世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

真子鰈(マコガレイ)

2006年08月13日 00時07分57秒 | 春が旬の魚



真子鰈(マコガレイ)



【語源】
カレイの語源は朝鮮半島近海で多く獲れるので「韓エイ(カラエイ)
」から来ている。また、「エイのような形の魚」から来ているとも
言われる。


          マコガレイの刺身



【旬】
「夏ガレイは犬も食わぬ」と言われ、カレイの大半は冬が旬。
しかし、マコガレイの旬は春である。




       マコガレイの昆布〆

【うんちく】
「左ヒラメに右カレイ」。腹を手前(下)に置いたとき、目が
右側に来るのがカレイ。大衆魚として親しまれてきましたが、近年
漁獲量が減り、高級魚になりつつあります。中でも最も馴染みが深
く、流通度が高いのが、真ガレイとこのマコガレイ。
見分け方は裏が真っ白なのがマコガレイ。黄色いラインが入ってい
るのが真ガレイです。
また、日本海側では「クチボソ」とも呼ばれ、口が小さく、尖がっ
ているのが特徴。

水深100m以浅の砂底または砂泥底に生息し、甲殻類・二枚貝などを
捕食する。産卵期は12~4月。北に行くほど遅い。



      まこがれいのアップ







    マコガレイ刺身の いり酒漬け

 

     城下鰈の唐揚げ

【ブランド・産地】
大分県日出(ひじ)町で水揚されるマコガレイは、江戸時代から
「その美味比べるものなし」と伝わり、「城下(しろした)ガレイ」
と呼ばれる。その秘密は漁場。暘谷(ようこく)城下の漁場は海底
から真水が湧き、それが餌を豊かにし、美味しいマコガレイが育つ。
名の由来も城の下(近くの沖)で獲れるから・・・・・。
特に美味しい時期は5・6月。

「城下がれい」は歴史にも登場する。
秀吉の正室、ねねの一族、木下候が日出に城を構えたいた頃、4年
に一度のうるう年に生きた城下ガレイを早馬で運んで殿様に献上
したという記録も残っている。




マコガレイの唐揚げ

【産地ならではの漁師料理】
煮付け、塩焼き、唐揚げなんでも美味しいが、鮮度の良いもの、
特に城下ガレイとなると刺身。刺身で食べないともったいないです
よね。生涯に何度も食べれる代物ではありません。




     マコガレイのにぎり寿司 鯛の酒盗のせ




       城下ガレイの刺身

【栄養と効果・健康】
高たんぱく・低脂肪。肝機能が低下し、「良質のたんぱく質は必要
だが、脂肪は制限されている」と言う人には最適。
また、カルシュームも豊富で、そのカルシュームの吸収を促進する
ビタミンDも豊富。骨粗しょう症の方にピッタリ。
タウリンも豊富に含むため、生活習慣病予防にも良い食材です。
ドンドン食べましょう。




      マコガレイのエンガワのにぎり寿司





       マコガレイの煮付け  

   


         マコガレイ昆布〆のにぎり



      マコガレイのキモのせ刺身




     マコガレイとマグロの酒盗の和え物




マコガレイの情報ドシドシお待ちしています。









     マコガレイのにぎり寿司




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