
【産地ならではの漁師料理】

ナマコの代表的な食べ方は酢の物です。コリコリした歯ごたえと、
磯の香りがたまらないですよね~!

しかし、瀬戸内地方の漁師料理で「ふくらぎ」と言うナマコ料理が
あります。

ハラワタを取り除いて、適当な大きさに刻んだナマコを沸騰した
お湯にくぐらす・・・・ナマコのジャブジャブのようなもの。

これを、なます風に味付けし、すりおろした山芋などをかけて食べ
る料理。「ナマコは火を通すと柔らかくなり、また違った食感を楽し
めるんじゃ」と・・・・!なんとも精力のつきそうな一品ですね。
























【うんちく】

一般的に流通しているのは「マナマコ」です。

ナマコは軟体動物ではなく、ウニやヒトデの仲間で棘皮(きょくひ)
動物です。

海へ行って知らずにナマコを踏んでしまった時に、ナマコがネバネバ
した糸状のものを吐き出したり、内臓を吐き出すのを見たことがある
と思いますが、この糸状のものは「キュビエ器官」と呼ばれるもので
、刺激されると肛門から吐き出します。

この糸が魚のエラブタにからみつくと、魚はエラを動かせなくなって
死んでしまいます。

もう一つの技は「自切」です。トカゲの尻尾のように危険を感じた時
に体の一部を自分から切り離します。
動きの遅いナマコの地味な抵抗ですね~!

こんな、強い生命力から、中国では古くから精力剤として珍重され
ました。陸の精力剤「高麗人参」になぞられて中国で「海参」呼ばれ
る事は既に記しましたが、ニンジンはニンジンでも、高麗ニンジンの
事なんですよ~!



















(


【種類】

マナマコは体色によって、呼び分けられます。

赤褐色のものを「赤ナマコ」、暗青緑色から黒に近いものを「青ナマ
コ」と呼び分けます。

色の違いは、生息場所の違いで、赤ナマコは岩礁地帯に住み、青ナマ
コは砂地の海底に生息します。

味は赤ナマコの方が良いとされ、高値で流通しているようです。

青ナマコの中でも特に黒色に近いものを、「黒ナマコ」とも、呼び分
けますが、沖縄以南には、標準和名で「クロナマコ」と言う別種が
存在しますので、お間違いなく・・・・ややこしい~!
























海鼠(ナマコ)・マナマコ
【語源】

海の鼠(ネズミ)と書いて、ナマコと読むのは、夜になるとネズミの
ように海底をはいまわるからとか、見た目が、ネズミの後姿に似て
いるから・・・・などと言われています。

古くは、ナマコは単に「こ」と呼ばれていたようです。

生の「こ」が「なまこ」と言うわけです。

また、中国名は「海参」海のニンジンです。英名は「sea cucumber」
海のキュウリとか「sea sausage」海のソーセージと言います。

インパクトある姿をしているので、見た目から命名が多いようです。





















ホッケ
【語源】
ホッケはアイヌ語では「ポッケ」と言います。
漢字では、魚辺に花と書きます。これは、稚魚がコバルト色で、
群れで泳ぐと花の様に美しい為。
北の花→ほくか→ほっけ となったと言う説もあります。
また「ホッケ」という言葉の語源は、日蓮宗の法華経に関わりがある
ともいわれています。
【旬】
旬は冬です。初春までは美味しいです。
ホッケ茶漬け
マホッケ
【うんちく】
ホッケには「マホッケ」と呼ばれる種類のものと、「キタノホッケ
(シマホッケ)」と言われる種類があります。
一般的には、マホッケの方が美味しいとされていますが、土地や
食べる人によって評価は違うようです。マグロ君は、魚の旨みは
「マホッケ」。脂ののりは「シマホッケ」だと思いますよ~!
さて、ここではマホッケを中心にうんちくを展開したいと思います。
マホッケは出世魚のように、大きさによって呼び分けます。
15㌢前後の稚魚を「アオボッケ」。25㌢位のを「ローソクボッケ」。
30㌢位のを「マホッケ(ハルボッケ)」。40㌢以上の成魚で岩礁地帯
に住みついたのを「ネボッケ」といいます。
味・脂ののりは、やっぱり「ネボッケ」が最高です。
真ホッケの刺身
ニシン漁が盛んな頃は、ニシンの卵(数の子)を食べる害魚として
忌み嫌われ、根絶やしにすべきだ・・・とまで言われました。
今となっては、このホッケが数の子を食べていたかどうかは、はっき
りとしませんが、可愛そうな汚名を着せられた時代もありました。
マホッケ
マホッケの煮つけ
【ブランド・産地】
主な産地は北海道です。全国の漁獲量の90%を占めます。
ブランド化とまではいきませんが・・・北海道羅臼のマホッケは
最高級品と言われています。
また、開き干しでは、福島県小名浜の「判助の干しホッケ」は最高に
美味しく、ブランド化に近い商品と言えます。
小名浜判助のホッケ干しはこちらで・・・・!
ホッケの飯ずし
【産地ならではの漁師料理】
ホッケで最もポピュラーなのが、開き干しでしょう。
濃厚な脂と肉厚な身がたまりません。しかし、漁師さんは、
「ホッケは刺身だ。」と言います。鮮度の良い物だけしか食べれない
ようですが、「白身のトロ」と呼ばれているとか・・・・!
もう一品は「ホッケの飯ずし」。
食べやすい大きさに切ったホッケとご飯と米麹、生姜、唐辛子、塩、
ニンジンを漬け込んだもの。
10月頃に仕込んで、食べごろは12月から・・・!
ビール、日本酒に最高の一品です。
【栄養と効果・健康】
たんぱく質・脂肪分は比較的少なめ。
ミネラルでは、血圧上昇を抑えるカリウム、骨の原料のリン、貧血を
予防する鉄、亜鉛・銅を多く含む。
ビタミンでは若返りのビタミンと言われるE、赤血球の合成を促す
B12を極めて多く含んでいます。
ビタミンB群のひとつで、ストレスにさらされた時に放出する副腎皮
質ホルモンの合成を助けるパトテン酸も豊富に含みます。
貧血と美容・・・・・女性にお勧めの食材です。
冷凍シマホッケ
羅臼のシマホッケ
マホッケの活造り
マホッケのしゃぶしゃぶ
いつも応援ありがとう~
【155代目進化バトン】

