樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

冬の思い出-2

2024年03月21日 | 野鳥
前回に続いて、今冬に観察・撮影できた鳥のご紹介です。
私が「最も美しタカ」と思っているハイイロチュウヒの雄を求めて、京田辺市の農耕地へ3回、近くの巨椋干拓地へ2回出かけました。結果、雌には4回遭遇したものの、雄には出会えずじまい。現地で数時間過ごす間、目的とは違う鳥を見つけて時間つぶししていました。
まず、チョウゲンボウの雌。以下の動画の前半は元旦に新しいカメラ(Nikon)で撮影したもの。時間的には能登半島の地震が発生する前ですが、正月早々、私はのん気に鳥見に現を抜かしていたわけです。この電柱は彼女の定位置になっているようで、白い糞の跡がそれを示しています。
後半は1月4日の撮影。新しいカメラでは飛ぶ鳥が追いきれないので、古いカメラ(Panasonic)を持って行きました。この30分後、ハイイロチュウヒの雌が現れました。



1月30日、3回目の訪問時、カメラを構えて待っていると、すぐ上の電線にタヒバリが止まりました。珍しい鳥ではないですが、「そういえば、じっくり見るのは久しぶりだな~」と思って撮影しました。



2月13日は探鳥会の下見で奈良の平城宮跡へ。ミコアイサやオオジュリンは「奈良で鳥見」と「雨の探鳥会」でご紹介しましたが、大極殿の前の草原にいつものようにヒバリが数羽いました。
この日はまだ囀っていなかったですが、今ごろはもう「ピーチク、パーチク」と歌っているでしょう。



このほか、この冬は宇治川、京都御苑、丹後の離湖などあちこちで鳥見を楽しみました。そろそろ次の季節の鳥を迎えるために、シフトチェンジしなくては…。
コメント (2)
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