つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

北朝鮮と米国

2022-01-27 | Weblog

これは丸谷元人さんのメルマガからです。

2022年に入ってから、
まだ1ヶ月も経っていない
今日までの間に

北朝鮮は4回(計6発)のミサイルを
日本海に向けて発射しました。

防衛省は、一番最近の17日に
発射された2発の弾道ミサイルについて、

2019年3月などに
発射されたものと同じ型の
短距離弾道ミサイルとみられるとし、

北朝鮮の軍事動向について
引き続きアメリカなどと
緊密に連携を図りながら
日本の平和と安全の確保に万全を期す
と発表しましたが…

このミサイルはアメリカの
短距離弾道ミサイルである
「ATACMS(エイタクムス)」に
そっくりだったようです。

日本を守ってくれるはずの
アメリカがまさか北朝鮮に
ミサイルを供給しているとは
考えたくはありませんが、

どうやら、国際社会においては、
そのような生優しい期待は
通用しないようです。

本日は、国際軍事に精通する、
危機管理ジャーナリストの
丸谷元人先生にお聞きした
北朝鮮のミサイルについての見解を
ご紹介させていただきます。

2019年に北朝鮮が発射した
ミサイルについて、軍事専門家の方や
防衛省の出身の先生が

「あれは完全にアメリカ製だ」
「いや、あれはアメリカの兵器に
 似ているけれども、違うのだ」  
と各々に分析されていますが、
問題はアメリカ製にそっくりなミサイルを、
どうして北朝鮮が持っているのかということです。

ここまで酷似しているということは、 
やはり技術をしっかり盗んでいる、
そうでなければ、誰かが供給している
ということになるでしょう。

おそらくは、アメリカ製だったのでしょう。 
なぜなら、私にはこのような
精巧なミサイルを北朝鮮が
自国で作り出せるとは
到底思えないのです。

なんせ、巨大な軍需産業を持つ
アメリカやロシアが何千億円もの
設備投資をしてやっと作れる代物です。

それをどうして、鳥取県や島根県と
同じくらいの GDPしかない北朝鮮が
年に何度も景気良く花火のように
打ち上げられるのでしょうか。

すると、誰かが後ろから
それを提供しているのは
間違いないわけなのです。 
「風が吹けば桶屋が儲かる」
ということわざがありますけれども、

「北が撃てばアメリカが儲かる」
ということなんではないかと思っています。

北からミサイルが飛んでくると、
韓国も日本も一生懸命になって

「イージス・アショアを買わなくては、
 ○○ミサイルシステムを買わなくては」
と言って、何千億円規模の
高額な防衛システムを言い値で
買ってくれるということがあるので、
何か関連性はあるのではないかと見ています。

そして、おそらくこういったことが、
国際政治の裏側にある
本当のところに近いのだろうなと、
私は個人的には思っております。 
 

また、これだけ人工衛星が
発達している中で、
こんなに大きなミサイルの
輸送を発射直前になるまで、
本当に誰も察知できないのか
という疑問もあります。 

ロシアや中国の国境から
鉄道か何か、もしくはトラックで、
こんなに⻑いミサイルを 
運んでくるわけです。
「当然それを察知できるのではないか」
と思うのですけれども、
そういう話は出てこないのです。 

普通に報道を読んでいますと、
「北朝鮮がミサイルを撃った」
といきなり書いてありますが、

そもそも、
"なぜそんなミサイルを撃てたのか”
ということなんです。 

 日本の報道だけ見ていれば
「北朝鮮というのは閉ざされた国だ」
と思ってしまうかも知れませんが、

そう思っているのは、
日本人くらいの話であって、
実際は、世界中の百何十カ国とも
国交を持っておりますし、
大使館も持っておりますし、

年間何十万人ものヨーロッパ系の
外国人旅行者を受け入れておりますし、
結構いろいろとやっているのです。
  
 その平壌空港を経由して旅行していた人から、
「平壌空港で日本の横田基地行きの
 飛行機の案内が出ていましたよ」
という発言が何年か前にありまして、
実際に私も写真を見ました。

「横田と平壌の間をつないでしまっている
 飛行機があるのか」と思いましたけど、 

横田基地というのは日本の領土ではなく、
カリフォルニア州だそうですから、
厳密に言えば 日本の領土ではなく、
日本に文句を言う資格はないのです。

ただ、「そういった飛行機で
いろいろな部品を運んでいたり
しなければいいな」 と思うばかりです。


頂き物のトラ

コメント (4)
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