※気に入らない質問を一つ削除して、新しい質問を一つ
加えてください。
進化バトン[○代目]の数字をカウントアップさせて下さい。

1)今現在携帯の待ち受け画面に使っているのって何?
北海道霧多布湿原の写真です~!




2)1日だけ異性になれたら何をしたい?
キャバクラで働いてみたい・・・!

3)昔の雑誌はどう整理してる?
捨ててます。

4)これだけは手放せないものってなぁに?
プラチナのネックレス・・お守りがわりだから・・。

5)最近気になっている人物は?
最近だけではないですが、織田信長!最も尊敬する人だから。

6)今までに人生で一番大きな買い物は?
パネライの腕時計

7)消す質問は?
お部屋は何色のものが多いですか?
8)追加する質問は?
今まで食べた魚で一番美味しかったものは?
大きい「たかべ」の塩焼き

9)無責任にバトンを5人にばらまいてください 。
誰か・・受け取って~!
バトン得意な、湘南のひろさん~
ashさん・・・前、受け取ったので・・・
よろしく~!























【産地ならではの漁師料理】

ホッケで最もポピュラーなのが、開き干しでしょう。

濃厚な脂と肉厚な身がたまりません。しかし、漁師さんは、
「ホッケは刺身だ。」と言います。鮮度の良い物だけしか食べれない
ようですが、「白身のトロ」と呼ばれているとか・・・・!

もう一品は「ホッケの飯ずし」。

食べやすい大きさに切ったホッケとご飯と米麹、生姜、唐辛子、塩、
ニンジンを漬け込んだもの。
10月頃に仕込んで、食べごろは12月から・・・!

ビール、日本酒に最高の一品です。
























【ブランド・産地】

主な産地は北海道です。全国の漁獲量の90%を占めます。

ブランド化とまではいきませんが・・・北海道羅臼のマホッケは
最高級品と言われています。


また、開き干しでは、福島県小名浜の「判助の干しホッケ」は最高に
美味しく、ブランド化に近い商品と言えます。

小名浜判助のホッケ干しはこちらで・・・・!
























【うんちく】

ホッケには「マホッケ」と呼ばれる種類のものと、「キタノホッケ
(シマホッケ)」と言われる種類があります。

一般的には、マホッケの方が美味しいとされていますが、土地や
食べる人によって評価は違うようです。マグロ君は、魚の旨みは
「マホッケ」。脂ののりは「シマホッケ」だと思いますよ~!


さて、ここではマホッケを中心にうんちくを展開したいと思います。
マホッケは出世魚のように、大きさによって呼び分けます。

15㌢前後の稚魚を「アオボッケ」。25㌢位のを「ローソクボッケ」。
30㌢位のを「マホッケ(ハルボッケ)」。40㌢以上の成魚で岩礁地帯
に住みついたのを「ネボッケ」といいます。

味・脂ののりは、やっぱり「ネボッケ」が最高です。


ニシン漁が盛んな頃は、ニシンの卵(数の子)を食べる害魚として
忌み嫌われ、根絶やしにすべきだ・・・とまで言われました。

今となっては、このホッケが数の子を食べていたかどうかは、はっき
りとしませんが、可愛そうな汚名を着せられた時代もありました。



























