発まつり」に出かけました。
出かけたと言っても会場にいたのはほんの30分ほどです。前日から既に24時間以上不眠不休で仕事をしていて、寝る前にとにかく行ってこようという程の参加に過ぎませんでした。別記事に書く予定ですが、「市民発 土壌・肥料測定プロジェクト 山梨版放射能汚染マップ」の印刷版を入手したかったのです。内容は既にネットから確認しているので、印刷版は身内の子供たち渡す予定です。
会場の「いのち・むすびば」ブースで、DAYS JAPAN の3月号が思いがけず手に入りました。これは都内に出かけた時に手に入れるつもりだったのでラッキーでした。今月号のこの雑誌についても別な記事に書き残したいと思います。

よっちゃばれ広場西側に設営されたフリーマーケット
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藤村記念館では映画「きょうを守る」を上映中だったようですが、途中からでは失礼なので遠慮しました。次のチャンスを待ちたいと思っています。午後から開催される集会のステージが設営中でした。よっちゃばれ広場の全体を眺めて、なるほど設営に工夫があり、実行委員会の方々はご苦労されていると感じました。集会も出たかったのですが、もう眠くてしかたない。疲れ果てています。

準備中のステージ
さよなら原発まつり

追記-2013年03月09日 甲府のデモに行ってきた(りっぱなロバ使い(?)さんの記事)
追記-「さよなら原発まつり」に参加しました(甲府市議会議員 清水英知さんの記事)
追記-YouTube で当日の動画が掲載されています・・・ 青空マーケット | メイン会場とデモ | 寸劇  原発戦隊スイシンジャー
追記-LIAの写真展は、3月10日以降は(可能性として)甲府駅隣の県立図書館。3月17日も(可能性として)北杜市長坂町コミュニティーセンターに巡回する予定です。
追記-原発ゼロをめざし各地で行動(日本共産党山梨県委員会 2013年3月11日記事)

私の記事の流れは、2013.02.12 さよなら原発まつりフリーマーケット受付中、2月20日締切 及び 2013.03.02 さよなら原発まつり@甲府 3月9日として書いた2本です。

オムライス@どんぐり 戻る前に食事をしておこうと、今年になって初訪問ですが甲府市歴史公園の向い側にある「COFFEE LOUNGE どんぐり」に立ち寄り、定番のオムライスとコーヒーで空腹を満たしました。

甲府市議会3月定例会
平成25年3月市議会定例会日程
質問戦は3月11日(月)~13日(水)、3月14日に常任委員会、継続審査の給食問題の審議もあり。15日に本会議で委員長報告
発言通告一覧
その後は予算特別委員会が続き、3月28日(木)に閉会。
質問戦を視聴できる時間があれば記事に記録する予定。3.11 14:46 時点の議会中継だけはなんとか視たいと思っています。今、この日本国の状況を考えれば、甲府市長からなんらかのメッセージが発せられるかもしれません。

3.11前後のイベントを北杜市を中心に整理してみました。(ほくと未来ネットワーク)
山梨県内の3.11関連イベントが一覧できる便利なページを作成してくださいました。
さよなら原発まつり 3月9日(土)(ictkofuの記事です)