つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

歌会始

2022-01-19 | 短歌

 昨日は宮中歌会始。14000首の中から10人が毎年選ばれ、皇居に招待されます。お題は、窓。昔一度だけ出したことがありますが、常に1万首ほどの投稿があり、1000倍ではとてもとても。40年も前の事でした。そのころ岐阜にNさんというアララギ会員の方が入選され驚いた記憶があります。当時は関西にいたのですが、アララギ会員の岐阜会員のページをよく見ていました。その方は、その後歌会始に入選した悦びをアララギ誌に詠まれていました。今は故人と聞いています。今年は岐阜県はゼロです。

 今年の歌会始は、愛子さまがはじめて出されていましたが、学業を優先し、会には欠席でした。雅子さまの紫の衣装は、後ろの屏風の色とも合い、他の女性皇族の衣装ともマッチしていました。天皇陛下は、昨年と同じく、コロナ禍をテーマに詠まれました。来年の御題は「友」発表とされました。

 歌誌「あけび」の東京の川坂浩代さんも入選を果たされました。かつては歌誌を交換していた結社の方です。

パソコンの小さき窓にそれぞれの日常ありて会は始まる

 

中日新聞1/18付け夕刊

コメント (2)
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